JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ありがとうを誰に Thank You,John! / ARKADIA JAZZ ALL-STARS

2012-12-30 10:39:22 | 聞いてますCDおすすめ



このアルバムジャケのジョン・コルトレーンの演奏ではなくて、没後30年たった97年にアルカヂア・レコードのミュージシャンたちのコルトレーンへのトリビュート集です。
1曲目はベニー・ゴルソン、テナーサックスの柔らかなフレージング、リラックスとコルトレーンへの畏敬が一体化したような演奏です。
それは2強目のデヴィッド・リーブマンの“マイ・フェバリット”も同じ、十分にコルトレーンを聴いたあとの洗練とやはりコルトレーンへのトリビュートが伝わってくる演奏です。
3曲目、ボッサのリズムに驚くけれど、とっても良いテナーなのでノートを見てみれば、ボブ・ミュンツアーでした。
4曲目はメトロポリタンのクリスマスアルバムでもしゃれたピアノを聞かせてくれた、ビリー・テーラーのトリオが“ネイマ”、これほど優雅なネイマも珍しい。
5曲目は再びゴルソンの小粋な小唄。
6曲目はテッド・ローゼンタールのピアノで“Giant Steps”、フリーのインプロのような、それもスローでの演奏に驚いていると、最後には早いテンポにもどしてあのメロディをグッとひく、凝ったアレンジです。
8曲目再びリーブマンのバラッドで“I Want to Talk About You”をガット・ギターとのデュオで、これたまりません。このアルバム、リーブマンだけで充分価値ありです。
最後はなんとラップでコルトレーン、これもまたかっこいいから驚きます。

でアルバムタイトルが「Thank You,John ! 」このアルバムを今年最後のアルバムにして
Thank You
と終わらせようとおもったけれど、アルバム自体に強い思い入れがないので一寸変更。

皆さんはだれに最後のThank Youというのでしょう。
私、もちろん○○サンに決まっていますが、それはちょっと恥ずかしくてかけない。

今日はこう言っておきます。

「Thank You, Sam Rivers ! 」

「Thank You, Pete Laroca ! 」

「Thank You, John Tchicai ! 」

「Thank You, Anndy Williams ! 」

「Thank You, Dave Brubeck! 」

「Thank You, Austin Peralta! 」



Benny Golson
Benny Golson, tenor saxophone; Mike LeDonne, piano; Dwayne Burno, bass; Joe Farnsworth, drums.
Recorded 4/21/97 at 39th Street Music, New York.

David Liebman
David Liebman, soprano saxophone; Vic Juris, guitar; Tony Marino, bass; Jamey Haddad, drums.
Recorded 7/7/97 at Red Rock Recording in Saylorsburg, PA.

Nova Bossa Nova
Claudio Roditi, trumpet; Bob Mintzer, tenor saxophone; Joe Ford, alto saxophone; Eddie Monteiro, accordion, voice; Lenny Argese, guitar; Alberto Beserra, bass; Guilherme Franco, drums.
Recorded 2/1/97 and 2/6/97 at Bioya Studios in New Jersey.

Billy Taylor Trio
Billy Taylor, piano; Chip Jackson, bass; Steve Johns, drums.
Recorded 11/23/96 at Sound on Sound in New York City.

Ted Rosenthal Trio
Ted Rosenthal, piano; Dean Johnson, bass; Ron Vincent, drums.
Recorded 8/29/97 at Avatar Studios in New York.

Red Time
Ethan Eubanks, voice; Peter Lylander, guitar; Tim Luntzel, bass; Mark Zubek, drums; Justin Mullens, Keichi Hashimoto, trumpet; Vincent LeBrun, Dan Fox, trombone; Joe Cunningham, saxophone, flute.

SONG TITLE TIME WRITER PERFORMER
1) Syeeda's Song Benny Golson
2) My Favorite Things David Liebman
3) Moment's Notice Nova Bossa Nova
4) Naima Billy Taylor Trio
5) Touch Me Lightly Benny Golson
6) Giant Steps Ted Rosenthal Trio
7) The Night Has a Thousand Nova Bossa Nova
8) I Want to Talk About You David Liebman
9) Moment's Notice Billy Taylor Trio
10) Take the Trane Eubanks Red Time












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

monakaのダイエット日記 年内休業年明けは4日から

2012-12-29 16:25:24 | monakaのダイエット日記
今年7月から始めたダイエットも5か月が経過したのは驚くべきことで、食習慣が安定してきた感じです。
ここの所のクリスマスのピザやアイスクリームを何とか乗り切ってだいたい同じような体重で推移しています。
65Kgを切ることもあるのにですが、超えることもあり、そこらへんがいまの中心値、7月から8Kg減でうろちょろしていますが、あと1Kgぐらい落としたいところです。

ところが最大の危機年末、年始です。実は明日から何時もの友人たちと伊豆の保養所で過ごすのです。ということはダイエットは思い切って休業とすることにしました。
年明けは4日からにしようと、勝手な決定、この5日間がどのような結果をまねくか、2Kg増ぐらいで治まって欲しいものです。

JAZZ最中の方は年内無休年明けも元旦から営業いたします。
ぜひお運びください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅前はアルゼンチン AVATAR / Maria Eva Albistur

2012-12-27 21:06:33 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんのタンゴの棚から1枚と思ってみていたら、このジャケだったら新しい感じだろうというのがあった。
まるで知らないけれど、拾ってジャケを開くと、ほとんど歌詞がかいてあるので、ヴォーカルもの、これは失敗だったかと思いました。

1曲目、エレべとドラムスにアコーデオン、そこに女性のボーカルが入ってきて、感じはGOTAN PROJECT、これはうれしい出だしです。
2曲目はガット・ギターをバックにボッサのリズムに近い、特にタンゴにとらわれてはいないみたい。
マリア・エバ・アアルビストゥルというアルゼンチンのシンガー・ソングライターでベースも弾く人だそうです。
3曲目もブラジル風、昔クロディーヌ・ロンジェというA・ウイリアムスのオクサンだった歌手がいたけれど、歌い方で一寸思い出した。
4曲目はエレキがギンギンとなる演奏。
6曲目、どちらかというとブラジル風の曲が多いけれど、バイオリンのソロにバスクラがオブリガートするところなんかJAZZ観たいです。
9曲目はテクノ風インスト。

まったく知らない人だけれど結構楽しめました。やっぱり新しいものは面白い。





それにしてもコラージュの斬新なジャケが選んだ理由だから、かに本家札幌駅前店とカメラのドイには感謝しておこう。



やめた方の一枚はとても美しいジャケだったのだけれど、一寸気になる。来年になってもあるだろうから、次はそれにしてみよう。



AVATAR / Maria Eva Albistur

1. DEJAR VIVIR
2. LA DANZA DE LA REALIDAD
3. CONSUELO
4. OJOS
5. EL ENCUENTRO
6. ?QUE SERA?
7. DESENCUENTRO
8. REINA
9. DANDI
10. CIRCULAR
11. LLEVAME A VER ALGO
12. TE OLVIDARE
13. CARTAS
14. UNA INTENCION DE DIOS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年記事にしたフェバリット10枚

2012-12-25 21:18:00 | 聞いてますCDおすすめ
年間の気に入ったアルバムを選ぶことを続けているけれど、6年も振り返ることができて結構いい記録になってきました。
そして今年も決まりました。

まずは最初のとても気に入った3枚、これが今年の上位3枚です。



3/14 ピカピカの機能 PERMUTATION / ENRICO PIERANUNZI
1/ 3 今年一番を華やかに強く LIBERATANGO IN TOKYO / NAOKO TERAI & RICHARD GALLIANO
11/8 パリのめぐり逢いから Alter Ego / Yaron Herman

そしてピアノを多くきいているから今年のピアノということで5枚



3/20 絶対インプロヴィゼーション主義 ODE / BRAD MEHLDAU
9/26 Siiiiiiii ! ARIETIS AETAS / Luige Martinale
7/ 5 贈りたいもの Gift / Manabu OHISHI
8/25 気迫と抑制 ALIVE AT THE VANGUARD / Ffed Hersch
9/12 秋の最初に LUMIERE / MIRA OPALINSKA & DOUGLAS WHATES

の5枚、年末になって評判の2枚も聞いたけれどこの5枚で決定。

残り2枚はホーンの入った2枚。



12/17 高級フリー料理 YES ORNETTE! / Jean-Paul CeleaYES ORNETTE!
6/23 工房で作る The art of dreaming / JACQUES SCHWARZ-BART

で全部で10枚になりました。去年までは聴いた感じを点数にしてつけていたので、選ぶのにぶれが少なかったけれど、今年は4月ぐらいからつけなくなってしまった。前半のいくつかが損をしたような気もするので、来年はもう一度点数を復活させようかと思います。

これで7年にわたって70枚えらんだわけだから、あと3年でここ10年の100枚ができることとなる。
皆様ご贔屓に。

今年は選定している人間の特権、特別賞の一枚選定です。

ビル・エバンスの発掘音源がかなりでたし、まだ出るようで、決まりきったアルバムしかなかった20年ぐらい前とは大違い、関係者のご努力と内容を称賛して気に入った1枚を代表で選びました。



9/6 ふたつのE Bill Evens Live at Top of Gate / Bill Evens Trio

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こういう日には  おやすみJazz

2012-12-24 17:40:22 | 聞いてますCDいいと思う


昨日は掃除をしたり年賀状作成したり、それにお礼を言おうとサンタをさがしに街に出ました。



行った場所はここ、神楽坂、とってもおいしいピザ屋さんがあるのです。



まずは前菜もりあわせとサラダ



ドレッシングがとてもフレッシュです。



そしてクワトロ・フォルマッジ、ここのこれ本当においしい。



でそのあとサンタを探して東京駅に、ミチテラス東京というショーを見に来たのですが人が多すぎて中止になってしまいました。
サンタも見つからないのでなんとコンビニでアイスとジンの小瓶をかって戴きました。


ですから今日の聖なる日には心清く過ごしたいと聞く音楽も変えてみました。なんてったって一年に一度の聖夜です。なんと東京芸術大学 音楽環境創造科が監修、製作したアルバムです。赤ちゃんとママが聞く音楽だそうです。

オルゴールのようなキラキラ星の前奏からフルートで懐かしいペール・ギュントのメロディで始まりです。
3曲目バッハのインヴェンションをずいぶん変えてアレンジです。
シューベルトの子守歌も大切なメロディをアレンジするから一寸のれない。
5曲目、キラキラ星は矢野顕子風ヴォーカルでどうも、スキャットの後に笑うほどでもないと思う。
これはダメかなとおもったら、5曲目“亡き王女のためのパヴァーヌ”のピアノ・トリオが良い。これを聴く赤ちゃんはかなりいけとる。
安定したベースソロとドラムスもしっかり叩ける人みたい。
“ます”はアルト・サックスでアレンジ良い、アレッと思うアレンジもあるけれど、良いものもあって、どれも知っているメロディだからアレンジを楽しむアルバムかもしれません。
11曲目も安定したベース・ソロ。
12曲目大好きなカノンをガット・ギターで、アレンジが面白い。
13曲目、シベリウスのこの曲もJAZZにとてもあっている。このピアノなかなか良い感じ。

なんて偉そうなことを言っていてはいけません。酒池肉林なんてまるで知らない純真な気持ちできかないと、これからミルクのようなもの(私にとって)をいただいて寝ます。

ピアノは西 直樹、ベースは川村 竜、ドラムスは岩瀬 立飛という人でした。

おやすみJAZZ

1. Prelude
2. ペール・ギュント/グリーグ
3. インヴェンション第1番/バッハ
4. 子守歌/シューベルト
5. きらきら星変奏曲/モーツァルト
6. 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
7. ます/シューベルト
8. 主よ、人の望みの喜びよ/バッハ
9. 展覧会の絵より「プロムナード」/ムソルグスキー
10. Interlude
11. 愛のあいさつ/エルガー
12. カノン/パッヘルベル
13. 樅の木/シベリウス
14. 子守歌/モーツァルト
15. Postlude
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

別のサンタが Jul Pa Jazzvis / Mathias LandaeusTrio

2012-12-23 16:26:44 | 聞いてますCDおすすめ



今年はサンタの仕事などしていたけれど、クリスマスの前の日、目を覚ましてみると別のサンタがプレゼントを届けてくれた。どこの組合のサンタなのだろう。

マティアス・ランデウスのアルバムでいいと思ったものは2009年だからもうずいぶんと経ってしまいました。新しいものがでれば買うはずだけれどわすれていたら、クリスマスの為の素敵なアルバムを2010年に録音したようです。

1曲目はトラッドでやさしくクリスマスを迎える日のよう。
2曲目は軽やかなリズムでいかにも楽しいクリスマス。
3曲目大人のクリスマスで思索をする夜、ランデウスは個性があるから次の4曲目なんか一寸ひねった演奏です。
とても調子のよい曲、しっとっしとした曲と世界にはなんだかいろいろなクリスマスがあるという感じ。
 
おかげさまでクリスマスの前の一日を楽しく過ごしことが出来ましたって、これ聴きながら年賀状の宛名入力をしています。
それがおわったら、サンタを探しに行こうと思います。

以下とジャケの写真はスズックさんのをコピペさせてもらいました。

Jul Pa Jazzvis / Mathias LandaeusTrio

Mathias Landaeus (p)
Kristian Lind (b)
Jonas Holgersson (ds)


1.Bereden vag for Herran
2.Ja se det snoar
3.Karl-Bertil Jonssons julafton
4.Nu ar det jul igen
5.Glans over sjo och strand
6.Hej tomtegubbar
7. Nu tandas tusen juleljus
8.Raven raskar over isen
9.Det stralar en stjarna
10.Staffan var en stalledrang
11.Nar juldagsmorgon glimmar
12.Hosianna, Davids son
13.Var halsad skona morgonstund

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エーロ・コイヴィストイネン・カルテット feat. ユッカ・エスコラ アット B・フラット 2012 12 21  

2012-12-22 18:48:37 | サポート中、ライブ
ハクエイ・キムとしばらく会っていなかったから、年末のあいさつをしようとスケジュールを見てみたら、連休前の良い日にエーロ・コイヴィストイネン・カルテット feat. ユッカ・エスコラのところで弾くのがわかって予約した。
その後「お待ちしてます」といわれたのでピット・インにいったので今日はおまけみたいな感じになりました。

エーロ・コイヴィストイネンというテナーはフィンランドJAZZ界の重鎮だそうですが、記憶にありません。ユッカ・エスコラは幾つか聞いたけれど、すごいとは思わなかったのであまり期待していません。
ただハクエイ・キムが外国のミュージシャンと一緒なところは見たことないのでそれで今日を選んだわけです。
ピットインから帰るとき、ドラムスを叩くカルタさんに「蹴散らしてね。」と煽ったら「なかよく演ります」といわれました。
どのようなサウンドになるのやら、そこは楽しみです。

会社を急いででて赤坂まで1時間、オクサンはベルギービールのお店で待っていました。
開演まで1時間ありませんからあわてた食事です。
ベルギーはポテトがメインだそうで、とてもおいしいフライド・ポテトです。



トマト・オ・クリヴェットというトマトの上に甘エビをボイルしたものをのせたサラダ



これも海老のフリット



それにソーセージ、私は渋谷のいつものやつのほうが好みでした。



開演15分前に出れば今の季節イルミネーションが美しい


で何回も行っている小屋だからとおもったらすっかり道を間違えてあせりました。



お店に電話して修正して店に着いたのは予定の15分あと、でもスタートはしていなくて一番前の席でした。



トイレに行ったらユッカ・エスコラがいたので、良い音楽をよろしくねと声を掛けておきました。とてもさわやかな返事でした。

1st

1 
  ファイブ・コーナーズ・クインテットの雰囲気で始まったから今日はこうゆうサウンドなのでしょう。お楽しみモードに入るのがいいかもしれません。
まずはテナーのソロ、柔らかい音色とスムーズなフレーズ、高い音域もとても綺麗なテナーです。そしてユッカのペット、思っていたよりずっとかわいくて(関係ないか)、この手の音楽はイタリアのHight Five Quintetのボッソがいるから比較されてかわいそう。
そしてハクエイのソロこの前と違ってエレキなし生ピアノのフレーズ勝負はやはり良い。そしてカルタさん、最初から煽っています。

2 ネット・アイランド
フリューゲルに持ち替えて、ライトな音色のテナーとユニゾン、音がいいです。無駄なフレーズもなく、かわいさを加えて気に入りました。テナーはブローするというのではなくメロディをつなげてい気ながら山を作っていく感じです。やとわれのハクエイ君はハードバップ・ピアノ、こうゆう演奏も彼の魅力の糸津にあるからいいです。

3 スリーカルレス
バラッドの曲はユニゾンのあとすぐにハクエイのソロ、ここは生ピアノの音が楽しめてこの間のピット・インと対になりました。

4 
アフリカ、モザンビークに関係する曲だそうで、A・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズを思わせる出だしはもちろんカルタさんのタムの音です。
ペットは音も良いし、なかなか面白いフレージング、認識が改まってこれはよかった。
ハクエイのソロもここらで個性がでて、やりたいことができるのもカルタさんが連動して叩いているからだろう。
もりあがった。

ここで1st終了、休憩中はハクエイと話さず。








2nd

1 ボス・ブルース
ボッサのリズムでのファンキーナンバー、ユッカの曲のようでソロから入る。とてもコントロールが効いたそろをとります。
テナーのソロはもうこの人の世界、安定したフレーズを吹きます。


ユニゾンの後はハクエイのソロ、美しいバラッドは今日一になって、だからその後のテナーも気持ちが入ったような気がします。


ファンキー・ロックと言う感じの曲、フレディー・ハバートとジョー・ヘンダーソンがフロントと言うような感じです。テナーソロとペットの白、その後ハクエイがぐっと落ち着かせてソロ、自分の曲のフレーズを入れたのは誰も気がつかなかったでしょう。そしてピアノ・トリオはヒート・アップしていって舞台横に控えたテナーとペットが驚いているのが解ります。


テーマの後はすぎのハクエイのソロ、もう調子がでて高速フレージングをブラシのリズムに乗せて決めてくれました。テナーに私が行きますとペットが手で示して対抗、攻撃的なフレーズ、これが良い、素晴らしいステージになりました。
ペットのソロが終わると舞台を降りるユッカとハクエイは小声でヘイとエールの交換です。
こうゆうのがJAZZステージのすばらしいところカルタさんの凄いソロでまたまたびっくりです。

アンコール

朝日のごとくさわやかに

ユッケのフューゲルのソロ、フレーズをきちんと作ってまたまた再認識、テナーも熱い。
そしてピアノ・トリオの演奏、どんどんのぼり詰めて、バースの交換、緊張が続いてホーンはどうやって入るのよって言う感じですたが、ペットもうまく入るのです素晴らしいということで終わりました。

ハクエイも自分のバンドではないので、終わった後は結構自由でしばらく話をすることができました。

2nd4曲目で凄かった、ペットも真剣だったねと話したら、monakaさんが来たので入れ込みましたと嬉しいことを行ってくれました。

エレキをつかったトライソニークの演奏とか、ソロとの兼ね合いとか一寸はなして、次のアルバムがどのようになるかなどとちらっと聞かせてもらいました。

それでは来年も応援するからと今年最後のハクエイになりました。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一寸お勉強 CHICAGO JAZZ 1927/1928

2012-12-20 21:17:45 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんの棚にあったもので「CHICAGO JAZZ 1927/1928」と見て購入、実はこの都市を頭に入れておきたい。

シカゴ・ジャズといわれてもなかなかイメージは着かないでしょうが、ニューオリンズの黒人JAZZマンがシカゴに流れ、そこでシカゴ生まれの白人たちと融合して出来た、デキシーをモダンにしたビック・バンド音楽の一寸前のバンド・サウンドといったらよいのでしょうか。

来年に一寸行くことになるだろう都市なので親しみを増やしておきたい。
1927年と1928年の録音、私が持っている一番古い音源はアール・ハインズの1939年の録音ですからそれよりも12年も前、これは古い録音を手に入れました。

ところがこれ音が良いです。技術の向上でしょうか。

ミュージシャンも殆どわかりませんし、デキシーを少しモダンにした演奏と言う感じで一つ一つはお知らせしません。

5曲目に映画「五つの銅貨」の主人公レッド・ニコルソンの音源があるのが嬉しいです。

メンバーを見てみると全曲でドラムスをたたいているのが、ジーン・クルーパー、へえ~こんな頃にいたのだっけと一寸驚きです。
クルーパー1909年生まれだからこのとき18才、プロ・デヴューの年の録音だったようです。

そのほかにはエディー・コンドンなんて名前も知っていますが、8曲目ジャック・テーガーデンのトロンボーンの音が張りがあって良い。
7曲目のJoe SullivanのピアノとFrank reschemacherのアルトも今聞いてもなかなかです。
10曲目のBud Freeman のテナー・サックスもなかなかでした。

今のシカゴにつながるわけではありませんが、来年6月ごろにむけて気分を盛り上げていくのです。

Eddie Condon – banjo
Bud Freeman – tenor saxophone
Gene Krupa – drums
Jim Lanigan – bass
Jimmy McPartland – cornet
Mezz Mezzrow – cymbals
Frank Teschemacher – clarinet
Joe Sullivan – piano

1 Suger
2 China Boy
3 Nobody's Sweetheart
4 Liza

Red Nichols - cornetta
Miff Mole - trombone
frank teschemacher - clarinetto
Joe Sulivan - piano
Eddie Condon - banjo
Gene Krupa - batteria

5 Shim-me-sha-wabble

Frank reschemacher clarinetto altosax
Joe Sullivan piano
Eddie Condon banjo vocal

6 Indiana
7 Oh,Baby(Rain or Shine)

Jimmy Mcpartland cornetta
Jack Teagarden trombone
Mezz Mezzrrow clarinette
Joe Sullivan piano
Eddie Condon banjo vocal
Artie Miller contrabbasso
Gene Krupa batteria

8 I'm Sorry I Made You Cry
9 Makin'friends

Johnny Mendel tromba
Floyd O'Brien trombone
Bud Jacobson clarinet
tenorsax
Dave North piano
Herman Forest banjo
John Mueller tuba
Gene Krupa batteria
Red McKenzie vocal

10 Crazeology
11 Can't Help Loving That Man

Muggsy Spanier cornetta
Frank Teschemacher clarinette
Milton Mezzrow tenersax
Joe Sullivan piano
Eddie Condon banjo
Jim Lannigan tuba
Gene Krupa battaria

12 I Foud A New Baby






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木枯らしに立ち向かう earthcake / QUATRE

2012-12-19 21:31:32 | 聞いてますCDいいと思う


中古屋さんの棚の並んでいるCDを見ていると、ラベル・ブリュのマークは目立つのですぐわかる。このレーべル、素晴らしいアルバムと恐ろしいアルバムが潜んでいて、メンバーをよく吟味するけれど、たいていは買うことになる。
このころのエンリコ・ラヴァは想像つくし、ユメールだから一寸怖いアルバムであろうけれど、ヴィトウスは聴きたいし、ダンドレアにも心が動いた。

1曲目、トランペットから始まって、想像範囲でグシャと演っています。
2曲目はヴィトウスのアルコで始まって、やがてフリー・インプロヴィゼーション、ラヴァは思った通りだけれど、ダンドレアのスクエアーなピアノがとても良い。
3曲目、今日の朝の出勤は木枯らしが吹いてとても寒い。そんな時はこの音楽くらいの硬さに身を包んで置いた方が良い。こう硬質にガードしながら木枯らしに土地向かっていくのです。
4曲目がタイトル曲、グループとしていくつかアルバムを作ったようだけれどラヴァが中心の感じです。
最後はトラッドで静かな演奏です。
久しぶりにヴィトウスのベース・ソロというかベース・ラインをたくさん聞くことができて良かった。

木枯らしに立ち向かうって言っても、自動車通勤なので、車のあるところまで3分歩くだけなんだけどね。

earthcake / QUATRE

FRANCO D'ANDREA(Pf)
DANIEL HUMAIR(DS)
ENRICO RAVA(TP)
MIROSLAV VITOUS(WB)

1. Three
2. Merging
3. Ballerina
4. Earthcake
5. Akagera
6. Euroblues
7. Monasterio A St Chiara

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタのお休み ART BLAKEY EIGHT CLASSIC ALBUMS

2012-12-18 22:46:41 | 聞いてますCDおすすめ


サンタになって一寸遠くにたくさんのプレゼントを届けたら、そちらからカードが届いた。



それなので、カードを眺めながらお休み、今年最後になるだろう得意のお店で、仕入れたアルバムをみたりしてお昼をいただいている。何時も座る席は外人さんが陣取っていて、どうしようかとも思ったけれどお店の奥の方で我慢です。





ここの所の評判で選んだ新し物2枚、前から欲しかったもの、それも古いもの2枚、まるで知らないけれどジャケで選んだアルゼンチンのアルバム1つ、それとこのアルバム、とてもお得な値段(990円)でLP8枚が収録されています。ユーゼフ・ラーティーフに初めていくつか買ったけれど、次は誰にしようと思っていました。
そして出た結論がアート・ブレーキ―、私LPの収集家でもないので、古い名盤なんかあまり持っていない。アート・ブレーキ―のアルバムを一枚も持っていませんでした。
でこのアルバム見ただけでこれだけそろえばいいんじゃないのと思えてきます。

990円、サンタも大喜び。




HOLIDAY FOR SKINS VOLUM1 1958



ROOTS AND HERBS 1961



HOLDAY FOR SKINS VOLUME2 1958



MOANIN' 1960



A NIGHT IN TUNISIA 1961



MOSAIC 1961



ART BLAKEY!!!! JAZZ MESSENGERS !!!! 1961



THE WITCH DOCTOR 1961
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする