JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

枝川 淳一 ライブ・アット・add9th 2015 8 28

2015-08-31 23:18:20 | サポート中、ライブ
このblogでは何度か名前が出てきているけれど、ほとんどの方が枝川 淳一というドラマーをご存じないと思います。
私のところで記事になっているのは、このドラマー、私の高校の時からの友人だからです。
消えたドラマー」といって記事にしたら、オイオイ消えちゃいないぜって怒られたので、「今もドラマー」って記事にしました。
都はるみのバック・バンドでたたいていたり、この前は渡辺えり子の歌伴をしていました。プロアマ合同のビートルズの歌をうたうバンドは見に行きました。
今回はJAZZに相当ちかそうなので、それにやすみまえなので行くことにしました。場所は京王線の狛江、自分の家のすぐ近くじゃないか。

だれがリーダーか解りませんが、ピアノの小野孝司さんは最近アルバムを出したバップ系のピアノを弾く人だしうです。星山すみえさんという女性ボーカルが歌いますが、この人はベースの木村パンダさんのオクサン、それに安保徹さんというテナーがはいって、こちらの人はデクスター・ゴードンを聴いてテナーを吹きだしたそうで、どんな感じになるか、想像できるけれど、その通りなら結構楽しくなりそうです。

会社を出て川崎から南武線、1つ遅らして座って本を読んでいると、どうやら待ち合わせたオクサンも同じ電車にのったようです。ですから箱の駅ではすぐ腹ごしらえ、









繁華街じゃないから食べるところも限られます。地図で見ていた中華屋さんはリーズナブル、子供連れが多くてこれは合格でした。
このビルのB1が今日の場所のはずだけれど、地下の表示がない、お店の人にきいていると、座っていたお客がビルのはじに入り口があると教えてくれました。





入り口をみつけたら明かりがついて、7時半開場でした。30分まちがえて1番のり、音合わせ終わったそうで、待っていると高校の友人2人もきて、お店を教えてくれたオジサンも入ってきたのでよく見ると写真でみていたピアニストでした。



1ST

ソーナイス ドラムスがリズムを刻むとテナーがデクスター・ゴードンみたいに始めて思っていた感じです。一寸緊張して初めて、2コーラス目になったら調子が上がってきました。続いてピアノ・ソロ、シダー・ウォルトンという感じでしょうか。
2曲目マイ・アイデアル、テナーはちょっと白人が吹いているような感じ、ベースソロは良くいいすぎだけれどサム・ジョーンズでしょうか。
3曲目ドラムスがバンマスなんだからもう少し煽っても良いと思う。それ休憩時間に言ったらみんなで仲良くやるのなどと言っています。アップライト・ピアノでふたもしまっているのでピアノの音が伸びないのはかわいそう。
4曲目マイ・ロマンス星さんのヴォーカルが入って、次がジンジ、そしてウイスパー・ノットと続きます。こちらもマイクの音量がひくくバランスいただけません。テナーが一番前でこれは得です。
アナザー・ユーで1ST終了です。



2ND

枝川さんの先輩にあたるつだじゅんさんというドラマーがゲストで叩いて始まりです。繊細なドラムスを叩く人でした。
枝さん(実際にはそう呼んでいる)にもどってカルテット演奏、ソフトでゆったりしたテナーがなんとも心地よい。ワイン1本がなくなって、○○ソーダに。
3曲目ドラムスが1STよりヒートを揚げているのが伝わります。
ヴォーカルが戻ってこちらもマイクのバランスをあげています。
5曲目バット・ヴューティフル、サックスの魅力がでる選曲です。
6曲目ドラムソロが今日一破裂しました。7曲目マシュケナダで終了。

アンコール ユー・アー・ソー・ビュティフル

帰りがけ、ジャズ聞いたの始めてじゃないと言われたけれど確かにそう。演れるところさがしてジャズまた演りなさい。


 




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湖畔の出会い

2015-08-30 09:26:25 | その他
湖畔の出会いと書いたけれど、湖畔からはだいぶ登ったところに、骨董品の売買もしている喫茶店があります。
オクサンたちはついた最初の日にいってとても気に入ったものがあったそうで、翌日は私も確かめによりました。
イヤとてもおいしいコーヒーもいただきました。



最初に気に入ったのがこれだそうで、さくらんぼとかほうづきを盛ったらきれいだろうとそれはわかります。



そして目がうつったのがこちらのランプ。



いくらだと思うときくから、3万5千円とこたえたらもっと高いそうです。写真をみせらててとても気に入ったそうです。
「○○円ぐらいなら買ってもいいかな」といって翌日確かめにきたわけです。



台のところの天使の細工もかわいくてこんなのあってもいいかも、息子が新居をもったらあげてもいいかもと思います。
「○○円」よりも値段がもう少し高いのですが、「○○円ならいいかな」と話をしたと店主にいったら、普段は値引きしないそうですが、結果「○○円」にしてくれるということでした。

JAZZのアルバムもそうですが、閃いて買わないで済ますと、あとで大概後悔するわけで、こちらはCDよりか一寸額がちがうけれど出会いはいっしょです。
ちょっと高めのホテルに2泊したと思えば(実際には実際費用1万円を家主にはらっただけだから)「○○円」もそれなりなのでいいかと言うことに傾いて、

で翌日決心してそのお店にということで3日連続コーヒーをいただいたわけです。

で、現在我が家の玄関に置かれています。





ランプをつけるとこんな感じ、夜だともっといい感じになるかもしれません。

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シャイニング スティーヴン・キング 著 深町眞理子 訳

2015-08-28 23:43:35 | 


スティーヴン・キングの新作が出ていますが、有名な「シャイニング」の続編だそうで、夏休みに読むのにいいかなと思いました。
「シャイニング」については映画は見たのは覚えているけれど、原作の方は読んだか記憶にありません。読んだような気もしますが、忘れてしまっているのでどうせならこちらを読んでから「ドクター・スリープ」に行くことにしました。

と言うことで夏休みに間に合わせるのが結構大変、ストーリーは映画と評判で知っています新作の下敷きをしっかりし置きたくて頑張りました。

スティーヴン・キングは定期的に手を出す作家で、この前の作品は時間的に読み切れなかったけれどその前の「悪霊の島」は結構楽しみました。

ホラーはあまり得意ではありませんが、昔に「IT」と「呪われた街」は読んだ覚えがあります。たぶんもういくつかも読んでいるでしょう。「グリーン・マイルス」は特異な出版形式でしたけれど、読みました。結構こっちの方が好きで、この「シャイニング」は精神的に問題のあるアルコール依存者がメインだから結構辛かった。

でも休みに入る前に終わって「ドクター・スリープ」に入りました。これも5歳だったダニーがアルコール依存になっていてどうなることやら。

それでは「ドクター・スリープ」につづくキーの部分の抜き書きです。って「ドクター・スリープ」の筋はまだまるで解りません。

 「ちょっとした才能があるってことだよ」ハローランはダニーのほうに向きなおりながら言った。「わたしはそれを“かがやき”と呼んでいる。わたしのおばあさんがやはりそう呼んでいたんだ。おばあさんもそれを持っていたのさ。わたしがまだおまえさんより小さい子供だったころ、よくふたりで台所にすわって、長いあいだ、ぜんぜん口をきかずに話をしたものだよ」

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たまに変わったアルバムを

2015-08-27 22:51:38 | 聞いてますCDいいと思う


随分前に買って記事にしていなかったけれど、どちらも結構素晴らしいアルバムです。
「たまには変わったアルバム」という題にしているけれど、ACTのデュオの方はおなじみのデュオ・シリーズだしTANGOなんて言葉も入っているから、これは普段通りのアルバムです。
フィンランド発のデュオで、サックスは知らない人、ピアノのほうはトリオ・トウケアットの人で、でもこのグループはあんまり得意でありませんでした。
フィンランドなのにTANGOって、スウェーデンでもギターのサリナスをブエノスアイレスから招いてアルバムつくったりしているから、北欧って結構TANGOが好きみたい。
2曲目“Jealousy”なんてなじみの曲も聴きやすいし、3曲目サックスの人の曲も哀愁たっぷりでこれが良い。
ピアノはトリオ作品では個性強すぎるけれど、そこをうまく落ち着いて、8曲目これもペリコの曲が美しい。
だからこれは買うべくしてかったから変わったとは、私は言わないけれど多くのジャズ・ファンには変わったの買うんだねろなるかもしれません。
私にとって変わったというのは2枚目の方、1987年のリイシューだから、そしてサックスはしらなかったから普段は買わない。
アルバム・タイトルの「IMPRESSIONS OF COLTRANE」に魅かれて(年に1回ぐらいCOLTRANEに関係するものが無性に聞きたくなる)買ったのだけれど、これがとても良い。
ジャン・トーサンと言う人はジャズ・メッセンジャーズに参加した人らしいけれど、ヨーロッパに移って活動しているようで 現在も活躍中です。
アメリカから Ray Drummond(b)と Kenny Washington(ds)を呼んで、コルトレーンの得意曲を何とも素直に落ち着いた感じに、コルトレーンへの敬愛がストレートに表現された感じです。

ですからとても聞きやすい、くせをあまり前面にでないから、強烈ということにはなりませんが、知らずに買ってこれ良いなとおもうアルバムです。普段こおゆうのを買っている人には当たりまえかもしれませんが、たまにの私はこおゆう当たりは楽しい。

こおゆうのが当たり前の人には1枚目みたいのが楽しいはずで、たまに変わったのは必要です。


it takes two to tango / jukka perko

Jukka Perko / alto & soprano saxophones
Iiro Rantala / piano

1 My Sweetheart Is Beautiful
2 Jealousy
3 Just Say I Love Her
4 For Mama
5 Therefore I Am Sad
6 Romance
7 A Blessing
8 I Will
9 Stella By Starlight
10 Love Is So Beautiful
11 Good Intentions
12 Finlandia (piano solo version)
13 Finlandia (duo version)


IMPRESSIONS OF COLTRANE / JEAN TOUSSAINT


Jean Toussaint(ts)
Jason Rebello(p)
Ray Drummond(b)
Kenny Washington(ds)
1987年7月23日録音 Monster Studio , Holland

1.Mr. Syms
2.Some Other Blues
3.Naima
4.Miles Mode(Red Planet)
5.Equinox
6.Mr. P.C.
7.Central Park West
8.Cousin Mary
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ジャズ・ピアニスト100人選定理事会事務局からのお知らせ

2015-08-26 23:18:45 | 現役ピアニスト名鑑
第9回Jazzピアニスト100人選定定期理事会が無事終了して、事務局もそのまま夏休みに入っていました。

皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
理事会の決議にしたがって現役ピアニスト名鑑の内容改定が終了したことをお知らせいたします。

なお、議事録、決議事項として掲載されていませんでしたが下記の決議がなされていました。
名鑑の内容には織り込み済みです。ご承知くださりますようお願い申し上げます。

2015年度 Jean Michel Pilc氏のこの一枚が変更になりました。

Jean-Michel Pilc ジャン・ミッシェル・ピルク パリ フランス 1960生まれ  52歳
この一枚 Composing  記事掲載日 20150729  題名 インプロの知性

以上 よろしくご査収お願いします。


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TOKYOの奇跡 TOKYO ADAGIO / C・HADEN & G・RUBALCABA

2015-08-25 21:43:02 | 聞いてますCDおすすめ


いつものことなら、まず間違いなくすぐ記事にするであろうこの組み合わせのアルバムを買ってからだいぶ日が経つのに記事にしていなかった。
秋風を感じたころにぴったりだとおもおうからそろそろいいころだと思う。
ヘイデンの幅ひろいベース・スタイルとゴンザロ・ルバルカバのこちらも幅広なピアノならではのデュオになっています。
で内容に関して一つ一つ説明する必要なし、2曲目なんて、何と美しいことでしょう。秋の宵にぴったり、ブルーノートも良くこれを録音させていました。日本人のジャズ・ファンとして感謝です。ちょっとTOKYOの奇跡と言って良いのでないでしょうか。

他に日本での奇跡ってのはどんなの思い浮かぶでしょうか。

先ず頭にうかぶのはVSOPの「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ伝説」でしょうか、それと「アガルタ」「パイゲァ」でしょうか、マイルスといったら「イン・トーキョー」も時代を替えて価値ありでしょう。
時代的な価値という事では「JATP IN Tokyo」だろうし、「コルトレーン イン ジャパン」を外すなと言う人がいるかと思います。
「ウエザー・リポート・イン・トーキョー」とキースの「サンベア・コンサート」も良いうやったという感じでしょうか。
モンクとピーターソンをいれたらもう10枚でブレーキーとエルヴィン何かも入らなくなっちゃうから、結構もめだすかもしれませんね。
「イン・トーキョー」「イン・ジャパン」の10枚なんてこれもめますね。
私的には、体験したエンリコ・ピエラヌンツェとクリヅチャン・ジェイコブのアルバムは良い思い出だし、G・バートン何かも揚げておきたい。

ってことで、このヘイデンのアルバムが10枚に入れとかはどうでもいい。ちょっと地味なライヴだったかなともおもうけれど、やっぱり「奇跡」って呼んであげたい。


TOKYO ADAGIO C・HADEN & G・RUBALCABA

Gonzalo Rubalcaba (p)
Charlie Haden (b)

1.En La Orilla Del Mundo(At the Edge of the World)
2.My Love And I
3.When Will The Blues Leave
4.Sandino
5.Solamente Una Vez (You Belong To My Heart)
6.Transparence


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夏休みだから絵日記 5

2015-08-24 22:01:09 | その他
実はもう帰ってきているけれど、金曜日の夜に行ったところ。



渋滞で3時間かかって、翌朝の湖畔です。



結構大きな湖で、



はれてこれを観ればどこだか解ります。



特に何することも計画していないけれど、いっしょの二人はゴルフ好き、練習に付き合いました。クラブ持つのも1年半ぶりくらい。



帰りに喫茶店である出会いがあったけれどそれはまた別の機会に。



泊まっている近くで中学生がJAZZを演奏するというので見に行きました。ここってあの有名なフェスをやってたところだと思います。



中学生がただもうかわいい。最後のセントトーマスまで聞きたかったけれど次があるので途中で帰ってきました。





次っていうのがバーベキューをしにいったのだけれど、その前にパターゴルフ大会、いっしょに回った夫婦はとても良くゴルフをしているのでアンダー、私は5オーバーでした。



翌朝は泊まっているところのすぐ近くに共同で借りている農場があるそうで、そこに野菜を取りに行きました。





去年はほおずきを拾ってとてもさわやかだったので、今年も頑張って拾いました。








それをわが家に持ち帰っての昨日の夕食、ズッキーニにししとう、トウモロコシ、大葉のパスタでした。



それとほおづき



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湖畔まで  JOY / MANABU OHISHI

2015-08-23 21:48:13 | 聞いてますCDおすすめ


夏休みも終わって、もうすぐ秋かなと思う日があったりして、それはそれで落ち着くのだけれど、夏のイベントが一つ残っていました。子供が小学校1年のときからの付き合いの親たち、20年以上になるお付き合いで3組の夫婦で季節ごとにどこかに、大概は伊豆だけれど(今年は日の出のイベントはなしだ)今年は湖畔のリゾート・マンションということとなりました。

1人はリタイアに近いからそちらに既に行っています。残る二人(オクサンは昼間に既に出発)が仕事終了後、車でそちらに向かいます。
2時間ちょっとの男二人、途中聞く音楽何が一番いいだろうと考えていて、大石 学の最新作が今一番と決めました。

「JOY」 ありがたいことです。

1曲目ゆったりしたリズムにワウが効いたエレピ、ハモンドの感じだしたKey、大石 学はづっと生ピアノでお付き合いしてきたのでちょっと驚きました。
2曲目は特異のピアニカで哀愁あるメロディ。
5曲目、松田聖子のポップのようなメロディのエレピ、これからリゾートに向うにはぴったり、心が和みます。
8曲目も同じような感じで、もちろんまだ出発していませんが、きっといい絵日記が書けるのではと思います。
最後が湖畔の“夕暮れ”なんてサービス良いです。
とにかく大石さんのこのアルバム、難しいことなど考えずに(どこまで打ち込み)ただただ「JOY」したい。

一枚だけでは足りないから、家の棚から幾枚か選んできました。似たような歳のオヤジが和むように選びました。



では行ってきます。

って実はかえって来ました。

絵日記は明日。


JOY / MANABU OHISHI

大石 学 Ohishi Manabu
(Electric piano,Key,Pianica)

01 JOY
02 雨のち晴れ
03. EARTH BREATH
04. PIANONICA
05. AT DAWN
06. LOCAL TRAIN
07. ALL BECAUSE
08. JAUME SERRA
09. FINE DAY
10. 夕暮れ

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大正解に変更 Urban Earth / Harvie Swartz

2015-08-19 22:45:06 | 聞いてますCDいいと思う


夏休みが終わってやっとすこし音楽を聴き始めた感じですが、今週末もまた出かけてしまうのでお稽古もできません。
ショップに行って食指が動かない中で出会ったのは大正解だったけれど、同じく買ったこちらも正解のようです。

今はハーヴィー・Sという呼び名でケニー・バロンとのアルバムなどを出しているけれど、私にはハーヴィー・シュワルツというほうがしっくりきます。直ぐ名前なんか忘れてしまうのに、ハーヴィー・シュワルツの名前はしっかり憶えている。
昔この人のリーダー・アルバムを持っていて、そのサウンドの爽やかさが大好きだった。そのアルバムがなぜか行方不明になってしまったけれど、逆にハービー・シュワルツの名前は心に焼き付いてしまいました。

そのアルバムがどれだったか忘れていて、もしかするとこのアルバムではと思っています。記憶ってあいまいですからね。
でも1曲目、軽快なスターンのリズムで始めて、サンボーンのゴスペルをふくんだアルト、短いシュワルツのソロがとてもいいのは、当時軽快な感じとゴスペルをいれたフォーク・ロック調など大好きだったからこれだという気持ちが強くなって、ジャケもこんなだったような気がしてきました。
2曲目はサンボーンがバラードを吹きますが、あまり得意でないサンボーンもこの音色なら好きだし、ピアノの人はおぼえてないけれどソロもなかなかカッコイイ。
5曲目はギター・トリオでたっぷりとスターンとシュワルツのソロが聞けます。
6曲目、シュワルツのオリジナルですが、ウエザーやマイルスをそれぞれ体験してきた人たちが抑制をもって曲に仕上げているという、各自のそれぞれがとても面白い演奏です。

当時1曲目が好きで、今でもそれはかわらないけれど、この6曲目などもかなりのシュワルツの構成力が解りますので、もうこのアルバムに違いないとして大正解に変更です。

Urban Earth / Harvie Swartz

ハーヴィー・シュワルツ(b)
デイヴィッド・サンボーン(as)
ボブ・ミンツァー(ts)
マイク・スターン(g)
ヴィクター・ルイス(ds)
マノロ・バドリーナ(perc)
ベニー・アロノフ(p)
録音:1985年2月ニューヨーク

1.スウィート・ウォーク
2.フォーリング
3.ピラミッド
4.アンティル・トゥモロウ
5.ザ・デューク
6.マザー・シップ
7.ラウンド・ミッドナイト
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早い再会は良しです RP3 / RP3

2015-08-18 22:26:14 | 聞いてますCDおすすめ


日曜日はチェロのレッスンでその前にCDのショップにいくのだけれど、今回はまるでこれはというのが閃かない。ぐるぐる回って買ったのがこれと安くリイシューされているシリーズの一つ。
このアルバムはたくさんの新しいアルバムが出ているピアノ・トリオ沿層の一枚、RP3ってなんだろうと思って買ってみました。

1曲目、流れ出すと一瞬ジ・イン・クラウドを思い出させる。ポップなリズムで始めて手拍子まで入っているから、これは意識があっただろうと思う。
若々しいノリの曲は新人らしいとおもったら、このトリオのデヴュー・アルバムを持っていました。ちょっと気になって買ってとてもよかったのが、南仏トゥールーズ出身のピアニストレミ・バノシアン、その新しいアルバムで、前作ではRemi Panossian TrioとなっていたのがRP3と言うことらしい。1曲をのぞいてRP3が作曲・アレンジとなっているので、仲間でよってあれやこれや作ったアルバムのようです。こうゆうの勢いあって、なかなか動かないところの早い再会は良いことです。

2曲目もロックを入れた、勢いを持続させるようなアレンジで、グループでのコンセプトが強い演奏です。
3曲目はクラシカルな演奏で、この変化もこの人の魅力の一つでしょう。
4曲目、5曲目は続けざまの曲で、高速アルペジオをベースに始まって、後半はストーリ性をもたしたハクエイ・キムも弾くようなフレーズです。
6曲目、ドラムスのリズムはロック調のタイト感が増加した感じです。ピアノ、ドラムス、ベースがそれぞれの持ち味をミックスしているグループです。
7曲目は静かな感じのワルツ、ここら辺の変化も必要なこと。
8曲目はノリをかえて、これもアレンジに凝った演奏。
9曲目は軽いノリから変化をつけていく、3人でいろいろ意見しているうちにこうなったという感じです。
10曲目はピアノ弦をはじいてカントリードラムスがリコーダーみたいな音をハモニカとjey's harpでつけています。
11曲目これもハクエイが作る曲に似た展開で、同じ時代でアプローチしているとこのようなことは起こるのでしょう。
12曲目は“BUSSEOLA FUSCA”は曲名も何のことか解らないけれど(調べた)、農薬に共生をもつ蛾だそうで、こんな名前を拾ってくるところも誰かと似ています。

曲は美しさと激しさとカッコ良さがうまくミックスされた演奏です。
最後はこのピアニストの曲でソロ、“SHE’S GONE”だから最近彼女と別れましたと言っているような曲なんだけれど、もしかしたら亡くなったのかもしれません。彼女の思い出を偲んでいるような演奏です。

このアルバムのプロデュースをしたのは、エリック・レニーニというのも、アルバムの参考になると思います。

RP3 / RP3

Remi Panossian (p)
Maxime Delporte (b)
Frederic Petitprez (ds,per)
2015年作品

1 HAPPY CULTURE
2 BRIAN LE RATON LAVEUR
3 JEJU-DO
4 INTOTHEWINE PART1
5 INTOTHEWINE PART2
6 WATER PIG
7 WALTZ FOR NOWHERE
8 BURN OUT
9 RADIATION SPRING
10 CORDS
11 HERNIE’S TUNE
12 BUSSEOLA FUSCA
13 SHE’S GONE
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