大川隆法先生って、独自の憲法全面改正案を発表されてるんでしょ。だったら、今の憲法はぜんぜんダメってお考えなのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「現行日本国憲法」をどう考えるべきか』――天皇制、第九条、そして議院内閣制(幸福の科学出版)のあとがきで、次のように説いておられます。
おそらく、本書の内容は憲法学者や法律の実務家からみても、大胆すぎる意見に感じられることだろう。
ただ、宗教家として分類されている私だが、東大法学部で、「私法」「公法」「政治」のすべてのコースをマスターした法学士でもあるので、憲法学について法律知識のない土俵で議論しているつもりはない。卒業後、最高裁や、東京高裁に進んだ友人・知人に比べて、法律学の勉強ができなかったという記憶は全くない。
また、宗教家としての側面からの説明だが、本書の元になる講義をするにあたっては、東大法学部教授で、憲法学、英米法などの権威で、退官後、最高裁の判事もなされた故・伊藤正己先生からも霊指導を直接受けている。この点、内容について、全くの素人意見だとは言わせるつもりはない。
伊藤元教授には、学生時代、丸一年間「法学」の基礎を教わっているので、気心は通じ合っている。本書が日本の未来を考える上で、何らかの指針になることを願っている。
(134~135ページ)
専門家からみても大胆すぎる意見に感じられるだろうが、裁判官になった友人・知人に法律学の勉強でむしろ優っていた東大卒法学士として、法律の土俵で議論している。
本書の講義では、東大法学部教授にして最高裁判事でもあった故・伊藤正己先生から直接の霊指導を受けた。
本書が日本の未来を考える上で、何らかの指針になることを──。
ここで「直接の霊指導」と表現されるのは、おそらくは、「霊言」そのものではないにしても、伊藤正己・元東大教授(元最高裁判事)からインスピレーションを受けた内容を、大川隆法先生の意識で語られた、ということなんだと思います。
この場合は、「霊言」とは異なり、大川隆法先生のお考えでない内容が、そのお口を通して語られることはないということだと思います。
ただ、伊藤元教授と「気心は通じ合っている」と解説しておられるということは、つまりは、ここで語られた内容は、高名な憲法学者だったと聞く伊藤元教授のお考えに極めて近い内容だと考えてもよいのではないのでしょうか。
法律学に関する書物というのは、簡単な内容ではありませんし、とても専門的な内容も含まれていると思いますが、でも、いまの憲法に関する大川隆法先生のお考えを知るために、本書は必読の文献だと私は思うのです。
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『「現行日本国憲法」をどう考えるべきか』大川隆法著
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