ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



大川隆法先生が、大々的に「新・日本国憲法試案」って、新聞で発表したんでしょ? 全面広告だったから目立ったよね。でも、憲法改正って話ならまだ分かるんだけど、なんでいま、まったく新しい憲法案なんだろう? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福実現党宣言』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 やはり、何事においても、設計図がなければ物はつくれません。建物であろうと、船であろうと、飛行機であろうと、単純な機械であろうと、設計図がなければつくれないのです。(中略)国もまったく同じであり、基本的には設計図が大事です。
 国の設計図とはいったい何であるかというと、その国が拠って立つ「国家の理念」です。「何のための国家なのか。国家として何がしたいのか。どういう国にしたいのか」という未来ビジョンを持っていることが必要なのです。
 会社で言えば、これは「経営理念」に相当するものです。会社には必ず経営理念が必要だと言われています。(中略)経営理念があってこそ、社長の心をわが心とする分身ができ、「社長が考える未来のデザインに向けて会社を大きくしていこう」と、社員が一致団結して努力するからです。
 国においても同様に、国家の経営理念があればこそ、国民はその実現に向けて、努力、邁進していくものです。したがって、国家の精神的な支柱、中心的な考え方というものは、とても大事です。(中略)
 しかしながら、私が憲法に関する書籍などを読んだかぎりでは、この分野にも、戦後の唯物主義的、分析主義的なものの考え方が流れ込んでいて、「憲法には、人間の生き方など、『こうすべきだ』というような考え方を入れるべきではない」といったことを述べている憲法学者もいます。「哀れ」と言うしかありません。
 こうした考え方は、「会社というものは、とにかく毎日、事務所に通っていれば続いていくものだ」などと言っているのと同じです。(中略)実際に会社のなかに勤めている人の目から見れば、「やはり会社に理念がなければ、仕事はできない」ということが分かるはずです。(中略)
 やはり、憲法というものがあるからこそ、国家の理念ができ、日本の国を動かす基本的な枠組みができ、政治の方向性も決まってくるのです。(中略)「何を国家目標として考えているか」ということは、非常に大事なのです。
 そのなかに、やはり国家であれば、「国民の幸福」というものは当然入るべきであり、世界のレベルで言えば、「世界人類の幸福」というものが入るべきだと私は思います。(中略)
 日本国憲法のなかにも幸福追求権はありますが(第十三条)、幸福の理念、すなわち「いったい何をもって幸福とするか」ということが非常に大事だと思うのです。
 もちろん、その幸福のなかには、この世的なものも当然含まれているでしょう。「三食を食べることができる」「衣食住に困らない」といったことも大事かと思います。(中略)しかしながら、「人間は魂を持った精神的存在である」と考えるならば、やはり、憲法のなかに、国民を鼓舞し、精神的高みに導いていくようなものがなければならないと思います。
 神も仏も否定し、あの世も霊的存在も否定して、人間をロボットのような機械と見なす思想の下で、この世的生存のみを目的とした国家運営を考えるような憲法は、認めがたいと考えています。
(80~86ページ)

憲法には、国の設計図として、その国が拠って立つ「国家の理念」、未来ビジョンが入っていることが必要である。

そのなかには、「国民の幸福」、さらには「世界人類の幸福」が当然入るべきであるが、そのなかには、この世的なものだけでなく、国民を鼓舞し、精神的高みに導いていくような理念が必要である。

神も仏も否定し、あの世も霊的存在も否定して、人間をロボットのような機械と見なす思想の下で、この世的生存のみを目的とした国家運営を考えるような憲法は、認めがたい──。

つまりは、神仏を否定してこの世的生存のみを目的とするとしか思えない、現行の日本国憲法を手直しするだけでは、未来をデザインするための国家の設計図にはとうていなり得ないからこそ、大川隆法先生はあえて、「新・日本国憲法試案」を書き下ろして、発表されたってこと、なんですよね! 



『幸福実現党宣言』

 大川隆法著


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