真逆でしたが・・・ Tango del Angel / tango fusion

中古屋さんで見ていてtango fusionという言葉に反応して買ったアルバム。ところがこの言葉でアルバムにつながらない。
次のTango del Angelはピアソラの曲のようだと解ったけれど、その次のTIMESCRAPER TANGOがどこにつながるかも解らない。たぶん最初がグループ名だと想像するけれど、４人組1997年にドイツで録音されたアルバムです。

１曲目、バンドネオンとバイオリン、チェロとコントラバスの４楽器、クラシックの音の出し方で、きちんと編曲されたクラシック調の始まりです。
タンゴ・フュージョンというジャケからエレクトロニカを想像したけれど、まったく反対な感じに驚きました。
それでも３曲目、ピアソラの“ブエノスアイレスの冬”が出てきていと安心。
４曲目以後１１曲目までが」知らない曲つながり、その後３曲がピアソラのようです。

各人がソロ廻しをして、テクニックを見せるというよりかアンサンブルでタンゴの名曲を聴かすというのが特徴でしょうか。これはこれで良いでしょう。
５曲目オスヴァルド・プグリェーセ（1905年生まれ）という人の曲“ラジュンバ”と７曲目エミリオ・バルカルセ(1918年生まれ）というこちらもアルゼンチンの人の“ラボルドーナ”が哀愁あって気に入りました。

そして最後３曲がピアソラの曲で、ネットではアルバムに行き当たりませんでしたが、このバンドネオンの人はピアソラ集もだしているようだし、知らない曲だったけれどどれも有名曲のようです。

編曲をしっかりしているので、知っている人はとても楽しいかもしれません。

予想とは真逆でしたが楽しみました。

Tango del Angel / tango fusion

Lothar Hensel bandoneon
Michael Schwarz violin
Uta Schichtig violoncello
Irmentraud Ertel double bass

1 Las distracciones del senor Timoteo
2 Tiempo esperado
3 Invierno Porteno
4 La Yumba
5 La Payadora
6 Berretin
7 La Bordona
8 La Morena
9 Cinco notas
10 Balsesito
11 A los amigos
12 Introduccion del angel
13 Tango del angel
14 Resurreccion del angel