MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『S力人情商店街』1~4

2012年11月18日 | BOOKS
 「茶子ちゃん」「商店街」「ひょうたん」「神社」
 ちょっと前まで、上記のキーワードで思い浮かべる小説は、映画化もされた万城目学さんの『プリンセス・トヨトミ』だったのだけど、『S力人情商店街』も同じキーワードがバッチリあてはまるのです。
 出版はこちら(『S力~』)が先なのですが。


  『S力人情商店街』令丈ヒロ子 岩崎書店
   改題されて、今月新潮文庫から1巻が出版されています。(『茶子と三人の男子たち―S力人情商店街1―』)
  私は岩崎書店版の岡本正樹さんのイラストが好き。茶子ちゃんのキュートさ・男の子たちの可愛いところがちゃーんと出ています。

<参考>
『S力人情商店街1』 - 岩崎書店
『茶子と三人の男子たち―S力人情商店街1―』 - 新潮社


 「S力」は「エスりき」と読んで、エスパー能力のこと。いわゆる超能力。
 それも「商店街を守るためにしか使えないという地域・目的限定」の超能力という面白い設定です。



 冒頭に書いたのだけど、キーワードが映画「プリンセス・トヨトミ」と重なるからか、昨晩『S力人情商店街』が映画化される夢を見てしまいました。私の頭って、本当に単純だなぁ。
 正夢になったら、まるで茶子ちゃんの「S力」みたいで楽しいのだけど。
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