塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ベースボール・マガジン社、なでしこリーグ30周年を特集する

2018-09-27 22:18:43 | 日記
 ベースボール・マガジン社が「なでしこリーグ30年の軌跡」と言うムックを刊行しました。

 高倉麻子日本代表監督、そして本田美登里監督の姿が確認できます。

 僕は店頭で軽くめくっただけでしたが、30年の流れがよく把握できると思います。

 僕が思うに、プロかアマチュアかは別にしまして、ここまで長く女子競技がリーグとして存在することは、世界的にみても稀ではないか、と思います。

 米国ではWNBAが一定の評価を得ていますし、その容姿から興味本位で見られることもあるランジェリー・フットボール、プレイしている女性たちは、本当に真剣です。

 一方で米国女子サッカーは、代表が常に強豪であるにも関わらず、リーグは幾度も編成してきたわけですしね。

 現在のなでしこリーグも

 選手は自分たちで弁当販売を行う
 選手たちが開始前、試合終了後のいずれかにサイン会を披露

 というように、ある意味課外活動を試合とくっつけることに腐心してきました。

 それは選手たちからすれば、直接の試合内容に直結しない事柄でしょうが、最近では男子でも選手が弁当を開発することは珍しいことではなく、プロ野球でも確認できます。

 長野パルセイロ・レディースが2015年10月25日、ホーム南長野で1部昇格を決めた際は、多くのファンが自分の事のように祝福したものです。

 実は僕、この日休日だったにもかかわらず、漢字検定試験を申し込んでいたため、観戦できていないのです。

 その年12月1日だったと思いますが、善光寺門前でのパレードには参加できましたけどね。

 こうしてファンが選手たちを讃え、選手たちがファンを讃えたことが30年という年月に繋がった気がします。
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初めて本格的なマッサージを受けて

2018-09-27 19:53:37 | 日記
 部署移動して3週間。

 体が疲労で悲鳴をあげていたので、初めて本格的なマッサージを受けてきました。

 我が家から一番近い店舗にお邪魔し、30分コースを受けたのですが気持ち良い、という感覚では「痛い」という感覚の方が勝っていました。

 テレビ登板で足裏マッサージを施され、悲鳴をあげる、悶絶する場面がありますが、なるほど、肩や腰でこれだけ痛いと思うのだから、彼らの反応はもっともだと感じましたね。

 揉んでもらいながら思ったのは

 金のある選手は自費で栄養アドバイザーや鍼灸師を雇える
 ではJ3やアマチュアリーグの選手たちはどうしているのだろうか

 というものです

 スパイクも自費ならば、やはり体のメインテナンスも自費なのでしょう。

 逆に言えばそうした中から、

 「早く1部リーグの選手になりたい」
 「スパイクを自費ではなく供給されたい」

 と考えるものなのでしょうね。

 でも、僕にはそこまでのハングリーさがあるかとえいば、そんなことは無いんですが。

 マッサージを終えると確かに腰が軽くなった気がしましたし、マッサージや指圧は東洋医学の範疇で、西洋ではあまりみかけないと聞きました。

 西洋人は湿度が低いお国柄もあり、シャワーですませますが、日本人は湿度が高いことを含めて、疲労回復のために入浴します。

 中村俊輔がセルティック時代、やはり熱い風呂につかることで英気を養ったわけですが、Jリーグでプレイする外国籍の選手たちも、マッサージを良い物を考えているに違いありません。

 ちなみに海外の方は帰国すると、立ち食い蕎麦が懐かしくなるといいます。
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レベルの低い場所へ出かける勇気

2018-09-27 01:58:45 | 日記
 レベルが高いところから低いところへ向かうことは、むしろ困難を極めると思うのです。

 例えば日本にメジャーリーガーがやってくると、

 「どんどんホームランを打って、勝利に貢献してくれるに違いない」

 とファンは想像しがちです。

 しかしタイガースのグリーンウエル、スワローズのホーナー、そしてジャイアンツのバーフィールドは、大リーガーとしての存在は皆無でした。

 タイガースでいえばオマリーやランディ・バースのように、米国で華々しい活躍が例えなくとも

 「日本の生活にまずは賢明に適応しよう」
 「そして謙虚な姿勢で、相手投手と対戦しよう」

 という心構えがあったに違いありません。

 つまり大リーガーたちの多くは、心の中でレベルが落ちる日本で活躍できるのは当然さ、金を稼いで短期で帰ろうという自身の驕りとプライドを、心から消すことは出来なかったんでしょうね。

 さて、かつてのアマチュアだった日本サッカーにも、何故かブラジル代表経験者のビッグネームが来日していました。

 ジョルジーニョ 豊田自動車
 ゼ・セルジオ 日立
 オスカール 日産自動車

 その極め付きが住友金属と契約したジーコなわけですが、よくこんなレベルの違いと生活習慣の違いに我慢したなと思いませんか。

 カリオカが来日した当初

 「醤油の匂いがきつくてね」

 と違和感を感じたと聞きましたが、食習慣の違いは顕著ですよね。

 ホペイロもいない、土のグラウンドでJSLよりも冬の選手権で活躍した高校生の方が知名度がある。

 やってられないよ!!
 アマチュアはこれだから!!

 と思うことは何度もあったでしょう。

 でも、彼らが日本サッカーと日本を見捨てなかったことが現在に通じる道を切り開いたことはわすれてはいけませんよね。
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改めて考える広島カープとサンフレッチェ広島のコントラスト

2018-09-27 01:35:21 | 日記
 テレビの取材班が福岡へ飛ぶと、結構な割合でソフトバンク・ホークスのシャツを着ている方を見かけます。

 これが広島なら猶更で、広島東洋カープの野球帽、シャツ、メガホンはすごくポピュラーのようです。

 この現象がリーグ優勝や日本一日用品近い存在だから起きているのか、それとも下位争いでも同様のことが起きるのかは、観察しがいがあると思います。

 もし福岡でアビスパの人気が過去と変わらないようであれば、それはJ1とJ2を行き来している成績に理由があるのか、過去に債務超過に陥ったような問題が尾を引いているのかなど、考えることはあると思うのです。

 でも、サンフレッチェの場合は少し特殊と感じます。

 昨年は下位に低迷し、監督を交代してようやく1部残留を果たすなど、散々なシーズンでした。

 しかし2018年は首位を堅持していますし、何より

 1・サンフレッチェを率いて3度のリーグ優勝を果たした人物が現在の五輪、日本代表監督
 2・その森保監督は代表に佐々木と青山を招集
 3・日本代表、五輪代表経験者は過去にも存在した

 というように、サンフレッチェが支持を得られるだけの理由は、すごく抱負ではないでしょうか。

 サンフレッチェのユース組織はすごく整備されており、森崎兄弟はその代名詞ですよね、

 広島カープが「マツダ・スタジアム」という庭を持って以降、観客動員数が大きく上昇したように、サンフレッチェはやはりスタジアム問題が長引いている印象が強いと感じます。

 サンフレッチェが国内で優勝し、チャンピオンズ・リーグやスルガ銀行杯で海外クラブと戦う機会を増やす。

 それは自然に広島の街が、アジア、南米諸国に打電されるわけです。

 嫌味を言えばカープが日本一になることがすごい事、でもその影響が国内にしか波及しません。

 だったらサンフレッチェがアジア各国で戦う意義、見えてきませんかね。
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