宗教者なんだから、平和主義が絶対的に正しいよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、英語説法経典『Power to the Future』で、こう説いておられます。
宗教家として、私が申し上げたいのは、次のようなことです。
仏教の歴史では、ほとんどの仏教徒が、平和的であり、平和主義者でした。仏教徒のほとんどは、政治的な意味においても、平和主義者だったのです。(中略)
かつて、2500年以上前、私はネパールに生まれ、インドで活動をしました。当時、仏陀として私が常にみなさんに教えていたのは、「平和主義」と「心の平和」ということです。
私は、敵の侵略や国の滅亡が好きではありませんでしたが、例えば、生まれ故郷の釈迦国は、近隣の大国に滅ぼされてしまいました。これは、たいへん悲しいことです。釈迦国の人々は、仏教の熱心な信者だったので、そのとき、抵抗することもなく、滅ぼされてしまったのです。
この伝統は、2000年以上にわたり、仏教の根底に流れ続けています。(中略)
しかし、今、私はあえて申し上げます。
仏教には、世界平和の観点からの正義が必要です。それは、実際には、国連の正義であるべきなのです。
もし、国連がうまく機能すれば、彼らの正義が世界中に平和をつくり出すでしょうが、現在、国連は機能していません。ですから、世界は、「平和と正義」に関する新しい哲学を求めているのです。
あえて申し上げますが、それは、幸福の科学にかかっています。私が善悪を峻別していきましょう。私には、そのような力があるのです。
As a religious leader, I want to say that in the history of Buddhism, almost all Buddhists were peaceful and were pacifists. Almost all of them were pacifists in the political sense as well. …
In the old days, more than 2,500 years ago, I was born in Nepal and ran activities in India. In those times, as Buddha, I always taught you about pacifism and peace of mind.
I didn't like the intrusion of enemies or the destruction of the country. For example, my birthplace, the Shakya country, was destroyed by the neighboring, powerful country. It's very sad, but the people in the Shakya country were devotees of Buddhism. So, at that time, they were led to ruin without any resistance.
This tradition has continued for more than 2,000 years in the underlying trends of Buddhism. …
But yet, I dare say that there needs to be justice from the standpoint of world peace in Buddhism.
In reality, this should be the definition of justice of the U.N. If the U.N. works, its justice should bring peace all over the world, but it is not working properly at this time. The world requires a new philosophy regarding peace and justice.
I dare say that it depends on Happy Science. I will tell good from bad. I have this kind of might.
(27~29、44~47ページ)
仏教の歴史では、ほとんどの仏教徒が平和主義者だったが、そのため、釈尊の生まれ故郷の釈迦国は、近隣の大国に滅ぼされてしまった。
もし国連がうまく機能していれば、それは国連の正義であるべきだが、国連は機能していないため、世界は「平和と正義」に関する新しい哲学を求めている。
それは、幸福の科学、そして大川隆法先生にかかっている――。
本書は、大川隆法先生が、海外の信者向けに、日本語のときと同様に原稿なしで説かれた英語説法に対訳がつけられたものであることを念頭において、日本語部分も読む必要があると思います。
それはそれとして、善悪を峻別する力を持ち、「平和と正義」の新しい哲学を説かれる大川隆法先生の説法に、世界は耳を傾け始めている。
そう感じざるを得ない、今日のお教えだと改めて私は思っているのです。
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『Power to the Future』
大川隆法著
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