JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

私の女王様

2008-08-31 18:04:43 | その他
こんな題で書き始めると、ニヤニヤされる方もいるでしょうがそんな話題ではありません。

2004年に国内での販売が解禁になったマンゴスティン、一時期売上が落ちたようですが、最近又多く見かけるようになりました。



とても上品で、果物の女王とよばれ、私は大好きな風味です。
かといっていつも食べているわけではなく、たまーにいただく程度です。
女王様としょっちゅうおつき合いは出来ません。



久しぶりにいただいたらやっぱり美味しいので思いついたのが、この題です。

JAZZの王様はルイ・アームストロングさん、帝王がマイルス・ディビスさんというのはほぼ決まっていますが、女王の方はどうなのでしょう。
王様がルイだから、大方はエラ・フィツジェラルドさんと思うでしょうし、私もこの人が思い浮かびます。
ただビリー・ホリディさんはどうするのでしょう。
そのような事があるのでググってみるとジャンルも変えて女王様がいらしゃいました。
JAZZの女王として見つかるのが秋吉敏子さん、これは日本のwebサイトだからでしょうか。
サラ・ボーンさんがジャズシンガーの女王と言われるのはダウンビートで1947年から1951年まで1位をキープしたからだそうで、これは根拠が示されています。
ペギー・リーさんがジャズ界の女王と書かれているものがありますが、絶対違うとは思いませんが、思い浮かびませんでした。ジャズ界の女王の表記でダイアン・クラークさんがありますがこれは違うと感じます。
ジャズ・ヴォーカルとするとダイアン・リーブスさんが登場します。
ボーカル界不動の女王としてのケイコ・リーさんはちょっと行き過ぎでしょう。
限定された女王様として昭和ジャズの女王に江利チエミさんがいたり、スムースジャズの女王に松居慶子さんがいるのは、まあどうでもいいです。
ただ美空ひばりはどうするんだ。JAZZは余技だろうけど凄いです。

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ギターフリーク Impossible / Zsolt Kaltenecker

2008-08-30 19:34:14 | 聞いてますCDおすすめ


プログレッシブ・ロックを好きだというジャズマンは多いと思う。我がハクエイ・キム君もエマーソン・レーク・パーマーを良く聴いていたといっています。エレキギターをカッコヨク弾く姿にあこがれてエアーギターが生まれました。ピアニストにその姿をかなえさせたのがショルダーキイーボード、ジョージ・デュークやハンコックが舞台で弾てるあれです。
CRIMSON TRIOを聴いたら、続けて聴きたくなったアルバムがこれです。
ソルト・カルテネツカーもギターフリークなのでしょうか、CLAVITARと言う名の楽器を使ってギターミュージックとショルダーキーボードに挑戦したと感じるアルバムです。
だからタイトルも「Impossible」。ありえない。
1曲目幻想的な感じでピックアップギターを感じさせる曲。
2曲目はガットギターのような始まりで、ギターでは出来ないぐらいの早弾き、ソルトの妙技です。
4曲目はエレベのソロに聴こえる曲、それも超ハイテクニックのエレベソロ、ほんとにエレベだったら信じられない。
6曲目はエレキギター調はプログレ・ロックの世界、ソルトのこのようなのも好きです。
7曲目はアコギ調、リズムギターと旋律の2役が出きるのはkeyboardだから出なくソルトだからです。それも座って弾いてない。
10曲目右手と左手の役割を完全に分けて、ベースとエレキの2人で演奏しているようにしている曲で、弦楽器も出きる見たいなフリークぶりです。
12曲目ライブの終わりの様なアップテンポにした華やかな曲でおわりです。
自宅のスタジオで作った、ソロアルバムですが、「Impossible」“unbelievable”
です。

Impossible / Zsolt Kaltenecker

        Zsolt Kaltenecker Clavitar

1. パラドックス・パースペクティヴ
2. 間奏曲第1番
3. シーズ・ソー・ファー・アウェイ
4. ホーム・アローン
5. 間奏曲第2番
6. リニア・タイム
7. ジャン・ポール・ベルモンド
8. 間奏曲第3番
9. ノクターン
10. メキシコ
11. 間奏曲第4番
12. インポシブル



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記憶のひだに / THE CRIMSON JAZZ TRIO

2008-08-29 20:44:54 | 聞いてますCDいいと思う


キング・クリムゾンというブリティシュ・ロックのバンドは1968年の結成で「クリムゾン・キングの宮殿」というファーストアルバムが出たのが1969年。キースの「マイ・バック・ページ」に喜んでいたり、マイルスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」にのぼせてたりしていた時期ですが、こちらも結構すきでした。
小遣いをこっちに回す余裕など有りませんでしたから、どのようにして聴いていたのか記憶にありません。ただロックにしては重厚なサウンドだったと記憶しています。
1曲目“21st Century Schizoid Man”はデビューアルバムの曲ですか、知っているメロディが記憶のひだからあらわれました。
演奏はしっかりしたJAZZピアノです。
2曲目も知ったメロディがわかりました。フレットレスのエレベがこれはロックテーストも感じる格好いい演奏です。このベーシスト結構フュージョン系やPOPのミュージシャンと共演していて、それ系が好きな人には有名かも知れません、プロの懐深さを感じます。
3曲目も聴いたことがありました。モーダルなピアノの演奏はマッコイのもしくはコルトレーンの曲のようで、疾走感もきもちがよい、ただロックをカバーしたJAZZにとどまらず、クリムゾンのテーストをベースにした独自性を感じます。
4曲目以降はあまり記憶にうかびあがれませんが、演奏の感じは同じ、ここでドラムスを叩いているひとは、キング・クリムゾンでもドラムスを叩いた人で、この人はJAZZからは一番遠い人、私的には一番驚きがすくない人です。
5曲目スライドピアノの感じを入れたり、7曲目などはちょっとやり過ぎなほど弾きまくっています。
中古屋さんでこのアルバムを見つけて、クリムゾン懐かしい、ちょっと聴きたい程度の期待感でしたが、ピアノとベースには驚きました。
記憶のひだにあるクリムゾンを感じさせながら、しっかりJAZZです。


The Crimson Jazz Trio / King Crimson Song Book


Ian Wallace - drumset
Jody Nardone - acoustic grand piano
Tim Landers - fretless bass guitar

1. 21st Century Schizoid Man
2. Three of a Perfect Pair
3. Catfood
4. Starless
5. Ladies of the Road
6. I Talk to the Wind
7. Red
8. Matte Kudasai
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遙か彼方、友からの手紙 touch / MIKE NOCK

2008-08-27 21:27:44 | 聞いてますCDおすすめ


我がハクエイ・キムの師匠であるMike Nockへ、持っていた日本で出た彼のLPアルバムを贈り、お礼のメールをいただいてからかなりたちました。日本に行った時は会いましょうなんて関係が出来たので、Mikeのアルバムを見つけると注目してきました。
この古いアルバムは知りませんので、拾ってハクエイに聞きくと、持っているとの事、感想を聴かれましたが良く聴いていないのでそのときは感想言いませんでした。
ここのところ中古を多く買ったのでゆっくり聴いていなかったのです。
秋になってじっくりとと聞くべきアルバムでした。
1993年のピアノソロでちょっと古く、web上の紹介はありますが、初めてであいました。
1曲目ちょっと思い出したのは大好きなガラティのソロアルバム、ピアノの澄んだ音に心が柔らかく和みます。もちろんこちらが古いアルバムでこの経験最近したように思います。(福居良さんのところでした。)
まるで自分のオリジナルのような感じ、イギリスのクラシカルな作曲家サー・ウイリアム・ウオルトンの映画音楽、ローレンス・オリッヴィエ監督、主演の映画「ヘンリー5世」の音楽だそすです。凄い選曲です。
2曲目、途中からの高い音のフレーズだんだんと高まって清流が勢いを増していくような潔さです。
3曲目有名曲“Django”は選曲ちょっとおどろきましたが、J・ルイスもしっかり意識して、とてもJAZZの時の流れを感じさせる演奏、もしかしてノック、セロニアス・モンクが好きなのかと思います。
このアルバム美しいオリジナル曲と特色有る選曲を演奏をしたとても内容の濃いアルバムです。
4曲目、格調も高い感じのあと5曲目ではバッハの曲のような出だしです。
和声を選ぶ、フレーズを描くそのことに全力を投入していることが感じられます。
このピアニスト、まずハーモニーを選び、その上にいかに素敵なフレーズを生み出すかに集中しているように思います。
ハクエイに彼がいった「フレーズが沸くまで弾いてはいけない」ということがいかに大変か伝わってくる演奏です。
6曲目はトラデショナルのようなやさしいテーマの変奏曲、このピアニストがたどってきた演奏は多彩でありますが、音楽的基本がどこにあるかが、うかがわれる演奏です。
8曲目はちょっと雰囲気を変えてスインギーにスタンダードを弾きますが、スイング感が素晴らしい。このような曲はこう弾けなくてはいけない。(ここはハクエイがまだ習得してないかなと思ってしまった。)
ちょっと間奏をいれて10曲目、11曲目とオリジナル。
とてもロマンティックな出だしは、内面の美しさというものがあるのだと証明するような曲、その内面が書かれて送られて来たようです。返事を書かなければいけないような澄んだ気持ちになります。
そして11曲目はもっとやさしい、自分の気持ちを現した“Her”は日本人の奥様のことでしょうか。その気持ち現してくれてありがとうといいたくなる、まるで彼のペンの跡までが見えるようなレターです。
遠くオーストラリアにいる方で、大きな足跡を残すミュージシャンですが、ハクエイを応援していることは私と同じ、とてもフランクなメールも頂いてノックはまるで友のような気持ちになってしまいました。
その人が弾いているこのアルバム、まるで彼方からの手紙のように、ひとつひとつの言葉のようなフレーズが伝わって、素晴らしいアルバムなのです。



Touch / Mike Nock

Mike Nock piano

1. Touch Her Soft Lips And Part
2. The Sibylline Fragrance Of Gardenias
3. Django
4. Unbridled Waltz
5. Sweet Surrender
6. Variations On Pachelbel's Canon
7. Lament
8. Somebody Loves Me
9. Interlude
10. Strata
11. Her
12. Nikosa Sikelela Afrika

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間が埋まった Right Time Right Place / G・Burton & P・Bley

2008-08-26 21:56:04 | 聞いてますCDいいと思う


G・バートンのピアニストとのデュオといえばコリアや小曽根だと思っていたらこのようなの組み合わせもありました、という一枚です。
ポール・ブレーとのデュオ、考えてみれば、なかなか良い取り合わせだと思います。
バートンはECM後ちょっとふらふらしながらコンコードへうつりましたが、その間あまりきちんとしたアルバムがない様に感じます。このアルバム1990年のその間のアルバムで、私としてはそこが埋まりました。
ポール・ブレーのソロが3曲それ以外がバートンのソロとデュオになります。
私は3曲目ピアソラの曲をソロで演りますが、良いときのバートンのソロが堪能できました。
ポール・ブレーの方はバートンとのデュオに関しては尖った感じで小曽根より好みですが、ピアノソロは目的で出ないので3曲もいりません。
カーラ・ブレーの影響が多くでています。
特出したアルバムではありませんし、有名でもない様に思いますが、私としては間を埋めてくれたいいアルバムでした。

Right Time Right Place / Gery Burton & Paul Bley

              Gery Burton vib
Paul Bley piano

1. Ida Lupino
2. Isn't It Romantic?
3. Laura's Dream
4. Carla
5. Olhos de Gato
6. Alcazar
7. Rightly So
8. Nothing to Declare
9. You Don't Know What Love Is
10. Eidertown
11. Turn Out the Stars




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夏も終わりだな PARADISE / FREDERIC VIALE

2008-08-25 22:09:21 | 聞いたけどCDわからない


ここのところのアコーデオンのアルバムがとても秋らしく、以前ショップで新作として見ていたのが中古になっていたのでひろいました。コモも2曲につきあっているので、アコーデオン良いの続けざまを期待しました。
ところがこれがよくわからない。久しぶりに世界が繋がりません。
まずいけないのがエレベのボヨボヨした音で、ラインはJAZZじゃない、何処かの催し物会場での演奏のようです。
ピアノはソロを引き継ぎますが、こちらはソロになると別のところに行ってしまいます。
主のアコーデオンはポップスで使われる音で、JAZZらしいフレーズをつなげてもAZZにならないという演奏です。
Jean-Pierre COMOがいると拾うという事をやめることにしました。

調子良く聞いてきたアコーデオンに区切りがついたように、秋の横浜や銀座に向けて区切りになりました。
夏休みに図書館から借りた本もやっと読み終わり一区切りです。

音楽がいま一つだったのでそちらの本の話を少し、読み終わったのは
「12番目のカード」ジェフリー・ディーヴァー  池田真紀子・訳
です。



ご存知の方も多いリンカーン・ライムとアメリア・サックスという犯罪捜査専門家とパートナーの刑事を主役にしたシリーズ本、一作目からとても面白く読んでいます。最近では図書館で手に入れてから読むようになりました。
だから2006年に出た本作をやっと読めたしだいです。コレいまだに文庫になっていません。ハードカーバー重いので文庫で読みたいと思います。
さて新作もすでに出ているようですが、それは待ち状態。ライムシリーズとしてはつぎの作品があります。

The Bone Collector" 『ボーン・コレクター』 (1997/1999邦訳):
"The Coffin Dancer" 『コフィン・ダンサー』(1998/2000邦訳)
"The Empty Chair"  『エンプティ・チェア 』(2000/2001邦訳)
"The Stone Monkey" 『石の猿』 (2002/2003邦訳):
"The Vanished Man" 『魔術師』 (2003/2004邦訳):
"The Twelfth Card" 『12番目のカード』 (2005/2006邦訳)
"The Cold Moon"   『ウォッチメイカー』(2006/2007邦訳)

どれも私は大変面白く、読みついでいますが皆さんはどれがお好きですか。
今回の「12番目」は後半、種が尽きたような感じと悪役が小粒なので残念ながら上位には行きません。
1作目のボーンコレクターは初めて出会う作風でおどろきましたが、結構すきなのが「石の猿」でしょうか。
どの作品も素晴らしいので、JAZZと同じで好みの差で評価が出るのでないでしょうか。
次の作品も早く読みたいな、と思っていると、このアコーデオンのアルバムは記憶から消えていきました。




PARADISE / FREDERIC VIALE

FREDERIC VIALE(acc)
JEAN-YVES CANDELA(p,fender rhodes)
CHRISTIAN PACHIAUDI(b)
JEAN-LUC DANA(perc)

JEAN-PIERRE COMO(p #7,scat #10)
EMANUELE CISI(sax# 4,7,10)
MICHELE CANDELA(voix #9)
JONATHAN VIALE(voix d'enfant #9)

1 Paradise
2 Lina Quartet
3 Bird's waltz
4 Bartolomeo
5 Chicounette
6 Chorinho pra jo
7 Nath
8 Drachir onaillag
9 Samba jo (intro)
10 Samba jo
11 Song for hermeto (intro)
12 Song for hermeto
13 Lina duo

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秋でいい IF / Dino Saluzzi(MYRIAM ALTER)

2008-08-24 20:56:04 | 聞いてますCDいいと思う


心に響く曲があり、その作曲者がとてもきになる人なりました。
MYTIAM ALTERのenjaのアルバムがそれですが、中古屋さんでみるとバンドネオンのサルーシの名前があり、プレイズ・ミリアム・アルターとあるのでコレは嬉しくなってひろいました。Enjanaの2001年の作品です。
メンバーはドラムスのJoey Baron,クラリネットのJohn RuoccoベースがGreg Cohenで大好きなこれと変わりません。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20080202
このアルターの「WHERE IS THRE」の前の作品がこれで、日本盤ではディノ・サルーシの名前を冠した様です。バンドネオンにあわせたものになっていますが、アルターの作品ということで納得です。
雰囲気は次作で完成されたと感じるのでこちらから聴いた方が良いと思いいますが、どちらにしても2つとも聴いて損はありません。
1曲目、アコーディオンの後に澄んだクラリネットが哀愁あるメロディを吹くと、自作を聴いた冬の日が蘇りました。
3曲目悲しそうなアコーディオンのメロディは人生を振り返るような様な“If”というタイトル曲。
このアルバムタイトルが詩の様につながり、曲もそれを現しているように感じます。
4曲目の後半の様に連なった5曲目は、序々に主張を強めていくに感じる曲で“そのことをおもうと、”“すべてがそこにある。”とタイトルが続きます。
ここまでが一区切りのような感じで6曲目はクレズマー感の強い快調な出だしです。
このアルバム、サルーシの魅力におうところが強いのですが、次作はチェロのジャキス・モレレンバウムがその代わりを果たし、完成度をあげました。
チェロとかアコーディオンの哀愁ある響きが好きなのでどちらも好きなアルバムです。


"Myriam Alter(comp)
Dino Saluzzi(bandoneon)
John Ruocco(cl)
Kenny Werner(p)
Greg Cohen(b)
Joey Baron(ds)
Recorded at Avatar Studio,NY, June 20&21,2001"


1. Waking Up
2. Home.
3. If
4. I Think Of It,
5. It's All There 6. Children Play,
7. An Intrigant Melody,
8. Moving Somewhere.
9. You Should Stay
10. Where You Belong


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秋の準備ができた Les coukeurs d'lci / Marc Berthoumieux

2008-08-23 18:51:43 | 聞いてますCDいいと思う


夏休みに聴こうかと中古屋さんで幾つか拾いましたが、このアルバム、リーダーの名前は知りませんが、好きなアコーデオンです。
夏休みもすんで、とても涼しい一日になりました。monakaの一番得意な料理はチャーハンで、昼はそれ食べて、ゆったりしています。



扇風機を回していないのに涼しい風が伝ってきます。

このアルバム、ジャケにメンバーの名前が連なっていますが、これが凄い、バティスタにボルトロ、コモにリュク、ルイス・ウインスバーグなんて名前もあって、どんなアルバムになっているのか気になります。
善12曲を色々な人が入れ替わっての演奏ですが、基本はリーダーにギター、ベース、ドラムスの組み合わせで管が時々入るという構成です。
1曲目はSylvain Lucがエレベに回ってLouis Winsbergの生ギターにBattistaの鋭目のソプラノが絡む演奏、ソプラノはオレゴンのマッキャンドレスみたいで、爽やか系です。
2曲目アコーデオンは哀愁がありますが、JAZZ的なフレージングでいままで聴いたアコーデオンのなかでは一番JAZZに近い感じです。
3曲目MIDIされたアコーデオンがギターとのシンセを合わせたような音で、これはパット・メセニーのメセニーグループの感じです。
このアルバムの前年の「Imaginary day」に大変似ていて、意識したように感じます。
4曲目はアコーデオン特有の哀愁メロディ、でも力強さがあります。
5曲目は甘いだけでないメロディに生ギターが絡む良い曲で、このアルバムギターの使い方がとてもしゃれています。
7曲目は沈んだメロディにエフェクトのかかったSylvain Lucのギターはジョンスコみたいで、これもかなりカッコ良い。
9曲目コモの入った曲は少しカリプソの入ったあっけらかんとした曲でコモは何しているのか良く解りません。
10曲目はFlavio Boltro参加
このリーダー、ユーチューブではリチャード・ボナと共演していたり、まだこれから楽しみです。
アルバムは秋がマッチする雰囲気で、立秋を過ぎてこれを聴いているともう秋がいつ来ても良い準備ができました。
今年の横浜JAZZプロムナードのタイム・スケジュールも公開されて、今年は二日間の回り方も準備できました。

この風を感じると横浜JAZZ、もう今日から秋になった気分です。

Les coukeurs d'lci / Marc Berthoumieux

Thierry Fanfant bass
Thierry Arpino batterie
Stephane Huchard batterie
Luiz Augusto batterie
Minino Garay percussions
Christophe Wallemme bass
Stefano di Battista sax
Flavio Boltro trompette
Jean pierre como feender rhodes
Norbert Lucarain percussion
Frederic Gaillardet piano synth
Alain Debiossat saz flute
Sylvain Luc buitares el-bass
Jean Christophe wallard guitare
Louis Winsberg guitares
Marc Beerthouwieux accodeons,accordeon midi

1 le bal du temple
2 vent du sud
3 les eaux bleues
4 victria
5 vagues
6 amazone
7 jardin secret
8 les cuuleurs d'ici
9 Balalatun
10 terre neuve
11 sevilla
12 carnavalse

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秋には早いけど Autumn In New England / Eugene Maslov

2008-08-22 21:56:35 | 聞いてますCDいいと思う


急に涼しい日が現れたり、もう秋に入るのかと思う日が来ました。皆さんのお住まいの所によってはもうや秋に入っているのでしょうか。
感覚的にはまだまだ残暑ですが、北海道ではとても低い温度を記録さあれたとか。
blogの記事も日本共通ではなくなってくるようですね。
私の住む首都でもここ2日はとても過ごし易く、このまま秋に入るのでしょうか。
変な気候の東京をまるで信じていません。
信じてはいませんが、秋を感じてしまいます。
そのようなアルバムが集まってきました。
雑誌でこのアルバムを褒めているのをみて、中古屋さんの値段としては高いと思いながら拾った一枚、良いかどうかが気になる一枚です。
1曲目、出だしは大正解です。軽やかななドラムスと柔らかいベースの運びがこれが続くだけでいいのでないでしょうか。
ピアノはガンガン弾くのでないけれど、しっかりと自分の線は主張するような感じ、スタープレーではないけれで、このピアニストだれ?と思わせる人です。
タッチは柔らかくそこが一つの魅力です。聴いているとビル・エバンスが一番思い浮かびますが、3曲目はそのエバンスの曲、ハーモニーとタイミングなどソフトにした感じです。
4曲目はは軽やかな曲で、この軽快さがもう一つの魅力の様です。4ビートを刻むベースの音は低く気持ちが良い。
5曲目ここでもベースソロは普通のベーシストより低い音が多いよう、メロディは凄いわけではありませんが、音が好きです。
6曲目、左手のブロックのソフトなタッチと、やわらかい音色で曲はオリジナル“ニューイングランドの秋”というジャケ写真のイメージそのままの曲、秋には早いけどぴったり、もう一度秋には聴き直します。
7曲目もオリジナル、タッチはそれほど強くなく低いビートをベースがカバーして、ドラムスはしっかりリズムを刻みます。スタイルはちょっと古めです。
秋の入り口が気になりだすと合ってきたアルバムになったようです。これからすんなり秋に入ってくれてもいいと思います。


Autumn In New England / Eugene Maslov

Eugene Maslov(p)
Ben Street(b)
George Schuller(ds)

1.Old Folks
2.All Of You
3.My Bells
4.I Love You
5.How Deep Is The Ocean
6.Autumn In New England
7.Let ’s Start Smokinig Again
8.Windows
9.Blame It On My Youth
10.Tetrasodium Pyrophosphate
11.A Time For Love


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エッジが利いて Black & Blue / Lwaek Kulalpwski Sextet

2008-08-21 21:58:50 | 聞いてますCDいいと思う


ポーランドのjazzについては、お仲間のオラシオさんのblogが一番詳しいのでそちらで教えられることがほとんどです。
ポーランドのアルバムはあまりないので、目に付いたらまず拾っておくというのが、ポーランドJAZZとの接し方ですが、久し振りに一枚出会いました。
ジャケもまた癖のある、いかにもポーランドらしい、狙いはベーシストJacek Niedzielaでこの人参加のアルバムは拾おうと決めています。
アルバムは出だしから2管のハードバップの色合いですが、イタリアともちょっと違う重量感が気持ちよい始まりです。
しっかりしたニジェイラのベースの上に2管がちょっと重たく乗っかっると、Leczekのピアノが硬質にエッジを利かせ、とても形の良いバップの演奏です。
2曲目ジャズ・メッセンジャーズのコピーみたいに始め、Piotrのトランペットソロ、Maciejのテナーとイタリアとは違う、オリジナルjazzがベースにあるバップです。
3曲目はPiotrのフリューゲルが歌う一曲で柔らいのに、力つよい、好きなニジェイラのベースソロも満足の一曲です。
4曲目はバスクラからはじまりますが、ここら辺がポーランドらしいところ、2管でいいのにもう一つ多い、緊張がテナーに伝わってペットのソロが移る演奏はニジェイラのハードなベースがずっと付いています。どうしても耳はそちらに行ってしまいます。
5曲目はミュートトランペットをいれたグループ演奏で、ちょっとほかにない、ポーランドらしい感じ、管が重く鳴らした後、硬質なLeszek Kulakowskiがとても広がりのあるピアノです。
6曲目、おかしいくらい、アメリカのハードバップを躊躇していて確信犯です。1994年録音で独自のポーランドjazzではなく、形はアメリカに借りながら、そこには強い個性があるところ、この曲のMaciejのテナーソロなど凄いと思います。
7曲目のPiotrのミュートソロなど、けっしてアメリカの模倣ではありません。
そして8曲目、曲は2管の感じのハードバップ、ウォーキングをバックにソリッドな感じがとても気持ちが良い、イタリアも良いと思いますが、1994年にこのようなことをしているポーランドはなんとも不思議な存在です。


Black & Blue / Leszek Kulakowski

Leszek Kulakowski- piano
Piotr Wojtasik – trumpet, flugelhorn
Maciej Sikala – soprano and tenor saxophone
Mateusz Pospieszalski - bass clarinet
Jacek Niedziela – bass
Adam Czerwinski – drums

1. SERIABLUESLIZM
2. BIALE NOCE
3. KRAJOBRAZ PO BITWIE
4. GONITWA NR 7
5. WYGIECIE
6. WYCIECZKA WINDA
7. BLACK & BLUE
8. LABIRYNT


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