JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

コヴェナント 約束の救出

2024-10-31 23:19:17 | 映画


コヴェナント 約束の救出、ガイ・リッチー監督・脚本の2023年イギリス・スペイン映画。

主演は、アフガンの武器弾薬を操作するアメリカ軍のジョン・キンリ―曹長にジェイク・ギレンホール、通訳として彼に付くアーメッド、ダール・サムリ。
任務の最中にタリバンに襲われ2人だけが生き残り逃走する。途中の追跡で重傷をおったキンリーを100キロの道程を運び変える。キンリーはアメリカに帰国できたが、英雄となったアーメッドは現地でタリバンに賞金をかけられ妻子ともに命をねらわれる。
軍、および政府がアーメッドの救出にう画家内為、キンリーは単身救出に現地に向かうという話。
事実に基づいた映画だそうだで、ちょっとアメリカの戦力賛美みたいなところがあるけれど、逃亡の場面、救出の緊迫感など丁寧に場面が作られていたと思う。
現地にいる民間軍事会社のエディー・パーカーというが最後に二人を救出するのだけれど、おいしい役だった。
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熱 NEIL ARDLEY'S NEW JAZZ ORCHESTRA CAMDEN '70

2024-10-28 15:46:57 | 聞いてますCDおすすめ


ジェフリー・キーザーの新しいアルバムを買うのに送料がなしになるので付け加えた一枚。まるで知らないけれど、ショップの説明でこれを選んだ。
1970年3月の録音で、それもロンドンでのビック・バンドのライブ、店舗で見ても手はいかないけれどなぜか欲しくなった。
”ブリティッシュ・ジャズ史(英国ジャズ~ジャズ・ロック・シーン)に燦然と輝く伝説のジャズ・オーケストラによる70年のライブ音源。”とあったのでこれは聴いておきたい。
ドン・エリスのビック・バンドがフィルモアで餡そうしたのが1970年、イギリスでも同じような風が吹いていたのです。
ニール・アードレイという人が率いるニュー・ジャズ・オーケストラというのにロック・バンド”コロシアム”が加わったバンドのライヴのようだ。”コロシアム”は名前はきいたことがあるな。



ライヴだから、ライヴの雰囲気、1970年だから1970年の雰囲気、2曲目ドラムスはロックの叩き方だし、ベースラインもそう、ジャズ・ロックがあったなと、これは楽しい。
本日、オクサンもいないのでちょっと大きめな音にして10代に帰った気持ち。
3曲目、”.Shades of Blue”はビック・バンド・ハーモニーを追及する始まりで気持ち良い。知っている名前はマイク・ギブスぐらいだけど、ブリティシュ歴史があるのですね。
4曲目ギターはロックで初めて、歌声もちょっと聞こえて、テナーの舞台が目に浮かぶブレークが気持ちよい。この曲はジャック・ブルースの曲でした。
ネットにあったので張り付けておきます。



5曲目、エレベのソロがはいりますが、オアシスのトニー・リーヴス、このアルバム、オアシスとの合体バンドというのがとても大きな意味になったのでしょう。
ロック調の曲に続いては”naima”でハーモニーが心地よい。”nardis”と続いてこちらはjazzオケでペット・ソロなどがなかなか気持ちよい。
8曲目、”Study”ではBarbara Thompsonのソプラノ、 Harry Beckett,のペットがなかなかの熱演で当時の熱さ(ドン・エリスと同じ)を感じる。
そして後は熱、70年の熱を知らない人には残念ですが、あの熱がこのアルバムにありました。

NEIL ARDLEY'S NEW JAZZ ORCHESTRA CAMDEN '70

Bass Guitar – Tony Reeves
Directed By – Neil Ardley
Drums – Jon Hiseman
Guitar – Clem Clempson
Organ [Hammond], Electric Piano [Fender Rhodes] – Dave Greenslade
Soprano Saxophone, Alto Saxophone, Flute – Barbara Thompson
Tenor Saxophone, Clarinet, Bass Clarinet – Dave Gelly
Tenor Saxophone, Flute – Jim Philip
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Dick Heckstall-Smith
Trombone – Derek Wadsworth, Mike Gibbs*, Robin Gardner
Trumpet – Mike Davis (3), Nigel Carter
Trumpet, Flugelhorn – Harry Beckett, Henry Lowther
Tuba – Dick Hart
Vibraphone, Percussion – Frank Jellett

1.Stratusfunk
2.Tanglewood '63
3.Shades of Blue
4.Rope Ladder to the Moon
5.Dusk Fire
6.Naima
7.Nardis
8.Study
9.Rebirth
10.Ballad
11.Le Dejeuner Sur L'herbe
12.National Anthem & Tango
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死の貝 日本住血吸虫症との闘い 小林照幸 著

2024-10-26 15:03:07 | 


良いノンフィクションとして推薦されていて文庫だったので手に入れた。
腹に水が溜まって、ハラだけ膨れ、やがて動けなくなって死に至る病気があったことをほとんどしらない。
山梨県広島県九州筑後川流域など、地域的にあったビ地方病として名前は違えどあった病気”日本住血吸虫症”。
原因も解らず対応のしようがなかったその地方病の原因から病気の発生過程、駆除の研究、実施、撲滅までを丹念に綴った大変な労作。
この病気が患者は1978年山梨県での感染者が最後で、1996年に撲滅が宣言されるわけだけれど、それこそ私が子供のころには発生していた病気。

日本住血吸虫はミヤイリガイ(宮入貝、別名:カタヤマガイ)という淡水産巻貝を中間宿主とし、河水に入った哺乳類の皮膚より吸虫の幼虫(セルカリア)が寄生、寄生された宿主は皮膚炎を初発症状として高熱や消化器症状といった急性症状を呈した後に、成虫へと成長した吸虫が肝門脈内部に巣食い慢性化、成虫は宿主の血管内部で生殖産卵を行い、多数寄生して重症化すると肝硬変による黄疸や腹水を発症し、最終的に死に至る。(ウィキペディア)

この2行の説明文の全ての過程の発見と、その後の撲滅までの道のりが解る。
生きてきた時代にこのような闘いがなされてきたこと、それにたずさった人々の計り知れない数の努力に感謝の念が生まれる。

それにしても水田や川などのいれた皮膚から感染してしまうのは、知らないことだったけえれど恐ろしさを思う。
たまにはこのような本も読まなければと心しよう。
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偉大な二人へ LIVE AT BIRDLAND / Geoffrey Keezer

2024-10-24 15:16:11 | 聞いてますCDおすすめ


結構御贔屓にしているジェフリー・キーザーだけれど、どうも最近仲間内録音みたいなものが多くて試聴しても買いに行かなかった。最後が2016年だから随分たっている。今回メールで案内されたアルバムの共演がJohn Patitucciと Clarence Pennとのトリオで、バートランドでのライブというのでこれはとにかく買いに行った。
キーザーの曲が二つ、チック・コリアとウエイン・ショーターの曲が3曲づつななので、どうやら二人へのトリヴュートのライヴになっていたようだ。
1曲目コリアの曲、ちょっと淡く広がるコリアの雰囲気はキーザーからのコリアへのトリヴュートなのだろうと思う。
結構ハードヒットしながら弾いていると思う。引き続いてのPatitucci、この時期ににPatitucciをメンバーによべるキーザーもさすがだと思う。
3曲目はコリアの曲。Patitucciがアルコで初めて、こう聞くとコリアやショーターへの思いが詰まった演奏になっていると思う。キーザーのピアノ・プレーは落ち着きがありながら、テーマへの刺激が表現されていてさすがだと思う。
この曲をネットで見つけたので貼る付けておきます。



4曲目はキーザーの曲、コリアとショーターの曲の間をどうするかということになると、これ結構うまい曲調を作っていて、これやはりドラムスとベースの二人に負うことが多いと思う。良い演奏には欠かせないサポートが出ている。
5曲目はコリアの曲で、パッションを生むコリアの和音の入れ方を表現し、そこにもう一つ大きな音を作っていると思う。
6曲目はショーターの曲、このアルバム最初聴いた時に曲が結構難しとおもったのが、何度か聞くうちに良さが出てくる。はっきりしたパッションを打ち続けるピアノ、これ結構いいのではないでしょか。
このテンション貼り貼りのピアノ、大切な存在だとおもいます。
7曲目はショーターのバラッドになるけれど、これをピアノでキーザーがイントロにすると、これが何ともファンタジックは世界になる。
最期はキーザーの曲、かなり力の入った演奏は、もちろん二人の偉大なミュージシャンへのトリヴュートだと思う。
それほど取っつきやすいアルバムではないかもしれないが、こういう演奏が残っていって欲しいと思う。

LIVE AT BIRDLAND / Geoffrey Keezer

Acoustic Bass, Electric Bass – John Patitucci
Drums – Clarence Penn
Piano, Arranged By – Geoffrey Keezer*

1 High Wire - The Aerialist Written-By – Anthony Cohan, Armando Corea*
2 Flagships Written-By – Wayne Shorter
3 Eternal Child Written-By – Armando Corea*
4 Song Of The Canopy Written-By – Geoffrey Keezer*
5 Imp's Welcome Written-By – Armando Corea*
6 Joy Ryder Written-By – Wayne Shorter
7 Dance Cadaverous Written-By – Wayne Shorter
8 Madame Grenouille Written-By – Geoffrey Keezer*
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ロスト・キング 500年越しの運命

2024-10-22 09:39:59 | 映画


以前はよくレンタル屋さんからDVDを借りてみていたけれど、近くの店舗が次々に閉店して使えなくなった。
それまで海外TVドラマなんか気に入って続けてみていたので、次のシリーズ(シカゴ・メッドとファイアー)がみたいので、ネットでレンタルするようにした。定額で月の貸し出し本数が決まっているから、選んでかりだした。TVドラマだけではもったいないので、選んでかりだしてよかったものは記事にしていこう。
で今回おもしろかったのがこれ。、2022年制作のイギリス映画500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となったフィリッパ・ラングレーの実話の映画化。スティーヴン・フリアーズ監督。
シェークスピア劇で描かれる「リチャード3世」は王になるために甥っ子を殺した悪名高い王と一般的におもわれていた。戦死した王の遺骨も川にながされとも言われ遺体はどこにあるかは不明だった。簒奪者と呼ばれることについて疑問を感じる主人公は独自に調査をはじめ、遺体発掘を志す。
史実に基づいているのでかくけれど、直観も味方して見事に遺体を発見する。その発見までとその後の周囲の対応がえがかれていて、これが驚くようなことで面白い。
出ている俳優さんも知らなかったけど、とても良い演技。
主演のサリー・ホーキンズもしかりだけれど、劇中彼女だけの前ん現れるリチャード3世を演じたハリー・ロイドとの語り合いがよっかった。



ちょっとひねくれた感じだけど、結局いい元夫のステーヴ・クーガンもよかった。



ウイットのある脚本で、とんでもない利権者の大学役員たちのあざとさも柔らぐのも良かった。

ということで、CD購入量がおちたのを映画でおぎなっていこうかな。
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カーラの一周忌 ESCALATOR OVER THE HILL / CARLA BLEY AND JCOA

2024-10-20 13:41:10 | 聞いてますCDおすすめ


カーラ・ブレーが亡くなったのは昨年の10月17日、当時彼女を悼んで聞いたのは、バートンの”葬送”と”リベレーション・ミュージック・オーケストラ”だった。
もちろん彼女の編曲の堪えが十分のアルバムだったが、1周忌を迎えこれも記事にしておきたくなった。
1968年に録音された、当時パートナーだったマイク・マントラ―と作ったジャズ・コンポーズ・オーケストラの演奏”ESCALATOR OVER THE HILL”だ。
当時LP3枚組でとても手が出なかったアルバム、今はCDで買った。
今に至っては、それこそ現役をそこそこ離れた人しか知らないかもしれない。カーラがいなくなって1年、一度知って欲しいアルバムなので記事にした。調べたら、すでに一度記事にしていた、内容はそちらで。

当時LPは買えなかったけれど、同じオケがNHKの番組で演奏し、それをオープン・リールに録ったのを覚えている。あのテープ貴重になっただろうな。(もちろんない)
さてこのアルバム1968年11月の録音で,、バートンのアルバム”葬送”が同じ年、チャーリーヘイデンの”リヴェレーション・ミュージック・オーケストラ”が1969年4月録音だからほぼ、同じ時の活動になる。
曲は、オペラ形式というか、いろいろな場念が連なっていく形式で進んでいく。だから気に入ったものもあれば解らんというものもあるが、その壮大な展開を作ったカーラの凄さを感じたい。
こういうアルバムは、法事にしか聞かないかもしれないけれど、聴けばそれなりに(私的だけど)凄いと思う。
全曲にはいかないけれどいくつかが聴けるのを張り付けておきます。こんなジャズがあったのだとぜひ一度聞いてみて下さい。




ESCALATOR OVER THE HILL / CARLA BLEY AND JCOA

Carla Bley (org,p,vo)
Michael Mantler (p,key)
Enrico Rava (tp)
Michael Snow (tp)
Don Cherry (tp,fl,per)
Bob Carlisle (frh)
Sharon Freeman (frh)
Roswell Rudd (tb)
Sam Burtis (tb)
Jimmy Knepper (tb)
Jack Jeffers (b-tb)
John Buckingham (tuba)
Howard Johnson (tuba)
Perry Robinson (cl)
Peggy Imig (cl)
Souren Baronian (cl)
Jimmy Lyons (as)
Bill Morimando (as,celeste)
Dewey Resman (as)
Gato Barbieri (ts)
Chris Woods (bs)
Don Preston (syn,vo)
John McLaughlin (g)
Sam Brown (g)
Jack Bruce (el-b,vo)
Charlie Haden (b)
Richard Youngstein (b)
Ron McClure (b)
Paul Motian (ds,per)
Roger Dawson (cga,orchestra bells)
Tod Papageorge (birdwhistle)
Karl Berger (vib)
Leroy Jenkins (vln)
Nancy Newton (vla)
Calo Scott (cello)
Linda Ronstadt (vo)

Hotel Overture
This Is Here ...
Like Animals
Escalator Over The Hill
Stay Awake
Ginger And David
Song To Anything That Moves
EOTH Theme
Businessmen
Ginger And David Theme
Why
It's Not What You Do
Detective Writer Daughter
Doctor Why
Slow Dance
Smalltown Agonist
End Of Head
Over Her Head
Little Pony Soldier
Oh Say Can You Do?
Holiday In Risk
Holiday In Risk Theme
A. I. R. ( All India Radio )
Rawalpindi Blues
End Of Rawalpindi
End Of Animals
... And It's Again
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Geoffrey Keezerを並べる

2024-10-18 22:51:33 | 聞いてますCDいいと思う
ピアニストのGeoffrey Keezerのところから時々メールが届く。どんな行き先で始まった忘れたけれど、"Hello Frends"といただいて彼の活動が解る様になっている。最新のアルバムが良さそうなので買うことにした。キーザーのアルバムは最近好みじゃないのもあるので選んで買うようになった。さて新しいのはどうだろう。ネット注文すると、あと2,580円買うと送料無料ということなので、もう一枚選んで2枚が届いた。

Geoffrey Keezerは1970年、ウィスコンシン州生まれ。89年に18歳でアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズの最期のピアニストとしてメンバーになっている。
Geoffey Keezerのことは自分の記事をよみかえしてみたら、ピアニストのハクエイ・キムがこれのピアニスト良いですと紹介してくれたのだった。だから2006年ごろからの付き合い。

ブレーキーのところに行く前、17歳の時の録音。サニーサイドでの録音の2枚目。


「CURVEBALL」 1989年」1月22日 録音

次はテラーク移籍1弾でチック・コリアとかケニー・バロンとかベニー・グリーンとハンク・ジョーンズの曲をデユオしたアルバム。


SUBLINE」 2002年8月11日 録音

次はヴァイブのジョー・ロックと組んだカルテットのアルバム、その後いくつかこのメンバーで作っているけれど、どれも良かった。


「SUMMERTIME」 THE NEW SOUND QURTET 2005年3月6日 録音

次はMAXJAZZのピアノ・シリーズの一枚


「WILDCRAFTED」 2005年リリース

次が再びジョーロックとのグループでの一枚


LIVE in SEATTLE」 2005年10月 録音

次はちょっと変わったアルバムで、沖縄の三弦奏者の大島保克とのコラボ・アルバム、三弦と沖縄の歌に不思議とキーザーのピアノの音があってくる。


Yasukatu Oshima with Geoffre Keezer」 2007年リリース

次は、今考えるとちょっと毛色の変わったアルバムだった。


aurea」 2008年 リリース

次は、パスクァ関連で知り合った方からいただいたアルバム。思い出のある道を思い出して何とも嬉しいアルバムでした。


「Mill Creek Road」 2010年9月14,15日 録音

そして再びジョー・ロック、これもとても美しいアルバムでした。


「VIA」 2010年11月21-23日録音 

次はちょっと意外な感じのアルバムだけど、今回聞き直すと以外といい。


「Heart of the Piano」 2011年7月18,19日 録音

そして持っている中では一番新しいのがこちら。2016年の録音だからそれからは随分たちました。


「ON MY WAY TO YOU」 2016年12月5-7日 録音



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記憶の音 A Short Diary / Sebastian Rochford

2024-10-16 16:33:07 | 聞いてますCDいいと思う


Kit downesというピアニストが面白いかと買ったら、リーダーはドラムスのSebastian Rochford だった。
この頃サブスクで気になる人を買うようになって、買ったその一人がこの人。
ピアニストで買ったけど、アルバムのリーダーはドラムスだった。
最初良いかなと思ったけれど、これが相当に地味な演奏。リーダーのロックフォード曰く、"愛を持って、慰めの必要性から作られた、音の記憶 "だそうで詩人であり父親であるジェラルド・ロックフォードへの思いを綴った作品だそうだ。
こういう作品をどう評価するのは難しいかもしれない。聞く時のこちらの状態でまるで違ってしまうのではないだろうか。
サブスクで聞いて面白いかもと買って、良いなとおもいながら聞いて、次に聴くとアリャぼやけていると感じてしまう。パンチがはっきりしているアルバムならば、はっきり言えれけれど、こちらちょっと”お父さんへの思いを鎮魂した”アルバムで結構、宗教音楽的な風合いになっている。
ピアノとドラムスのディオで記事にするののは初めて。



ピアノのKit Downesが気になって方わけだけれど、何かをしながら聞いているとまるでこちらには邪魔にならないというか侵害してこない。注意すれば和音があることを見せているようなピアノになっている。
そこら辺が気に入って買ったわけだけど、それをどう感じるかはそれぞれ、聴くときの体調によるのかな。
おいておいても、記事にならないので、エイヤッ、そのままこれで良しとしよう。
結局詩人だった父親への強い思いがアルバムになって、それが無比のアルバムとして残っていくような、ちょっと特異のアルバムになっていると思う。

A Short Diary / Sebastian Rochford

Sebastian Rochford (ds)
Kit Downes(p)

1. This Tune Your Ears Will Never Hear
2. Communal Decisions
3. Night of Quiet
4. Love You Grampa
5. Our Time Is Still
6. Silver Light
7. Ten of Us
8. Even Now I Think of Her
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Verveのロマーノ PLOSODIE / ALDO ROMANO

2024-10-14 13:40:53 | 聞いてますCDいいと思う


2枚買ったアルド・ロマーノのアルバムのもう一つ、1995年2月8、9、10日に録音。「Palatino」の一つ前でベースのベニータ、ペットのフレス、ドラムのロマーノは一緒.
こんどのあアルバムはVerveからのリリースでその点、売れとジャズを意識している。
1曲目はフレスとバテースタの2管の哀愁あるメロディで、一つ前と感じが同じ、これが買いの理由かもしれない。
2曲目、ちょっとエレのペットを意識しての曲。
3曲目はロマーノが語りを入れた曲で、語りは少ないのでまあいいか。
4曲目、ミッシェル・ピルクのピアノ。ソロから展開するけれど、これはピルクがいい、たぶんこのソロがいいので、次のバティッタとフロスのソロも良くなる。
5曲目目はオーリオという人のハモニカがかなり哀愁のある旋律でこの人知らなかったな、調べてみよう。トゥーツ・シールマンスの唯一の後継者と言われているらしい。一枚ぐらいアルバム探してもいいかもね。
7曲目、Jean-Michel Pilcはこのころ、最近とは違った雰囲気でピアノを弾いているのも面白い。
9曲目、ロマーノのドラム・ソロから始まってフレスのソロ、かなり気持ちの良い展開のジャズになっていると思う。
10曲目ロマーノが詩を朗読するけれど、この人、歌をうたったりとかはあまり感心しない。
このアルバムのタイトル「prosodie」、プ”ロソディー”は「声楽で,歌詞の音節の強弱,長短などを音楽上のそれと一致させる技法」ということらしいが、特にそれとは関係していないようで、もう一つの「韻律」という方かもしれないけれど、意味はよく解らない。
これら全曲ロマーノの曲を演奏したもので、カンツォーネ集とは違う方向、でもメンバーがかぶっていて、イタリアをやればこうなる、ジャズ色を強くするとこうなる、という感じで、集まったメンバーの雰囲気が同じようで面白い。

   

PLOSODIE / ALDO ROMANO

Oliver Ker Ourio harmonica
Paolo Dewau trumpet,dlufwlkone
Stefano Di Batista alto and soprano saxophone
Franco D'Andrea piano
Jean-Michel Pilc Fender Rhodes and piano
Michel Benita bass
Furio Di Castri bass
Aldo Romano drums

1 Silenzio 6:24
2 Kadie B. 5:04
3 Dida (Poem) 2:17
4 Folk Off 4:31
5 Oracion 4:02
6 La Samba Des Prophètes 5:08
7 A Richman Is A Poor Man With Money 4:33
8 On John's Guitar 6:23
9 Nat Eyes 6:05
10 Il Silenzio (Poem) 1:16
11 Abstraction Lyrique 8:15
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イタリアにいるようで NON DIMENTICAR / ALDO ROMANO

2024-10-11 21:26:38 | 聞いてますCDおすすめ


アルド・ロマーノの古いアルバムをストリーミングで聞いて2枚いっぺんに買った。一度に記事にすればいいけど、最近素材不足なので2回に分けて。
1回目は古い方で1993年2月7,8日の録音。ですからこの二つに挟まれたアルバムになる。

  

ストリーミングでききだしたら、1曲目、大好きな”Caruso”をフレスがミュートで服ではないか。この曲ルイージ・マルティナーレのアルバムで大好きになったのだけ、このロマーノのアルバムも同じくイタリアンカントーネを集めたものだった。
3曲目は”Estate”この曲、フレスどこかで吹いていたように思う。ゆったりめの雰囲気が何とも心地よい。
5曲目が”帰れソレントへ”6曲目が”O Sole Mio”、8曲目が”Gelsomina”9曲目も知っている”Malafemmena”最後が”ボラーレ”。ちょっとべたかもしれないが逆にこれがいい。ピアノのFRANKO D'ANDREAもベースのFURIO DI CASTRI出色、この音楽が血の中に流れているミュージシャンが実に力がぬけて、そして素直に弾いている。イタリアにいてそこで音を聞いている様。
ネットに音楽があったのでどうぞ楽しんでください。





NON DIMENTICAR / ALDO ROMANO

Bass – Furio Di Castri
Drums – Aldo Romano
Piano – Franco D'Andrea
Synthesizer [Additional] – Bernard Arcadio
Trumpet, Flugelhorn – Paolo Fresu

1 Caruso 4:27
2 T'Ho Voluto Bene 4:47
3 Estate 4:19
4 Resta Cu' Mme 5:02
5 Torna A Surriento 6:59
6 O Sole Mio 5:46
7 Varca Lucente 6:32
8 Gelsomina 4:33
9 Malafemmena 5:04
10 Volare (Nel Blu, Dipinto Di Blu) 2:36
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