結婚って、最初はよくても、すぐマンネリだよね。ぶつかりあってるだけだし、なんだか疲れるんだよなあ。うまくいってる夫婦って、どうやって家庭生活やってるんだろう? なーんて悩みもってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『限りなく優しくあれ』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
家庭愛において大事なことは、言葉による愛です。新鮮で感動的だった出会いのころは、素晴らしい言葉を語ることは簡単だったでしょう。しかし、毎日の生活を経ながら、なおかつ新鮮で素晴らしい言葉を出しつづけることは、難しいことなのです。
それは、太陽が、毎日、地表を照らしてくれることに対して、人々が、ともすれば感謝を忘れがちであることと似ているかもしれません。太陽は、毎日、東の空から昇ってくれるからこそ、ありがたいのであって、太陽に感謝する気持ちがあるならば、毎朝、感謝しなくてはならないでしょう。
夫婦も、太陽に感謝するのと同じく、毎日、お互いに楽しく暮らしていけることを感謝し合わなくてはなりません。感謝をし、その感謝を口に出し、言葉としていくことを常としなければなりません。それが大事です。
また、家庭愛のなかに子供への愛を含めるならば、「決して子供を言い訳にはしない」と二人で誓うことが大事です。
子供を、家庭が発展していくための素晴らしいエネルギーとし、挺子(てこ)としていくことはよいのです。そうせずに、子供を、仕事ができず、生活が不規則になり、疲れることの言い訳にすることだけは、決して、してはなりません。
かつては自分たちにも子供の時代があり、親の愛を受けて育った自分たちなのですから、子供を育てることは聖なる義務だと思うことです。
子供が自分たちに迷惑をかけるならば、それは自分たちから仏への恩返しになると思わなくてはなりません。「両親に恩返しをする代わりに、人類の未来に対して、また、大きくは仏の栄光と繁栄に対して、恩返しをしているのだ」という気持ちを忘れないでいただきたいのです。
決して子供を言い訳に使ってはなりません。すべてにおいて発展的に生きていくことが、家庭愛の素晴らしさなのです。
みなさんが新鮮な感動を忘れてしまったならば、どうか、初心に返ってください。朝、目が覚めたときに、「きょう、命が与えられた」と思って、「夫婦で共に素晴らしい言葉を出し、お互いに愛し合う」という努力を忘れないようにしていただきたいと思います。
(94~96ページ)
家庭愛において大事なことは、言葉による愛。たとえば、お天道さま(太陽)に感謝するのと同じように、夫婦も毎日、お互いに楽しく暮らしていけることを感謝し合うこと。感謝を口に出し、言葉としていくこと。
子供がいる家庭では、「決して子供を言い訳にはしない」と二人で誓うこと。子育てがいくら大変でも、それは「両親に恩返しをする代わりに、人類の未来に対して、また、大きくは仏の栄光と繁栄に対して、恩返しをしているのだ」という気持ちを忘れないこと。
すべてにおいて発展的に生きていくこと──。
毎日、お互いに、「愛してるよ」「好きよ」「かわいいね」「すてきよ」と口に出して言うことができたならば、夫婦生活がうまくいくのは間違いないわけです。
それがむずかしかったとしても、毎日、お互いに、「いつもいてくれて、ありがとう」と口にすることはできるはず。感謝し合うことは、できるはず。
毎朝、今日も与えられた命に感謝して、つれ合いを愛そう、子供たちを愛そう。
そんな決意を確認して、相手に要求するのではなく、まずは自分から、感謝の言葉を出すことを実践していくこと。
そうすれば、必ずや、幸福な夫婦生活を送ることができるのだと私は確信しているのです。
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『限りなく優しくあれ』
大川隆法著 |
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