いつも朝から体の調子が悪いんだけど、あの人に恨まれてるからじゃないかなあ。自分はそんなことしないようにしてるつもりなんだけど、でも、人が自分のこと恨むってのは、どうすればいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『不動心─人生の苦難を乗り越える法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
生きている人間の場合でも、その人がある人を非常に強く憎んだり、恨んだりすると、その思いが一日じゅう相手に伝わっていきます。その結果、その想念波動の影響が出て、憎まれたり恨まれたりした人は、非常に苦しく、からだがだるくなったり、病気になったりします。(中略)
恨みを解く方法の一つは反省です。自分は恨みを買っていると思ったならば、なぜ恨みを買ったのかについて静かに振り返り、反省してみることです。そして、自分の欲、我欲のままに人の恨みを買ったような事実があれば、その人に直接に謝るか、あるいは心のなかでわびることです。
なかには、まったくの誤解に基づく恨みもあります。この場合は、行き違いを説明できればそれでよいのですが、すでに説明もできないような相手であるならば、心のなかでしっかり和解することです。あるいは、自分の守護霊や指導霊を通して、相手の守護霊にお願いすることです。(中略)
恨みを買うからには、相手の悪いところばかりを見てきたはずです。そうではなく、悪いところを一つ見つけたならば、よいところも一つぐらいは見つけることです。あるいは、悪いところを三つ見つけたならば、感謝すべき点も三つぐらい探してみることです。こうした考え方が大事です。
「立ち向かう人の心は鏡なり」という言葉があるように、自分の心が変わっていけば、相手も自然に変わっていくのです。(中略)
人に恨まれ、いい気持ちになる人はいませんし、それで出世する人もいません。人の恨みはできるだけ買わないことです。そのためには、日々、謙虚に、感謝しながら生きることです。
(140~144ページ)
憎まれたり恨まれたりした人は、その想念波動の影響から、からだがだるくなったり、病気になったりする。
恨みを解くためには、静かに振り返って反省し、自分に原因があれば、その人に直接に謝るか、心のなかでわびる、あるいは、自分の守護霊や指導霊を通して相手の守護霊にお願いすることである。
相手の悪いところを1つ見つけたら、よいところも1つくらい見つけるよう心掛けることで、自分の心が変わっていけば、相手も自然に変わっていく。そして、日々、謙虚に、感謝しながら生きること──。
誰かに恨みを買ってしまったら、素直に反省すること。
心の中でわびたり、和解したり、相手の守護霊にお願いするような、霊的な対応もしてみること。
相手のよいところを見つける努力をしてみること。
そして、日々、謙虚に、感謝しながら生きることだ、というのです。
今日の大川隆法先生のお教えは、こんなときにこそ「心の法則」が効いてくることを、とても具体的に教えてくださったのだと私は思っているのです。
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『不動心─人生の苦難を乗り越える法』
大川隆法著 |
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