JAZZ最中

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いたずらでも IN CONCERT / AHMAD JAMAL GARY BURTON

2013-09-12 21:13:31 | 聞いてますCDおすすめ


もうずいぶん永い間JAZZを聴いていて、それこそ聴き始めたころからG・バートンのファンをやっているから実は40年以上になる。
頻繁に中古屋さんなどをのぞくようになったのはblogを始めてからだけれど、それでも7年目に入っている。
バートンのファンだから、棚も漁って気になったアルバムをかっているので結構な枚数になっています。
それがアーマッド・ジャマルというカードを引いたら、知らなかったアルバムが目の前に現れるという、神様のいたずらみたいなことが起こった。

1981年フランス、カンヌで開かれた国際音楽産業見本市でのライヴ、アーマッド・ジャマルのトリオにバートンがゲスト参加した模様のようです。

知らなかったので調べてみれば“The Night Has a Thousand Eyes” と Duke Ellingtonの“African Flower”が収録されているアルバム「ahmad jamal live in concert featuring gary burton」がNYの小さな会社から「Live in Concert – Cannes France ‘81 featuring Gary Burton」同じ日の録音だからバートンとは5曲演奏したのだろうと想像します。
こっちは持っていない。

演奏はジャマルのPAから“Morning of the Carnival”のピアノ・トリオ演奏で始まります。
華麗なメロディ・ライン、華のあるハーモニー、フェスの1曲目派手目のスタートを切ったという感じです。
次がジャマルの78年のヒット曲“One”オリジナルがフルートとストリングスの入ったラテン風フュージョンだったのが、バートンが入ってジャズ・ロック風リズムと手拍子、聴衆も当時この曲を良く知っていたのでしょうね。
79年のコリアとのデュオ、チューリッヒ・コンサートの後に位置するアルバムでジャマルが51才、バートンが38才。
ノリの良いピアノに合わせるヴァイブ、後半のバートンのソロは懐かしい0年代風。
次の“Bogota”ラテン風味の入った曲、バートンはテクを持った人と演るときは、その人のテクに乗っかるようにすごくなっていくけれど、このジャマルもそのひと、1曲目でもフレーズが出たけれどここでもマイ・フェバリット・シングがはさまれて慣れフレーズなのかもしれません。
バートンは後半に向けてどんどん凄くなっていくパターン、コーラスの倍返しだ(スミマセン)で最後にはもう一つの魅力、ソロでの幻想的なメロディのパフォーマンス、このアルバムこれで充分。
だから次のピアノ・トリオ曲は私的には休憩にして、最後が4ビートの“枯葉”こちらは普通に4ビートでこなして、でも“Bogota”が聴けたから、いたずらでもよかった。


IN CONCERT / AHMAD JAMAL GARY BURTON

Bass– Sabu Adeyola
Drums– Payton Crossley
Piano– Ahmad Jamal
Vibraphone– Gary Burton

The album released in 1981 was titled Ahmad Jamal/Gary Burton in Concert: Recorded Live at Midem January 26, 1981 under Personal Choice Records


1. Spoken Introduction by Ahmad Jamal
2. Morning of the Carnival
3. One
4. Bogota
5. Tones for Joan’s Bones
6. Autumn Leaves

コメント (2)
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