JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

来年が良い年でありますように hope / Lars Jansson

2007-12-31 10:35:53 | 聞いてますCDおすすめ


ついに大晦日になってしまいました。このblogも2度目の年末のご挨拶ができることと成りました。アルバムを聴いても書くことが思い浮かばなかったり、ひどい文を読み返すと何やってんだかと思いますが、皆様の暖かいコメントを頂いたりするとそれに増す嬉しさを感じ、続けられました。

大変ありがとうございました。来年も継続していくつもりなので、よろしくお願いいたします。

昨年の最後の記事にalan pasquaを取っておいて書きました。今年はそのようなことも考えていませんでした。
新年に聴く新しいアルバムがないので、昨日渋谷をうろついて仕入れてきましたが、ちらっと聴くとこれがどれもかなり良い感じです。
でも年末には改めて新しいのもシンドイ。何が良いか考えたら、ぴったりなものがありました。

hope / Lars Jansson 今年はこれが最後のアルバムです。

多くのblog仲間の方が書いているので記事にしていませんでした。しかし、いつもそばにある、大好きなアルバムです。
1曲目唯一つのスタンダードをすることが凄い、とてもモダンなアプローチでただの個人オリジナル集でない内容という事が1曲目でわかるようになっています。
切れの良い右手の動きで初めて聴く人も良いプレーヤーだと思うでしょうね。
3曲目、“hope”のメロディが流れ出すと、ああそうなんだこの曲、この一年の嫌な思い出が流れ出していきます。そうすると肩のあたりから、柔らかくなっていき優しい思いだけが残っていきます。
4曲目danielssonが最近ではめずらしいウォーキングが良い感じだし、5曲目“Why was I left under the sky”のピアノに寄り添うようなラインからソロに入っていくあたり、わがNHOPを彷彿とさせます。
7曲目、“Summer rain”という優しい曲、過ぎ去った事実を直すことは不可能ですが、振返ることで次はどうするか考えることが出来ます。夏の雨に遡れないまでも、今ゆっくりと振返っています。
8曲目“A little blues for you”は出だしからブルージーな和音にdanielssonがソロを取りますが、ピアノメロディを含め素晴らし。JAZZ的といったらおかしいですが、ハーモニーからリズムの中をベース、ピアノ、ドラムスが絡み合って変わる様は短くもエッセンシャルな曲です。
最後の曲は少し静かな曲で、真摯に高まったフレーズラインへの熱を冷ましてくれます。
1999年の録音ですから、だいぶ経つし、今はメンバーも変わっているから演奏も変わったと思いますが、もうこのようなアルバムでないのでしょうか。新しいアルバムを待っています。

パンドラの箱に残った素晴らしいもの、このhopeを聴いていると、かなうように思えてきます。
昨年の最後の記事でパスクゥアの録音エンジニアが言った言葉を再度記載します。

>>もし人間がこんなふうに奥深く通じ合って、これ程までに深遠な美しい何かを創り出せるとしたら、ひょっとして世の中の全てがうまくいくかもしれない<<

私たちが持っているhopeは決して不可能でないことを、パスクゥアとヤンソンが教えてくれているようです。
皆様の希望が、しっかりと近づいてくることを願って本年の締めにさせていただきます。

どうもありがとうございました。

これから奥さんの実家へ移るので、ここからは新年編(新しいアルバムを聴きながら行って来ます。)

   hope / Lars Jansson

       Lars Jansson(P)
       Lars Danielsson(wb)
       Anders Kjellberg(ds)

1.How deep is the ocean
2.The tree
3.Hope
4.Live, be where you are
5.Why was I left under the sky
6.living under the road to paradise
7.Summer rain
8.A little blues for you
9.A blissful smile
10.In peaceful sleep

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終わったー monakaのお掃除日記 The Freat KAI &J.J

2007-12-30 17:47:43 | 聞いてますCDいいと思う


今年ももうすぐ終わりになります。
昨年bulgをはじめて、年末のご挨拶をした事がついこの間のように思うのに、もう年末が来てしまいました。
昨年から、何が進歩したわけではありませんが、無事1年過ごせたのも、それはそれで、良いことかもしれません。
新年控えて掃除をしてきましたが昨日ずいぶん頑張ったので、後は余りありません。昨年から掃除をしながら、CDラジカセでJAZZをきいています。
干支の置物と並んでいるクリスマスツリーをしまったり、切れた電気を交換したり、最後に残っていた風呂場の壁は外からホースを引っ張って昼には終了しました。
去年はスーパートロンボーンのアルバムを選びましが、トロンボーンの音色と音域というのは、元気が出るようなはっきりした意思を感じます。
1曲目、カウントをとるRoy Haynesのドラムスから,タイム感のしっかりした上に思い切り吹く2つのトロンバーン、力が出ます。
2曲目は少しお休みなさいという感じの“GEORGIA ON MY MIND"バックのPaul Chambersのベースが久しぶりで、なおかつとても地から強く気持ちが良い。
3曲目ゆったりした“Blue Monk”失敗したかと思えば張りのあるJJのソロ、トロンボーンは元気が出ます。
6曲目“SIDE BY SIDE”は音域の拾いトロンボーンの魅力がでる掛け合いが楽しい演奏、あの高い音でパパッパーと吹かれると元気を出さないわけに行きません。
このセッション参加の魅力にB・エバンスがありますが、7曲目ちょっとソロを取ります。
8曲目トロンボーンのDUOのバックにはしっかりとエバンスのピアノバッキング、ベースラインは気持ちの良いチェンバースのウォーキング、ホーンのソロがとても冴えて聴こえます。
10曲目はドラみたいな音で始まるkayのグルーブの強い曲、この二人どちらが吹いているかが良くわかるので人気が出たのでないでしょうか。
11曲目はゆったりと“JUST FOR A THRILL”でちょうど仕事もお終いです。
奥さんが玉川高島屋に正月用に煮るがんもどきを買いにいったので、(昔すんでいた場所のお豆腐屋さんが出店していて、わが家では、大変な人気です。)ご苦労さんビールをいただいています。
おせちもだいぶ出来たみたいで、1日はいないので2日に頂くことになります。来年また写真を撮って思うのですが新しいデジカメがうまく使えない。
もちろん写すことはできますよ。でもそのファイルを思う所で編集できません。
マニュアル読むのは大嫌い、こまった、掃除のほうが良い。


THE GREAT KAI AND J.J.

J.J.Jhonson (tb)
Kay Winfing (tb)
Bill Evanse (P)
Paul Chrmbers (b)
Roy Haynes (d) 1-3,6,11 
  Tony Williams (d) 4,5,7-10
Art Tsylorl (d)

1. This Could Be the Start of Something Big
2. Georgia on My Mind
3. Blue Monk
4. Judy
5. Alone Together
6. Side by Side   7. I Concentrate on You
8. Theme from Picnic
9. Trixie
10. Going, Going, Gong!
11. Just for a Thrill

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お暇を頂きます monakaのお掃除日記 ANDRE CECCARELLI

2007-12-29 20:40:32 | 聞いてますCDいいと思う


昨日は仕事納め、夕食にビールをつぐと「お疲れ様でした」「うん、お疲れ様でした」ということで・・・・・・・「で明日は換気扇とガス台と・・・」キマシタ。
朝早く起きてみなさんのblogなど読んでいますと、奥さんが起きてきてきました。手には息子のサッカーの長いベンチコートと年賀状、「これを羽織って出してきて」「ハーイ」返事がいいです。
地下のシンクで、お掃除音楽を探していると、奥さんがホーローのガス台を運んできました。
「ホーローだから、かなだわしはだめだからね」今年もキマシタ。口答えなんかしません。とても素直、理由があります。
blogをはじめて一番変わった事が、写真を撮ること、それまでそんな事をしたことがありません。それがカメラを持って歩くようになりました。そのデジカメがいかれてしましました。そうなると新年の一コマはどうするの、アルバムの写真はどうするのと危機状態です。デジカメ買わなければ。
もう一つ、新年を控えて新しいアルバムがありません。ちょっとショップにも行きたい、というわけで私“おひまをいただきたい”
このアルバムを聴きながらガス台と換気扇を洗っていると「これ、お願い」、残っていた冷蔵庫の野菜ケースです。「ハーイ」
そのあと玄関のドアと階段、外壁を流して、お昼後は買い物の途中でデジカメをゲットしました。
家に帰って車を洗って、もうすぐ4時で風呂場の掃除をしないと明日の時間がとれない。
「明日ちょっと渋谷に行きたいんだけど」「この忙しい時にしんじられない!」「ウーム」
「今から行ってきたら」、行く事にしました。
「東横によってお年賀を買ってきてね」「ハーイ」

ということで、今年出たアルバムを見直して、気になるものを選んで探しにいきました。6枚選んで探したら4枚ありました。それ以外に2枚拾って6枚、ゆっくり新年が向かえれれそうです。

そんなことで、お掃除音楽は何だったかをのを忘れていましたが、今年「GOLDEN LAND」というアルバムを出したAndre Ceccarelliのスタジオとライヴの2枚組みのアルバム。
掃除のときはスタジオで終わってしまい、今2枚目の、jan session、マイルスのトリビュートを聴いています。
今年の作品もそうですが、とにかくメンバーが集まる。
今年見たFLAVIO BOLTOTOは新人でいれば,LegniniやBaptiste Trotignonが弾いていたり、エンリコが弾いたり、このドラマーのところにはいつも人が集まります。
バラエティに富んで、アレンジのしっかりしたスタジオ録音が好みですが、元気もらいました。一番良いとおもうのは、Baptiste Trotignonのピアノでした。
明日は掃除も最後なんだけど、お風呂以外やることないはずなんだけど。
31日は奥さんの実家に家族で行く事になりました。


  CARTE BLANCHE / ANDRE CECCARELLI

Andre Ceccarelli(ds)
Bireli Lagrene (g)
Didier Lockwood (vln)
John McLaughlin (g)
Richard Galliano (accordeon)
Sylvain Beuf (sax)
Sylvain Luc (g)
Baptiste Trotignon (p)
Enrico Pieranunzi (P)

1. Walk On The Wild Side
2. Giant Steps
3. Antipolis
4. Le Songe D'une Valse
5. Nette
6. Tones For Elvin
7. Pour Suite
8. Passage
9. Pop Song
10. Evok

Disc 2
1. All Blues
2. Solar
3. Alone Together
4. Interlude
5. Jazz A Doc
6. La Javanaise

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ずっと踊れたら  TANGO !

2007-12-28 22:50:25 | 聞いてますCDいいと思う


TANGOとアルバムに名前があるとつい買ってしまう事は続いています。ところが中古屋さんでは、JAZZではないのにJAZZの棚に紛れ込んでいるのがあります。ちょっと疑問に思いながら買ったのがこのアルバム。良く観れば、どのようなものか解るのでしょうが、細かい字を見るのは面倒、大きな字でTANGOとあり、jazzのたなにあるのだからいいじゃんともちかいりました。

1932年から1938年ぐらいまで、みなさんはいかにお過ごしででしたが。
そんな時代には生まれてないという方がほとんどでしょうが、
このアルバムは、その当時のBIG BANDでの演奏を集めたものです。
JAZZとはなれているTANGO演奏ですが、BIG BAND演奏が元気だった時代、ダンスフロアーで色々な音楽が交錯していた事を優しく感じます。
流れる歌は、もちろん遠い昔のマイクを通していながら、朗々と歌う美声が今聴くと安心できる柔らかさです。
中にはちょっと知った曲があり、“ムーチョ・ムーチョ”と聴こえて知っていたり名曲“青空”が入っていて驚きます。1938年の録音です。
たとえばその後の曲“If The World Were Mine”は1937年の録音で、Monte Reyという人が美声を聴かせます。この時代がどうだったのでしょうか、現代が良いは言えませんが、この時代も刹那を感じます。
17曲目はおなじみ“国境の南”1939年の演奏ですが、とても素晴らしい演奏です。
Jack Haeeis and his Orchestraというバンドですが知っているバンドは皆無です。
18曲目の“EL Pescador”という曲もなかなか美しい曲です。
とんでもなく古い演奏、それも凄い録音状態ですが、フィルターをかけてここまできたのでしょう(ヴォーカルの声はすばらしく良い)
この時代にダンスフロアで踊っていた人となると今にはほとんどいないのでしょうね。私がこのような物もすきなのは、古い映画を母と観た思い出があるからかも知れません。

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凄い人がいるのですね The Shadow of the Duke / John Harle

2007-12-27 21:16:48 | 聞いてますCDいいと思う



こうしてblogでアルバムの紹介みたいなことをしていると、素晴らしいアルバムにめぐりあう事がとても大切で、それがないとこの記事も続けられません。
初めてあったアルバムのJohn Harleというリード奏者をまるで知りません。
調べるとクラシックから、民族音楽、POPまで幅広い活躍で、たしかに音はJAZZときめられませんが、とても良い音です。
そしてこのJohn Harleが凄いといえば凄いのですが、中古屋さんで買ったものですから、最初に買った人がいるわけです。その人が凄いと思っています。
私がたまに行く中古屋さんで最近記事にしているアルバムを仕入れました。その店は繁華街にあるわけでもなく、結構いつまでも同じアルバムが停滞しているのですが、この間見たときには、これは何だ、というのが一杯ありました。
それが、多分もと持ち主の趣味のよさが伝わるものがわかるのです。
幾枚か購入して聴いてみますとこれが間違いない。改めてまたその人が放出したと思うものを買いに行きました。
まずそこで感じたことは、リズム陣がしっかりしているアルバムで信頼できる。ドラムス、ベースの奏者選び間違いありません。
加えたホーン奏者がまた個性ありながら、技量充分な奏者でよくこのアルバムでたときに選んでいると驚きます。
そしてまるで知らなかったこのアルバムもかなり驚いています。このアルバムたちを放出した、あなた凄いセンスですね。(ここのところいいと生地にしているアルバムがそれです。)
アルバムはD・エリントンに捧げれれたアルバムで、1956年産まれのりード奏者がエリントンバンドのJ・ホッジスなどをみてリードを確信したJohn Harleの作品になります。
1曲目、“Caravan ”からはじまりますが、エレベのベースラインとそこ入る男性vocalの雰囲気だとても面白く感じます。
2曲目、ゆったりしたソプラノがとても良い感じで、バックの弦がとても美しい、シンセのクレジットもあるので全てシンセかと思いましたが、弦の奏者の名前も結構あり、そちらを信じましょう。
3曲目“Mooche ”はベースのウォーキングの上にテナーのメロディが流れる当たり前に感じるかもしれませんが、底にヴォイス、ミュートペットなどが加わって、とても雰囲気のあるアレンジになり、いいと思います。エレベなのにこれがとても良い雰囲気、エリントンってちょっと苦ってだったのにこれはとても聴きやすい。
得意のクラリネットの部分もとても現代的にソロを入れています。
4曲目のアルトのソロは少しクラシックの奏者の音の出し方で、でも曲の美しさを伝えるのには、これがベストと思う演奏です。
5曲目はスムース系にシンセを使った始まりで、女性コーラスを入れてとてもアレンジ思い白い、そこら辺が好きな人にはかなり面白いかも知れません。
6曲目はストリングスバックにソプラノを吹きますが、音はクラシックをしっかりした人ですね、伸びやかな強い音が出ています。
7曲目シンセとベルのリズムをバックにバックのシンセが雄大になっていく曲ですが“Sonnet for Caesar”という曲、でもエリントンにしては聴きやすいアレンジです。
8曲目“Star-Crossed Lovers ”がまた落ち着いた綺麗な曲で、エリントンがとてもロマンチックに仕上がっているところが(実は大変)気に入っています。
9曲目はBig Bandを意識しながら、ストリングスも入れたおなじみ“In a Mellow Tone”クラリネットのソロ、ミュートのペットソロ効いています、John Harleという人のアレンジがこのアルバムを凄くしているのでしょう。
D・エリントンの音楽をとても現代的にアレンジしていて、エリントンのアレンジなかなか面白いと思ったことがありません。
このアルバムは聴いてみると、重くはありませんし、とても楽しい。
アルバムも凄いけど、これを選んだ方も凄いと思います。
わからないなりにお礼申し上げます、ありがとう。

 The Shadow of the Duke / John Harle

               John Harle   soprano alto saxphone
               Steve Lodder synthesisers
Paul Morgan bass
Paul Clavis drums
Adrian Lane   Trombone
               Alan Downey    Trumpet
               Andrew Findon Saxophone
               Clark Tracey Drums
               David Roach Saxophone
               Derek Watkins Trumpet
               ほか


1 Caravan
2 Sucrier Velours
3 Mooche
4 Sultry Sunset
5 Minnehaha (The Beautiful Indians)
6 Isfahan
7 Sonnet for Caesar
8 Star-Crossed Lovers
9 In a Mellow Tone
10 Shadow of the Duke
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今年記事にした新作フェバリット10枚

2007-12-26 20:43:02 | その他
今年も記事にした新しいアルバムを10枚選んでみました。
先日アルバムに点を付けて並べていると書きましたので、6枚は簡単に選べました。残り4枚を絞るのに困りました。
Don Friedmanと韓国のピアニストDae-Uk HeoとオーストラリアのピアニストWalter Lampeさんにはちょっと遠慮してもらいました。
リーダー、アルバム名、記事にした日と題名を書きますので、よかったらお越しください。

最初の3枚が
Yaron Herman “a time For everything"12/5 「パリからのサプライズ」
idea6    “Steppin'Out”     9/5 「最高の口直し」
Evgeny Lebedev “fall”        8/9 「ミステリアス・ロシア」




次の3枚は
M・Nock&D・Liebman “DUOLOGUE” 6/27 「師匠元気で何よりです」
Francesco Chebat “INPRINTING”  9/16 「緩急自在」
NHOP Trio “THE UNFORGETTABLE” 8/28 「あちらで元気だと信じている」




そして残り4枚は
Fred Hersch “NIGHT & THE MUSIC”  6/15 「漆黒の夜でなく」
Alan Pasqua “solo” 7/17 「soloじゃないsolo」
Charlie Haden “HEARTPLAY”    11/5  「地に心が残って」
Fabrizio Bosso“you've Changged”  3/4 「俺は男だ」



 
これで10枚に成りました。
なぜあのアルバムがないのかと思う人がいると思いますが、そこがフェバリット、お許しください。

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一番最近買ったアルバム OSCER PETERSON  さようなら

2007-12-25 23:22:10 | 聞いてますCDいいと思う
今日はクリスマスの夜、昨日は外でお刺身を食べたりしましたから、家で奥さんの料理をいただきました。
赤いワインをあけて美味しくいただきました。シチューですが、大根などを使って大変甘くこくのある味に成りました。



ところが夕刊には悲しいニュースが載っていました。
すばらしいピアニストというしかないOSCAR PETERSONが82才でなくなった知らせでした。
PETERSONといえば“自由への賛歌”が大好きで、そして我がPEDERSENとの演奏も多いので、とても好きなピアニストです。
12月20日にショップに行くとその組み合わせのアルバムがありました。これを聴きたいと思って拾いました。





PETERSON/PASS PEDERSEN THE TRIO



その後、中古屋さんに回ったら同じ組み合わせのアルバムがありました。これも機会だと拾いました。

“THE GOOD LIFE"


二つのアルバムとも1973年ChicagoのLondon Houseでの録音のようですが、日付がはっきりしません。どちらもPabloからの作品ですが、そこら辺を聞き比べようと思って買いました。
そして少し聴いて記事にしようと思っていたら、この訃報でした。
一番最新に買った2枚がこのアルバム、なぜか準備をしてくれたみたいで、ちょっとゾクッとします。きっとNHOPの導きなのでしょう。
そして2枚を聴いているわけです。
中古屋さんで買った“THE GOOD LFE”のほうですが、最初車で聴いたときは録音が悪いかと思いましたが、改めて聴くと充分です。ライブでピアノの音がちょっとチープですがそれはしょうがないでしょう。
1曲目から“WHEATLAND"でPassとのインタープレーがはじまります。
3曲目“For Count”ものりの良い外の大きく広がっていくようなピアノのソロにPassのギターが付いてくると、これぞ熱いプレーになっています。
4曲目“The Good Life”は格調高いピアノの響きで、ただクラブですから食器の触れ合う音などもはいってしまいます。こちらのもう一つの期待ペデルセンのベースはすかし控えめであまり出てきません。Passがその分張りを持たせる演奏です。
5曲目を軽やかな“On A Clear Day”ですが、ここに来てペデルセンの4ビートが聴こえてきます。Passのギターもよくってこのライブこれで終わるわけが合いません。
このアルバムは中古屋さんでたまたま続きで買いましたが今は良かったと思っています。
もう一枚はHMVで棚に飾ってあった新しいプレス品でしょうか。1300円と安かったので買ったのがはじまりです。同じ日の録音なのかが気にかかります。
1曲目“BLUES ETUDE”からいかにもライブ途中からの始まりという録音で、だいぶヒートアップした始まりです。
ペデルセンのウォーキングが火の着いたようですし、ピーターソンも高速メロディーが溢れ出します。ブギに変わってPassが入った後も凄いし、少なくともおなじ日の録音であればこちらが後の演奏だとおもいます。
2曲目は熱くなった中でのブルース・プレー少し温度を下げた物憂い感じ、これに絡むPassがまた上手んですね。ペデルセンもしっかり素敵なソロを取ってくれています。
ミキシングの違いなのでしょうか、こちらのほうのアルバムはピアノの音も大変良い、違う日の録音かも知れません。雰囲気はとても似ていますが、こちらのほうが一つ上の良さがあります。ペデルソンの音もずっといいと思います。
4曲目はJoe Passの落ち着いたソロで“COME SUNDAY ”得意と一面です。
最後が“SECRET LOVE”はライブながら落ち着いてきている感じです。
そうすると1,2曲目辺りの盛り上がりがないので、これはライブひとつらなりではない気がします。1973年の録音を1998年にRemasteringしているのでだいぶ編集が入っているのでしょう。
ただ演奏は悪くありません。ただ1,2曲目辺りのライブの雰囲気が一番嬉しく感じます。
1枚目が約45分2枚目が40分とても悲しいニュースの中で聴きました。ピーターソンの晩年しょうがないのですが、残念ながら少し辛い演奏も聞いてきましたが、こうやって元気を聴いて追憶するのが一番良いことのようにおもっています。
長い間、ご苦労様でした。あちらにいったらペデルセンにはよろしく伝えてください。

THE GOOD LIFE / OSCER PETERSON

OSCER PETERSON piano
Neils H・O・PEDERSEN bass
Joe Pass guitar

1 Wheatland
2 Wave
3 For Count
4 The Good Life
5 On A Clear Day

PETERSON/PASS PEDERSEN THE TRIO

OSCER PETERSON piano
Neils H・O・PEDERSEN bass
Joe Pass guitar

1 BLUES ETUDE
2 CHICAGO BLUES
3 EASY LISTENING BLUES
4 COME SUNDAY
5 SECRET LOVE










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掃除はお休み、トレンディなイブだ

2007-12-24 21:17:35 | その他
甥っ子の結婚式を終えて、飲んでないつもりで結構その後飲んでしまって本日はいまいちいきが上がりません。
昨日は明日は何しようといいながら、ちょっとだらっとしています。
棚を拭いたり普通の掃除をして、今年のフェバリット10枚を決めたりしていました。
昨日でかけている間にサンタクロースが来たみたいで、痕跡がのこっていました。
便利なもので郵便局が保管してくれていて、それを取りに行ったりして、ホンワカ気分になりました。



もういい年なのでクリスマス・イブなどと特別思い入れなどありませんが、ミーハーな奥さんが、トレンディーなイルミネーションを観に行こうといっております。
ここが微妙なところです。お断りするとこれが、帰ってる量がかなりに成りますので行くことにしました。
今年一番トレンディなイルミネーションは六本木“ミッドタウン”であるようです。わが家からも一時間かからないでいけるので、まあいいかと思いながらいってみました。
まあ六本木ですから、少しは着替えて、奥さんがパリから買って来てくれたバックを持って出かけました。



地方にお住まいの方もテレビでご覧になった方がいると思いますが、monaka実際にレポートしてまいりました。(そんなことはないか。)
表参道駅乗り換えて乃木坂駅に出ますと、沢山の人が歩いていきます。流れるように歩いていくと六本木ミッドタウン、LEDのイルミネーションが待ち受けていました。



六本木ミッドタウンの売りは青色LEDの銀河の流れでしょうか、鈴なりな人がいて、多分一番良い場所に段々近づいて5分ぐらいなんと一番前に来れてしまいました。陸橋の上の端の部分で、底が引き返し部分なので大変なところです。
満員電車状態のその場所は、でも若いカップルが沢山で、親父としては、夜の満員電車よりかずっといい、でも写真とてそこから脱出すること大変でした。そこで観たのがこれです。たしかに青色LEDをこれほど並べてとおもいます、凄いといえば凄い、青い蒲団が引いてあると思えば蒲団みたいにゆったりしたカーブの青い線、とにかく一番トレンドな場所にいることは事実です。



ミッドタウンのビルの中では、ゴスペルのクリスマスソングのコンサートが行われているようですが、中には入れません。(人いっぱい)



もう観終われば食事になりますが、六本木クリスマスの特別料理などは頂く気持ちはさらさらありません。
ちょっとトレンディな乃木坂のお魚屋さん“魚真”に入ってみました。テレビでも紹介されているらしい、都会でかなり新鮮な料理を出すところでした。



このおすし、カッパ巻きの上にいくらと鮪のナカ落ち、うに、蟹などが乗っていて、カッパ巻きのきゅうりがさっぱりと魚とあっていて驚きました。



昨日の流れで料理の写真載せてしまうと“モヤシの辛いため”どって事ない組み合わせですが、結構美味しい、写真を見るとどうしたらいいか解るきがします。



適当に食べて帰ってきました。帰ってからお茶漬けなど作ってもらって、これを書いています。
クリスマスといっても、あまり気にしない年が続いていましたが、今年はちょっとだけ人様と同じようなところに出てみました。
実はサンタの贈り物、サプライズがblogをやっているおかげで届きました。
みなさんもそれぞれのイブをお過ごしの事と思います。(若い人もいるんだろうね、楽しんで欲しい)
私はとても暖かな気持ちで過ごすことができました。

皆様にも素敵なクリスマス・イブでありますように“メリー・クリスマス”






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掃除はお休み、結婚式だ go man! / sonny criss

2007-12-23 19:42:22 | 聞いてますCDいいと思う



今日は年末の連休の中日ですが、お掃除はお休いただきます。昨日は床を艶出しワックスをかけて、年賀状もPCを少しは使って下地をつくりました。結構腰が痛いのです。
お掃除をお休みなのは、私の甥っ子が結婚式を行うとの事で、家族4人が集まっていきました。
場所は築地、古い料亭で、ホテルの結婚式が増えた中、結婚する2人が探し出した場所だそうで、なかなか落ち着いて、料理もシンプル美味しくいただきました。
料理の写真などを取りましたので、年末の忙しい中、ゆっくりと出来ない方に少しおすそ分けをいたします。



築地にある昔からの料亭で、お庭もきれいで、立派な鯉がおよいでいました。



面白いのは、静かな庭の横は、東京下町、ウォーター・フロントの風景が広がっています。



さて頂いたお料理を紹介しましょう。料理屋さんのお献立、書いてあるものを観ると凄いのですが、ほんの一口だったり、和食で結構楽しめました。
とてもお献立表が凄いのでご紹介します。(写真もできるだけ。)

1お祝い肴  大根 人参 なます 若布 サーモン燻製 黄身酢
2前菜    公魚三色美人粉揚 数の子粉かつお ちしゃとう色煮



吸い物    胡麻 道明寺 二色豆腐 音地茸 三つ葉 柚子



造里     本鮪 平目 黒烏賊 あしらい物一式 本山葵 土佐醤油



煮物     海老芋塩煮 鰊旨煮 蓮根 人参 絹さや

 

家喜物    鰆漬焼  杏蜜煮 赤蕪甘酢漬



強肴   鱈場蟹 穴子 白玉 百合値 銀杏 えの木茸 ほうれん草 銀あん



冶作名物   鶏水たき やくみ ポンズ



留椀    湯葉 なめ子 芹 粉山椒
ご飯    お赤飯
香の物   五種盛り



甘味   苺クリームよせ  大納言 抹茶



写真で観るとちょっと地味ぐらいのお料理ですが、程よい量で、辺にてらってないオーソドックスな品と味付け、素材はしっかり吟味されていて、美味しくいただきました。

初めての甥っ子で私も若くずいぶん一緒に遊んだ子です。だいぶ年が行ってからの結婚に成りましたがとても嬉しい思いです。その子をおんぶして走って柱にぶつかり額に傷を残したことなど思い出しています。

式から帰ってきましたが少し飲みたりない、そこでこんなアルバムを引っ張り出して聴いています。
「go man!」 sonny crissのちょっと自分勝手な思い入れみたいな吹きまくりがあるかもしれませんが、「go man!」 男として、しっかり一家を構えてくれることを念じています。
SONNY CRISS とSONNY CLARK(P) LEROY VINNEGAR(b) LAWRENCE MARABLE(ds)のカルテットの作品はジャケも有名な、凄い作品とは言えませんが、なかなかはっきりしたアルバムです。 
「GO MAN!」という題で甥っ子へのエールを入れて聴いてみました。
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暖炉の火を見つめてreflections / roditi ignatzek rassinfosse

2007-12-22 21:23:06 | 聞いてますCDおすすめ



中古でひろってうれしくなるアルバムというのがあります。こんな素晴らしいアルバムにめぐり合えるなら、あえて新譜の高いものを買わなくてもと思ってしまいます。千円以下で購入したこのアルバム、年末に向けて、とても暖かい火を感じます。
1曲目、初めて聞くのですが、似ているのはweet・jazz・trioという感じです。
暖かいフリューゲル・ホーンのメロディと、ベースのまろやかな素晴らしい音、ピアノは1、2度温度を下げたキリィとした感じでとても美しい曲ではじまります。
2曲目はウォーキングベースに乗ってトランペットはソフトな場バップ、しかしとてもスリリングです。
このセットすでにアルバムとしては2枚出ているようで知りませんでしたが、この曲のピアノソロのエッジの立ち方も、ベースの重さもかなり素晴らしい。
3曲目、端正なピアノのメロディかはじまりますが、ペットのメロディはユーモラス、そこを確りベースラインが締めてまとまっている事、凄いと思います。
4曲目、ガレスピーの曲をミュートとベース、リズムをピアノのバッキングで取りますが、ドラムスがいないことを忘れていました。3者が完璧なタイムをキープしているのです。ドラマーの人が聴いていたらい、ここで叩きたいでしょうね、と思います。聴いている私も、ドラムスのラインを思い浮かべながら聴いている曲です。
5曲目はペットのストレートなメロディーですが、IGNATZEKの曲がとてもゆったりとしながら、優しくうっとりとしていると、ベースのソロもなかなか凄く、確りとした曲、ライヴでこれ聴くと凄くしびれると思います。
6曲目は、ソフトなバップ、7曲目はガレスピーの曲で、奏法はガレスピーではありませんが、タイムが同じようなときのフレーズに、あの暖かさを感じます。
8曲目、とても落ち着いた始まり、ホーンと、ピアノ、ベースが確りと間を取って語り合いますが、その話題の曲が良い、ignatzekの曲が効いていて、後のピアノソロ、ペットの印象的なソロに引けを取りません。その後のベースソロも凄い。
9曲目は、ベースラインの効いたペットの4ビートのバップ、ブローはしませんが、これがとても気持ち良い。
暖炉の火を楽しむということを知りません。ただ昔、ガスストーブを煉瓦を組んだ中に置いて、周りに椅子を置いていました。煉瓦に足を乗せてストーブを当たっているのが好きでした。
このアルバム、そのような実に心が和むことを思い出させるアルバムです。
本当の火が燈った暖炉を見ながら、ゆっくりと好きなことを考えながら聴きいている感じです。
11曲目がとても気持ちの良い4ビートのハードバップで、そう、暖炉の前で“貴女聴きたい”、優しく手をつなぐ様な良い雰囲気の曲です。

  reflections / roditi ignatzek rassinfosse

Claudio Rodite trumpet flugelhhorn
Klaus IGnatzek piano
Jrsn-Louis Tassinfosse bass

1 RWFLECTIONS
2 MINOR EX
3 SOUL MOOD SON
4 OW!
5 ANOTER TIME
6 ONE FOR CHET
7 CON ALMA
8 WARM BREEZE
9 ON THE WAY
10 THREE STEPS AHEAD
11 BLUE MOMENTS
コメント
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