JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

今年の締めは

2016-12-31 11:52:12 | 聞いてますCDおすすめ


年間の10枚を選ぶのは好例になっているけれど、その年の最後に聞くアルバムと翌年の最初を飾るアルバムはちょっとは思い入れのあるアルバムにしたいと思うようになってきている。
キースが2回とコルトレーンとその関係が3回、ロリンズは私としては珍しいけれど今年はどうしよう。

20061230 魔法の秘密 Live at Rocco / Peter Erskine
20071231 来年が良い年でありますように hope / Lars Jansson
20081230 1年間の感謝を込めてDedicate Dedications / Alan Pasqua
20091231 来年 会いましょう FACING YOU / KEITH JARRETT
20101231 静かに暮れる Short Stories For Dreamers/Jesper Bodilsen
20111231 来年も会おう THE KOLN CONCERT / KEITH JARRETT
20121230 ありがとうを誰に Thank You,John! / ARKADIA JAZZ ALL-STARS
20131231 40年50年を超えて AFRO BLUE IMPRESSIONS / JOHN COLTRANE
20141231 明るく暮らす  ALFIE / SONNY ROLLINS
20151231 今年1年ありがとうございました  sun ship complession / JOHN COLTRANE

エリントンにでもしよううかと思ったけれど、一人なぜ選んでないのか不思議に思う人がいました。
帝王マイルスを10年選んでいませんでしたということでマイルス。
少年でこずかいがなかったころLPが買えなかったのを、大人になってからそろえているけれど、このセットすごくお得だった。



1967年から68年の3枚これすべて持っていなくって、これ見つけた時はうれしかったな。ビッチェスにつながる3枚、イン・ザ・スカイとサイレント・ウエーを入れてもいいけどこの2枚は持っていたのでまさにこれがぴったりでした。

マイルスのアルバムはこれを手に取るのが一番多い。ということで順番に聞いて丁度一年が締まっていくような気持ちになりました。

本年一年、おつきあいいただきまして、ありがとうございました。
みなさまにおかれましては、来年が良い年でありますようお祈りもうしあげます。

それでは来年もよろしくお願いいたします。
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年末の食

2016-12-31 07:39:20 | その他
昨日、関西に住む息子夫婦が帰って来た。我が街への乗換駅にいつも行くお寿司屋さんがある。丁度12時ごろにそこを通るというので待ち合わせて今年最後のお寿司にすることにしました。いつもの小道を登っていくとお寿司屋さん、ところがなんと昨日から休みに入っているそうで、大掃除していた。仕方がないのでこの町にある台湾風屋台料理に変更。

なんとお寿司1人前ぐらいの値段で上がってしまった。



これはこれで満足だけれど、オヨメサンはこの街のお寿司屋さんが大好き。かわいそうだから前に話していたラーメン屋さんに今日は行ってきた。



たくさんの鯛からの出汁は絶品で、最後までおいしいと喜んでくれました。



帰り途中でいつもの友達に家で炊いた黒豆を渡して、替わりにローストビーフを受け取ってかえり今夜はオヨメサンと3人です。

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ファンだから 6  Smile / STEVR MARCUS

2016-12-29 18:10:59 | 聞いてますCDいいと思う


ステーヴ・マーカスはカウント・ロック・バンドで大好きだったけれど、当時は小遣いもすくないのでLPを変えなかった。それでここの所持っていないのに出会うとっていうかネットでさがしてまで、それもLPまで買って来た。
リーダー作として9作きろくされているけれど、このアルバム以外はそろっていたけれど、このアルバムはスタンダードだからまっいっかと思っていた。
中古屋さんのJAZZ ROCKのところにあったから、それは違うだろうとおもいながらもやっぱり買わないわけにはいかない。これでLP1枚のCD8枚が揃ったわけです。

1曲目はオレオだから、凄いドラムスとハードなベース・ラインをバックに、思い通りの大ハード・バップ大会、久しくこういうの聞いていないからいいか。
2曲目はソプラノでのバラッド、ヒックスのピアノが小気味の良い。
3曲目は"Confirmation”バディ・リッチ・バンドの時のソロ、得意曲を選んだのでしょうか。
4曲目はスマイルはちょっと小粋で軽めに。
5曲目はテナーでガレスピーの曲。
6曲目"My One And Only Love”はテナーでゆったりと吹いて最後はコルトレーンの曲だから、コルトレーンへの思いも表したかな。
カウント・ロック・バンドとは違ってバディ・リッチでのソロを髣髴するのは、強力なリズム隊が付くと、これはこれで素晴らしいアルバムになっていたので完結させてよかった。


Smile / STEVR MARCUS

Steve Marcus (soprano saxophone, tenor saxophone)
John Hicks (piano)
Marvin "Smitty" Smith (drums)
Christian McBride (bass)

Recording information: New York, NY (02/16/1993).

1 Oleo
2 Hillary
3 Confirmation
4 Smile
5 Woody 'n You
6 My One And Only Love
7 Like Sonny
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扇動者 ジェフリー・ディーヴァー 著 池田真紀子 訳

2016-12-28 17:14:43 | 


ジェフリー・ディーヴァーのキャサリン・ダンス・シリーズの新しいのがでたので図書館に予約したら、野田友佑の本と一緒に順番が来てしまった。2週間では読み切れないと思いながら取りに行ったら正月のお休みなどで4週間貸出だった。ゆっくり読むことができるけれど、ディーヴァーなので、どんどん読んでしまう。
今回もどこに仕掛けがあるのかなどと考えながら読んでいくけれど、どうもシャキッとしないような話がある。なんだろうとおもっているとこれが最後きっちり仰天させてくれるのだからさすがのディーヴァーでした。

抜き出しは一言では筋が解らないけれど一番最後のところ。

「イエスよ」

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今年記事にしたフェバリット10枚

2016-12-26 19:36:59 | 聞いてますCDおすすめ
記事に写真を貼るのを忘れました。
どんなアルバムかわからない人がいたでしょう。再アップします。


今年もこの時期が来たというフェバリット10枚の11年目です。
昔は聴いたCDすべてを6項目60点で採点していましたが、ここ数年はベスト選びの枠にくる52点ぐらいになるものだけ採点しています。おお良いじゃないという52点以上が20枚で空いた。
その中から10枚です。

1位グループでは2枚が確定、3枚目のE.S.Tは一寸まよったけれど3枚選ぶというところもあるので、他と比べて1点引き上げ、あえて3枚に持って行きました。



54点の第一グループ
 2月16日 自由自在           MOMEENTOS IN TIME / THIERRY LANG
 5月13日 5月の空高く         PAT METHENY THE UNITY(← →)SESSIONS
12月21日 シンフォニーになって     E.S.T SYMPHONY

次の53点の第二グループ、ここまでは余り悩まない。いつも次が大変です。

 

 1月 6日 カラーは青     BLUE BIRD / MICHEL BISCEGLIA
 3月 6日 気合を入れる         DANIEL ZAMIR / DANIEL ZAMIR
 9月12日 引けを取らない        NEARNESS / JOSHUA REDMAN & BRAD MEHLDAU
12月 5日 再演の必然          MORE HUMAN / LARS JANSSON

52点のが13枚あるから10枚は落とさなければいけない。ここが一番選択の個性がでるところで、最後のなんかは誰も選ばないので選んだ感があります。



 1月22日 ドルフィーに出会ったみたい  METTE HENRIETTE
 7月31日 夏休みの課題         NAOKO SAKATA
12月20日 黒メガネの奥に      CHARLIE HADEN SONGBOOK / marcelo escrich

そんなんで落とした10枚は何かは書かないけれど、ガラティさんとかコーエンさんとかパリシャンさんたちごめんなさい。



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x'masイブ

2016-12-24 22:39:46 | その他
クリスマス・イブにきよしこの夜をトリオで演奏しようということでいつものオクサンの友達が来る。
それで出していなかったクリスマス・ツリーを出したけれど、いつもの場所はいっぱいで窓辺になってしまった。


その窓辺にはいつのまにか、別のなんかがいつの間にかそろっていた。





これはこないだの花



いつもの場所にはこんな風になっていた。



そんでもちろん〝きよしこの夜”は初アンサンブルだけれど、キーボードをパイプオルガンにして大成功、友達にイヴの配信がでいたみたいです。
友達は広島出身なので、うちでは絶対ないメニュー、お好み焼きを作ってくれました。
アップを考えてもいなかったお好み焼きのレシピ。工程は説明しません。








というお好み焼きのイヴでした。

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X’mas週間

2016-12-23 17:07:30 | 



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X’mas 新登場

2016-12-22 22:20:12 | その他
オクサンと一緒になってからもう何十年もクリスマスをすごしてきているけれど、少しずつ飾り物が変わっていく。
そういえば今年はツリーを出していないのを気が付いた。
イブの日にオクサンの友達がくるから出すかどうか決めないと。
明日にツリーが出ているかも・・・・。

今年はこれが新登場している。

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シンフォニーになる E.S.T SYMPHONY / Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

2016-12-21 22:01:38 | 聞いてますCDおすすめ


e.s.t の曲をカルテットで演ったアルバムはラース・ダニエルソンがベースでワケニウスのギターが入ってACTオールスター・カルテットみたいなライブだったけど、それをもっと大きくして、ホールで録音したのが出ていて、欲しかったのをやっと手に入れた。
e.s.tのメンバーだったベースのDan Berglund 、ドラムスのMagnus Öström が参加しているのが一つの目玉でしょう。
カルテットのアルバムの1曲目で素晴らしい曲をスヴェンソンに捧げたIiro Rantalaがここでもピアノを弾いていています。
ACTだから出来るアルバムでしょう。



ロイヤルストックホルム・オーケストラにジャズマンがソリストとして参加しています。
サックスのMarius Neset は知っているけどペットは初めてです。



1曲目、とても静かに、厳かに弦のハーモニーで始まり、広がっていくとドラムスがインリズムするとブラスが雄大なスベンソンの世界を展開します。
この出だしだけでもe.s.tファンには感涙ものではないでしょうか。
そして2曲目"From Gagarin’s Point of View”のピアノのあのメロディが流れます。もう泣いているから逆にここで落ち着くという感じです。
4曲目、カルテットのアルバムでも演奏されている"Seven Days of Falling” あのベースパターンを Dan Berglund が弾いていると思うと、オーチャードで観た彼らを思い出します。
もう一曲カルテットでも演奏されていたのが7曲目"Dodge the Dodo”ここら辺が有名曲なのでしょう、久しぶりにDanの変則アルコソロも聞けました。最後にMarius Nesetのソロとオケで盛り上げて終了です。

ベースとドラムスの参加が一つの目玉と書いたけれど、もっと大きいのがストックホルム・フィルハーモニック・オーケストラ、もっというならば、Hans Ek のアレンジ、e.s.tが壮大なオーケストラになっていることです。
聞きごたえあるオケとジャズマンの演奏はオケ+ジャズの中に名を残しても良いように思います。
自分の曲がフル・オーケストラになるというのはどんな感じでしょう。ある意味到達のように感じます。
スベンソンは絶対どこかでこれを聞いています。

年間ベストを選びながら順位がどんどん上がっていったアルバムです。

E.S.T SYMPHONY

Royal Stockholm Philharmonic Orchestra
Hans Ek / conductor
Marius Neset / saxophone
Verneri Pohjola / trumpet
Johan Lindström / pedal steel
Iiro Rantala / piano
Dan Berglund / bass
Magnus Öström / drums

1 e.s.t. Prelude
2 From Gagarin’s Point of View
3 When God Created the Coffeebreak
4 Seven Days of Falling
5 Wonderland Suite
6 Serenade for the Renegade
7 Dodge the Dodo
8 Eighthundred Streets by Feet
9 Viaticum Suite
10 Behind the Yashman

All songs have been composed by e.s.t. (Esbjörn Svensson, Dan Berglund, Magnus Öström)
and have been arranged by Hans Ek, except for ’Dodge the Dodo’ which has been arranged by Esbjörn Svensson
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黒メガネの奥に CHARLIE HADEN SONGBOOK / marcelo escrich

2016-12-20 22:23:18 | 聞いてますCDおすすめ


ショップで見ていたらCHARLIE HADEN の名前があってソングブックとある。知らない人だけどトリオだからヘイデンの曲をピアノトリオで演っているのだろうとヘイデン・ファンは買ってきた。
何とベースとギターとサックスのトリオだった。そしてこの組み合わせが大正解だった。
このベース良いじゃないかとネットにいってみたらなんと私の記事が出てきたというアホな話だけど結果が良いから全然問題なし。
スペインで活躍している人たちのようで、ギターの人とゲストのアコーデオンのトリオのアルバムを記事にしていました。




ヘイデンの朴訥としたシンプルなピッキングで始まって2曲目のアルトもいい音、テナーとアルトが哀愁あるヘイデンのメロディを丁寧になぞります。
全14曲、3曲がヘイデンに捧げたベースの人の"Salmo”と言う曲でヘイデンの音楽を表現しています。
ヘイデンはいろいろ聞いているから懐かしい曲が沢山、ジンジャ・ベーカーと演った”Taney County”は同じくカントリー調で"First Song ”は女性ヴォーカル”Our Spanish Love Song”は懐かしのベース・ラインからでうれしい。
8曲目ここまで来るとベースとギターとサックスのシンプルな組み合わせがヘイデンの世界を再現してくれて、最近ペデルセンみたいなベースを聴いてうれしかったけれど、このソロ、ヘイデンを思い出してウルッとしてしまう。

このメガネ一生懸命さがしたのかと思うけれど、メガネの奥にヘイデンの音楽がきっちりあって、地味だけど良いものを作ってくれました。




CHARLIE HADEN SONGBOOK / marcelo escrich

Marcelo Escrich (bass), Luis Gimenez (electric guitar), Alberto Arteta (tenor sax, soprano sax).


guests: Mikel Andueza (alto sax)on2, Dwayne Gradin (voice)on4, Javier Lopez received (accordion)on11


1. Nice Eyes
2. There in a Dream (feat. Mikel Andueza)
3. Taney County
4. First Song (feat. Terela Gradin)
5. Our Spanish Love Song
6. Salmo Nº1 para Ch.Haden
7. In the Moment
8. Here's Looking at You / Always Say Goodbye
9. Blues in Motion / Bay City / Blues for Pat
10. Salmo Nº2 para Ch.Haden
11. Waltz for Focus
12. Out of Focus
13. Salmo Nº3 para Recordar a Mauro Urriza
14. Nightfall
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