戦後レジームからの脱却って、聞いたことあるんだけど、それって、どういう意味なの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊『宮澤喜一元総理の霊言 戦後レジームからの脱却は可能か』のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
まえがき
日本はこの二十年余り、政治・経済・教育とも混迷し、その間に、中華人民共和国にGDPでも逆転を許してしまった。経済発展によかれと思ってか、民主党政権は、中国に尻尾を振ってすり寄ったが、その答礼は、尖閣問題に端を発する反日暴動での日系企業の焼き討ちや、中国軍機や公船による領空、領海侵犯であった。
おそらく、習近平時代に日中は何らかの戦争状態を経験するだろう。もし日本政府やアメリカのオバマ政権が弱腰外交を演出して、日米合同戦力が中国軍を上回っているうちに、先方をおびき出して先制攻撃をさせ、憲法改正も含めて逆襲するところまで深謀遠慮があってやっているなら、今は何も言うまい。しかし、そうでないなら由々しき事態である。宮澤元総理を超えるリーダーシップのある政治家の登場が望まれる。
あとがき
日本の自衛隊が、すでに実質上の高性能空母を二隻持っており、二〇一六年までには実質的に空母四隻体制になることを中国政府がまだ気づいていないことを望みたい。
また米空軍がマッハ「20」の速度で地球圏を飛びながら、北朝鮮や中国の核ミサイルとその基地を破壊できる秘密兵器ともいえるシャトルを実用化済みであることを、先方がまだ気づいていないことを望みたい。
その上で、沖縄県知事が米軍撤退を要求して政府ともめているように茶番劇を繰り返しつつ、習近平を誘い込み、尖閣に先制攻撃をさせようとしているのだと思いたい。
尖閣諸島の海底には、クウェート並みの油田が眠っているといわれる。さすれば日本の未来は明るい。
日本の政治家は本当は賢いのだと信じたい。アルジェリアの人質テロ事件と中国海軍のレーダー・ロック・オン事件とが地下でつながっていることを知らないふりをしているものと信じたい。
(1~2、142~143ページ)
「戦後レジームからの脱却」というのは、安倍総理がよく言っている言葉だと思います。
それは、戦後に作られた、憲法をはじめとする日本の基本的枠組みを改革する、みたいな意味なんだろうと思います。
しかし、本書のまえがきとあとがきでは、かなり時事的かつ衝撃的な話題が密度濃く語られています。
日中で何らかの戦争状態が勃発する可能性。
自衛隊の実質的空母、これは「ひゅうが型護衛艦」などの「ヘリコプター搭載護衛艦」のことだと思います。
秘密兵器のシャトル、これは、「X-37B」という一部で話題になっている無人スペースシャトルのことでしょうか。
そして、日中で勃発している尖閣諸島の領有問題の原因と言われる、油田問題。
今年1月のアルジェリアの人質テロ事件と、同じ1月の中国海軍の自衛隊護衛艦へのレーダー・ロックオン事件との関係──。
これらの話題は、宮澤喜一元総理が本書で語った霊言そのものと直接関係はないように思えるのですが、しかし、おそらくは一日も早く脱却すべき「戦後レジーム」と、とても深い関係がある問題ばかりなのではないでしょうか。
本書の本文では、総理大臣だった宮澤喜一氏が幸福の科学の会員であったことがさりげなく明かされたりもしており、じつはかなり注目すべき大事な霊言集ではないかと私は思うのです。
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『宮澤喜一元総理の霊言』大川隆法著
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