悪霊に憑依されたときのもっとも手っとり早い対策が、「反省」なんだってのは分かったけど、でも、無理だよ、できないよお? なーんて悩みもってる人、いませんか? そういう方へ、今日は、前回に続いて第二弾。
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福への道標』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
こうした悪霊に負けてはならない。私は、彼らに勇気をもって間違いに気づかせてやること、これが愛であると、そのようにも思えるのです。(中略)
その第一は、神というものの存在をしっかりと信ずることです。信ずることから、ほんとうにすばらしい世界が始まります。その神を信ずるという行為、あるいは指導霊を信ずるという行為、そして「法」が説かれるときに、その「法」につながっていこうとする心、法に帰依する心、この心が各人、各人を金色のロープで結びつけているのです。そして、あらゆる悪霊から守る働きをするのです。
この「法」に帰依する心を失った者は、ロープの結び目がほどけ、各人が悪霊と戦わなければならなくなっていきます。そういうこととなっていくのです。悪霊との戦いにおいてだいじなことは、「法」に帰依するという気持ちであると思います。その金色のロープをしっかりと結びつけておくということだと思います。
悪霊と戦うさいに、第二に必要なことは、愛の徹底的実践であります。そのときに魂の純粋さを、けっして忘れないことだと思います。純粋な気持ちから愛を発揮すること。愛を実践すること。これが望まれているのです。
不純な動機から愛を実践しても、その愛はだれのためにもなりません。みなさん自身のためにも、その愛を受ける人のためにもならないのです。純粋な動機から無私な気持ちで愛を捧げるということ、これがだいじです。
第三番目に言っておきたいことは、それは、今、自分がほんとうに神に生かされているということに対する感謝の気持ちを忘れないことだと思います。私が接してきた悪霊で、感謝の気持ちがある人は一人もいませんでした。百パーセント感謝がないのです。これだけは明らかなことでした。
まことに不思議なことですが、人間として生まれて生きて、感謝なき人生を送るといぅことは、それほど寂しいものなのです。感謝を持って生きられるということは、それだけ多くの恵みを発見している自分があるのです。それだけ心にゆとりがあり、輝きがあるのです。
悪霊について想いをめぐらすときに、どうかこの私の言葉を思い出してほしいのです。悪霊は不平、不満、愚痴、足ることを知らぬ欲望、こんなもので心をうずまかせています。そうした思いはどのような人間にもおそらくあるでしょう。人生をふり返ってみたときに、どこかにかならずあるはずです。
しかし、悪霊にはけっしてないものは感謝だということ、このことさえしっかり思っていれば、やがてみなさんはちがった波長の世界に入っていけるのです。どうか心が波立って、そして毎日が不幸だという方は、おそらくは悪霊の支配下にあると思われますが、この「感謝」という二字を忘れないでいただきたい。そのときに彼らはあなた方に憑いていることができなくなってくるのです。
(126~129ページ)
まず、神の存在を信ずること。信仰を手離さないこと。
次に、与える愛を徹底的に実践すること。
まわりの親しい人に、ちょっとしたものをプレゼントしたり、少額でも寄付(幸福の科学では「植福」と言いますよね)をしてみることから、始めてみたらどうでしょう。誰かにちょっと、お茶を入れてあげるとか。
最後に、自分がほんとうに神に生かされているということに対する、感謝の気持ちを忘れないこと。
「ありがとうございます」って、まず口にしてみることから始めてみたらどうでしょう。形から入ることで、気持ちがついてくること、ありますよね。
この大宇宙には、「波長同通の法則」というのがあるわけです。
感謝の気持ちがないから、悪霊は居ついていられるんだけれど、感謝の気持ちを持ってる人とは波長が合わなくなるから、悪霊はいられなくなる。
これが、大宇宙を貫く法則であるのは、ちょっと試してみただけで、すぐに確認できます。「反省」がむずかしい人も、こちらであれば、すぐに実践できるんじゃないでしょうか?
与える愛、そして感謝。これは、ほんとうに効果てきめんの悪霊対策でもあるのだと私は思っているのです。
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『幸福への道標』
大川隆法著 |
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