妻子ある男性が好きになってしまったんだ。男性の浮気のことはよく分からないけど、女性の不倫って、別にいいんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『愛、無限〔新装版〕──偉大なる信仰の力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
夫婦間の貞操の義務は昔から言われていることです。今では古いことと思われているかもしれませんが、夫婦が貞操の義務を持っているのは、「生まれてくる前に結婚の相手を決めている」というところに原点があります。
要するに、「自分が約束した相手ではない人、つまり、他人の妻になる予定の人、あるいは、他人の夫になる予定の人に恋いこがれて、道を踏み外してはいけない」「他の人と理想的な家庭を持つべく予定されている人、つまり、自分が約束した相手ではない人と深い関係になってはいけない」という倫理的要求があるのです。(中略)
もう一つ、数十年間、一緒に夫婦生活をしていこうとするならば、「お互いに裏切らない。誠実である」ということが、その基礎になるのです。(中略)
愛情を裏切られたときのダメージは、なかなか大きなものがあります。(中略)相手の魂そのもの、奥深いところにまで影響を与え、回復できなくさせてしまいます。(中略)
結局、「妻ある男性が妻以外の女性に心を寄せて、その女性と深い関係になる」ということ自体が問題というよりも、「本来、自分が愛すべき人を、深く傷つけてしまう」ということが、仏法真理に反することなのです。夫ある女性の場合も同様です。
(41~46ページ)
夫婦が貞操の義務を持っているのは、生まれてくる前に結婚の相手を決めているというところに原点がある。
また、数十年間、一緒に夫婦生活をしていこうとすれば、お互いに裏切らない、誠実であることが、その基礎になる。
つまり、本来、自分が愛すべき人を深く傷つけてしまうこと自体が、仏法真理に反することであって、これは夫ある女性の場合も同様である──。
いやあ、そうなんですね。
不倫小説って、けっこうベストセラーになったりして、これはこれでいいのかなあとか思ったりしてたんだけど。
今はまだ独身の女性でも、生まれてくる前に決めている相手がいるんじゃないかということを、忘れてはいけないんですね。
逆に男性の方も、他の人と理想的な家庭を持つべく予定されている女性と、気軽に遊んでしまったりしてはいけない。
それ以上に、本来、自分が愛すべき大事な女性を、そんな遊びで深く傷つけてしまってはいけない。
つまり、これは義務、だったんですね!
一見古風に感じられるかもしれないけれども、こういう霊的な視点の大切さを、改めて深く知った気が私はしているのです。
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『愛、無限〔新装版〕 ──偉大なる信仰の力』
大川隆法著 |
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