JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

1年の暮れにあの人を思う charlie / gonzalo rubalcaba

2017-12-31 09:14:00 | 聞いてますCDおすすめ


その年の最後のアルバムは普段とは違って少し思い入れを込めたものを選ぶ様になって、キースが2回マイルスにロリンズ、コルトレーン関係は3回選んでいる。
今年はどうしようと思っていたら、あの人への思いを込められたアルバムがあった。
私の確固たる思い入れアルバム「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」のチャーリー・ヘイデンへの思いをこめたゴンサロ・ルバルカバのタイトルも「charlie」。
ルバルカバもずいぶんとヘイデンと共演していて、特に思い入れが強いのでしょう。



ベースに名手マット・ブリュワーを置いて、ヘイデンをなぞるのでなく、ヘイデンへの思いを描いたルバムになった。
嬉しいのは"ファースト・ソング”に続いた3曲、リベレーション・ミュージック・オーケストラで演奏された曲が続くと、気持ちは遠くを望むような懐かしさ。
既にいないけれど、今でもそこにいるようなあの人に思いが馳せるのです。

長い間生きてきたから、思うあの人が何人かいるけれど、このアルバムを聞いていてあの人を思った。て言っている自分があの人に近くなった何てことは、きっぱり忘れて、来年も頑張ろうと思います。

一年ご愛読いただきありがとうございました。来年が素晴らしい年になりますようお祈りいたします。どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

charlie / gonzalo rubalcaba

Gonzalo Rubalcaba(P)
Matt Brewer(B)
Marcus Gilmore(Ds)
Will Vinson(Sax)
Adam Rogers(G)

01. First Song
02. Sandino
03. La Pasionaria
04. Hermitage
05. Bay City
06. Blue In Green
07. Nightfall
08. Transparence
09. Silence
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革新的ストリングス Neubau / BartolomeyBittmann

2017-12-28 17:07:17 | チェロ無難


ショップの海外チェロの棚をみていたらヴアィオリンとチェロのデュオ・チームのものがあった。マティアス・バルトロメイというチェロとクレメンス・ビットマンのヴァイオリンで革新的なストリングス・デュオとあるので買ってみた。
歌っている曲があったり、エフェクト音(生楽器で)を出したりで2CELLOSの展開ということもできるけど、オリジナルで、ロック、ジャズ、現代音楽、フォークなどのいろいろな面を融合させているといった感じで、ゴーゴー・ペンギンのストリングス版という位置づけが良いかもしれない。チェリストの経歴は凄くってウィーン室内管弦楽団やウイーン・フィル、ウイーン国立歌劇場のメンバーだそうです。

全11曲で曲の説明がなにやら書いてあるけれど、暗号みたいでまるで解らない。バラエティに富んだ構成で、プログレ的なものからバラッドのような聞かせの曲、コミカルな感じのとかいろいろで、技量はしっかりしているだろうから観ていて楽しいかもしれない。
ただし、コンテンポラリーな感じがつよいので、これらの曲を言葉に変換するのは難しいので革新ストリングスをフィーリングするというのが良いと思う。(言い訳)


売り場に一緒に来日のフライヤーがあったので、持ち帰ったらオクサンが一緒にいってもいい。(このごろクラシックに行く機会がふえて、ジャズ系は行きたがらない)



行ったこともないところだけれど、お休みの日で17:00開演と年寄むけなので申し込んでみた。
世の中あまり知られてないだろうし、チェロとヴァイオリンじゃそれほど混んでないだろうと思っていたら、何と整理番号は3ケタに入っていて、こりゃ見れるだけ幸せになるかもしれない。

たぶんこうやって演ってくれるのでしょうね。






Neubau / BartolomeyBittmann

Matthias Bartoloomey チェロ
Klemens Bittmann ヴァイオリン マンドラ

Lucca Est
Ki
Les Pauli
Ballercello
Harnoncourt
Osten
Davids Tanz
Neubau
Samt
Parovskapproved
Wo der Hund
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心に聞いて再び Backcountry / Tore Brunborg & Steinar Raknes

2017-12-27 14:51:19 | 聞いてますCDいいと思う


二人のノルウエーミュジシャンのいかにも北欧のデュオ。
トーレーは最近も日本に来たけれど残念ながら合わなかった。トルド・グスタフセンのグループでピットインで会ったのが2011年の9月だった。
トーレの大好きなアルバムがあって記事にしたのが2006年、記事の題が「心に聞いて」ってしたのだけれど、今回のアルバムもまるでその時とかわらないトーレ。メロディーを紡ぎ出して行くのに、こちらも名ベーシストのスタイナル・ラクネスの個性あるベース・メロディが絡んで、それがノルウエー時間でながれる。
トーレって刺激的という訳にはいかないから、どうしようかなとおもっていてプロモをみたらこれがトーレってかんじだったので決めました。



Backcountry / Tore Brunborg & Steinar Raknes

Tore Brungorg (ts)
Steinar Raknes (double-b)

1. Blooming
2. Feng Shui
3. Exposed
4. Ice
5. Ritual
6. Backcountry
7. Sævelid
8. Now
9. Alfonsina y el Mar
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今年記事にしたフェバリット10枚 2017

2017-12-25 17:18:22 | 聞いてますCDおすすめ
今年もこの時期に来た。今回で11回目になったということも良いことなのだろう。
今年はジャズ度がかなり低くなったので、視界はかなり低くなったから、低空から見たフェバリットとなってしまったかもしれない。
前は聴いたアルバムはほとんどすべて点をつけていたけれど、ここのところこれは良いというレベルのものしか点をつけておかない。年末になるとそこの高いほうから10枚えらぶのだけれど、今年は10枚目が切れ目だったので悩まずこれにしました。ちなみに点をつけておいた14枚から選んだ10枚です。


トップを飾ったのはその内容の濃さからもこれ。



3月28日 コリャ宝石箱や!  THE MUSICIAN / CHICK COREA

次が一寸個性をだしてこのアルバムの価値を評価。



9月2日 クラシック界にいるジャズ  PENTAGRRAMME / EDOUARD FERLET & PAUL BEYNET 

後残りが53点(60点満点)で8枚ちょうどとなって次点が4枚、TIGVALLさん、KIMBROUGHさん、VINDINGさん、HERSCHさんすみません。

で8枚がこれ。



2月3日 心満ちて  IL VALZER DI SOFIA / LUIGI MARTINALE

3月27日 快挙 on a manday evening / the bill evans trio

5月20日 ジャズ好きチェリストに Elegy / Æon Trio

7月10日 見事ブラジル  VILLA-LOBOS Superstar / PAU BRASIL

7月11日 チャノの色彩 Chano Dominguez / Over The Rainbow

7月31日 引き続いて FLOATIN' IN / ROBERTO OLZER

8月4日 良い理由は内緒だけど LANTERN / OREGON

9月25日 ジャズの実力 uptown downtown / bill charla      



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クリスマスってことで

2017-12-24 19:37:54 | その他
クリスマスに集まってすごすなんてことは、いつあったのか忘れてしまっている。
それでも毎年ツリーを出して飾ることにしているのだけれど、今年はなんだかやと出していなかった。ところが、なんと今年はお客が集まってお昼をするのだそうだ。

だから慌ててツリーの飾りつけを済ませましたって、引っ張り出しただけだけど。



集まるのはいつも集まっているオクサンの友達4人だけれど、昨年このうちの一人とわが夫婦でクリスマス・ソングを演ってみたのが発端です。
「聖夜」一曲だけを1回か2回練習して合わせたのでした。トモダチがピアノ、オクサンがヴァイオリン、でチェロの3人。去年はまだまだ弾けないチェリストなので「聖夜」の主旋律をチェロで弾かせてもらいました。これが結構気持ちがよくて、今年もということで、こちらもクリスマス・ソング「荒れ野のはてに」を今度は第二バイオリン譜をチェロで弾くことにして2回ばっかり集まって練習しました。




ですからこのトリオ、持ち曲2曲。クリスマス・コンサートなんかでなくお楽しみ会余興だけれど、みんなの前で演奏することになったわけです。
もちろん友達の目的は準備した料理の飲み食いとおしゃべりだけど、まあ聴きたいと言ってくれます。

2曲じゃあまりにも少ないので、2週間後に演奏するチェロ・ソロも緊張の予行演習してみます。

で演奏してみて大失敗。暗譜で行けると思ったけれど、外しだすと音も拾えない。悔しくて再プレーもしてみたけれどこれも対しつぁことがない。
今日はちょっと落ち込んでいたけれど、演ってみて問題点を発見、あと2週間で修正です。

3曲済んだらすぐに一乾杯に突入です。





料理のほうをきちんと用意してので、演奏のほうは前向きな感想で終始しましたが、実はつらかった。
皆さんいい人だから演奏しているカッコがよかったと、カッコは頑張ります。

来年にはここのトリオもう少し腕を上げているでしょう。
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ふるさとの思いで 曼珠沙華幻想 / 和谷泰扶 

2017-12-23 21:05:47 | チェロ無難


ショップで見ていたらこれは良いかもしれないと思って買ってきた。これが思っていたよりはまってしまった。夜、布団に入って聞いているとなんとも安らぐ。

内房の小さな湾で数週間すごすのが子供のころの習慣だった。別に別荘にいた訳でなく、祖母が親戚の子たち5,6人を引き連れて生まれた村で生活をしていたのです。
生活した家のすぐ前は浜辺になっていて、夕暮れなど石垣に腰掛けてハーモニカを吹いていたという、何とも昭和を描いたようなことをやっていたのでした。(冷汗)
ハーモニカをもって海に行くなんてのは、そもそもカミングアウトに匹敵するかもしれないけれど、ひょっとして私の音楽ベースになっているのかもしれない。
それでこのアルバムもすんなりと受け入れ、ってその思い出でかったのではなく7曲がチェロがはいっているからで、ハーモニカとチェロこれは合うはずなのです。
演奏の方も、ベタに鳴らないように編曲に気も使われていて、曲のムードを崩さずに飽きさせません。

知らない曲もあるけれど、"浜辺の歌”や"故郷”はなんと当時吹いていた曲でやはり一番心に響く。

子供のころに浜辺でハーモニカを吹いたことがない人でも、そんな気になれるかもしれません。




曼珠沙華幻想 / 和谷泰扶 

和谷泰扶(ハーモニカ)
荒尾岳児(ピアノ)
菊地知也(チェロ)

1 曼珠沙華幻想
2 赤とんぼ
3 「あわて床屋」変奏曲
4 宵の春雨 
5 この道 扶 
6 荒城の月 扶 
7 紅葉~里の秋 
8 浜辺の歌
9 芭蕉布
10 通りゃんせ
11 こきりこ節
12 ペチカ
13 海の向こう 第二
14 待ちぼうけI
15 待ちぼうけII
16 野薔薇
17 故郷 


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こっちの震えは解決しなくっちゃ 2

2017-12-22 14:43:49 | チェロ無難
本番までを3週間切ったってしまった。クリスマスに友達呼んでアンサンブルするから、そちらが済んだら緊張が高まっていくのでしょうね。
前回、技術的にしておきたいことを書いたけど、今回はその場の緊張の悪い影響を減らす方法を考えます。
ネットからの気に入ったアドバイスを並べ、落ち着かせようって訳。

落ちるって言葉を覚えてしまったから、落ちたらどうしようっていうのが一番の恐怖ですね。

まずは精神でネガティヴな考え方を取り除く

緊張していることを理解する。
失敗などのネガティヴなことをかんがえたらその考えを特定する。
その考えが100%正しいとは言えないことを理解する。(緊張と失敗は直接には結びつかないとか)
そのネガティヴな考えを望むかどうか決める。
その志向がなかったとしたらどうなるか考える。
その志向の逆もありと思う。

とできるでしょうか。

〜いざ、本番。ステージに登場したら〜

・客席を見ましょう。
・客席に座るひとりひとりを見ましょう。
・客席に座るひとりひとりの顔、服、色を見ましょう。
・ホールの空間のいろいろ隈無く眺めましょう。
・ずっと向こうの壁。
・横にある非常灯の色。
・最前列から見上げているひとたち。
・通路の板の色や材質。

そうすることであなたとあなたの演奏空間が一体化していきます。
一体化すると、安心が生まれます。
怖くない、危なくないのです。
この感覚は、本番で感じる緊張と恐怖を乗り越えるうえで非常に重要なポイントです。

そして聴衆とつながる

1:頭を動けるようにしてあげて、
2:そうすることで身体全体を良い状態にしながら
3:聴衆を歓迎し
4:自分が聴衆と演奏空間と共に存在することを選びながら
5:楽器を構え
6:音を奏で
7:音楽によって意味・メッセージ・ストーリーを語る

ある有名なクラリネット奏者が、譜面のように見えるものを譜面台に置いていたけれど、実は完全に暗譜してあって紙に大きく「ENJOY MUSIC !」と書いてあったといういい話で

私も「ENJOY MUSIC !」を印刷して持っていこう。
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こっちの震えは解決しなくっちゃ 1

2017-12-20 16:02:04 | チェロ無難
チェロを弾くようになって3年目に入っているけれど、昨年発表会で始めてソロを人前で弾いた。
その時は手が震えてひどい演奏になってしまったのだけれど、2回目の演奏まで1ヶ月を切ってしまった。っていうかあと2週間ちょい。
ロストロポーヴィチの存在で震えるのは良いけれど、こっちの震えは何とか解決しなくてはと準備しています。

去年6月の発表会は上がりたくないから、なるたけ状況に飲まれないようにしたけれど、結局飲まれてしまったのでした。
さーてそこら辺をどうやって克服するか、舞台に上がるのは同じ自分なのだから、何かしなければ同じになってしまう。

ジュリアード音楽院やバークリー、英国王立音楽大学でも取り入れられている心身教育メソッドで「アレクサンダーテクニック」というのがあるそうで、それを今から身に着けるわけにはいかないけれど、ネットにはしれを丁寧に説明してくれるものがあるのでそれを頼りにして本番にむけて少なくとも準備していくことにしました。

ご関心ある方は「演奏会、上がり対策」で検索すれば「上がりは味方、自分の全てを出す方法 body chancs music」とか「本番の恐怖と緊張を乗り越える8の方法 バジル・クリッツァーさんのblog」などがあってとても参考になりました。文中説明の部分は拝借しています。

ようは緊張を無視するのではなくて、緊張する仕組みを理解して、正しい切り替えと、それを可能にする準備をしましょうということでしょう。

当日の舞台をおりるまで、どうしていくかを順番に決めておこうと思います。考えていたら結構長くなってしまったので2回にわけて書いておきましょう。って書いておいて結局ダメだったなんてなったらどうしよう。(その考え方がいけないそうです。)

前回の発表会はチェロを初めて1年経っていない累積練習時間が800時間を超えたあたり。それから1年半後の2回目だから1500時間にちかくなっている、そこがそもそも変わたことを脳が納得してくれるでしょうか。

さて、演奏する曲を紹介します。P・E・マルティーニが作曲した歌曲「愛の喜び」と言う曲で、プレスリーの「愛さずにいられない」の元歌です。
難易度でいけば中よりか易しいに近いと思いますので、決めた時には(先生と)弾けると思いましたが、なかなかまとまりません。


まず技術的な演奏のこと

1 技術的な問題は残さないようその部分の練習を多くする。
  完全でなくてもレベルを納得できるまでにする。
2 本番のテンポで仕上がった曲を、今一度遅いテンポで演奏する。
  自動化した一つ一つの動きを意識して、頭にいれる。脱力も意識しておく。

    ひとつひとつのフレーズの弾き方、
    ひとつひとつの音の出し方、
    ひとつひとつのパッセージの通過の仕方
    などを、「頭で分かっておくようにする」ことが非常に役立ちます。

3 曲にストーリーを作っておく。

    音楽は、何らかの意味、メッセージ、ストーリーを「語る」ものです。
    そういったものに「思いを馳せて」それぞれの音階や音を演奏する、それだけでもよいのです。
    こうしてやりたいこと、やるべきことが明確になっていくと、本番で感じる緊張と恐怖を乗り越えられる 可能性は飛躍的に高まります。

ですから「愛の喜び」のストーリーはこうなりました。(曲に合わせて歌詞を選択)

    愛は喜びなのです。一瞬の輝きなのです。
    それは苦しくもあるかもしれない。

    そんな愛の時間を持っていたのに、私を残してあの人は去ってしまった。

    愛はよろこびなのです。
    それは苦しくもあるのです。

    この川の流れのように、いつまでも私は愛します。
    今も川は流れ続けていて、同じように愛しているけれど
    彼女だけは変わってしまった。

    愛はよろこびなのです。
    それは苦しくもあるのです。

4 次に精神的な決め事を済ましておく。

    本番前に緊張しても、良い状態に切り替えるためのスイッチを作っておく。
    両手の交差脱力ストレッチ、 呼吸 
    演奏前の手順はしっかりとイメージしておく。
    ステージに入る時の顔、歩き方、楽器の置き方、椅子の高さ調整、譜面台の調整
    お辞儀のしかた、楽器の構えかた、開始のうなづき方
    演奏後のお辞儀、伴奏者のねぎらい、退場の方向、退場の仕方

だいぶ長くなってしまったので直前と現場についてはまた次に。




 
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この震え mstislav rostropovich plays cello works

2017-12-19 22:00:51 | チェロ無難


ムスティスラフ・レオポリドヴィチ・ロストロポーヴィチ、100年に一人のチェリストだそうですが、実は真面目に対面するようになったのはチェロを弾くようになってから。名前も憶えずらいし重厚そうで近寄らなかった。
好きなチェリストって何人かいるけれど、この方好き嫌いなんていっていられない。チェロのアルバムが増えだすと絶対に避けられない。名前をいちいち書くのが面相なのでスラヴァって覚えよう。

NHKでスラヴァが弾くR・シュトラウスの「ドンキ・ホーテ」の映像を見たあたりから、もう認識を正すというのがただしいのでしょう、いくつかあつめだしたら中古で見つけたのがこれ。9枚のボックスで録音時間も9時間46分、1969年から95年の間の演奏です。
CD1から聞き始めたのですが、これが良い。作曲者の時代でだいたい並んでいて、スラヴァはもっと重たい近代の音楽と思いこんでいたから、バロックの明るい音も改めて認識しました。
そして3までするとドヴォルザークにチャイコフスキー、絶対的な演奏ってこういうのでは。
ロストロポーヴィチをどうこうなどとは、全くありえない、残りのCDを順に聴くと音楽の歴史までたどれるよう。同じ楽器を手にしているということだけで一寸震える感じです。

CD1
Girolamo Frescobaldi
Alessandro Marcello
Johann Sebastian Bach
Georg Friedrich Händel
Johann Sebastian Bach
Joseph Rheinberger
Camille Saint-Saëns
CD2
Antonio Vivaldi
Giuseppe Tartini
Carl Philipp Emanuel Bach
CD3
Antonín Dvořák
Piotr Illitch Tchaïkovsky
CD4
Sergey Prokofiev
Cristóbal Halffter
CD5
André Jolivet
Dmitri Shostakovich
Norbert Moret
CD6
Darius Milhaud
Alun Hoddinott
Krzysztof Penderecki
CD7
Arthur Honegger
Renaud Gagneux
Rodion Shchedrin
CD8
Marcel Landowski
CD9
Alexander Knaifel




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渡辺貞夫 クリスマス・コンサート アットオーチャード 2017/12/16

2017-12-18 13:07:45 | サポート中、ライブ
渡辺貞夫をできるだけ観ておこうと渡辺貞夫のクリスマス・コンサートに行き出して今年で3回目になりました。
正式名称は「SHISEIDO Presents Christmas Gift Vol.25」、資生堂さんありがとう。
今年もプレゼント楽しみにしています。
昨年は抽選に申し込んだらづいぶん後ろのほうだTったので、発売日にネット予約、2日間に先行日は失敗、最後に賭けたら一昨年と同じ2階の前の席が取れました。今年はオクサンの友達と3人。

ナベサダも84歳で昨年あたりから、音色、ミスリードなどアレッと思うことも出てきたけれど、それをはるかに上回る存在感、音楽性、コンサートに集まる人はそう感じているしそれを楽しみにしているのです。




4時半開場の最初に入って、買って行ったサンドイッチとビールとワインでゆっくり待つのがクリスマスのお約束。


5時半開演で、渡辺貞夫(as)、サイラス・チェスナット(p)、クリストファー・トーマス(b)、
ブライアン・ブレイド(ds)の4人はもったいぶらづにすっと出てきて始まりです。
一寸心配になる出だしで始まって、これは予想はしていたからしょうがない。
結論から書いておくと今年のクリスマスはブライアン・ブレイドの素晴らしいドラミングで大満足。
メンバーのフレーズに細かいパッセージをマシーンのように叩き続けていながら、おおらかなスピリッツにあふれたプレー。
そばらしい笑顔でのプレーは渡辺貞夫と共演していることの喜びなのでしょう。
2部に入るとナベサダの音もフレーズも数段良くなってやっぱり素晴らしい。
アンコールの2曲、ソロの”カリニョーゾ”まで今年もこれてよかった。
ブライアン・ブレイドとは来年の約束もしたと言っていたから、是非来年も。

渋谷の街のイルミネーションを一寸見て




いつも行く中華で一寸一杯で帰りました。
今年のプレゼントは資生堂の試供品とナベサダのマグネットでした。ありがとう。



おまけ

翌日は週末のクリスマス演奏の練習にいつもの友達が来る。一枚お皿を頼まれていたので並べてありました。
私もこれが良いかなと思っていた真ん中のを選んでくれました。



さて今週はクリスマス曲と演奏会用の曲、全部比較してこれが一番難問。






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