霊界って何なの? どこにあるの? 空の上の方にあるんだったら、どうして飛行機がぶつからないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福の科学とは何か』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
霊界と言ってももちろんいろいろありますが、大きな意味で言うならば、この地上世界を去った世界のこと、すなわち、私たちの肉体が死したあと、私たちの魂とも言うべきものが赴くところということになりましょう。
ただ、ここでだいじなことは、どうか、目に見えぬ雲の上の世界とか、そういうところに霊界があるように思ってほしくないということなのです。じつは、私たちが生きているこの同じ空間のなかに、霊界もまた存在するのだと知っていただきたいのです。
もちろん、霊界についての説明をいろいろ読むと、それが何段階にも分かれていて、上下の差があるように言われています。その意味においては、高級霊界と言われるところが、地上何千メートルとか、何万メートルのところにある感じだと言われておりますが、あくまでもそれは、地上にいる私たちがわかるような範囲で説明し、比喩をすればそのようになるということであって、じつは霊界の霊界たるゆえんは、この物質世界と共存しているというところに意味があるのです。ですから、遥かなるかなたにあるものではなくて、私たちが住んでいる世界に、同時にそうした世界があるというふうに考えていただきたいのです。
それはちょうど、私たちのこの世界に、目に見えない電波が飛び交っているのとよく似ています。たとえば、テレビを置いてそのチャンネルを回せば、一チャンネルから十二チャンネルまでいろんな映像が映りますが、これと同じように、その映像相応の電波が空間を、またこの地上を飛び交っているのです。同じように霊界というのも、言ってみればそうした電波や電磁波の波長のようなものであって、波長が違い、周波数が違うから違う世界を創っているだけであって、実際はまったく別なところにあるわけではないのです。つまり、テレビのチャンネルのように、その波長を受信する装置があれば、あるときは地獄界という世界が映り、あるときは霊界となり、あるときは高級霊界という景色が映るということになりましょう。
(34~36ページ)
霊界は、目に見えぬ雲の上の世界にあるわけではない。
たとえて言えば、テレビのチャンネルごとにいろんな映像が映るのと同じように、波長が違い周波数が違うから、違う世界を創っているだけで、まったく別なところにあるわけではない。
じつは、私たちが生きているこの同じ空間のなかに、霊界は存在する──。
「波長」という言葉は、大川隆法先生のお教えの中で、よく登場します。
映画『永遠の法』では、あの世の世界(霊界)がものすごくリアルに描かれていましたが、それを言葉で説明すると、じつはこんなふうな理論になるってことなんですね。
今日のお教えで、霊界の秘密が、よりよく分かるようになった気が私はしているのです。
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『幸福の科学とは何か』
大川隆法著 |
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