JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

花 14番目

2020-10-28 07:41:20 | 



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思っていることを改めて話す IT TAKES TWO / MYRIAM ALTER

2020-10-24 20:17:22 | 聞いてますCDいいと思う


大好きなミュージシャンのアルバムは落としたくないと思う。毎年のようにリリースしないし、広く知られている人ではないし、派手なアルバムを作らないから気を付けてないといけない。その人はMyriam Alterの新しいアルバムはベースとのデュオ作品だった。アルバムには"A portrait of Myriam Alter"とるように、ここでアルターのエッセンスと言えるものをべース相手に録音したのだろう。ベーシストはこれの前作でも弾いていたNicthys Thysです。と言っても前作で多くピアノを弾いているのは,おなじみMichel Biscegliaです。アルター基本的には作曲家の方が重点で下記のアルバムでも、3,4,5,6はピアノを別の人に任せています。じゃピアニストとしてを問題にするのあら、残念ながらそれほど高いインプロを行うわけではありません。
ただこの人のアルバム、さっきも書いたMichel Biscegliaだったり、Kenny WernerやMichel Benita,Ron Miles,Marc Johnson,Joey Baronなどが参加していて演奏の程度は高い。
そこにアルターの曲というのが魅力だ。

彼女のホームページにディスコグラィーがでていた。

1. 『 Reminiscence 』 1994年 B.Sharp
2. 『 Silent Walk 』 1996年 Challenge
3. 『 Alter Ego 』 1999年 Intuition
4. 『 If 』 2002年 Enja
5. 『 Where Is There 』 2007年 Enja
6. 『Cross/Way』 2015年 Enja
7.『It TakesTwo』 2020 年 Enja

今度の作品まで7作でとなっていて、落とした作品はなかったのでホッとした。

この人と会ったのが『 Reminiscence 』だった。2006年で澤野公房からのリイシューだった。



その後,覚えていたのでEnjaからの新譜『 Where Is There 』ではまった。



完全にはまったので、過去にさかのぼったのが2枚。『『 Silent Walk Alter Ego 』。



この後は 古い『 If 』をか買って、当時は全部なったと思たけれど、以上になった。ジャけが違うのでネットで買ったけれど、同じの2枚だった。



そして、久しぶり出会って、うれしくなったのが前作『Cross/Way



そうやって買ってきて今度のアルバムだけれど、ベースのイントロからは始まるピアノはアルターの曲そのものだからこちらは、もうそこでうっとりとしてしまう。
ただ自作でもピアノをあまり弾かないようにインプロを突き詰めてはいかないから、その面会わない人はいるだろう、だけどサブタイトル通り”肖像”というとおりアルターの曲の、ですから作曲者の持ち味がここでは色濃く伝わる。
もう一つ、ベースが冒頓とシングルトーンを弾くと、チャーリー・ヘイデンを聞いているようなところもあり、好きな人にはお勧めだ。

  

アルターこう見るとカーラと感じがにているけれど、カーラは1936年うまれで84歳だから、こちらは少し若い75歳、でもヨーロッパのジャズ作曲世界を継承していくような感じがする。

ちょっと地味といいえば地味なアルバムだけれど、アルバムをすべて聞いてしまった。
今度のアルバムがまさに今日のエッセンスで、それを管なりアコに展開していくのだろう。
なんだかアルターと、思っていることを改めて話しているような、そしてその後、気持ちが落ち着くような気分だ。




IT TAKES TWO / MYRIAM ALTER

Myriam Alter (p,comp)
Nicolas Thys (b)

1.True Love
2. Missing You
3. Life is cool
4. Together
5. Longing
6. Nostalgia
7. Spontaneous
8. For Louise
9. Serenity
10. Blue Sky
11. Deep Feelings
12. Forever
13. Life is light
14. Hand in hand
15. Dancing
16. Smiling
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汚名 マイクル・コナリー 著 古沢嘉通 訳

2020-10-21 17:15:10 | 



毎度おなじみのマイクル・コナリー、ボシュ・シリーズ、もちろん買って読み始めた。ところがどうも状況がおかしい。8月の後半にかって読み終わったのが10月の半ば、なんと2か月近くかかってしまった。
本よりもこちらの状況がおかしい。会社に行くのが週1回か2回、それも車で行くから、その間は音楽(そっちで何を聴いているかは別に書きたい)、会社もたまに行くのでやることがあって、さぼって本を読んでいる暇もない。
自宅でも楽なDVDとかに流れてしまって、読書週間がかなり変わってしまった。
ということは本と関係ないからどうでもいいか。

今回の本、ボッシュが潜入捜査までするアクションも入っているのだけれど、2か月かかった原因はすこしこちらにもある。
潜入捜査の薬品に関する事件と、ボッシュが30年前に捉えた死刑囚の再審の2つ話が平行するのだけれど、どちらもちょっと中途半端な感じ。
潜入捜査の方もあれ、これで終わりというところ、黒幕と呼べる人物の影は薄くおわるし、薬物の方も法廷場面になって面白くなるかなってところで結構簡単に行ってしまったような感じ。
最後、これは面白そうだと思うところは、どうやら次回作となって、まあ長いお付き合い、この程度のものがあってもしょうがないか。

ということで口直しのおなじみジャズを聴くシーン。

 ボッシュは『ケミストリー』というCDをポーズに差し込み。音量を中程度に設定した。テナーサックスのヒューストン・パーソンとロン・カーターが共演するアルバムだった。現在進行中の音楽による会話の一部であり、彼らの五番目かつ最新のコラボレーションだった。~
深夜の作業にはうってつけのアルバムだった。

それともう一つ

 ボッシュは自宅のまえに覆面パトカーが停まっているのをみた。 ~ ボッシュはカマシ・ワシントンの「チェンジ・オブ・ザ・ガード」の音量を下げた。

といいうことでいつものようにロン・カーターがすきなのはこれもしょうがないけど、新しいのもきいていてくれてうれしい。
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花 13

2020-10-18 10:19:14 | 




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音楽のお兄さんたち  Palo Alto / Thelonious Monk

2020-10-13 17:07:45 | 聞いてますCDおすすめ


発掘という形で発売は、エバンスやコルトレーンなど毎年発売されて、これはというのは買わざる得ない感はあるけれど、最近は慎重になっている。そんな中でこのアルバム、モンクは久しぶりだし、これは嬉しくなって購入した。



その久しぶり、モンクのこのアルバムの1968年はジャズを聴き始めてたころで、勉強し始めってころだった。そのころ新しいアルバムすごい人気のミュージシャンとは言えない。ジャズの聴き始めにモンクからスタートする人は珍しいと思う。私のころはラムゼイ・ルイスなんて人がいたし、ジャック・ルーシェから入ってブルーベック、ピーターソンやエバンスに行くというのがすたいるじゃないだろうか。ここらへんでパウエルに帰っていく人が出てきて、そして文句が登場するというのがパターンかな。
ジャズ・ピアノを聞いてパターンが解ってきてピアノ・スタイルになじんでいくなかで必ず待ち構えるのがモンクじゃなかっただろうか。
ジャズ・ピアノの聴き方の幅を広げて確かなものにしてくれた人だと思う。
私のジャズ・ピアノの聴き方に大きく影響を与えた一枚がこちら




ジャズの一所懸命聞き始めたころにかったアルバム、最後のラウンド・アバウトでコルトレーンが吹いているのがうれしかった。じつはこれからモンクを追っかけるということはなく、マイルスの変化なんかに若者は行ってしまったわけです。

こちらはだいぶたってから再認識という感じでソロ・ピアノを買いました。



最近モンクはもっと持っていたいと思ってタワレコ編集のこのアルバムを買いました。



古い演奏が3枚にはいっていてこれをずっと聞くとモンクが解る。って全然今度のアルバムについて書いていない。モンクとの関わりの方がおもしろくなちゃいました。
でこのアルバムですが、音楽の力で人種の垣根を超えることを願った一人の高校生が企画し、カルフォルニア州の普通の高校で行われコンサートの模様です。



コンサートの意味と聴衆のレベルを考えて、なんと優しいモンクでしょう。メンバーもみんなそう。テナーもベースもドラムスもとても分かりやすいフレーズで、そしてコンサートだからモンクのいつもの音楽がならんでいる。
これって毒抜きモンクって文句は言わないって当たり前のギャク。
好きか気に入らないかは別にして、テレビで演ってもいい音楽のお兄さんたちという感じでした。

Palo Alto / Thelonious Monk

Thelonious Monk (piano)
Charlie Rouse (tenor sax),
Larry Gales (bass),
Ben Riley (drums)
1968 10 27


01. Ruby, My Dear
02. Well, You Needn’t
03. Don’t Blame Me
04. Blue Monk
05. Epistrophy
06. I Love You Sweetheart of All My Dreams

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久しぶりの花12

2020-10-09 12:58:10 | 


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アカデミー賞音楽部門候補 ORCHESTRAL WORKS 1 / MICHELINO BISCEGLIA

2020-10-05 16:52:12 | 聞いてますCDおすすめ


ミシェル・ビセリアの新しいのを見つけたので注文した。届いたので見るけれどちょっとおかしい。このアルバム、タイトル「ORCHESTRAL WORKS 1 」とあるようにビセリアの曲を彼の指揮でブリュセル・チェンバー・オーケストラが演奏したものです。アルバムの5~7曲目は大好きなアルバム「BLUE BIRD」の曲でした。



でアルバムに行くまえにどうもおかしいとうことなんだけど、MICHEL BISCEGLIAは日本でしょうかいされだしたころから、ミシェル・ビスチェリアとか、ビススグリアとかマイケル・ビスゲリアとか書かれてずっと安定しない。ある時期からミシェル・ビセリアと呼ぶようにしたけれど、どうも安定しない。それでこんどのアルバムみてみたらジャケの名前がMICHEL じゃなくてMICHELINOになっていたのでこ、こっちとしたらどうもおかしい感じ。
ミシェリーノというのが本名なのでしょうか、このクラシックに入れるような作品、ジャズに分けられない作品にはこの名前を使うことしたのだろうか。
実はこのアルバムの後に同じ名前で出したのを見つけた。



どうやらブリュッセルにある美術館のクロード・モネの展示イベント用にモネの作品を曲としたアルバムが出ていました。(Claude Monet, The Immersive Experience” で検索すると素晴らしい映像が見れます)CDはなくて配信でしか手に入れられないようでしたが、ファンだからしょうがない配信で入手しました。

ということでどうでもいいことをつらつら書いてしまいましたが、「ORCHESTRAL WORKS 1」の方、これが私的にはとてもいい。
1曲目から3曲目はオーボエとオーケストラのための曲でとても美しい。オケとオーボエがこんなにうまくマッチしたのを聞いたことがない。(もちろんオケを聴く量は少ないけど) ビセリアの音楽活動は広がっていて映画音楽などの活動が多くなっている(「BLUE BIRD」も映画のための曲集)けれどオケのスコアーもこなしているのだろうな、この1~3曲目には驚いた。もっと驚くのはBlue Birdの曲で、混成合唱が歌う。完全に宗教合唱曲になっているけど、聞いていればこれもクラシック。
このごろこちらの分野にも親しんでいるので、何の問題もなし、ビセリアの音楽活動の幅の広さにうれしくなる。

モネ題材のアルバムもMICHELINOでこちらもモネを題材とした映像音楽として素晴らしいと思う。ミッシェルいやミシェリーノ、いつかアカデミー音楽部門の候補にきっと上がってくるのでないだろうか。


ORCHESTRAL WORKS 1 / MICHELINO BISCEGLIA


01. Concerto for Oboe and String Orchestra - Prelude
02. Concerto for Oboe and String Orchestra - Passaggio
03. Concerto for Oboe and String Orchestra - Scherzo Tornello
04. Adagio for Strings
05. Nunc Dimittis (from the Film Blue Bird)
06. Waiting for the Birth (from the Film Blue Bird)
07. The Birth (from the Film Blue Bird)


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ハーモニックを求めて Abrazo Peirani - Parisien

2020-10-02 22:17:53 | 聞いてますCDおすすめ


パリジャンとペイラーニとのデュエット作品が続いている。ライブでもかなり一緒に演奏しているようで、パリジャンがゆるぎないポジションを得たようでとにかくうれしい。
最近買ったのにもコンサート版で演奏していたばかりだ.



コンサートなんかでもかなりテクニカルな見せ場を作っているようだ。

このデュオ・アルバムも出だしというようかデュエットなので二人のいきづかいがそのまま音楽になっていく感じで1曲目のでだしから凄いと思う。
この二人が共演しあ最初のアルバムから聞いてきたけれど、インプロ部分が広がってきていて実に自由に曲に互いがアプローチしているようになったと感じる。
なんでこの二人がいっしょにい印相を続けているかを考えているのだけれど、私的にはこれはサックスのエミールの希望が大きいように思う。
リード楽器のソプラノ・サックスはハーモニック奏法はあるものの基本単音によるフレージングになる。かたやアコーディオンはある意味リードがなる楽器でソプラノ・サックスに音域もかなり同じところにある。
二人の演奏を聴いていると、エミールはこのアコーディオンの音とでサックスのハーモニック音を広げて自分のサックス音世界を広げているように思う。
シングルのおとメロディが実にふくよかなハーモニー世界になっていくように感じる。

という事でこのアルバム、これまでの二人の演奏形態がどんどんと深まって、テクニックと相まって凄くなっている。3曲目ピアソラの” Fuga Y Mysterio ( Astor Piazzolla)”などピアソラの曲の或る意味新しい名演となっていると思う。

これを聞いてエミールのファンが増えていくことと期待する。

Abrazo Peirani - Parisien

Vincent Peirani / accordion
Emile Parisien / soprano saxophone
Recorded by Boris Darley at Studio Besco, December 19 – 22, 2019

1 The Crave ( Jelly Roll Morton)
2 Temptation ( Xavier Cugat)
3 Fuga Y Mysterio ( Astor Piazzolla)
4 Between T’s ( Vincent Peirani)
5 Deus Xango ( Astor Piazzolla)
6 Memento ( Emile Parisien)
7 A Bebernos Los Vientos ( Tomás Gubitsch)
8 Nouchka ( Vincent Peirani)
9 F.T. ( Vincent Peirani)
10 Army Dreamers ( Kate Bush)


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