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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブラックアウトは控えめが美徳か

2018-09-01 23:23:49 | 日記
 コンバースのチャック・テイラーは彼らの象徴である「星」のマークが内側に入っていますよね。

 これはチャック・テイラーという人物を讃えていることも確かなのですが、実はこの星印、当時は内側につけることで踝の保護をしていたのです。

 従ってデザインとしての意図ではなく、あくまで選手が快適にバスケットボールに集中できるための配慮だったわけです。

 スポーツ・ブランドがシューズやジャージ、トレーニングTシャツで自社ロゴを認識できるようにデザインするのは当然です。

 ラコステのワニ印も同様ですし、ファンならば靴紐を別売りで購入して、お気に入りを差別化せ世帯と思うものです。

 一方でサッカーには「ブラックアウト」という、ある種逆転の発想はあります。

 黒一色でに塗りつぶす事で

 1・選手は契約先を探しているという意思表示
 2・ミズノが国産牛側でモレリア2.モレリア・ネオ2を作成したように、最近の派手なスパイクとの差別化

 という興味深さを確認できます。

 選手は契約先から金銭面、用具のいずれも支援を受けていますから、ブランドロゴを背負う必要がありますが、CMの世界でも意表を突かれる移籍があります。

 例えばソフトバンクのCMでタクシー運転手役で登場の松重豊さんは、過去「お得ちゃん」のCMでAUに登場していましたよね。

 ですから僕たちは広告やデザインに関係なく、自分の直感を大事にしながら、靴を履けばよいと思いますね。
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穴場を見つけ維持することの難しさ

2018-09-01 22:49:02 | 日記
 近年ホームセンターの利用者が増加しています。

 ファッション誌も特集を組みますし、朝刊の折り込みも随時確認できますからね。

 アルコール、ペット用品、家電に日用品とあらゆる品が揃うのも魅力なのでしょうが、僕の高校時代ホームセンターはある商品の「穴場」でした。

 ホームセンターで肌着、ネクタイ、シャツを買えることは利便性という点では意味がありますが、ユニクロやしまむらに価格では勝負できてもデザイン、着心地では勝てません。

 過去、ホームセンターは人気バッシュ、人気スニーカーの品ぞろえが抜群の店舗が多く、金のない僕は棚を覗く旅によだれが出そうでした。

 長野パルセイロのホーム、南長野運動胡淵近くにある「綿半ホームエイド」

 僕の高校時代はプーマの名品「クライド」の復刻版が半額の4980円で売っていたと記憶していますし、2000年代中期にはアディダスのスーパースター、コンバースのウエポンもあったはずです。

 また長野市にある長野若里店では、リーボックのDMXラン、しかも雑誌ブーンで紹介された海外限定カラーが、スニーカー好きが驚くほど陳列されていましてね。

 あの時は驚きましたなあ。

 僕は通常この店舗を利用していないのですが、このときは若里店の近所にある信州大学工学部でセンター試験を受け、その帰りに寄ったんです。

 懐かしいですが、もう試験の事よりもリーボックの事で頭がいっぱいでしたね。

 山梨学院に入学して甲府に住むと、もう閉店してしまいましたが「トポス」という大型店のお世話になりました。

 コンバースのチャック・テイラーやオールスター・バイブ
 リーボックのインスタポンプ。フューリーの1997年香港返還記念カラー、ジャッキー・チェンモデル
 ナイキ エアー。ズームGP

 など、誌面で大々的に紹介された靴を、このディスカウント店が仕入れた事も驚きでしたが、価格もびっくりでしたね。(大抵は半額かそれ以下)

 今はネットやSNSで自ら発見し、穴場を維持することが難しいですよね。

 サッカーもアイスランドの躍進が目覚ましいわけですが、クラブ首脳陣が過去のように格安で選手を獲得するには、今まで以上の眼力が必要となります。

 
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さよなら私のクラマーをめくってみて

2018-09-01 00:37:47 | 日記
 本屋に行くと、漫画はビニール袋で覆われていますよね。

 これは僕が本屋勤務のころから(2000年代前半)の傾向で、それだけ万引き、乱雑に扱われる、何より携帯電話で勝手に盗み撮りする間抜けが多いためです。

 雑誌付録で販売部数を伸ばしているのが宝島ですが、当時も付録付きはありました。

 でも付録が「かっぱらわれる」と、商品としての価値がなくなってしまうんですよ。

 ですからサッカー雑誌がDVDをおまけにしたのも、DVDは裸ではなくビニール袋に納付されて書籍についてきますから、安全面での考慮もあったと思います。

 さて、その「ビニール袋入り」で遠くから眺めていたサッカー漫画に「さよなら私のクラマー」があります。

 何の予備知識もなく1巻を読んでみると(古本屋で偶然見つけることができたので)、主人公たちの躍動感が凄く伝わってきたと同時に、男性教諭が叫ぶ

 「女子サッカーに未来はあんのか」

 という言葉に胸打たれましたね。

 長野パルセイロもレディースを持ちますが、まだ全選手プロ契約には至っていません。

 これは僕たちファンの見方が駄目だからでしょうか。

 野球、バスケット、バレー、サッカーなど女子リーグがある中で当然報酬は男子より劣ります。

 それは筋力、骨格、上背など男子と女子ではそもそも身体のつくりがことなるためであり、男子と同じ動き、力強さは得られません。

 ですから、ファンが男子と比較してつまらないと思う、その理由を女性の身体に求めてはやはりアンフェアなのでしょうし、プレー・スピードや正確性に言及するのは良いと思います。

 よく米国でランジェリー・フットボールが話題になりますが、彼女たちは物凄く真剣であり、衣装だけに注目することもよくありません。

 さよなら私のクラマーは、案外重要なテーゼを僕たちに与えている気がします。
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雑誌の掲載写真から技術の進歩を思う

2018-09-01 00:18:59 | 日記
 1990年代の雑誌を中古で見つけて、内容が気に入れば買うことがあります。

 この時代は「読者投稿」「懸賞」「スポンサー広告」など、携帯電話普及前ですので、はがきや手紙がまだ影響力をもっていた、言い換えれば

 読者も編集者もお互いを知ろうとしていた
 その熱気が面白い

 わけです。

 僕はサッカー雑誌、ファッション誌、新書に文庫本など手持ちの本を随分と所有してきましたが、やはり取っておけば良かったなあと思う物、中にはありますからね。

 今はオークションが充実していますから、眺めることはしても買うことはしません。

 ユナイテッドがポグバを買うことができたのは、彼らが裕福だからであり、僕に過去の高値がついた本は買えませんからね。

 ても雑誌を見るだけで、技術の向上は一目でわかります。

 例えば皆さんが1990年代のサッカー雑誌があれば、今の物と比べてみてください。

 過去の写真は今と比べると凄く粗いはずです。

 それだけカメラが進化し、より鮮明な写真が編集部に届けられるようになった証拠です。

 また2000年代中期にお馴染みとなった付録のDVDも当時は新鮮でした。

 VHSの時代に書籍とセット販売は無かったと思いますし、DVDという鮮明な画像が薄手の形で雑誌に着けられるならば、付加価値が簡単に得られるわけですから。

 1990年代前半から中期のファイン・ボーイズ、ブーン、メンズ・ノンノ、チェックメイト、メンズクラブ、ポパイにホットドッグもそうですが、当時は必ずJリーグやワールドカップを含む、スポーツ紹介記事があったものです。

 また定期的に特集されるヴィンテージ・リーバイスやバッシュ特集は本当に大好きでしたねえ。

 洗練された現在の雑誌にはない、この「ごった煮感覚」は90年代の熱量だった気がします。
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