塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

偉人たちが表舞台から去る時

2018-09-15 01:52:43 | 日記
 安室奈美恵さんのラスト・コンサートが開かれる沖縄県には、沢山のファンが来訪しています。

 レコード店から飲食店に至るまで、彼女が歩んできた物語に敬意を払い、盛り上げていることも伝わってきます。

 僕たちサッカーファンも、やはりいつかその日がくることを理解していますが、実際発表されたなら、ああとうとう来てしまった、と思うでしょうね。

 それはキングと中村俊輔が引退表明を行う日です。

 両選手が将来、引退会見を行う際はスコットランド、イタリア、ブラジルでも大きな反響が持たれされることは間違いありません。

 キングがサントスに在籍し、ポンタ・エスケルダのポジションを自力で勝ち取った時、日本サッカーがワールドカップは愚か、予選を突破する、アジアカップで優勝しアジアの頂点に立つことなど到底考えられませんでした。

 キングが日本代表の大エースでも、移籍したジェノアでは先発の当落線上である事実が、Jリーグとイタリアを含む欧州との乖離を痛感させました。

 それでもクロアチアやオーストラリアなど、アジアの選手に懐疑的な視線もあったでしょうが、常に全力でサッカーと向き合うその姿は、今なお続くわくですから本当にすごい事です。

 セルティック・パークにおける中村俊輔の姿を懐かしむセルティック・ファンは多いと思います。

 もはや伝説ともいえる、ユナイテッド戦で魅せたあのフリーキック。

 彼の活躍に感銘を受け、生まれたばかりの息子の名前を「シュンスケ」にしたファンがいるくらいです。

 このエピソードは中村自身も嬉しかったでしょうね。

 両選手はワールドカップに苦味を感じているでしょうが、その存在が世界中から讃えられています。

 だからこそ僕たちは両選手のプレイ、発言により注目すべきだと思うのです。
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今後、レプリカジャージの流通はどうなるのか

2018-09-15 01:33:40 | 日記
 昨日か一昨日の日経新聞に、バーバリーCEOの見解が掲載されていました。

 それはバーバリーがこれまで、作りすぎた服を廃棄処分に回し、生地を無駄にし環境を顧みていないという意見に応じたもので、バーバリーは自社の伝統を守ることも含めて、服を廃棄処分に回さないことを表明したのです。

 この記事には不随があり、日本のブランドも作りすぎた衣類を処分し、または古着屋やブランドショップに安く卸しているそうです。

 たまにブランドタグが付いた品が格安で売られているのは、業者が安値で買取、再販売しているためだったんですね。

 翻ってサッカーはどうでしょうか。

 今夏、ナイキがデザインしたナイジェリア代表のレプリカ・ジャージが300万枚も注文が舞い込んだと話題になりました。

 300万枚という数字はまさに桁外れですし、実際工場にかかった負担は相当だったでしょうが、サッカー・ジャージも作りすぎて廃棄にしている、ということはないのでしょうか。

 サッカージャージが人気だったころは

 1・選手着用品、サイン入りなど高額な商品も人気を得る
 2・自分好みでマーキングやパッチを付けて他人と差別化
 3・模造品の流通

 など、様々な光景が見られました。

 もし、生産過多で余剰品がでるくらいならな、皆で考えながら適切な流通量を考える時期でしょう。

 イタリアではロナウドのジャージが大人気ですが、リバプールではチェルシーに移籍する事を表明した「神の子」のジャージを燃やす輩まで現れました。

 レプリカ・ジャージが気軽に買えることも大事ですが、生産者も購入者も今後は倫理的価値観が求められると言えます。
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