JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

暮に興奮してもいい SO MANY THINGS THE EUROPIAN TOUR 1961 / JOHN COLTRANE

2023-12-31 15:15:08 | 聞いてますCDおすすめ


今年の年末はなんだか暖かでくれという気がしない。だけど今年も最後のに聞くアルバムということで選んでみました。
ジョン・コルトレーンを聴くことがおおくなり、今年の話題としてエリック・ドルフィーとのアルバムがよかったけれど、暮れまで待てずに聞いてしまった。


1961年8月 「EVNINGS AT THE VILLAGE GATE」 impals

それでどうしようかとおもったら、とても手ごろな値段でこんなのをみつけて、なんとCD4枚になるけれど聞いている。
今年度リマスタリングされたもので、音も悪くないし、(コンサートなのでバランスは悪い)お値段も2枚組で1280円とお買い得だった。
ヴィレッジ・ゲートでの1か月の公演の後、コルトレーンとドルフィーは同メンバーでヨーロッパ・ツアーに出る。
14のコンサートの模様が残っているようだけれど、そのうちの赤字にしたのがこのアルバム。
ツアーでのコンサートだから、マイ・フェバリットを演奏せざる得ないから、6回も聴くことになるけれど、違いがきちんと合ってそれはそれで面白い。
なんといっても絵ロック・ドルフィーの入っているのを聴いて、今年は興奮したわけで、その興奮を年末になって再び繰り返しているのだから、とにかくファンにとっては、満足のいく暮かたではないか。

来年また、呼応ふんするアルバムに巡り合えることを期待しよう。
ということで、皆様におかれましても、来年が幸多い明るい年になりますように。
1年の感謝をこめて、御礼申し上げます。

"Monterey Jazz Festival", Monterey, CA, September 22, 1961
1961年11月18日 パリ フランス  "L'Olympia", Paris, France, 1st concert, November 18, 1961
"Concertgebouw", Amsterdam, Holland, November 19, 1961
"Kurhaus", Scheveningen, The Hague, Holland, November 19, 1961
1961年11月20日 コペンハーゲン デンマーク  "Falkoner Centret", Copenhagen, Denmark, November 20, 1961
"Konserthuset", Goteborg, Sweden, November 21, 1961
1961年11月22日 ヘルシンキ フィンランド "Kulttuuritalo", Helsinki, Finland, November 22, 1961  
1961年11月23日 ストックホルム スウェーデン  "Konserthuset", Stockholm, Sweden, 1st concert, November 23, 1961 
"Sudwestfunk TV Studio", Baden-Baden, West Germany, November 24, 1961
"Musikhalle", Hamburg, West Germany, November 25, 1961
"Falkoner Centret", Copenhagen, Denmark, November 26, 1961
"Kongresshalle", Frankfurt/Main, West Germany, November 27, 1961
"Liederhalle", Stuttgart, West Germany, November 29, 1961
"Auditorium Maximum", Berlins Freie Universitat, Berlin, West Germany, December 2, 1961

SO MANY THINGS THE EUROPIAN TOUR 1961 / JOHN COLTRANE VOL.1,VOL2

ジョン・コルトレーン(ts,ss)
エリック・ドルフィー(as,b-cl,fl)
マッコイ・タイナー (p)
レジー・ワークマン (b)
エルヴィン・ジョーンズ (ds)

VOL.1
CD-1 :
1.ブルー・トレイン
2.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー
3.インプレッションズ
4.マイ・フェイヴァリット・シングス
5.ブルー・トレイン(1961/11/18パリ)

CD-2 :
1. アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー
2. マイ・フェイヴァリット・シングス(1961/11/18パリ)
3.アナウンス
4.デリラー
5.エヴリタイム・ウィ・セイ・グッドバイ
6.インプレッションズ 7.ナイーマ(1961/11/20コペンハーゲン)
VOL.2
CD-1:
1.ブルー・トレイン
2.ナイーマ
3.インプレッションズ
4. マイ・フェイヴァリット・シングス
5.マイ・フェイヴァリット・シングス (1961/11/23ストックホルム)

CD-2:
1.ブルー・トレイン
2.ナイーマ
3.インプレッションズ
4.マイ・フェイヴァリット・シングス
5.マイ・フェイヴァリット・シングス
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強い酒を一口 AMWEICANA VOL.2 / JD ALLEN

2023-12-30 16:40:30 | 聞いてますCDおすすめ


後藤雅洋氏の「現代ジャズ入門」で200枚ほど荒らしい演奏を紹介しているけれど、その2ページ目に紹介されらアーティストを知らなかった。



「Darcy James Argue's Secret Society」というグループを聴いたらこれがなかなかいい。
それでJD ALLENというサックスを聴いたらこれもおもしろい。なんかアルバート・アイラーに出会ったような雰囲気で、紹介のアルバムではなくて試聴してこれはというものを調達した。
ジャケは古い感じだけれど、アルバムの録音は2022年で新しい。
ジェイ・ディー・アレンはミシガン州デトロイト生まれのジャズ・テナーサックス奏者。アメリカのヒーロー、伝説的人物のアメリカーナをテーマにしたアルバム。
1曲目、泥臭いリズムを継続させながらその上にテナーが芯を通す。
2曲目は古い、ブルースの歌声で始まると、そこに太いサックスのテーマ、アイラーとはちょっと違う太さがテーマを吹くと、そこに絵にかいたようなスチール・ギターのブルース、ある意味現在わざと模倣した世界なのだろうけれど、これが心地よい。
理屈をどうこうというよりか、とにかく聞いて気分を作るようなところ、もしかしてガトー・バルビエリみたいな魅力で、飽きも来るのだろう。けど最初の出会いはこれで、面白い。すぐに買ったのだからそういう魅力だ。
昔、お酒を飲み始めたころ、酔うのが目的で、の目もしないのに、バーボンなんかを飲んだことがある。
いま、そういうものはほとんど飲まないけれど(?)これを聴いているとちょっとそういうので頭を麻痺させたくなってくる。
とにかく、強い酒を一口飲んでおこう、と思っている。

1曲目、2曲目があったので、貼り付けておきます。強い酒を一口どうぞ。







AMWEICANA VOL.2 / JD ALLEN

JD Allen (tenor saxophone)
Charlie Hunter (guitar, except tracks 6-8)
Gregg August (bass)
Rudy Royston (drums)
Recorded at Samurai Hotel Recording Studio, Astoria, NY on January 26, 2022

1. Up South 6:30
2. This World Is a Mean World 5:45
3. The Werk Song 4:47
4. Hammer and Hoe 4:21
5. You Don’t Know Me 5:05
6. Jackie and Johnny 3:24
7. Mickey and Mallory 3:28
8. A Mouthful of Forevers 3:35
9. The Battle of Blair Mountain 3:47
10. Irene (Mother) 3:31
11. Down South 3:51

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門 後藤雅洋 著

2023-12-28 08:51:54 | 


音楽評論家でジャズ喫茶「イーグル」の店主、後藤雅洋氏の書いたものを特に読んでいるわけではないけど、ちょっとおもしろそうなので買ってみた。こちらよりもちょっとおとしだけれど、現役で新しいものを常に視野にいれているらしいことはかんじて、半引退のことらとしてはえらいと思う。
図書館芋このような本があって、まあ結構纏まっていると思う。



21世紀のジャズとジャズマンという章で、その10人として1カシマ・ワシントン、2ロバート・グラスパー、3ダニー・マッキャスリン、4ブラッド・メルドー、5マリア・シュナイダー、6狭間美帆、7カート・ローゼンウィンケル、8ゴーゴー・ペンギン、9シャバカ・ハッチングス、10マティアス・アイクを挙げているのは、好みをむけば、まあ外れではないような気がする。

そして今回の本も、お年なのにかなり新しいジャズに焦点を当てている。現代ジャズ入門とうたっているのは、これまでの同様の名の本に対しては確かに努力がうかがえる。
1章のジャズの紹介は読む気はないから2章、「現代ジャズの面白さを伝えるアルバム『特選200枚』」に行く。ってそれがこの本の目的。



そして最初の2ページ目がこちら、知らないアルバムが並ぶのは結構新鮮。
それをサブスクで聞こうというのが、この本購入の目的合ったのだけど、成功とう思う。

とにかく、この2ページ目で、これ買ってみたいとアルバムを購入してしまった。そちらは次に記事にすることにしよう。
もちろん、今風、合わないものも多いけれど、大きな刺激をもたらしてくれたジャズ本としては、かなりのものになった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年記事にしたフェバリット10枚

2023-12-25 11:52:02 | 聞いてますCDおすすめ
今年も10枚を選ぶことにする。
まずはここのところ発表の日をクリスマスにしているので、今年の我が家に飾り付け。(ツリーは省略)



さて今年の10枚は結構迷いが少なかった。最後の1枚の選定だけちょっとまよったけれど、判断もすんなりできた。

今年は4つの群にわかれて、その一番は1枚。だからこれが今年のベスト1。


EVENINGS AT THE VILLAGE GATE」 JOHN COLTRANE WITH ERIC DOLPY impluse

そして次の群が2枚


HOME.S.」 Esbjorn Svensson ACT


Asgard」 Thierry Maillard paradis Improvise

そして3群が一番多くなって6枚。7枚選べばいいのだけれど、そこが6枚。最後に1枚選ぶことになるけどそれは後回し。

選んだ6枚掲載早い順から。


FERLIGHETTI」 FRESU・RUBINO・DI BONAVENTURA・BARDOSCIA Tuk Music


Drifting」 Mette Henriette ECM


A DRUM THING」 ATZKO KOHASHI & TONY OVERWATER


Black,Brown,and Blue」 ERIC REED SMOKE


meets NEW JAPAN PHILHAMONIC」 SADAO WATANABE VICTOR



THE FUTURE IS NOW」 THE CHICK COREA ELEKTRIC BAND CANDID


10枚だからあと1枚。ところが候補が3つ残った。残ったのがこの3枚。

  

子これから最後の1枚選ぶのが一番大変になるわけど、割と簡単に決心ついた。Danielsson とParisienは編成がおぇだったり、素材がクラシックだったりと格調高く、挑戦的。甲乙つけがたいし、こえはこれで一つの分野で別にしてお良いか。
ということでガラティがジョビンを素材として、独自の世界が出来上がったこのアルバムが最後の1枚になりました。


Portrait in Black and White」 ALESSANDRO GALATI TRIO Terasoma Records









コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抜けてました、ジャコ・トリビュート

2023-12-24 14:02:31 | 聞いてますCDいいと思う
ジャコのトリビュートしたアルバムをならべたけれど、1枚抜けがあった。というか棚から見つけ忘れた。
2013年のアルバムだから最新の1つ前に並ぶアルバム。記事にもしていた。


IT'S A JACO TIME!」 TESUO SAKURAI 2013年

抜けてても問題があるわけではないけど、ちょっと気持ち悪いので入れておきます。

といってジャコをトリビュートしたわけだけど、ジャコ本人を一つききたくなって、ジャコとしては一番気に入っているアルバムを聴いている。
亡くなる前年1986年イタリアでのトリオのコンサート。このツァーで20歳のビレリ・ラグレーンはジャコ小僧になったのは間違いない。

Live in Italy」 Jaco Pastrius 1991年

こちらは2007年に記事にしていたけれど、16年も前、なまいきな記事だけれどそちらもおまけ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャコ トリビュートを並べる

2023-12-22 08:42:02 | 聞いてますCDおすすめ
ブライアン・ブロンバーグの新しいアルバムをきいたら、つい彼のアルバムを続けたくなり、古いのならべたら、ジャコに捧げたアルバムがとても良かった。ブロンバークを並べてみようというのはちゅうしして、ジャコにトレビュートしたアルバムを並べてみようかと思う。
これって実はblogを始めた2006年の7月に一度しているのだけれど、26年以上たっているからまあ、いいか。

問うことで最初の一枚はイタリアのベーシストのアルバム。実はこれ処分して手元にないけれど、どうだったかもう一度聞きたかった。


「Moodswings A Tribute to Jacopastrius」 maurizio rolli big band

次は1990年にエディ・ゴメス、ジョージ・ムラーツ、アンソニー・ジャクソン、マーク・イーガン、ウィル・リーの5人のベーシストによるトリビュート。亡くなってすぐだからベーシストもおもしろい。


「WE REMEMBER PASTORIUS」 1991 TOUSIBA EMI

次は1998年ビクター企画のさくひんだけれど、ブレッカー兄弟やジョイ・カルデラッツォ、ピーター・アースキンなど豪華メンバー参加のトリビュート集。ウエザーの演奏よりこっちもほうがかっこいいというのもあって、これじつは凄いアルバム。


「Who Loves You a Tribute to Jaco Pastrius」  1998 VICTOR

次がブライアン・ブロンバークがジャコにささげたキングの低音シリーズの1枚。新作のスコット・ラファロとジャコは特別な人だったとリスペクトしている。


「PORTRAIT of JACO」 Brian Bromberg 2002 King

Word Of MouthのBigBandをなぞった形のトリビュート。


「JACO PASTORIUS BIG BAND」 2003 Heads Up

マイク・スターン、ハイラム・ブロック、ビレリー・ラグレーン、トニーニョ・オルタなどのギタージャコ好きのギタリストが多く参加のトリビュート。


「Gospel for J.F.P.Ⅲ」  2004 victor

一番新しいアルバムは、ジャコ・オタクのビレリ・ラグレーンがジャコになりきってエレベを弾くパリのビッグバンド。2020年のアルバムでジャコが亡くなって35年、音楽はジャコの音楽に焦点をあて、超絶みせみたいなことが減ってきた。


「CHARLIER / SOURISSE MULTIQUARIUM BIG BAND」 2019 nsive

ジャコ・ファンで関連アルバムを買ってきたけれど、日本企画が多いんことに驚いた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンティング・タイム ジェフリー・ディーヴァー 著 池田真紀子 訳

2023-12-20 09:17:02 | 


発売をっ知って、すぐ図書館に予約したから割と早い順番んで回ってきた。これが大本命だったから、これは期間中に読み切りたい。と思っていたらちょっと風邪をひいたみたいで、読む時間が多かった。
ドンデン返し魔術師ディーヴァー、史上最多の20ケ以上のドンデン返しを仕掛けた傑作と歌った、”懸賞金ハンター、コルター・ショウ・シリーズの4作目。
コルター・ショウ・シリーズは確かにシンプルで筋が判りやすく、読みやすい。今回も基本は意図つの問題だった。そして得意のドンデン返し、もちろん、オットていうのは随所にあるけれど、ドンデンを予想して読んでいるこちらは、こいつというのが、それ以外いないので、いつ判明するのだろうというのが読みだった。
ディヴァー、は楽しめたわけで、それでいいのだけれど、次もっとひっくり返して。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LaFaro / BRIAN BROMBERG

2023-12-18 21:34:15 | 聞いてますCDいいと思う


ベースが好きだったので結構あ詰めていた。ベース音にとか、ウォーキングに包まれたいなどと思う時がおおかったけれど、チェロを始めてその気は少し収まった。それでも久しぶりに包まれたいと思ったときに出てきたのがこのあるバム。
キングが企画する、低音シリーズでブライアン・ブロンバーグがスコット・ラファロに捧げたアルバム。
ひと頃ブロンバーグにはまった時があったから結構アルバムをかっているけれど、今回は久しぶりの低音シリーズじゃないだろうか。
相手がスコット・ラファロなので、ブロンバーグもちょっと気を使うというか、リスペクトの要素が強いみたいで、落ち着いた感じで始まる。
1曲目”Blue in Green ”Tom Zinkの落ち着いたピアノに正当なベース・ソロで始めるとろがまず良いと感じる。
相手がラファロだから基本ビル・エバンスの流れが保母になるか、2曲目” My Foolish Heart”のメロディをきちんと弾き始めるあたり、とても気を使ったアルバむのように感じる。(偉大なベーシストに対して)
ブロンバーグ、これまでのアルバムでは、オレオがオレみたいな出すぎもある部分が多くかんじたけれど、3曲目”Alice in Wonderland”は聞いていて、抑えた曲の纏まりになっているようで良い感触。
その落ち着きもピアノのTom Zink とドラムスのCharles Ruggiero のおかげもあるかもしれない。特に派手なプレーをしないところで、ベースもそこまでいかない。
ただこの行かなさがこのアルバムをとてもいい位置にしてくれている。4曲目”Gloria’s Step”などもっと派手にすることが出来たとおもうけれど、こえが全体としてよかった。
7曲目の”Waltz for Debby ”もこうやって軽めのなかきちんとベース・ソロがあるのが良い。
以下” Israel” ”Nardis”  ”Milestones”とおなじみの曲が続くのも楽しい。
最期”Scotty’s Song”はブロンバーグがラファロに捧げたソロで始まる曲、ブロンバーグの意気込みみたいなものがあらわれた良い曲で終わっている。
ということで、しばらく離れていたブロンバーグがとても心地よく感じたのは嬉しい。次に何ができるかはちょっとわからないけれど、今回のはいいから良しとするか。


LaFaro / BRIAN BROMBERG

Brian Bromberg (acoustic bass)
Tom Zink (piano)
Charles Ruggiero (drums)
Recorded live May 1st and 2nd, 2023 at Ming Dynasty Recording Studios, Long Beach, California

1. Blue in Green (Miles Davis)
2. My Foolish Heart (Victor Young, Ned Washington)
3, Alice in Wonderland (Sammy Fain, Bob Hilliard)
4. Gloria’s Step (Scott LaFaro)
5. What is This Thing Called Love (Cole Porter)
6. Danny Boy* (Traditional)
7. Waltz for Debby (Bill Evans)
8. Israel (John Carisi)
9. Nardis (Miles Davis)
10. Milestones (Miles Davis)
11. Jade Visions (Scott LaFaro)
12. Scotty’s Song (Brian Bromberg)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新時代の挑戦 EMOTIONS / GAUTIER CAPUCON

2023-12-16 16:03:13 | チェロ無難


ネットでチェロのアルバムをランダムにきいていて、これいいかもと注文してみた。選んだのは選曲にピアソラの”Oblivion”やよく聞く曲が入っていて、新世代の代表チェリストと歌っているのが理由。
そして届いてみたて、ジャケ写真をみると、アレャ、この人持っているというので棚をしらべたらありました。



2018年のアルバムで、ヴィジュアルでも売ろうとしたのか、いろいろな場所でチェロを弾いているDVDがセットのアルバムでした。



こちらのタイトルが「INTUITION」というもので「直観」、選曲もアンコール曲集のように慣れ親しんだもので、まとめていました。
1) マスネ:タイスの瞑想曲、
2) デュクロ:アンコール、
3) サン=サーンス:白鳥、
4) ソッリマ:チェロよ 歌え!(映画「レンブラントの夜警」使用曲)、
5) ドヴォルザーク:私にかまわないで Op.82-1、
6) エルガー:愛のあいさつ Op.12、
7) ポッパー:妖精の踊り Op.39、
8) 不詳(カタロニア民謡):鳥の歌、
9) パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による序奏と変奏曲(モーゼ幻想曲)、
10) チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11、
11) ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14、
12) ジョプリン:オリジナル・ラグズ、
13) ドヴォルザーク:森の静けさ、
14) フォーレ:夢のあとに、
15) ピアソラ:ル・グラン・タンゴ

今回のアルバムが「EMOTIONS」ですからどうやら続きの感があり選曲基準も前回と同じようです。
演奏については、新世代というように、やはり新しい人という感があり、そうゆう人が弾きつくされた曲をえらんで弾くのも面白いでしょう。
ただ弾いても面白味がかけるので、それなりの編曲がこらされていて、こう料理したのかという楽しみがあるし、ルドヴィコ・エイナウディなんかも選んでくれると、チェロの楽しさも増すと思う。

まあチェロに興味がなしという人には、?だけどバックグランドとしてもこの2枚いい雰囲気を作ってくれるアルバムだと思う。

EMOTIONS / GAUTIER CAPUCON

1) エディット・ピアフ:愛の讃歌
2) ドビュッシー:月の光
3) モンティ:チャルダッシュ
4) ドヴォルザーク:月に寄せる歌
5) マックス・リヒター:She Remembers (From “The Leftovers” – Season 1)
6) チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
7) シューベルト:アヴェ・マリア
8) サティ:ジムノペディ第1番
9) フォーレ:パヴァーヌ
10) メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2
11) ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
12) レナード・コーエン:ハレルヤ
13) ルドヴィコ・エイナウディ:Una mattina
14) エルガー:ニムロッド(エニグマ変奏曲より)
15) 陳其鋼(チェン・チーガン):ユー・アンド・ミー
16) マイケル・ナイマン:楽しみを希う心
17) ピアソラ:忘却/Oblivion
18) スコット・ジョプリン:ジ・エンターテイナー

【演奏】
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)
ジェローム・デュクロ(ピアノ:3, 10, 13, 16, 18)
アドリアン・ペルション(指揮)パリ室内管弦楽団
(1, 2, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 11, 12, 14, 15, 17)
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊(7)

【録音】
2020年2月25日~3月1日、フィルハーモニー・ド・パリ内、Studio de repetition 1
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェリストの選曲 VOCE favorite melodies on cello / 宮田 大

2023-12-14 20:49:44 | チェロ無難


宮田大の新しいアルバムが届いた。宮田 大が今届けたい「名曲」を厳選して収録したアルバムだそうだ。
1曲目、これ聞いたことがあるような気がするけど村松崇継氏の”Earth”という曲だそうだ。2曲目こちらも聴いたことがある。”ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン”という曲だそうだ。
ということでききはじめたら結構とまどう。これまでの大ちゃんのアルバム、テーマがあってできてきたけれど、今回、気に入った今を表す曲を選択したということらしい。現代日本の、作曲家の作品がおおく、こちらとしても初めて人にあるような、ちょっとした緊張感がある。ロストロポービッチ国際チェロ・コンクールの優勝者として聞かれるのでなく、自分自身の音楽を聴いてもらえるようになった、と考えての選曲のようだ。
だから少し、慣れるのに時間がかかる。ただしそこは宮田大、3回目あたりから安心感がでた。
5曲目のサン・サーンスの曲も知らなかったし、その後の 加羽沢美濃の曲も、 菅野祐悟の曲も知らない。
これは大ちゃんがいま、チェロで弾くのに良い曲をえらんだんだと思えてくる。
そう思って聞き出すと、これが聴くほどに良くなってくる。6曲目の”Desert Rose”や7曲目の”ACT”などチェロに楽器にあった曲を選んでいるのだとわかってくる。
8曲目のピアソラ”リベルタンゴ”などは再演になるわけだけれど、これもいま弾きたいという気持ちが出たのだろうか。
こうやって聞き出すと、知らない曲がつらなって、なじみがないのだけれど、これをチェロで弾いてくれていることへの納得感が増してくるのがこのあアルバムだとおもう。
チェロというのは、メロディーの流れをとても大切にできる楽器だとおもうので、この選曲、大ちゃん、実にチェロの曲集として考えに考えた結果だったのだと、思うようになる。
まさにチェロに心血を注ぐ人の作ったアルバムだと思う。



VOCE favorite melodies on cello / 宮田 大

 宮田 大(チェロ)
 ジュリアン・ジェルネ(ピアノ)
 録音時期:2023年4月18-20日
 録音場所:新潟県、柏崎市文化会館アルフォーレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

1. 村松崇継:Earth
2. ロルフ・ラヴランド:ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン
3. ビル・ウィーラン:リバーダンス
4. 久石 譲:Asian Dream Song
5. カミーユ・サン=サーンス:あなたの声に私の心は開く~『サムソンとデリラ』より
6. 加羽沢美濃:Desert Rose
7. 菅野祐悟:ACT
8. アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
9. 吉松 隆:ベルベット・ワルツ
10. 植松伸夫:ザナルカンドにて
11. 坂本龍一:星になった少年
12. アントニン・ドヴォルザーク:私にかまわないで~4つの歌曲 Op.82より第1曲
 編曲:伊賀拓郎(2,8) 山中惇史(3) 篠田大介(4,10,11)

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする