韓国の李明博大統領が、韓国との間で昔から領土紛争がある竹島に、大統領として初めて上陸して、騒ぎになってるんでしょ。なんでわざわざ、そんなことしたりするのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『韓国 李明博大統領のスピリチュアル・メッセージ』(幸福の科学出版)で、月刊「ザ・リバティ」の綾織編集長による李明博大統領の守護霊のインタビューを、次のように伝えておられます。
李明博守護霊 (中略)もう急所だからさあ。そこだけ言っとけば、「軍事拡大路線」が出なくなるから、それで、みんな知ってて言ってるのよ。
それは、だって、あんた、十三歳の少女の慰安婦の像を、韓国の日本大使館前に建てるなんてさあ、「十三歳の少女」といったって、今は八十のばあさんだ。なあ?(中略)
だから、そんなの分かってるんだよ。そんなの分かってるんだけどさあ、それだけ言っときゃあ、日本を封じ込めるのは簡単なんだよ。ライオンの調教と一緒でさ、ライオンに鞭を当てて、ちょっと痛いのを味わわせておくと、今度は鞭を振るうだけで、もう、ジッとおとなしくするからさあ。それで、ちょっと味をしめてるんだよ。
これと「教科書」だろ? 「従軍慰安婦」と「教科書」とを言っときゃあ、だいたいおとなしくなるんだよ。うん。
綾織 これが難しいのは、そのようにして、あまりにも〝封じ込め〟すぎると、やはり、「弱い日本」ができてしまいますので……。
李明博守護霊 いや、だから、「生かさず殺さず」ぐらいでやってるのよ。
綾織 ただ、北朝鮮のことを考えると、日本も、ある程度、それなりに対応できるようにしておく必要があると思います。
李明博守護霊 そう、そのへんが難しいんだよ。
日本を完全に駄目にしてしまうと、何かのときに困るし、もし南北統一ができて、復興していくとなれば、やっぱり日本に助けてもらわないといかんから、そのときに〝おねだり〟できる余地は残しておかなきゃいけないんでね。
その意味で、罪悪感を持たすことによって、援助を引きずり出すことも考えているわけで、うちには、それなりに戦略性があるのよ。そういう〝歴史認識〟を言い続ければ、日本は資金を出さざるをえないから、それを吸収する意味でも、言っとかないとね。忘れてはいけないことなんだよ。うん。(中略)
綾織 「竹島問題」についても、やはり、戦略的に行っている状態なのでしょうか。
李明博守護霊 ああ、竹島ね。まあこれも、今言った急所と一緒だよね。
島一個で、財産的には大した問題ではないだろうけど、日本は、要するに、「国防」の認識と「主権国家」の認識のところが弱いからさ、これ一つで攻められる。はっきり言やあ、これ、弱点だよな。憲法や法律上、ここが問題だからね。
まあ、間違った憲法をいつまで奉じてるんだよ。こちらから言わせてもらえば、七十年もたってさあ、自分らで「国を守りません」っていうような憲法を守ってるっちゅうのは、はっきり言って、狂っとるよ。
君らが狂ってる間は、こちらにも言う権利があるよ。な? 狂ってなくなったら、言えないけどさあ、今は狂ってるんだから、しょうがないだろう。
綾織 近年では、ようやく国民世論も変わってきて、改憲を求める人のほうが多くなっています。
李明博守護霊 いや、弱いから、そんなことはないよ。竹島ぐらい取られたって、どうせ、「何にも被害がないから」って言うんじゃない? うん。そのぐらいのことだ。
(85~89ページ)
戦後七十年たっても、自分たちで「国を守りません」というような憲法を守っている日本人は、はっきり言って狂っている。
日本は、要するに、「国防」の認識と「主権国家」の認識のところが弱点だから、これ一つで攻められる。
竹島ぐらいが取られても、日本人はどうせ、なにも被害がないとしてすませてしまうだろう──。
要するに、李明博大統領は、「従軍慰安婦」問題と「教科書」問題を言っておけば、日本をおとなしくなるので、根拠がない話だということくらい知っているが、あえて言い続けている。
竹島についても、「国防」と「主権国家」の認識のところが日本の弱点だから、本当は根拠がないと分かっていても、あえて攻めている、という話になりそうです。
この霊言が収録されたのは、2012年3月のことでした。
人気の凋落が著しい李明博大統領は、こういった本音を背景にして、あえて今、竹島で事を構える動きに出た、ということなのでありましょう。
国際司法裁判所に訴えるとの報道もあるようですが、単に「極めて遺憾だ」とか言うだけでない日本政府の対応を、しっかり見守りたいと私は思うのです。
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『ロシア・プーチン新大統領と帝国の未来』大川隆法著
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