エクソシストが出てくる映画で、悪魔ばらいしてるのがあるけど、あれって、ほんとなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『エクソシスト入門──実録・悪魔との対話』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
まず、本章のテーマである「エクソシスト(exorcist)」とは何かということですが、日本語に訳すと、「悪魔祓(ばら)い師」ということです。そして、エクソシズム(exorcism)が、「悪魔祓(ばら)い」ということになります。(中略)
幸福の科学の三帰信者であれば、基本的には、仏法真理の教学と、『仏説・正心法語』の読誦、『祈願文①』の「悪霊撃退の祈り」等で、エクソシストとしての活動を行うことは可能だと思います。
ただ、その人の悟りに合わせて法力は強くなってくるので、日頃の教学、精進が連動すると考えてください。
在家の信者でも、よく勉強し、修行している人には、『仏説・正心法語』などを読誦するだけで、簡単な悪霊であれば、憑いているものを取る力はあると思います。真理の話をして、「正心法語」のCDをかけるだけでも、悪霊を取る力があるでしょう。
ただ、そうした普通の地獄霊、不成仏霊の背後には、悪魔や魔王などが控えていることもあります。
この世のヤクザでも、小者だと思って相手をしていたら、その後ろに親分が控えている場合があるように、悪霊の場合も、悪魔や魔王とつながっていることがあるので、あまり図に乗って相手をしていると、自分が敵わないような強い相手が出てき始めるので、気をつけなければいけません。
悪霊外しや悪魔祓いは、ある程度、個人でもできないことはありませんが、なるべく幸福の科学の支部や精舎等で行ったほうがよいと思います。
その場合、悪魔の側は、「仏・法・僧」を相手にして戦わなければいけなくなるので、向こうも正規軍でないかぎり互角には戦えません。こちらが教団全部とつながっていると、向こうは個人戦ではとても敵わなくなるのです。
「三宝に帰依する」「三帰誓願によって仏・法・僧とつながる」ということは、自分の身を護り、他の人に憑いている悪霊を外し、悪魔祓いをする上での力になるのです。「仏・法・僧と一体になって対抗する」ということであれば、強い力を発揮できます。
そういう意味で、三帰信者になると、エクソシスト能力も一段と高まってくると思います。さらに、出家修行者においては、その修行の度合いに応じて力が変化してきます。
修行者が転落する原因は、「貪(貪り)・瞋(怒り)・癡(愚かさ)」の「心の三毒」、あるいは「慢(慢心)・疑(疑い)・悪見(間違った見方)」を含めた「六大煩悩」です。たいていは、このどれかに引っ掛かっています。悪魔に、これで引っ掛けられて、やられることがあるのです。(中略)特に、宗教家の場合は、やはり、「慢」のところに引っ掛かることが多いようです。(中略)
霊体質の人も、気をつけないと、慢心することがあります。慢心していると、「敵のほうが強くなれば、自分がやられてしまう」ということが分からなくなるのです。(中略)
したがって、エクソシストとしての活動を行う場合、基本的には、三宝帰依によって組織戦に持ち込んだほうがよいと私は考えます。
(19、65~68ページ)
幸福の科学の三帰信者であれば、仏法真理の教学と、『仏説・正心法語』の読誦、『祈願文①』の「悪霊撃退の祈り」等で、エクソシストとしての活動を行うことは可能である。
悪霊外しや悪魔祓いは、ある程度、個人でもできないことはないが、なるべく幸福の科学の支部や精舎等で行ったほうがよい。
気をつけないと、慢心していると自分がやられてしまうことが分からなくなるので、エクソシストとしての活動を行う場合、基本的には、三宝帰依によって組織戦に持ち込んだほうがよい──。
少し前にヒットした映画「ザ・ライト」では、カトリックのエクソシストが悪魔と戦うための武器というのは、お祈りと聖水、十字架くらいしかなかったと思います。
幸福の科学では、三帰誓願した信者(「三帰信者」)であれば、誰もが拝受している『仏説・正心法語』、そして『祈願文①』には「悪霊撃退の祈り」という修法があります。
さらに、支部や精舎に足を運べば、もっともっと高度な悪魔祓いの祈願(たとえば「悪霊調伏〔あくりょうじょうぶく〕祈願」「悪霊封印秘鍵〔あくりょうふういんひけん〕」)などを受けることで、ものすごく強力な光で悪魔と戦うこともできます。
うーん、改めて考えてみると、悪魔が幸福の科学を嫌がり、ことあるごとにその活動を邪魔しようとしている理由は、こんなところにもあるのではないかと、私は思っているのです。
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『エクソシスト入門』
大川隆法著 |
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