JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

やさしい人だとわかる Dan Cray / WHO CARES

2006-04-30 21:19:53 | 聞いてますCDいいと思う
このCDは、CDショップをフラフラしていると時に聞こえてきたもので、“コレ、ダレザンス?”と思って買ったものです。イヤミの口調(古くてわからない人が多い?)になってしまったのも、1曲目で昔のあのころを思い出してしまったからです。
こんなんを聴いて興奮したなと、その興奮を思い出しました。
ベース、ドラムをかっこいいと思っていると、この音の世界に入り込んで楽しく楽しく聴けるのでした。
1曲目でガァーンときて、だんだんとピアノスタイルにはまっていくと、6曲目が美しいこと、7曲目の爽快なこと、8曲目にはこの人はきっとやさしい人だと確信している次第です。

DAN CRAY / WHO CARES

DAN CRAY piano
CLARK SOMMERS bass
GREG WYSER-PRATTE drums, cymbals

1 SEGMENT
2 IT COUND HAPPEN TO YOU
3 PATIENTLY WAITING
4 ELSA
5 OLD DEVIL MOON
6 I'VE GROWN ACCUSTOMED TO HER FACE
7 WHO CARES?
8 I COVER THE WATERFRONT

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ベース日本人だけれど Anders persson / in person

2006-04-29 16:17:21 | 聞いたけどCDどちらでも
中音域でつむがれるメロディが美しい。言い換えると美しいメロディの流れがこのCDの大切な所だと思う。同じように音色の美しいスウェーデンのピアニスト、ラーシュ・ヤンソンを思いだすが、ヤンソンは自作曲が良い。この人は逆で、素直にメロディを演奏するので、人の曲でも美しいものが良い。しかしこのCD、美しく流れていくかと思うとそうでもない。ベースが重たくて流れが生まれない。スウェーデンで活躍している森泰人がベースである。低音でブンブン唸っても悪いわけではないが、ここではその必要がない。低い音域でモゴモゴいわせて、流れを生まない。残念である。このピアノを中音のウォークの利いたベースで聞きたい。

Anders Persson / in person

Anders Persson piano
Yasuhito Mori bass
Magnus Gran drums

1 In Persson
2 Lpve is a many splendored things
3 Eveerrything I Love
4 Nuages
5 Summer knows
6 Globetrotters
7 What kind of fool am I
8 So long,Frank Lloyd Wright
9 Fregatten
10 Milonga
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次が困るかも知れない。 antonio farao / takes on PASOLINI

2006-04-28 22:13:53 | 聞いてますCDおすすめ
気になるが聞いていなかったピアニストがいる。このantonio faraoがその人で、結構立て続けにアルバムが出ているようで買いそびれていた。買おうと思ってCDショップへ行ったところこの新作を発見、メンバーを見て驚き、即購入した。
まずドラムの、ダニエル・ユメールの若々しい多彩なドラミングに拍手してはじめたい。
このピアニストは、右手高い音域でのフレージングが得意なんですね。はっきりしたフレーズを高い音域でひくと、ベースも広い音域で歌う事が出来、それにあわせてドラムがいろいろ出来るのでリズムにとっては、やりやすいのかもしれない。もしかするとヴィトウス、ユメールを迎えて意識してそうしたのかもしれません。どちらにしても3者がそれぞれ聞かせてくれます。
7曲目ダイナミックで緊張感ある3者のからみあいの後、安定したドラムソロにはいたところで、聞いているこちらはやっと一息入れることが出来ました。
演奏ではありませんがテーマにしている映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニは私が高校生のころの大好き監督で(宗教について、もしくは生死についての深い思索)映画自体はかなり重いものです。ぜひビデオで探してみてください。演奏に関係する映画名を書いておきます。 2つ解らない。(3,8,10,11)

1,2  マンマ・ローマ(62)
4    王女メディア (70)
5,6  豚小屋    (69)
7    テオレマ   (68)
9    アポロンの地獄(67)

アポロンの地獄、テオレマがお勧めです。これ以外キリストの生涯を描いた奇跡の丘(64)もいいです。今思うと重たいけど青春です。
JAZZではないけど、このころの映画にはJAZZに劣らず燃えてました。
     
さてanntonio farao聞きました。で思っています。
このピアニスト、このメンバーで聞いてしまった。次の完成度困るかも知れない。

antonio farao / takes on PASOLINI

antonio farao piano
miroslav vitous bass
daniel humair drums

1 MAMMA ROMA Cha Cha Cha
2 MAMMA ROMA Stornello
3 UNA VITA VIOLENTA Serenata cha cha cha
4 Medea
5 PoRCILE Jullan e lda
6 PORCILE Percorso mallnconlco
7 Teorema
8 Stella
9 Oedipus
10 UNA VITA VIOLENTA Irene
11 UNA VITA VIOLENTA Theme song
コメント (4)
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これもイタリア人だけど Marco Detto / What a wonderful World

2006-04-27 20:42:50 | 聞いたけどCDどちらでも
このピアニストもイタリア人です。イタリア人恐るべしと書いたが、この人は恐ろしくない。
私はこのCDの1曲目を聞くとなぜかロマン歌謡を思い出してします。ラテン風メロディがそんな感じなので、失礼。
アドリブの取り方もパターン化されて、バッキングする音使いなど、当たり前で気になりだすとつらい。はでなドラマー、レニー・ホワイト、技巧派エディ・ゴメスを配したというより、この2人がいなかったらしまらないアルバムになっていたのではないだろうか。
そんなんで1曲目、歌謡曲風が1番かっこよく思います。

MARCO DETTO / WHAT A WONDERFUL WORLD

Marco Detto piano
Eddie Gomez bass
Lenny White drums

1 I'M A FOOL TOO WANT YOU
2 IN THE TWILIGHT
3 SONG FOR ANNALISH
4 THE STORIES OF THE SOUL
5 LA VDANZA DEI RICORDI
6 DAY DREAM
7 TEARS AND JOY
8 WHAT A WONDERFUL WORLD
9 E SE IL CUORE PORTA A SPASSP LA TESTA
10 SANTURCE
11 THE WAY YOU LOOK TONIGHT
12 OVER THE RAINBOW
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ピアニストはイタリア人 Achille Gajo / BLUE SAND

2006-04-26 21:27:13 | 聞いてますCDいいと思う
CDの音の出始めはミュージシャンが大変気を遣うとところだ。リーダーはピアニストだが、ピアノを抑えてベースのリズムで始めるあたりがこのCD全体をあらわしている。
オリジナルの曲はバラエティに富みながらどれも美しい。途中はさまれるアブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド、私はコッチ)のTHE MOUNTAIN OF THE NIGHTとカーラ・ブレーのIDA LUPINOの2曲もアルバムにしっかり変化をあたえれいる。
リズムはステーブ・レイシーのリズムを勤めていた2人で、メイン奏者のメロディをしっかり把握しているのがさすがである。的を得たサポートと途中にはさまれる気の利いたフレーズでピアノを盛り立てて行く。それにピアノのソロも充分答えている。後先になったがピアノはイタリア人。イタリアのピアノ恐るべし。リズムとのバランスもとても良く、ずっと演奏をしてきたオリジナルメンバーと間違ってしまいます。

Achille Gajo Trio / BLUE SAND

Achille Gajo piano
         Jean-jacques Avenel bass & kora
Jhon Betsch drums

1 The Window
2 Mountain of the Night
3 Test
4 Blue Sund
5 Korail
6 iDA Lupino
7 Rwanda
8 I Am Leaving
9 Bach to Steve
10 Shark Waltz
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まじめな人と感じる BILL CHARLAP / SOME WHERE

2006-04-25 20:54:12 | 聞いてますCDいいと思う
100フィンガーズでE・リードが元気でよかったけ思い出があるけれど、それにおとらずすばらしかったのは、B・チャーラップでした。すごくまじめに練習していると言われていました。このCDの音色、タッチも、充分に練習し選び抜いた後に出来ていると思います。この音から受ける安心感がBLUE・NOTEでテーマアルバムを出せる根拠なのでしょう。
前作はエリントンの曲を集めたCDでしたが、好みはこちらでした。一つ一つの曲の味わいが多彩でありながら、トータル同一作曲者というまとまりが満足感を与えます。

BILL CHARLAP / SOME WHERE

BILL CHARLAP piano
PETER WASHINGTON bass
KENNY WASHINGTON drums

1 COOL
2 LUCKY TO BE ME
3 IT'S LOVE
4 LONWLY TOWN
5 JUMO
6 SOME OTHER TIME
7 GILTTER AND BE GAY
8 Q QUIEST GIRL
9 BIG STUFF
10 VAMERICA
11 DHID
12 SOMEWHERE
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マンハッタンの雰囲気いっぱい。 ERIC REED / manhattan

2006-04-24 22:05:35 | 聞いてますCDおすすめ
2003年5月8日に五反田、簡易保険ホールに100ゴールドフィンガーズのコンサートを聴きにいった。そのときのピアニストは面倒だけど書くと、J・マンス、R・ブライアント、C・ウォルトン、D・フリードマン、K、バロン、J・ウィリアムス、R・ロスネス、B・グリーン、B・チャーラップ、E・リードでした。
K・バロンが当時一番聞きたい人でしたが、メンバーの中で元気一番なのがE・リードですばらしかったです。よたよた歩く爺さんのなか走っていました。
このアルバムそれよりか4年前の録音です。マンハッタンをテーマにした選曲が楽しく、それぞれの曲にあったグルーブが味わえます。サイドもレジナルド・ヴィール(b)でW・マウサリスのバンドで一緒で息もぴったりです。ということでこのCD推薦です。好きでたびたび聞きます。
このCDではありませんが、続けて聞いたそれ以後のE・リードのCDが気に入りません。
以後M&IからR・カーター、A・フォスターのトリオで幾つかでています。
違っていると思うのはこのマンハッタンとそのCDとの落差です。
このmanhattanというCDでのトリオメンバーは良く、なおかつE・REEDのプロデュースで奏者の思いが十分伝わってきます。この続きを期待してM&IのCD買いました。残念ながらこれが問題でした。R・カーターとは実績十分な演奏歴があるのでしょうが、ベースはなにやっているのか、もしくはピアノはベースを無視することで良い演奏になっているようにきこえます。
E・REEDうまいと思っているので残念です。もしかして以後良いものがあるかも知れませんが、私にはこのmanhattanがベストです。

ERIC REED / manhattan

Eric Reed piano
Gregory Hutchinson drums
Reginald Veals bass
Dianne Reeves vocal
Renato Thoms percussion

1 THE 59TH STREET BRIDGE SONG
2 MANHATTAN MELODISE
3 HARLEMMANIA
4 NEW YORK CITY BLUES
5 LETTERTO BETTY
6 BLUES FIVE SPOT
7 PUTTIN ON THE RITZ
8 ENGLISHMAN IN NEW YORK
9 NYCMEDLEY
10 THEME FROM NEW YORK NEW YORK
11 52ND STREET THEME
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バックグランドでいいですか Vintage / Ola Ringstrom

2006-04-23 14:32:48 | 聞いたけどCDどちらでも
The World of Classic jazz Piano という表題からして、よく廉価版でJazzの有名曲を演奏したものと考えがちです。でもそれとはランクが違います。
奏者のことを何も知らないし、無責任で失礼しますが、ジャケットはいかにも良いヨーロッパのピアノですよ。CDを聞き始めれば、音がしっかりしていて、良いタイム感から出ていますから(イタリアのピアニスト特にそう思う)安心して聞いていられます。ただし口の悪い人には、これがJAZZかよといわれかねない。フレーズのつまずきがないが、だけど驚きもなしというのでは、聞いていていまいちのランクに入りますよね。うまいのにバックグラウンド。不快感はまるでない。

Ola Ringstrom / Vintage

Ola Ringstrom piano solo

1 Mood Inndigo
2 Lester Left Town
3 You Don't know What Love Is
4 Ain't Misbehavin'
5 All Too Soon
6 Confirmation
7 Vienna
8 Dear Bix
9 Come Rain Or Come Shine
10 The Peacocks
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CD評価の掲示カテゴリーについて

2006-04-23 00:49:59 | その他
4月からブログに記事を書くようになりました。メインは聞いているJAZZのCDの感想を書いています。CDの感想にをカテゴリーにわけていますがその説明を一度もしていないので、ここはその説明をしたいと思います。

はじめに、で書いていますが、膝が厄介な病気だったり、現役JAZZピアニストを応援したりでブログをはじめました。
応援しているピアニスト、キム・ハクエイとの話の中で、推薦できるCDはどれと話題になりますが、それで持っているCDを聞き直したらこれが結構面白くなりました。
ブログに記事にするにあったて基準を自分なりにつくり、あわせてハクエイに推薦できることなどの要素を入れて4つのカテゴリーに分けて掲示するようにしました。

聞いてますCDおすすめ  
聞いてますCDいいと思う
聞いたけどCDどちらでも
聞いたけどCDわからない

自分勝手な評価ですが、長くJAZZを聞いているといろんな人の評価分けが一番参考になっていると思いますので分けました。

参考になればと思います。良い音楽との出会いは何事にも変えがたいと思います。聞いたけどわからないとカテゴリー分けしている私の判断を直すようなご意見をいただければありがたいと思っています。
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答えってこれかな。 STEVE KHUN / FILMS

2006-04-22 19:54:07 | 聞いてますCDいいと思う
1989年録音のバラッドを演奏したCD、MOSTLY BALLADSがよくわからないと前回書きましたが、これかなと思える答えを見つけました。それがこのCDです。9年後の録音でソロで映画音楽を演奏しています。音も、メロディもタイムもしっかりとしてバラッドより安定しています。映画音楽という美旋律を生かしながら映画のドラマ性を感じさせ、STEVE KHUNのピアノとなったという感じです。この後すぐVenusレコードで録音始めてますね。2000年のそよ風と私など聴くとKuhnの成功を認めますが、饒舌な感じが私には気になります。

STEVE KUHN / FILMS

STEVE KUH piano solo

1 ONCE UPON A TIME
2 LAST TANGO IN PARIS
3 LONELY TOWN
4 THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES
5 LOVE IS FOR THE VERY YOUNG
6 EMILY
7 THE RAIN FOREST
8 THE PAWNBROKER
9 THIS IS NEW
10 INVITATION
11 SMILE
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