goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

無意味な比較と個人の意思

2018-09-09 00:42:11 | 日記
 子育て支援の拡充、正規雇用、非正規雇用問題など、日本の出生率問題が様々な角度から議論されています。

 昨日、南長野運動公園に出かけた際、多くの親子連れがパルセイロ・ジャージを着用し、売店で買い物をしている姿を見るとそうは見えませんがね。

 ただ移民の受けいれや、多くの外国籍の皆さんがレジ打ちをしていることを見ると、子供だけでなく日本そのものが人手不足に陥っていることが良くわかります。

 ではなぜ出生率が下がり、僕のような未婚が多いのか。

 それは給料の問題でもないし、保育所の問題でもないと思いますよ。

 僕個人の「勝手な」見解でいえば、責任と上の世代からの意味のない批判です。

 僕は親だろうが子だろうが、最終的には赤の他人様だと思います。

 ですから昨今ひどい殺傷事件や交通事故、薬物問題が世間を騒がせますが、自分ひとりで生きているならば自分の仕草、動作全てに「自分で」責任を負えます。

 仮に失業したり、病気になっても他人様からとやかく批判されることはないわけですからね。

 「お宅の息子さん、あんな有名企業で働いていて羨ましいですわ」
 「うちの息子なんて、本当にだらしがなくて」

 という街角での発言は、今も昔もありますよね。

 言われている方は、どんなに嫌な気分なのか話している方はわからないのかと思いますが、わからないから話しているわけです。

 ですからきっと今の世代は

 1・親が起こした不祥事で自分が批判されるのは勘弁
 2・子供が起こしたことで自分が批判されるのは勘弁
 3・自分の金は自分のために自分の価値観で使いたい

 と思うのは当たり前ですよ。

 僕だって両親から過去の問題を幾度も蒸し返され、

 「俺はお前の世代、これくらいの給料を稼いだもんだ」

 と自慢されても、僕の閉そく感、劣等感は急上昇するだけですし、当時のバブル世代、銀行利子の在り方と為替の問題を考慮すれば、今の時代と比較することは本当に無意味だと思いますが。

 よくメッシとロナウドがペレやクライフと比較されますが、本人たちには嫌味な企画でしょうね。

 僕はひとりにある程度慣れっこですが、やはりひとりでは周囲の偏見に晒されるリスクもある、だからこそ若い世代ほどインターネットとSNS,ゲームに依存するのではなかろうかと感じます。

 日本は今美化されていますが、どこか大袈裟ような気がしますね。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて思うライセンスの難しさ

2018-09-09 00:19:58 | 日記
 日本で展開されているコンバースの品ぞろえが米国本国と異なるのは、コンバースUSAと日本で商標権を持つ伊藤忠が別会社のためです。

 米国でも店舗限定で発売しているファースト・ストリングスは、個人で購入して持ち帰ることは出来ても、店舗がバイヤーを通じて大量に買い付けたとしても、伊藤忠の要請により税関で没収されてしまうようです。

 サッカーでもアドミラルはどこか通好みの印象ですが、最近はスニーカーのラインアップが充実しており、長野市周辺ではお馴染みシューマートで購入できます。

 そのアドミラルも日本のスニーカー市場では双日が商標権を持ち、英国本国とは別の形で展開しているようです。

 このようにライセンスというのはなかなか面倒なのですね。

 本国と連動する形で商品提供するのであれば、日本法人と言う形で事業展開することが望ましいと感じます。

 東洋経済新聞から刊行されている「シュードッグ」が今も話題ですが、ナイキも過去はブルーリボン・スポーツという企業名で、米国でのオニツカ・タイガーの卸売りをしていたわけですし、当時はここまでの売上を誇るとは思えなかったはずです。

 プーマはコサ・リーベルマン
 アディダスはデサント
 サッカニーは東海スポーツ

 というように、過去は代理店経由で日本市場を開拓していた企業も、2018年の現在では様子は一変しています。

 逆にミズノ、アシックス、ゴールドウイン、そしてデサントと日本企業が海外進出を果たす際にも、現地の取引先は神経質になったでしょうし、雇用問題や為替など考慮すべきことは多かったと思います。

 ビジネスのスピードは機械の進歩と共に大きく変化しますし、良質の商品も販路が無ければ思うようにいきませんしね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする