今の文明の前に、ムーとかアトランティスとか、別の文明があったって、ほんとなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『太陽の法』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
人類は、いまからおよそ一万年前の、アトランティス大陸沈没の際に、旧文明が滅んでゆくのをまのあたりにしました。ひとつのおわりは、ひとつのはじまりを意味します。そして、新文明が、やがてエジプトの地を中心としてひらけてきたのです。(中略)
この一万年のあいだに、エジプトをはじまりとして、ペルシャ、ユダヤ、中国、ヨーロッパ、アメリカ、そして、日本という具合に、さまざまの国、さまぎまな地方で、文明が栄えてきたわけです。今回の文明の特色は、「知性」というものが、非常に強い時代だったといえます。ですから、知的に世界を理解していこうとする傾向の強い、知性の文明だったのです。
それ以前のアトランティス大陸の文明は、主として「理性」を中心にした文明で、九次元宇宙界でも、マイトレーヤー如来とクート・フーミー(アルキメデスであり、ニュートンでもある)の活躍がたいへんめだっておりました。
さらに、アトランティスより古い時代、いまから一万五千年以上のむかしには太平洋にムー大陸があって、これまた、独持の文明をつくっておりました。ムー文明とは、ひとことでいうと、光エネルギーの文明でした。この時代は、光エネルギーについての科学的な研究、宗教的な研究がずいぶんと進んでおり、各個人が、どうやったら自分の光パワーを増幅できるのかについて、主として学習することが修行でした。
さらに、そこからさかのぼり、いまから三万七千年以上前には、インド洋上にラムディア大陸という大陸が浮かんでおりました。この時代の人類は、「感性」が中心でした。ムーの時代には、エル・カンターレ(釈迦)の力が、ずいぶん影響していましたが、ラムディアの時代に力をふるっていたのは、マヌとゼウスでした。そして、彼らが中心となって、感性の文明をつくりあげていたようです。
この時代には、人間は感性を磨くことが修行であり、最高度の修行を積んだ人は、三千種頻の色と、二千五百種類のにおいを区別することができました。
ラムディア文明のさらに前は、いまから、十五万三千年前というはるかなるむかしに消えた、ミュートラム大陸に栄えていたミュートラム文明です。このころは、地球の地軸が、現在の位置とはかなりかわっておりました。現在の南極大陸の部分が温帯だったのですが、(中略)十五万年あまり前の地軸の変動によって、気候温暖だったミュートラムが、寒帯となったのです。そのため、地表が氷におおわれて、地上に住む人類と生物のほとんどが死滅してしまったのです。(中略)
このミュートラム大陸の前は、ガーナ大陸といって、いまから七十三万五千年前ごろのことです。このころには、現在のアフリカ大陸と南米大陸とがくっついており、ひとつの巨大大陸をつくっておりました。ガーナ文明は、「超能力」を中心とした文明でした。しかし、あるとき、突如として地殻変動におそわれ、大地がまっぷたつにさけ、大陸が移動しはじめました。マグニチュード10ぐらいの大地震におそわれ、ガーナ文明は、崩壊していったのです。
私が、いま、語っていることは、SFでもなんでもありません。実際に、過去の地球上に起こったことなのです。それらのことは、現代および、未来の文明を考えるために参考となるはずです。
(240~244ページ)
エジプトの地にはじまった今の文明は、「知性」が非常に強いという特色がある。
1万年前に大陸の沈没で終わったアトランティス大陸の文明は、主として「理性」が中心だった。
1万5000年以上の昔に太平洋にあったムー大陸の文明は、光エネルギーの文明だった。
3万7000年以上前に、インド洋上にあったラムディア大陸の文明は、「感性」が中心だった。
15万3000年前、いまの南極付近のミュートラム大陸に、ミュートラム文明があり、73万5000年前ごろには、いまのアフリカ大陸と南米大陸とがつながった巨大大陸に、ガーナ文明があった──。
人類の歴史というのは、今の文明から始まったわけではなく、また、人間は猿から進化したわけではない。
人間は人間として何億年もの歴史をもち、さまざまな文明が興っては亡びを繰り返しているって。
大川隆法先生は、未来社会を透視し、現代社会に対する提言をしておられるだけでなくって、壮大な人類の過去の歴史をも説き明かしておられる。
この事実を、今日は改めて確認できたと私は思っているのです。
|
『太陽の法』
大川隆法著 |
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)