参院選が近いけど、原発って、やっぱし全面廃止政策じゃないとね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、英語説法経典『Power to the Future』で、こう説いておられます。
日本人にとって、福島第一原発の事故は悲惨なものでしたが、原発事故による死者は一人も出ていません。それは、巨大な津波による事故だったのです。(中略)
電力は、産業のためにも、日常生活の維持のためにも必要です。
さらに、日本には、シーレーン(海上交通路)の問題があります。つまり、南や西からの原油輸送は、中国やその他の国々によって攻撃されかねないため、私たちは、火力発電だけには頼れないのです。
したがって、私たちは、原子力発電を断固として維持することを主張しているのです。
2012年9月より、家庭向けの電気料金が通常より上がりました。また、私たち日本人は、たったの4パーセントしかエネルギーを自給できていません。
このように、エネルギー問題は、非常に難しいものですが、非常に重要でもあるので、感情論だけで動くべきではありません。
日本は、1945年に、広島と長崎に原爆を投下されているため、国民は、「核」あるいは「放射能」という言葉を嫌いがちです。しかし、「原爆」と「原発」は違います。それは使い方によるのです。
The accident at the Fukushima Daiichi NPP was miserable for the Japanese people, but there were no deaths caused by that accident.・・・
We need electric power for industries and for the protection of our daily lives. We also have the sea lane dilemma where crude oil from the south and the west could be attacked by China or other countries. So, we cannot depend on thermal power alone.
We courageously insist that we keep our nuclear power. Electricity bills in the residential sectors have gone up since September 2012. We, the Japanese people, can only supply four percent of the energy by ourselves.
The energy problem is very complex but also very important, so we should not act solely based on emotions.
We have already experienced two atomic bombs in 1945, one in Hiroshima and the other in Nagasaki. So, people are apt to hate the word nuclear or radiation. Even so, atomic bombs and nuclear power plants are different. It depends on how we use that power.
(70~74、98~101ページ)
電力は産業や日常生活に必要なものだが、原油輸送の海上交通路(シーレーン)に不安があるため、火力発電だけには頼れない。
福島では原発事故そのものの死者が出たわけではない。「原爆」と「原発」は違うものなのだから、感情論で動くべきではない。
エネルギー自給率4パーセントの現状からは、原子力発電は断固として維持すべきである──。
繰り返しご紹介してきたとおり、本書は、大川隆法先生が海外の信者向けに、何の原稿もなしで説かれた英語説法に、日本語の対訳がつけられ出版されたものです。
大川隆法先生は、日本語だろうが、英語だろうが、まったく変わらない感じで深い内容をよどみなく話されます。
同じテーマの日本語の法話と読み比べてみると、そのあたりの感じがよく分かるのではないでしょうか。
未来を見通した数々のオピニオンで、日本の進路に大きな影響を与えておられるだけでなく、日本の立場を、英語力を駆使することで、直接、世界に発信しておられるのは、まさに大川隆法先生ただ一人でありましょう。
その大川隆法先生が総裁を務められる「幸福実現党」の政策が、唯一、とても合理的でまっとうなものに思えるのは理由のあることなのだと、改めて私は深く感じ入っているのです。
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『Power to the Future』大川隆法著
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