アメリカって、アジア外交を、どう考えてるのかね? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『ヒラリー・クリントンの政治外交リーディング──同盟国から見た日本外交の問題点』(幸福実現党)で、前のアメリカの国務長官だったヒラリー・クリントンの守護霊の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。
だから、「中国の工作は、日本に対してだけではない」ということね。北朝鮮だけでもなくて、韓国にもそうとうの工作がもう始まっていて、韓国を取り込むことで、韓半島を中国の支配下に置こうとしてます。
次は、沖縄から米軍を追い出して、さらに、あの、南沙諸島?なんか三つぐらいあるでしょう? スプラトリー・アイランズ(Spratly Islands)? あのへんも中国の市に指定したりして(注。二〇一二年七月、中国は、南沙諸島、西沙諸島、中沙諸島を管轄する三沙市を設置した)、取り込みに入っています。
あと、ビルマ(ミャンマー)も、まあ、もともとは英国の植民地だったけれども、中国のサポートからアメリカのサポートに変えようとしているし、ベトナム、フィリピンも、今、共にアメリカとの関係の結び直しを考えているし、タイも、日本の企業がそうとう進出しましたけれども、中国に対して、十分に警戒態勢に入りつつあると思いますね。
海を支配されたら、いずれ、あそこも同じ問題が起きてきます。タイを押さえなければ、中国は対インド戦略が立たないのでね。
だから、着々と攻めてきていると思いますね。
一方、アメリカ側は、イラク、アフガニスタンと、撤退に向けて動いてきているし、その前は、ベトナムから退いています。「アメリカの覇権の時代は、大きなマクロの意味では、もう終わった」というように中国は見ていて、「中国の覇権の時代につなげていきたい」と思っているのはよく分かります。
だから、こういう考えは、民主党政権ではちょっと遅れた考えになってしまったけれども、コンテイニング・チャイナ(Containing China 中国封じ込め)を、私は今、ちょっと遅ればせながらやっているところなのね。(中略)
あなたがたハッピー・サイエンスも、それをやろうとしているという情報は、もう私もつかんでいるのよね。(中略)その意味では心強く思っています。あなたがたは共和党の味方なのかもしれないけれども、やっていることはアメリカの利益にも添うことであるし、日本の利益にも添うことであるので、情報はかなり入ってきています。
だから、日本政府を動かして、もうちょっと活発な外交・軍事戦略を立てないと、確かに、米国に敵対感情だけを持たれても、本当に、にっちもさっちも行かない感じになりますからね。
オスプレイの墜落事故等の問題も、大きく取り上げたりしていますけど、操縦士だって命は惜しいんだから、そんなに、わざと事故を起こしてるわけじゃないんですよ。(中略)それを、なんか、いろいろとクレームをつけて、入れさせない理由にしたりしているけれども、あれだけの航続距離を持ったヘリコプターがなければ、岩国でも沖縄でも、今、日本が守ろうとしてる、竹島、尖閣、それから、台湾、香港、韓国などの、すべての地域をカバーすることはできないので、選択の余地はないんですよ。
地方自治体の住民感情なんかで議論をするような内容ではないので、これは、日本政府のほうで押し切ってもらわないと、われわれも困るんです。
(30~36ページ)
中国は、沖縄に対してだけでなく韓国にも工作を始めていて、韓半島を支配下に置こうとし、南沙諸島も取り込みに入るなど着々と攻めてきているので、アメリカは、コンテイニング・チャイナ(Containing China 中国封じ込め)をやっている。
幸福の科学も、それをやろうとしているという情報はもう入ってきているが、やっていることはアメリカの利益にも日本の利益にも添うことなので、心強く思っている。
オスプレイも、あれだけの航続距離を持ったヘリコプターがなければ、竹島、尖閣、それから台湾、香港、韓国などすべての地域をカバーすることはできないので、選択の余地はない。地方自治体の住民感情などで議論する内容ではないので、これは日本政府のほうで押し切ってもらわないとアメリカも困る──。
これは、2012年8月、まだ現役の国務長官だったヒラリー・クリントンの守護霊が、インタビューに応じて日本語で答えた公開霊言の活字起こしです。
「国務長官」というのは、日本の外務大臣に相当する立場ですので、オバマ政権の現役国務長官の守護霊が語ったこの内容は、ヒラリー・クリントン個人の考えというよりも、アメリカという超大国の外交政策のもっとも本音の部分を明らかにしたものだと思います。
アメリカという国家の外交政策の本音を、こういう手軽な日本語の書籍の形で知ることができるというのは、まさに奇跡というほかありません。
クリントン元大統領の夫人でもあるヒラリー・クリントンという政治家個人に興味がある方にとってはもちろん、日米関係、そしてアメリカの動向に興味関心を持つ方にとって、まさに必読の一書であると率直に私は思うのです。
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『ヒラリー・クリントンの政治外交リーディング』大川隆法著
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