こんなに彼氏を愛してるのに、夫を愛してるのに。なんで彼氏は、夫は、同じように愛してくれないの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
たとえば、あなたが結婚している女性だとしましょう。あなたは「私は夫を愛している。一生懸命に愛を注いできた」と思っているでしょうが、その愛は、私が語っている愛と一致しているかを考えてみると、違うところもあるのではないでしょうか。
あなたは「これだけ夫に尽くしたならば、当然、それだけの見返りが来るはずだ」と考えてはいませんでしたか。
あるいは、「与える愛」だと思いつつ、相手を縛ってはいませんでしたか。愛という名の言葉で、相手の行動や思いに枠をかけていただけではありませんか。
この二つの観点から見たとき、あなたの愛に問題はないでしょうか。これは、言われてみないと分からないことなのです。(中略)
「もっと純粋に相手のことを考えて、愛を発揮したことがあるだろうか」と考えていくと、「愛を与える」という、幸福の科学の原点となる考え方であっても、きわめて難しいことが分かると思います。実際、それは難しいことなのです。そう簡単なことではありません。(中略)
「見返りを求めたときに愛は死ぬ」という言葉は、詩的な言葉というか、言葉自体の響きのために語られているものではありません。これは真実なのです。何かよいことをしたとしても、同じだけの結果、あるいは、それ以上の結果を期待してなされたときには、その行為は必ず帳消しになるのです。
そして、なぜ「見返りを求めるな」と言っているかといえば、与えた愛はその人のものになるからです。これが人間の心を貫く偉大な法則です。生きているうちに、このことだけでも知っておくことが大事です。「与えた愛は、与えた人のものになる」──これが目に見えない世界の法則なのです。
(34~39ページ)
「与える愛」だと思いつつ相手を縛っていなかったか、愛という名の言葉で相手の行動や思いに枠をかけていただけではないかというのは、言われてみないと分からない。
「見返りを求めたときに愛は死ぬ」という言葉は、言葉自体の響きのために語られているものではなく、これは真実である。
見返りを求めるなという理由は、「与えた愛は、与えた人のものになる」のが、目に見えない世界の法則だからである──。
いやあ、愛って、むずかしいですよね、ほんとに。
どうしても、相手に求めてしまう。でも、それはほんとの愛じゃない。
「純粋に相手のことを考えて、愛を発揮」するって、大多数の人にとって(もちろん私にとっても)、けっこう大きな課題ですよね。
今日のお教えで、相手に求めずとも、その愛は必ず私たちのものになることを、知ったわけです。
明日からは、何かを見返りにもらおうとか思わずに、ほんとに純粋な思いで愛してあげたいものだと、改めて私は強く思っているのです。
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『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』
大川隆法著
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