3月11日の東日本大震災から、もう7か月あまり。たくさんの方が突然、亡くなってしまったんだけど、その方々に私たちの言葉が伝わるとしたら、何を伝えたらいいんだろう? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『逆境の中の希望』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
まず申し上げておきたいのは、
「この世は、最終的なすみかではない」ということです。
そのことを、よく知っていただきたいのです。
この世を去った世界が、実は本当の世界なのです。
今、あなたがたは、悔しい気持ちや、
死んでも死に切れない気持ちでいっぱいであろうとは思いますが、
それでも、そちらの世界が本当の世界なのです。
あなたがたは、その本当の世界において、
自分の人生を再設計しなければなりません。
指導霊や光の天使、あるいはお坊さんのような存在が、
あなたがたのもとにやってくると思うので、
この世での教育で得た知識やマスコミの情報などはいったん横に置き、
どうか、心を開いて、彼らの言葉を素直に聴いてください。
これは、嘘や偽りで言っているわけではありません。
必ず救済の手は伸びているはずです。
彼らの言葉や助けを拒絶していたら、
いつまでたっても苦しみのなかから逃れることはできません。
だから、心を開いてください。
そして、「この世の世界は、本当の世界ではない。
執着を捨てなければ幸福になることはできないのだ」
ということを知ってください。
これは、昔から「解脱」と言われているものです。
この世に縛られた状態では、
本当の心の自由、魂の自由を得ることはできません。
この世は本当の世界ではないのです。
家族や仕事や会社など、いろいろなものに対して
執着がたくさんあるだろうとは思います。
しかし、遺(のこ)された人たちは遺された人たちで、
人生の再建をなしていかなければならないのですから、
あなたがたはあなたがたで、
自分たちの道を拓いていくときが来ているのです。
生前、真理の勉強はしていなかったかもしれませんが、
死後の世界は、私が説いているとおりの世界です。
私の本を一冊も読まなかった方、
私の説法を一回も聴かなかった方には、
届いていない真理かもしれませんが、
あなたがたの縁故者が、真理の本を読んで学習したり、
説法を聴いたり、お経を読んだり、
いろいろな努力をされていると思いますので、
それを通じて、あの世の世界でのあるべき姿を、生き方を、
どうか、学んでいただきたいと思います。(中略)
あなたがたは、今、実在の世界に還ったのですから、
何も後悔することはないのです。
そちらの世界で幸福になることが、本来の生き方であって、
この世は魂の修行の場であり、
何十年か肉体を頂いて修行していただけなのです。
そういう価値観を受け入れていただきたいと思います。
(80~85ページ)
突然、帰天することになってしまって、自分の死の事実を納得できない方々に対して、再誕の仏陀・大川隆法先生が、誰もが分かるようにと、現代日本の言葉で、やさしくやさしく説いて下さっています。
しかも、本書には、大川隆法先生が仙台の地で講演された、まさにこの部分の肉声がそのまま収められたCDが、巻末付録でついています。
死後の世界、あの世の世界の真実を、身近だった人に直接伝えたい方に、強くお勧めできる一冊です。
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『逆境の中の希望』
大川隆法著
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