JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

明るく暮れる  FOUR! / HAMPTON HAWES

2018-12-31 10:46:50 | 聞いてますCDおすすめ


仕事納の時から体調が悪くなって、その夜は胃がつかまれるように痛くなる。胃腸が全く動かなくってこれは恐怖なのです。昔腸が詰まって2度ほど入院している。(人生で1番目と2番目の痛さ
)その後凄い下痢となったけれどそれでいい。今度はインフルエンザだったら天使が来れなくなると心配したけれどそれもどうやら大丈夫そうで天使も来て暮を迎えた。
という事で今年最後の1枚。
毎年ちょっと考えてアルバムを選ぶことにしている。コルトレーンなんかが一番出場が多い。今年は素晴らしい1枚が発掘された。そのとき気が付いたのが「私、至上の愛のアルバムを持っていない」ということ。(若い時の資金ぐりだと思う)すぐに拾ってきてそれで今年の閉めにしようと思っていた。
暮れに何度も聞いて、タイトルは「たくさんの至上の愛」、にエルヴィンのドラムソロで始まるパート3,4がジャジーでとても面白い。タイナーのピアノにギャリソンのベースラインがウキウキするし、コルトレーンが入ってくるとおおこれぞジャズという感じで今年最後にふさわしいと思っていました。



昨日は大分体調も回復して天使も来てくれた。夕食にはふるさとなんとかで届いたフグを(息子2にはこれだけといわれたけど)みんなで楽しくいただけた。



そして大晦日を迎えて何か聞こうかと棚を見てみてこれが目についた。ハンプトン・ホースがバーニー・ケッセルと作った一枚。シャリー・マンとレッド・ミッチェルという何とも笑顔がもれるような組み合わせ。
正月休みにジャケのように過ごす方もいるだろうし、今年はそれぞれの息子のもとに天使が訪れてくれて、これほどよかったと思うこともない。

体調も戻ったこともあるけれど、おいおいと言われるほど喜ばしい年明けがあってもいいではと思った次第。
それでタイトルも「明るく年明け」として今年の最期にしたい。

皆様には今年一年いらしていただいてありがとうございました又来年もよろしくお願いします。
来年が皆様にとってとても良いとしとなり、明るく過ごせることを祈りつつ、今年の最期の一枚といたします。

ありがとうございました。



FOUR! / HAMPTON HAWES

HAMPTON HAWES(p)
BARNEY KESSEL(g)
RED MICHELL(b)
SHELLY MANNE(ds)

1 Yardbird Suite
2 There Will Never Be Another You
3 Bow Jest
4 Sweet Sue
5 Up Blues
6 Like Someone In Love
7 Love Is Just Around the Corner
8 Thou Swell
9 The Awful Truth
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インターンズ・ハンドブック  シェイク・クーン 著 高里ひろ 訳

2018-12-29 21:40:41 | 


腰の治療のために行く町にある書店、“町の本屋さん”と呼ぶべき本屋さん。マンションの1室の整体なので、きっちりいかないと前の人がいる。時間調整に入ったら高平哲郎 著の「酒と莫迦の日々」なんて本がならんでいて、お店に意思があるようで気に入った。
そこでこの本も並んでいた。裏表紙を読むと面白しそうだと思ったけれど、後でほかの本屋さんには並んでいない。大型書店にもないのでますます町の本屋さんを応援したくなる。
また整体に行った折に、この本ともう一つ評判のを2冊買いました。(応援もあって)
この段階では宝島社の「このミステリーがすごい」の今年の15位と9位(海外部門)に入っているから大型店でも並んでいるだろうけどこの町の本屋さんはずっと並んでいた。えらい!

本の方は、ライター、映画製作者として20年のキャリアを持つ人の小説デヴュー作だそうです。
お話は人材派遣会社を装った暗殺請負組織の殺し屋が引退最後の仕事を後輩のために伝授する本ということで書かれている。
映画製作者だけあって、スタイリシュな場面と主人公が映画好きのせっていだから、映画の話がたくさん出てきて楽しい。 

 愛しているふりをして情報源を操るために必要なことは、すべてネットからダウンロード可能だ。手始めに、このジャンルの名作要約本ともいうべき以下の映画を勧める。『恋人たちの時間』、『めぐり逢えたら』、『プリティ・ウーマン』、『エターナル・サンシャイン』(悪いな、これはおれの好みでいれた)。


 それに撃たれたくなかったら、頭から窓につっこまなければならないし、なんとか左右の避難階段にぶつからずに落ちること祈る。基本的には、『マトリックス』のトリニティがやったのと似たようなことをするってわけだ。おっと、ネタバレ御免!

先が読めない展開で結構いい。最後も思わぬ展開、荒っぽいところもあるけれど読者の裁量も用意されていて、デヴュー作としては見事な出来栄えに思う。
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師匠には怒られる to the sky / NAOMI BERRILL

2018-12-28 10:46:51 | チェロ無難


ショップを歩いていたら、このジャケに出くわした。ジャンルは、アンビエントかただしチェロがメインなのだろうからこれは躊躇なく購入。
アイルランドのうまれで、現在はイタリアで活動している1981年うまれのナオミ・ベリルという女性。
ホームページにいくと、Not only Cellistとかって、歌も歌うみたい。私としてはチェリストとよばれたらどれほどうれしいかと思うのに、上には上がいる。
音のほうは置いといて、どうしても気になったちゃうのがこちら。



エンドピンが塩水に浸かっているってちょっと信じられない。



プロモーションやジャケで厳しい環境でチェロを弾いたりしているけれど、あれってどうかと思う。
海辺というのもたまにあるけれど(実際浜辺手弾いているプロモがある)湿気のある潮風って一番怖いんじゃないかしら。合宿でベランダで弾いていたら師匠に注意されたのが忘れられない。師匠は自分の楽器を普段は持ち歩かない人。プロモようで、安い楽器を使うってことはあるだろうけどなんかこれ自分の楽器みたい。安い楽器だってかわいそう。
でもこの人、自分の楽器は2014年製って言っているのはなかなか潔い。
で音楽の方だけど、歌うんですね、この人。チェロだけじゃないというのだからいいけれど、もっとチェロを聞かせてというのが感想になってしまった。曲名からフォーク系のシンガー・ソングライターというのが強い。
ただし、シンガーがチェロを弾くとチェリストが歌を歌うの表現に違いがあるとすると、きちんとチェリストが弾いているというのは感じる。
もうちょっと(もっともっとチェロ度が高かったら)気に入ったかもしれない。

to the sky / NAOMI BERRILL

1.Lady Lighthouse
2.Sparkling Sea
3.Journey
4.Evaporate
5.Lullaby
6.Little Leaf
7.Still Life Snow
8.With the Wind
9.Ogni Cosa
10.Northern Shorelines
11.Lucille (日本盤限定ボートラ)

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今年記事にしたフェバリット10枚 2018

2018-12-26 17:06:38 | 聞いてますCDおすすめ
今年記事にしたフェバリット10枚を選ぶのも今年で13回目になるって完全に老人になってしまった。
頭もボケてきたけれど、感性の方は維持したいものです。
今年はこれでいいかと思っていたのが、コリアの出現でちょっと悩んだ。

まずは第1群が4枚、ホーンものが2枚入ったのは良かった。



第2群は2枚、どちらもずっと応援してきた二人のアルバム。



第3軍は色合いも違うものの好み、それぞれに理由がつけられそう。



今年ももうすぐ暮れるという気になりました。
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サンタ

2018-12-25 11:52:55 | その他
休みの一日、一人で街に出かけた。クリスマスのプレゼントを用意するなんて何年ぶりだろう。子供用のいろいろなものがそろっているお店があるのは大変助かる。前もって決めていたものと、絵本はその場で選ぶことにした。



でレジのところで衝動買い。自分が欲しくなった。



決めていたのがこちら。引っ張ると足の珠がカラフルに回る。



絵本の方は店頭に並んでいたもの。表現が大きくてだんだん見るところが変わっていきそう。



楽しく遊んで。
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花 34

2018-12-24 12:05:14 | 


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今年最後の

2018-12-21 17:15:10 | チェロ無難
今年最後のお稽古に行ってきました。なんとチェロを忘れてしまいました。いや直接行くのなら忘れるはずはありません。互いの都合で平日の夜になる時があり、朝出勤にチェロを持って行くのを忘れてしまいました。
教室でチェロは借りられるのですが、チェロのケースに入れたレコーダーが欲しい。今回なエチュードOK出るだろうし、次のを録音したい。ということで、昼に何とか調整しました。

随分永くやっている「ユーモレスク」も最終段階、ヴィブラートをかけられるだけかけてというのだけれど、7ポジの1指なんてかかるわけがない。それでもどうにかOKがでて、年をまたがないで良かった。

次はG・マリーという人の「金婚式」で、この曲は出だしのメロディー以外あまり知らない。



それでスケールとアルペジオの練習もニ長調に変更です。




エチュードの方もOKがでて、次のは1ポジだけで良いようで、まだ弾いてないけれど1月5日までには音程決めたいね。





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客観と主観もしくは冷静と情熱 TRILOGY 2 / CHICK COREA

2018-12-20 17:13:21 | 聞いてますCDおすすめ


2013年に出た「TRILOGY」の続編として出たアルバム。1が出たときに記事にして「ピアノの神様」としたぐらいだから、今度の2も良いだろうな。
前作の3枚組から2枚組にして、ゲストも入らない純粋ピアノ・トリオ。
1曲目の“ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン”がとても良い。全体的にとおして、スタンダードでその凄さが認識できる。
年末に近づいて、来週はクリスマス、ということは今年の10枚を選ぶことになるわけで、これは記事にしておかないとということですばらしいのは判り切っているけれどあえて記事にしました。
いや実はこの作品で10枚が悩ましくなってしまった。
聴いたアルバムを6の基準で点数をつけている。(最近はこれはいいと思う作品だけ。)60点満点で毎年53点ぐらいが分かれ目になって、今年はきっちり53点で10枚のこっていたのが、この作品で53点で切れなくなってしまいました。
このアルバム、録音も2010年のものもあるし、良いものを選んだ、ある意味ずるい作品ではあるけれど、6つの基準でみていってもどの基準もきっちり高い。
ジャズなんて主観的にきくわけだけれど、これは客観的に聞いても凄い演奏を集めたと思う。
だから客観的に今年はこれを選ばなければいけない。客観的に選ぶけれど、主観から見てもとても素晴らしいアルバムになっている。対語が通用するアルバム、よっぽどの偏狭がなければ選ばれる幅広さがあるということだろう。
たとえばこんな言い回しも当てはまるように思う。

冷静に聞いても、情熱的にきいてもどちらも素晴らしい。





TRILOGY 2 / CHICK COREA

チック・コリア(p)
クリスチャン・マクブライド(b)
ブライアン・ブレイド(ds)

Disc 001
1ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン
2500マイルズ・ハイ
3クレプスキュール・ウィズ・ネリー
4ワーク
5ラ・フィエスタ
6バット・ビューティフル

Disc 002
1アイダーダウン
2オール・ブルース
3パスタイム・パラダイス
4ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブス
5セレニティ
6ロータス・ブロッサム


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クリスマス・コンサート・アット・わが家 2018 12 16

2018-12-18 21:34:33 | その他


オーチャードで素晴らしいクリスマス・コンサートを聴いた翌日は、素晴らしいクルスマス・コンサートをわが家で、というのは全くの冗談だけれど、一応演奏はしました。
朝から準備と1時間の最後のあわせをして、いや確かに去年より演奏は良くなりました。



まずはクリスマスの飾りつけ。



去年の2曲に2曲を追加して、10分ぐらいの演奏、お客はオクサンの友達3人と突然乱入が決まった私の友達1人、ワイン3本の条件で参加です。
とても素晴らしいワインを持ってきてくれました。
去年を知っている人は音が良くなったち言ってくれたし、初めての友人はそれなりに驚いていました。



そのあとは持ち寄りの料理で、もちろんこっちが目的。私は音合わせのあとはチキンをスモークしました。



料理上手がおおいので変わった料理もいろいろ、ちょっとわかりずらいのはムサカ



玄米を使ったサラダもさっぱりして美味しい。

オクサンはブイヤベース、具だくさんにしたので、出汁が良く出て喜んでもらえたけれど、写真は撮り忘れ。
途中で退散して、その後は女子会、家にいるダンナサンように料理もすべて分けて持ち帰り、後片付けも済ましてくれてとても気持ちがいい。私のスモークした道具はだしっぱにで雨が降ってしまった。

来年はもう2曲追加して、15分ぐらいが目標でしょうか。
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渡辺貞夫 クリスマス・コンサート アット オーチャード 2018/12/15

2018-12-17 17:03:13 | サポート中、ライブ


今年も来ることが出来ましたオーチャードのクリスマス。今年も2階の脇、好きな位置を取ることが出来ました。
去年言っていたブライアン・ブレイドは残念ながら無理のようですが、代わりとしては最高のピーター・アースキンが登場です。ピアノは去年は合わない人だったけれど、今年はラッセル・フェランテで安心か、ベースはおなじみベン・ウイリアムスそれに今年はチェロ4人、ビオラ4人にバイオリン12人の押鐘貴之ストリングス ですから、サウンドとしては今年の方が好きかも。



曲の方はチャーリー・マリア―ノや自分の古い曲とルイス・ボンファなどのサンバを組み合わせた割に軽め、バラッドが多めになってきたのはやはりお年のもあるようです。
1ホーンの感じで結構アルトを吹きまくってくれましたが、リズムではアースキンのソロがちょっと少なかった。しかし軽くたたいているみたいだけれど、ガンガンとはまってくるところはさすがです。もうちょっと見たかった。フェランテはちょっとオーソドックス過ぎ、ベンのジャジーなソロが一番うけたかもしれません。
アンコール3曲、この頃最後は一人舞台に戻って吹くのが恒例になったようです。
いつものように資生堂さんからプレゼントをもらいましたが、パーラーのチョコレートと黒酢ドリンクはことし初めて。






こちらはいつもで、今年は小さなバックで、去年のマグネットよりかいい感じです。




再来年までオーチャードの場所は押さえているそうで、また来年お会いできることを祈っています。
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