JAZZ最中

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好きな楽器でばったりと in the shade of angels / EUGENE FRIESEN

2013-09-01 15:46:04 | 聞いてますCDおすすめ


ショップで見ていてなかなか味のあるジャケで好きなチェロのアルバムなので買ってみました。

ゆったりしたチェロ音でまずは合格って、この人のアルバム1枚持っていました。
ウインター・コンソートの一人で、ポール・ウインターのところから幾つかアルバムだしていました。
2曲目、センセのロングトーンをバックにゆったりしたメロディはタイトルとなった曲“In The Shade Of Angels”。
ピッチカートとボーイングの多重録音はインカとかのフォルクローレを思わせて、題名が“Drumboat”だからイメージは近いでしょう。
この人、ウィンダム・ヒルからもアルバムを出しているようですが、ヒルよりも色の線がはっきりしていて好みです。
4曲目、クジラの声みたいな音をいれているのは、前に持っているアルバムでも演っていました。
ナチュラリストなんでしょうね。5曲目はッピッチカートのソロでジャズ・ブルース“CelloMan Blues”ジャズもいけます。
6曲目は今度はボーイングのソロ、凄いテクニックが伝わります。
8曲目、ピアノとチェロのデュオはピアノが切れがあって効いています。このTim Rayという人、調べたらルイス・ナシュとルーファス・リードでトリオ・アルバムを出しているようです。
9曲目、ゆったりした日本調のボーイングは映画「おくりびと」のチェロを思い出しました。
11曲目はエバンスも弾いているバーンスタインのミュージカル曲でピアノとのデュオ、このチェリスト本当に音色が美しい。

ということで好きな楽器だからばったりでもないでしょうが、このピアニストのアルバムでトランペットが加わったアルバムがいくつかあるようで、たぶん方向もいっしょだろうから欲しくなってしまいました。


in the shade of angels / EUGENE FRIESEN

Eugene Friesen cello NS cello voice
Tim Ray piano
Jody Elff electric guitars & computer
Jamey Haddad Hadgini drum percussion

1 Still Life With Moose
2 In The Shade Of Angels
3 Drumboat
4 Humpback Harmony
5 CelloMan Blues
6 Dances Of Rasputin
7 Zikker
8 Shadow Play
9 Waiting For Mei-Mei
10 I've Always Hated Those Big Violins
11 Some Other Time (Bernstein)
12 Rest of My Days
コメント
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