トランペットの人のアルバムはなかなか買わないけれど、リーヴマンの名前を見つけて、そしてそれ以上にレシェク・モジュジェルの名前を見つけて拾ったアルバムです。
2001年にポーランドで録音されたアルバム、で2003年にはBest Polish Jazz Albumに選ばれたそうです。
1曲目、ドラムスがドカンと叩くとペットとテナーの4ビート、高速ハード・バップ、最初からきました。オオッ演ってるねと始まるけれど、その後レシェク・モジュジェルがコード進行でピアノを弾きたおすのには驚きました。レシェクはもうすこし後の時代から知らなかったけれど、このスタイルもありです。
2曲目“Quest”この曲前にも録音しているけれど、リーブマンが来たので再演となったのでしょう。
3曲目はブルース、テナーのMaciejが加わって、これもレシェクが良い、ペットの人の曲で良い曲です。
4曲目、ハードなペットのアドリブにピアノも凄いのでリーブマンも真剣モードに入っています。
5曲目はバラッド、レシェクのゆったりした絡みでバラッドプレーもうまさが伝わります。
なかなか気が付くのは難しいけれど、この組み合わせは良かったです。
Hope / PIOTR WOJTASIK
Piotr Wojtasik - trumpet, fluegelhorn,
David Liebman - tenor saxophone
Clarence Seay - bass
Ronnie Burrage - drums
Leszek Możdżer - piano
Maciej Sikała - tenor saxophone in Village
1 Hope
2 Quest
3 Village
4 Taurus People
5 Rose Tattoo
6 Believe...for It Is True!