JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

すばらしき世界 / マイクル・コナリー 著 古沢嘉通 訳

2021-01-30 14:07:25 | 


この頃記事のアップ率が下がっているけれど、同じ理由からなのだろうか本を読み終える速度が落ちている。一つの機能が不全になりつつあるのだろうか。
大好きな作家マイクル・コナリーが続々と本を足て、本屋さんで新作「素晴らしき世界」を見つけたのが去年の11月、すぐに買ったはいいけれどなかなか進まず読み終えるのに2カ月もかかってしまった。ボッシュに深夜勤務のバラード刑事がコンビになる新しいシリーズだった。
コナリーのボッシュ・シリーズではボッシュがジャズを聞くためジャズのアルバムのことが出てくるけれど、今回はジャズを聞く暇がなかったみたい。代わりに邦題がルイ・アームストロングの「素晴らしき世界」になっている。原題が「Dark Sacred Night 」なのでなぜかなと思ったら、答えは訳者のあとがきに書いてあった。気になる方はそちらで確認ください。
ボッシュ・シリーズも32作だそうで、すべて付き合ってきた。ここ2作ぐらい作風が変わったと思う。このボッシュ刑事を主人公にしたTVドラマが放映されているそうで、今回も原作となっているようだ。アメリカのTVドラマのスタイルでいくつかのことが並行して深耕していくっていうのが多いけれど、本の方もそんな感じになってきている。ちょっと事件がいろいろ並ぶから、犯人のスケールが小さくなってきているように感じるのは私だけだろうか。何回かに一度はTVじゃなくて映画スケールも出してほしいと少し考える。


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春一番を直してと2番目

2021-01-27 09:04:45 | 




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素晴らしい記録 Great 3 コンプリート・セッション 1994

2021-01-25 11:37:20 | 聞いてますCDおすすめ


ショップにもなかなかいかないから久しぶりにジャズ誌を買ってみた。リリースされるアルバムを見ていたらこれが欲しくなった。なんと8,000円になってしまうけれどやっぱり欲しい。菊地雅章はほとんど追っかけていなかったから持っているアルバムもECMからでたのと1989年のソロぐらい。

 

今回もまたうなり声を聞かなくちゃとちょっと躊躇はあるものの、ピーコックの追悼という意味もあって買ってみた。
4枚組のCD1、1994 年4月1&2日銀座“音響ハウス” での録音1曲目”.Summertime ”がなりだすとこれが心にしみるというか、本当に素晴らしい演奏。買って本当によかった。
このアルバムインディ向けレーベル、Nadja保有する録音を再発したものだそうで、当時はAeolusというれーべるででていたアルバムのコンプリートになっている。
CD1が「ビギン・ザ・ビギン」というタイトルででたものに.11.Song in Dと13.Round About Midnightが追加されている。CD2からCD4はこの録音の数日まえ、新宿ピットインでのライブ録音で当時は「テネシー・ワルツ」として出ていた。こちらは4曲が追加され、曲順がライブと演奏通りとなっていてる。(そのため4枚になったらしいけど全く許す)
1971年のアルバム作製いらい23年ぶりの演奏だそうだが、すでにあちら側の3人が神がかった記録となって素晴らしい。今回スタジオとライブがわずか数日の差で録音されているけれど、ライブとスタジオのどちらもそれが持つ素晴らしさが明快になる。(ライブ盤のほうはレコーディングの実践練習で演奏したものがあまりに素晴らしいのでアルバムかされたそう)5曲mRの”Kansago-No”などはピーコックの訃報のあとだけに感動的だ。
録音は普通の倍の96kHzのDATプレーヤーで録音されており、昨日の生を聞いたというような臨場感がある。
ピットインのライブ録音は数々あるけれど、このGreat 3の演奏が残されていることは、日本のジャズの素晴らしい記録だと思う。




Great 3 コンプリート・セッション 1994

菊地雅章 (piano)
ゲイリー・ピーコック (bass)
富樫雅彦 (percussion)
(CD1)1994 年4月1&2日銀座“音響ハウス” にて録音
(CD2-4)1994 年3月29日新宿“ピットイン”にてライブ録音
※オリジナルリリースCD未収録(完全未発売)

Disc 1
1.Summertime 7:19
2.Skylark (piano & perc duo) 3:30
3.Waltz Step 6:05
4.My Favorite Things 9:17
5.Kansago-No (bass-solo) 4:16
6.Begin The Beguine 5:14
7.Coral Spring 7:42
8.Laura 5:40
9.Bley's Triad 2:40
10.Home On The Range (piano & bass duo) 5:04
11.Song in D※ (bass-solo) 4:28
12.Misty (piano-solo) 4:28 6:56
13.Round About Midnight※ (piano-solo) 6:10

Disc 2
1.Moor※ 25:07
2.Carla 18:57
3.Little Abi 11:33

Disc 3
1.Nature Boy 26:13
2.Tennessee Waltz 09:19
3.Rambling※ 08:32

Disc 4
1.MC:Masabumi Kikuchi 01:05
2.Straight, No Chaser※ 17:05
3.Peace※ 11:59
4.Good-bye 05:26











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事件 再犯です。

2021-01-23 09:16:36 | その他
玄関先にプランターをおいて花を活けている。小さな家のささやかな楽しみなのです。
ところがとんでもないことになった。



午前中出かけて、午後再び出かけようドアを開けるとこのありさま。やられました。犯人はわかっている。再犯です。
以前、同じことがあったのですぐわかったけれど、同一犯かは不明ですが、手口は一緒。何らかのつながりがあるとしか思えません。

今度は見事にすべてを抜いていきました。どうしようもない、弱い立場で復讐の方法も思い浮かびません。
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東京チェロアンサンブル 12th  アット 紀尾井ホール 2021.1.18 

2021-01-19 16:05:29 | チェロ無難
世の中このような状況だけれど、延期になっていたコンサートが座席数を変更して開催された。
無事チケットも取り直せってオクサンの友人も一緒に行ってきた。



始めていくホールで地図を見ていったけれど、坂道は地図にでていないので、途中大変つらい思いをしたけれど何とかたどり着けた。(実は腰椎が悪くなっていて途中足がしびれて相当困った。)



座席の方はおかげさまで前と同じ1列目、ホールの感じもいいし、ゆったりと聞くことが出来ました。

  

メンバーは東京チェロアンサンブルのメンバー10名、宮田大ちゃんや新倉瞳さんなんかが名前を連ねます。



演奏はアンコールルグラン”キャラバンの到着”を入れて1時間10分ぐらいだった。

内容はテーマがオープン・ザ・ドアというテーマがあって統一感があり、チェロ・アンサンブル”パリのアメリカ人”が世界初演であった。アレンジの小林幸太郎君はこのごろ多くのアレンジを手掛けている。

コンサート終了して売っているTシャツは買わずに外の出た。(でたばかりの大ちゃんのCDだったら買ったのに)



駅までの道のりでこんなものを頂いたけれど、特に感動なし、きっと忘れてしまうでしょう。





演奏会の感想  「瞳ちゃんかわいい!」  じゃなくて久しぶりでチェロのハーモニ―深く酔うことが出来ました。

次回は22年3月21日だって、忘れないようにしよ。



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同じ舞台に立っている REMEMBERING JACO / Charlier/Sourisse Multiquarium Big Band

2021-01-17 17:28:03 | 聞いてますCDいいと思う


久しぶりにショップにいって見つけたアルバム。こうゆうのはショップに行かないとなかなか出会わない。フランスのビックバンドがジャコをトリビュートしたアルバムだそうで、ジャコのトリビュートに出会うとつい買ってします。ついこの間ウエザー・リポートを聞きなおしているから、これもJAZZ神様の引き合わせとおもう。



ビック・バンドだとザヴィヌルがWDR BIG BANDと演った素晴らしいアルバムもある。



これは買いと思ったのはスペシャル・ゲストで参加しているビレリ・ラグレーン、なんと全曲にフレットレス・ベースで参加しているそうでこれは聞きたい。
というのもラグレーンのジャコへの思いは大変強い、ベースで弾いてでも参加しちゃうのです。
それもラグレーンが19歳のとき1年半ツアーをともにしている。
イタリアでのライヴ・アルバムは素晴らしい演奏で大好きです。



もう一人のゲストピーター・アースキンの自語で始まり、ラグレーンこれはまさに自身がジャコになりきっているとしか思えない。彼の中でジャコがともに舞台にいるよううです。
アースキンは叩くかとおもったらジャコへの思いを語るだけだけど、まっそれはいいか。
演奏の方はとにかくラグレーンのエレべを聞いているとウキウキしてくる。WDRの方がザヴィヌルがいる分迫力のあるサウンドになっていた。こちらはアレンジも比較すればおとなしいというか、ジャコのメロディをうまく料理していて、聞きやすさがあるのはある分時代で洗練されたのかもしれない。



ジャコが舞台にいるように思う。

REMEMBERING JACO / Charlier/Sourisse Multiquarium Big Band

Benoît Sourisse – piano, Hammond organ
André Charlier – drums
Claude Egéa – trumpet
Pierre Drevet – trumpet
Erick Poirier – trumpet
Yves Le Carboulec – trumpet
Stéphane Guillaume – soprano & tenor saxophone, flute, clarinet
Stéphane Chausse – alto saxophone
Lucas St-Cricq – alto & tenor saxophone
Fred Couderc – baritone saxophone, bass clarinette
Fred Borey – tenor saxophone
Denis Leloup – trombone
Philippe Georges – trombone
Damien Verherve – trombone
Lionel Segui – tuba
Nicolas Charlier – percussion
Pierre perchaud – guitar

1. Introduction by Peter Erskine
2. Used To Be a Cha Cha
3. Barbary Coast
4. Interlude #1 by Peter Erskine
5. Liberty City (intro) / Invitation
6. Continuum
7. Kuru / Speak Like a Child
8. Interlude #2 by Peter Erskine
9. Teen Town
10. Three Views Of a Secret
11. Palladium
12. Conclusion by Peter Erskine
13. Fanny Mae

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天気を見直す  WEATHER REPORT

2021-01-14 15:00:24 | 聞いてますCDおすすめ


ジャズを聞き始めた60年代後半から70年代にかけては、もらう小遣いでレコードを買うのでせいぜい月に1枚ぐらいだから何でもというわけにはいかなかった。そんなんだからマイルスの「イン・ザ・スカイ」は持っているけれど「キリナンジェロ」は持っていないなんて状態だった。
最近といっても何年か前だけど、こんなセットがあって不足していたのを補った。これが結構手に取る回数が多い。



ウエザー・リポートのアアルバムがでだしたのが1971年からで初期のころはレコードを変えなかった。日本公演に行ってからはこれは必ず買おうと「8:30」からのLPが手持ちにある。
写真のために引っ張り出したのだけど1986年のラスト・アルバム「This Is This!」が持ってくるのは忘れているけれどこれがすべてLP。



その後CDの時代になって買ったのはほとんど解散後の発掘アルバムだからライブ録音。



これは持っておきたいとデヴューアルバム「UEATHER REPORT」を買ったのは大人になってからだった。



「8:30」に至るアルバムを持っていない。ジャコが入った以後のアルバムを聞く機会は多いけれどジャコまでの天気予報を聞きたいと思って買ったのがマイルスセットと同じシリーズ。5枚のアルバムがセットになった二つ。2枚持っているLPとかぶるけれど、これは良い。紙のケースにはいってLPみたいのも楽しい。



こうやって改めて天気予報を流れで聞きなおしてみると、今回はヴィトゥスいるデヴューから3枚が面白い。時代がいろいろ移り変わって再びこのウエザー大変新鮮だった。というのでおまけというか、ヴィトゥスのこのアルバムで締めることになりました。





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David Darlingを忍ぶ

2021-01-11 13:16:12 | チェロ無難


お仲間の中年音楽狂さんのblogでDavid Darlingが亡くなったことを知った。古いアルバムを聞いていたら急に追憶記事を書いておこうという気になった。
そこで、そちらからお写真を借りてきた。

聞いているアルバムは「CYCLES」や「Dark Wood」で記事にしていた。
これ以外にもいくつか記事にしていますが、JAZZとチェロを結び付けてくれた人はこの日とかもしれません。(ジャズとチェロのことは記事に書いてます。)
ですからチェロを始めたこともこの人のおかげがちょっとあると思いますので、ご冥福を祈ろうと思ったわけです。
Derlingのリーダーアルバムはこれ以外にも「Cello」を記事にしているし、リーダーじゃなくてもKetil Bjornstadの「The Sea」も記事にしている。



これらを並べて聞いていて、記事にしていなくてDerlingがいっぱい引いているのをと探したらこれがあった。



Epigraphs / Ketil Bjornstad & David Darling

Ketil Bjornstadとのデュオ・アルバムで2000年の作品。特に説明はいらない、二人の当時の特徴が大変よく伝わるアルバムです。
もちろん当時、なくなることなんて考えたことはないけど今となってとても素晴らしいアルバムをのこしてくれえたなとしみじみ思います。
合掌。

Epigraphs / Ketil Bjornstad & David Darling

Epigraph No.1
2 Upland
3 Wakening
4 Epigraph No.1, Var.1
5 Pavane
6 Fantasia
7 Epigraph No.1, Var.2
8 The Guest
9 After Celan
10 Song For TKJD
11 Silent Dream
12 The Lake
13 Gothic
14 Epigraph No.1, Var.3
15 Le Jour S'endort

Cello – David Darling
Composed By – David Darling (tracks: 10, 11), Ketil Bjørnstad (tracks: 1 to 4, 7 to 9, 12 to 14)








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新春を華やぐ

2021-01-08 13:02:52 | その他


自宅で仕事をすることが多くなって、音楽を聴きながらということが多い。CDを選んでかけているが、面倒な時にNET上の音楽放送というのを聞くこともある。
いろいろな音楽のジャンルを選べるようになっていて、クラシックそれもライトなものを選んで流しておくことが多い。
そこで流れているエリック・クラプトンの”TEARS IN HEAVEN”を男性コーラス・グループが歌っているのを気に入ってCどぉ年末に注文した。年末結構聞いていたのだけれど、これって新春っぽいのいうので、年が明けてから記事にする。
クラシックの素養のある男性コーラス・グループなんて前はケTッと思っていたけれどそれを聞いているのだからしょうがない。
男性コーラス・グループの「イル・ディーヴォ」というのが大変人気があるというのはしっていたけれど、きちんと聞いていない。
今回買ったのは「The Tenors」というグループで中古だから「UNDER ONE SKY」というアルバムと「lead with your Heart」とい二つを頼んだ。どうやら元は「カナディアン・テナーズ」と言っていたグループだからカナダのグループなんだろう。
「lead with your Heart」が先に届いてこれがいい。
エルトンジョンの”sorry seems to be the hardest word”が良いし、次の”Me He Enamorado de Ti ”という曲が良い。知っているメロディだけど「アルカンヘル」って人は知らなかった。

そのあとにクラプトンの曲が入っているのがとどいた。こちらの方が新しいアルバム。ただベサメムーチョやグラナダなどちょっと今じゃなくてなんて選曲もある。
という音で1のほうもかったので良かった。
どちらにしても今までに御縁のない華やいだ雰囲気を楽しめた。

lead with your Heart

1 You And I (Vinceremo)
2 Lead With Your Heart
3 Sorry Seems To Be The Hardest Word
4 Me He Enamorado De Ti (Woman In Love)
5 World Stand Still
6 Journees D'innocence
7 Manana
8 Anchor Me
9 Viento
10 Amazing Grace
Featuring – Natalie Grant (2)
11 Forever Young
12 Lullaby (The Smile On Your Face)
Featuring – Chris Botti

UNDER ONE SKY

1 A New Day's Begun
2 Bésame Mucho
Written-By – Consuelo Velazquez
3 Lean On Me
4 I Remember You
5 My Father's Son
6 Who Wants To Live Forever
Featuring – Lindsey Stirling
Written-By – Brian May
7 Angels Calling
8 Granada
Written-By – Agustin Lara
9 You Are So Beautiful
Featuring – Kelly Levesque
10 Nella Fantasia
Lyrics By – Chiara Ferraú
Music By – Ennio Morricone
11 Drowning In Love
12 Love Will Never End
13 Under One Sky

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新春をチェロる

2021-01-05 15:56:57 | チェロ無難
今年の元旦は東京にいる天使は風邪をひいていて会うことができなかった。関西からの天使は年末からきているので5人でのおせちをいただいた。





3が日をほとんど家から出ずに過ごしてきたけれど、外の具合はよろしくないようで、これからも家時間が多いのだろう。
チェロの練習も毎日するのだけれど、今の課題曲がどうも頭にはいらない。予想と違う音が連なっているように感じるけれど、作曲家がつくったものだから、課題曲として何とか乗り切らなければとゆっくり始めている。

チェロの演奏家って派手な動きはしないけれど確実にやることをやっているように思う。
年末から集まった(1年ぐらい前のアルバムもあるけれど)アルバムを並べてみた。

まずはチェロを始めたころ勇気づけをいただいた水谷川優子さんの新譜、ジャケットも舞台女優のスナップのようで、ベルリンとイタリアに在住の演奏家のメッセージのようです。アルバムはブラジルの作曲家エイトル・ヴェラ=ロボスの曲を集めたもので聞きごたえがあります。



「BLACK SWAN」 水谷川優子(チェロ) 黒田亜樹(ピアノ)

「ブラック・スワン」~ヴィラ=ロボス(1887-1959):チェロとピアノのための作品集
(1)黒鳥の歌W122(1917)
(2)さすらいW461(1946)
(3)-(6)チェロ・ソナタ第2番Op.66,W103(1916)
(7)シクロ・ブラジレイロW374(1936)~第2楽章「夕べのときめき」
(8)-(13)小組曲W064(1913)
(14)(15)ブラジル風バッハ(バシアーナス・ブラジレイラス)第2番(1930)より
(14)アリア「祖国の歌」W250
(15)トッカータ「カイピラの小さな汽車」W254

【演奏】
水谷川優子(チェロ)
黒田亜樹(ピアノ)

【録音】
2019年9月16-20日オドラデク・スタジオ、ザ・スフェアーズ,イタリア[62:41]

もう一枚は出ていることを知らなかったけれどジャケで顔を見て気が付いたアルバム。2CELLOSのハウザーがロンドン・シンフォニーをバックに有名チェロ曲お演ったもので選曲もうまい。相方のルカもこの前ビバルディの四季全曲演奏したアルバムを出しているからそろってよかった。(今年の来日はダメだろうね)



「CLASSIC HAUSER] HAUSER CELLO

1. チャイコフスキー: 白鳥の湖より第2幕
2. ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番第2楽章
3. ダッラ:カルーソー
4. バッハ:G線上のアリア
5. チャイコスキー:くるみ割り人形~パ・ド・ドゥ
6. モーツァルト:クラリネット協奏曲~アダージョ
7. ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作
8. マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
9. イルマ:リヴァー・フロウズ・イン・ユー
10. ヘンデル:リナルド~涙の流れるままに
11. ザンフィル:孤独な羊飼い
12. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番~第2楽章
13. ボロディン:弦楽四重奏曲第2番~第3楽章夜想曲
14. プッチーニ:トゥーランドット~誰も寝てはならぬ
15. モーツァルト:レクイエム~ラクリモーサ
16. バーバー:弦楽のためのアダージョ 作品11

【演奏】
ハウザー(チェロ)
ロバート・ジーグラー(指揮)
ロンドン交響楽団

【録音】
2019年6月 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール

日本のチェリストとして宮田大ちゃんや横坂源ちゃんが有名になっているけれど、最近若手もアルバムを出しているので並べてみた。まずはちょっと古いアルバムだけれど1989年生まれの伊藤悠貴氏のアルバム。ラフマニノフの演奏で高い評価という事で買ったアルバム。



「ザ・ロモアンチィック」  伊藤悠貴
【曲目】
(1)ラフマニノフ:夜のしじま作品4-3(伊藤悠貴編)
(2)スクリャービン:ロマンス(伊藤悠貴編)
(3)チャイコフスキー:ユモレスク作品10-2(ゲリンガス編)
(4)ディーリアス:ロマンス
(5)ブリッジ:春の歌
(6)リル:記憶(伊藤悠貴に献呈、世界初録音)*
(7)エルガー:愛の挨拶作品12
(8)アイアランド:聖なる少年(伊藤悠貴編)
(9)シューマン:献呈作品25-1(伊藤悠貴編)
(10)マーラー:私はこの世に捨てられて(ゲリンガス~伊藤悠貴編)
(11)シュトラウス:あなたは私の心の王冠作品21-2(伊藤悠貴編)
(12)ポッパー:ハンガリー狂詩曲作品68

【演奏】
伊藤悠貴(チェロ)
ダニエル・キング・スミス(ピアノ)
ジェイムズ・リル(ピアノ)*

【録音】
2017年4月12日~14日 五反田文化センター

そして次が辻本玲氏のアルバム。1982年生まれだから大ちゃんや源ちゃんより年上だけれどアルバムはこれがデヴュー。こちらも有名な曲を集めたもので伊藤氏との音色の違いなどがとても面白い。演奏についてはただただ神戸を垂れて聞く身だけれど音色はこれ個性だから。




「オブリヴィオン」  辻本玲

フォーレ:夢のあとに
チャイコフスキー:感傷的なワルツ
ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品より 第1曲
サン=サーンス:白鳥
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
クライスラー:愛の悲しみ
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
メンデルスゾーン:無言歌
ブルッフ:コル・ニドライ
シューベルト:アヴェ・マリア
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ピアソラ:オブリヴィオン
カタロニア民謡/カザルス:鳥の歌

【演奏】
辻本玲(チェロ)
須関裕子(ピアノ)

【録音】
2019年 2月20-21日 稲城市立iプラザ ホール

そして最後が佐藤晴真さん。昨年日本チェロ会では一番の話題だったのではないでしょうか。日本人初のミュンヘン国際音楽コンクール、チェロ部門を優勝した22歳。
凱旋して昨年9月に録音したアルバム。チェロの響きスケールの大きさと余裕にうれしくなってしまいます。



「The Senses」 佐藤晴真

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)
1.チェロ・ソナタ第2番Op.99
2.メロディーが導くようにOp.105-1
3.森に覆われた山の上からOp.57-1
4.死、それは涼しい夜Op.96-1
5.子守歌Op.49-4
6.チェロ・ソナタ1番Op.38

佐藤晴真(チェロ)、大伏啓太(ピアノ)

録音:2020年9月7日~10日稲城市立iプラザ・ホール

という事で最近のチェロ話題作を並べて聞いてみた。もちろんまるで違うのだから、こちらの練習にはちっとも影響はないけれど、頑張ろうとは思います。





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