JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

3月31日に届いた2通の手紙、ともう一通

2008-03-31 22:10:47 | その他
3月31日とはなんとあわただしい一日でしょう。
息子が朝早く羽田から出発するので、会社へ行く途中に送っていきました。空港では、荷物を降ろして握手などしてしまいました。恥ずかしいけどきちんと応援を伝えました。
今日の夜は奥さんが出かけていて一人食事をしました。一杯の飲んだ後、主のいない息子の部屋に入りました。(いつも掃除しているから特別でありません。)
サッカー青年だった息子に、大学の後輩が書いてくれた寄せ書きがあります。
大好きな一文があり、親ばかですが紹介させてください。

「○さんが“○○は最高のプレーヤー”と言ってくれたとき本当に嬉しかったです。でも○さんとサッカーしている時、走っている時、何度も”○さん最高のプレーヤー”と思っていました。○さん超えます、お疲れ様でした。」
誰もいない夜の親ばかですみません。

あわただしい3月31日、2通の手紙が届いています。どちらも突然で驚いています。

一通は遠く関西の街で小さい会社を経営している大学時代のクラスメートで、十数年会っていません。
どうしたかと思ったら、業界の関係で年3回ぐらい東京に来るのに日帰りしていて、今年は会いたいねと言う手紙でした。実は内の奥さんもクラスメートで私以上に仲が良い。是非会いたいと思う春らしい手紙でした。めずらしくペンで書いた自筆でした。
もう一通は春らしいといえば春らしいけど、重たい手紙でした。こちらは年に何度も会う、高校のクラスメート、メールに添付された形で届きました。
内容は長年勤めた会社を退職すると言うもので、関係者に知らせるものでした。
今月はじめに会ったときはなにもいっていなかったので、こちらも驚きました。
高校の時から、いつも仲間同士で気を使いあい、支援し合ってきた仲です。
ずけずけと物を言うので誤解されやすく、奥さんも最初は嫌いといいましたが、その後にとても仲の良い友人になってしまいました。
バイタリティある奴なので、あまり心配をしていませんが、別の友人からはすぐ召集がかかりました。彼の決めたことですから、精一杯支援です。
全く3月31日というのは落ち着かない日です。

そしてもう一通は私からみなさんへのご挨拶。

 なぜか最初に4月1日からblogを書き始めたのは、私もこの期変わりに縛られていたのでしょうか。どちらにしても、2年を続けることが出来ました。
みなさんのご支援のおかげです、ありがとうございました。
新参として、おそるおそる始めましたが、ずいぶん図々しくなってしまいました。心機一転初心に、なんかは帰りません。ただ“blog燃え尽き症候群”というのがあるそうです。blog3年説もあり、そちらに罹患しないか心配です。
実は疲れると思うこともあります。思うことがすっきり表現できるといいのですが、アルバムを聞いてもしっくりこないことが続くと何を書こうと思います。
それって充分症候群みたいですが、今年はそれを上手く越えていこうと思います。
それには、皆様の暖かいコメントが勇気になります。
本年も宜しく御願いいたします。

まずは御礼まで           monaka 拝

本日は写真なし、色気なしでした。明日からまた自分のペースで歩み始めます。


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春の一歩を歩こう Melody At Night With You / Keith Jarrett

2008-03-30 21:56:30 | 聞いてますCDおすすめ


息子が月曜日に旅立って行くので、ちょっとナーバスになってKeithを聴きましたが、続けて聴きたい大好きな一枚です。病気でピアノが弾けない状態からの回復期、自宅で録音したsoloアルバム。音楽を慈しむ心と歓びが素直に伝わって、このアルバムでKeithが同じ次元にいることを感じたアルバムです。
演奏の中にには、おののきも、許しも感じられて、Keithがとても愛おしく感じます。
やさしい気持ちというものがそっと近くにあることを気が付きます。
あたたかだった一昨日のおかげで、桜も満開になりました。
毎年、タイミングが合えば行く公園があります。奥さんと二人、朝の早い時間(昼間は人が一杯で、駐車場もいっぱいです)行ってきました。7時を回ったばかりなのに散歩の人が結構いました。今年も見事な桜を見ることが出来ました。









場所は神奈川から東京に入ったすぐにある公園です。新しい車が届いたので、試運転も兼ねてこの後は近くの桜も回ってきました。





明日から社会人に旅立つ息子が車の運転をしたいということで、買い物も掛けて昼を食べに行きました。奥さんと前を歩いている息子を見ていると、ついに春、一歩をふみ出していくのだと自分に言い聞かせるのでした。
奥さんも結構ナーバスで、石鹸を買いに行ったりとか、でもこんな夜もあるのですね。

アルバムのほうはどれも心が歌っているような演奏ばかりで、説明は必要ないものばかり、私は1 “ I Loves You Porgy”2 “ I Got It Bad And That Ain't Good”4 “ Someone To Watch Over Me ”7 “ Something To Remember You By” が好きです。

新しい春が始まります。新しい環境に飛び込んでいく方々、息子以外にも多いでしょう。そしてその親御さんも。
春の日、息子も一歩、私たちも同じように一歩を踏んであげましょう。
良い一歩が皆様に有りますように。

Melody At Night With You / Keith Jarrett

Keith Jarrett piano

1 I Loves You Porgy
2 I Got It Bad And That Ain't Good
3 Don't Ever Leave Me
4 Someone To Watch Over Me
5 My Wild Irish Rose
6 Blame It On My Youth / Meditation
7 Something To Remember You By
8 Be My Love
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3分26秒後の揺らぎ  NORR / TIGVALL TRIO

2008-03-29 23:16:47 | 聞いてますCDいいと思う


2年前にTINGVALL TRIOのファーストが出たとき、同じように知らないアルボラン トリオの地中海風な風とこのバルト海風揺らぎが、ヨーロッパのピアノトリオの新しい一本の線の様に感じました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061209
アルボランの新しいのが出るという情報を聞いていたら、それよりも早くTIGVALLがでました。ちょっとスムース系のジャケットで見落とすところです。
もちろんリストに入れていましたから、いつか会うのですが、映画を見る前に速い時点で拾えました。
前作に比べる必要はありませんが、ラインは同じで、幾分シンプルになったかんじです。前作のほうが静かな雰囲気で今回は幾分明るくライトな感じです。
1曲目“ UTSIKT ”美しい曲で始まります。この人良いオリジナルを書きます。我がハクエイ君の書いた曲と似た感じの曲です。ピアノテクニックはハクエイ君のほうが上に感じますが、この人も溢れるフレーズを抑えきれない若さが気持ちよい。
2曲目“GRRR ”はジャジーなリズムにのってダイナミックにピアノが跳ねるような感じで、このトリオのドラムス、ベースの3身がぐるぐると撚られていく様が心地よい興奮です。
3曲目はクラシカルな始まりの“SNARESTAD FOLKVISA”で、美しく思っていると、これがジャージーに変わっていくあたりMJQの雰囲気を一瞬かんじたり、出だしこの3曲の流れ素晴らしいです。
最初聞いたときに、演奏が少し荒いかなとも思いましたが、それは前作も同じでした。そこらへんが修正されたら凄いピアニストだと感じます。
その感じから5曲目や7曲目の美しい、哀愁系の曲が私は好みです。
前作への記事の題を「バルト海の揺らぎ」としましたが、今回は「3分26秒後のゆらぎ」
これは実際アルバムを手にとって見ないと解りせんが、ピアニストの表現がどれがいいのか揺らいでいるとても、若々しい清素を感じます。
ハクエイ君はもう少し大人になってしまいました。
前作のイメージが強いのかちょっとライトでそこの微妙な差を感じましたが、好きなトリオです。

NORR / TIGVALL TRIO
 
       MARTIN TINGVALL   (p)
       OMAR RIDRUGUEZ   (b)
       JORGEN SPIEGEL (ds)


1. UTSIKT
2. GRRR
3. SNARESTAD FOLKVISA
4. BARNSLIG
5. NORR
6. MJAU
7. BATSREGN
8. SEKUND
9. TROLLDANS
10. MONSTER
11. BACHIB


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明日に向かって  Bye Bye Blackbird / Keith Jarrett

2008-03-28 22:42:43 | 聞いてますCDおすすめ





3月は年度末であわただしく過ぎていきます。そんな中昨日はその日しかないので息子と外で夕食をすることになりました。
おかげさまで大学の卒業と就職がきまって、3月末から就職の決まった会社の九州工場に研修だそうです。私の誕生日にも行きたかったのに、行っていない大好きなイタリアンに予約を入れました。
昨日はとても良い天気、桜も思い切り開きだして、お祝いには良い気持ちです。



お店に行く前に高島屋でネクタイを選びました。上の息子にも旅立ちの時には贈ったので、何かほっとうれしい気持ちです。



さてお店は昔から大好きなところ、イタリアンですが、フレンチに近い発想と素材を生かした素直な味付け、少し写真で楽しんでください。



まずはカボチャのスープ、チーズを焼いたもの添えです。

次が前菜3人なので3品です。



温野菜とパテ、野菜がとても良い味です。



白アスパラと虹鱒の料理です。



うなぎとパイのバルサミコソースで、これがイタリアンという一品です。

この後パスタを3品選びました。どれも素晴らしいものでしたが写真がぶれていてカットです。この後のメイン料理です。



息子はブタの首肉と野菜のグラタン、奥さんと私はそれぞれお魚をいただきました。





お腹をすかした息子はもう一皿カルビ肉の料理を追加です。




大満足して帰ってきました。月曜から旅立つ息子がいるので、気持ちが引き締まるような、そして少し悲しいようなアルバムを選びました。
1991年マイルスが亡くなった2週間後にスタジオ録音されたキースのアルバム、数あるスタンダードアルバムの中でもトップに位置するくらい好きなアルバムです。その後何度も演奏を聴くことになる“Bye Bye Blackbird”“Butch & Butch”“Straight, No Chaser”“I Thought About You”いかにKeithがMilesに影響されたか、とてつもない思いを感じるアルバムです。
喪失感も含めてスタジオに集まり思いを録音したあと、また新たにキースは明日に向かって歩き始めたのでしょう。
来週から新年度、明日に向かって歩き続けて欲しいものです。
「Bye Bye ~~  」

少し湿っぽくもなりましたので、うきうき情報、5月17日渋谷オーチャードホールでのキースのソロコンサート、鯉沼さんのお計らいはSS席、ベストポジションと思える場所でした。


Bye Bye Blackbird / Keith Jarrett

           Gary Peacock Bass
           Jack Dejohnette Drums
           Keith Jarrett Piano    

1 Bye Bye Blackbird
2 You Won't Forget Me
3 Butch & Butch
4 Summer Night
5 For Miles
6 Straight, No Chaser
7 I Thought About You
8 Blackbird, Bye Bye







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朝からドノヴァン Spectrum / Volker Kriegel

2008-03-27 23:08:13 | 聞いたけどCDどちらでも


「朝からアドノヴァン」という題は正確ではありません。(いつものことか)
朝からドノヴァンを聴いているのではありません。正確に言うならば「朝からドノヴァンを思い出した」です。
DAVE PIKE SETのふるいアルバムでシタールなどを聴いたら、もっとサイケな雰囲気を味わいたくなりました。それでそのアルバムでもシタールやギターを弾いていたVolker Kriegelのアルバムがありましたので聴いています。
残念ながら2003年に亡くなっていますがPIKEのアルバムの2年後1971年の録音です。
朝の通勤途中、このアルバムを聴きながら思いだしているのは、なぜかドノヴァン、もはや知らない方もいると思います。1966年からイギリスのフォークソングからスタートしてサイケやワールドのいろいろな要素をとりいれたヒット曲を出した人です。
この時代もちろんJAZZも聞き始めていましたが、POPSも聴く状態で、結構この人好きでした。「メロー・イエロー」、「サンシャイン・スーパーマン」「ハーディー・ガーディー・マン」「ジェニファー・ジェニファー」など 思いだしました。その60年代後半のサウンドにJAZZ色を入れたギターアルバムで、2曲目はウエスが(この時点で既になくなっています)がいたり、3曲目ではノイジーにしたりしますが、ちょっとチープな、サイケなリズムとシタールの入る音色の1曲目、フォークロック的な曲想の5曲目が今では一番たのしい。
その他の今日はやはり時代が過ぎ去って取り残されたものを聴くようなところもあります。その意味では雰囲気の好きな曲は良いと思うし、後はどちらでも、それが古い知らないアルバムを聴くときの心構えでしょうか。
でも、思わぬことが思い出されたり、古い知らないアルバムも未知の魅力を秘めています。


Spectrum / Volker Kriegel

Volker Kriegel guitars,sitar
John Tayler Erectra piano
Peter Trunk bass,electric bass,cello
Cees See percussion
Peter Baumeister drums,percussion

1 Zoom
2 So Long,For Now
3 More About D
4 Suspicious Child,Growing Up
5 Instant Judgement
6 Ach Kina
7 Strings Revisited
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復活の朝  Celebrating the Music of Weather Report

2008-03-26 22:50:26 | 聞いてますCDいいと思う



本日はお休みを頂いてずっと行っていなかった健康診断に行くことにしました。というよりか年に一度の見てもらえる日が今日が最後でした。どうしても申し込みを忘れてしまっていて、驚きました。
とは行っても先週の休みつぶしの会議のダメージが、昨日からの節制のおかげで(乱暴でなく普通ということ)だいぶいえて復活です。
朝からかなりハイテンション、人間ドックを早く終わらせて記事が書きたい気分です。
くるまで30分ぐらいの病院へ向かいます。そのテンションには“Birdland”がピッタリです。どちらかというとマントラのアレンジに近い軽い感じですが、monaka復活の兆しです。
2曲目“Elegant People”のテナーが素晴らしい、マイケル・ブレッカーの懐かしい音です。
このアルバムテラークがお金を掛けて集めたメンバーでのウエザー・リポートのトリビュートです。レーベルの雰囲気を反映して、ウェザーのサウンドが少しライトに仕上がっていますが、メンバーが凄いので、聴き応えのある、フュージョンという感じです。
舞い上がった感じでハミングなどしながら人間ドックに行きバリウムなどを飲んで返ってきましたのでちょっとテンション下がっています。
でもとても天気もいいし、もう一つうきうきする復活が今朝はっきりしました。



我が防衛軍が敵襲団の攻撃に持ちこたえ勝利して、復活したのです。
ということはなく、意地悪なカラスさんは我が家を飽きたみたいでです。
冬の間、家の中に入っていたベンジャミン(子供だ出来たときに買い26年大きな二鉢になっています)も隣に置くことができ防衛体制も出来ました。
それがうきうきの原因です。

7曲目“Mysterious Traveller”のヴィクター・ベイリーのベースのしっかり重い
ラインがカッコイイ、アーロン・ヘッグのソプラノもなかなかです。
このアルバム、さすがにザヴィヌルの重厚で刺激的なアレンジに対抗してもしょうがないので、ミュージシャンとししっかりしたメンバーを使いながら、ライトにウエザーを楽しむという、一部に不満、でもこれぐらいじゃないとうなずける楽しいアルバムです。
ウエザーのメンバーもマイケルも亡くなってしまい復活はありませんが、その思い出とサウンドは何度でも復活しているのは解るし、monakaも健気な花も元気になっています。

曲によりプレーヤーが異なります。アルバムお持ちでない方はメンバーでも楽しんでください。



Cerebrating the Music of Wether Report

1. Birdland
2. Elegant People
3. Badia
4. Young and Fine
5. Cannon Ball
6. Pursuit of the Woman With the Feathered Hat
7. Mysterious Traveller
8. Harlequin
9. Man in the Green Shirt
10. Palladium
11. Cucumber Slumber

Songs and Musicians:
1. Birdland
Chuck Loeb (g)
Jason Miles (key, dr-prog, per-prog)
Mike Pope (b)
Take 6 (vo sample)
2. Elegant People
Michael Brecker (sax)
Dean Brown (g)
Will Lee (b)
Jason Miles (key, prog)
Dennis Chambers (dr)
Mark Quinones (congas)
3. Badia
Mary Fahl (vo)
Jason Miles (key, prog, per-prog)
John Patitucci (b)
Vinnie Colaiuta (dr)
4. Young and Fine
Andy Norell (pans)
Aaron Heick (sax)
Will Lee (b)
Steve Gadd (dr)
Jason Miles (key, prog)
Tom Schuman (solo-syn)
Mark Quinones (bongos)
5. Cannonball
David Sanborn (sax)
Jason Miles (key, prog)
Victor Bailey (b)
Omar Hakim (dr)
Cyro Baptista (per) 6. Pursuit of the Woman with the Feathered Hat
Jason Miles (key, prog, vo)
Dean Brown (g)
Steve Gadd (dr)
Cyro Baptista (per)
Porter Carroll (vo)
7.Mysterious Traveller
Aaron Heick (sax)
Jason Miles (key, prog, dr, per-prog)
Victor Bailey (b)
8. Harlequin
Jay Beckenstein (sax)
Joe Sample (p)
Jason Miles (key, dr, per-prog)
Cyro Baptista (shaker)
9. Man in the Green Shirt
Andy Narell (pans)
Aaron Heick (sax)
Jason Miles (key, prog)
Vinnie Colaiuta (dr)
10. Palladium
Randy Brecker (tp)
Jason Miles (key, prog)
John Patitucci (b)
Omar Hakim (dr)
Take 6 (vo sample)
11. Cucumber Slumber
John Scofield (g)
Marcus Miller (b)
Jason Miles (key, prog)
Dennis Chambers (dr)
Cyro Baptista (per)



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「ルパ~ン」みたい NOISY・SILENCI-GENTLE NOISE / DAVE・PIKE

2008-03-26 22:48:30 | 聞いてますCDいいと思う


デイブ・パイクは2005年の横浜JAZZに参加してとても楽しいJAZZを聴かせてくれました。ピアニスト吉田桂一と丁々発止のやり取りが何ともいい感じでした。
D・パイクの思いでは最近なわけですが、ずっと昔はデイヴ・パイク・セットというグループ名で少し変わったサウンドを作っていました。このころは、G・バートンばかり聴いて、パイクの少し変わったサウンドは別物みたいで、除外していました。
今余裕が出来てあらためて聴いた感じです。
ソフトなJAZZロックみたいな感じで、昔に返ったみたいでおもしろい。
2曲目vibeの出だしの音はルパン3世のテーマの曲に良く似ています。大野雄二氏がルパン3世の音楽を担当しだすのは1977年~ですが、このアルバムは1969年です。ですからパイクがこのサウンドを後の音楽ですが、それから8年経ったサウンドでも新鮮でした。
サウンドがとても似ていて、大野雄二氏がこれを聴いていたのじゃないかと思ってしまいまうほどです。いいものは吸収されているのでないでしょうか。
Pikeはステージでは唸ったり、踊ったりとにぎやかに動く人で変なオジサン的なところがありました。
でもこの音楽を聴いている、ある部分はしゃれていて、嶺藤子の声で「ルパ~ン」ときこえてきそうです。

NOISY SILENCE-GENTLE NOISE / THE DAVE PIKE SET

Dave Pike vibes,tamborin
Volker Kriegel guitar,sitar
Hans Rettenbacher bass
Peter Baumeister drums

1 I'm On My
2 Regards From Freddie Horowitz
3 Somewhat,Somewhere,Somehow
4 Noisy Silence-Gentle Noise
5 Mother People
6 Mather
7 Vian-De
8 Teaming
9 Walkin' Down The Highway In A Red Raw Egg
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またまた勘違いしました。 WONDERING / PETER ROSENDAL

2008-03-24 21:09:40 | 聞いてますCDおすすめ
お休みの日に映画を見に行く事があります。奥さんと2人ともある年齢に達しているので、2人で2,000円でみることが出来ます。チケットを買うと必ず座れるので少し時間がとること出来ます。開場までの20分の間に、はす向かいの山野楽器で2枚アリバムを拾いました。その内の1枚がこれです。



ピター・ローゼンダルのアルバムでベースはM・ヴィンディング、、良いじゃないですか。
上映までの待ち時間、ジャケットをながめて、アレと思いました。録音が2004年、ふるい作品でした。このジャケットは持っていないし、でも変な感じです。
ピーター・ローゼンダルのアルバムはサードアルバムを買ったときに勘違いをしていました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060701
家に帰って見てみると今回買ったアルバムがあるじゃないですか。
ジャケットを変えての再発なのでしょう。たしかにあまり良いデザインではありませんが、copeレコードそりゃないでしょう。



ピーター・ローゼンダルでまた勘違です。見た映画と同じ用に再演です。
残念ですが、もったいないので2枚聴き比べました。当たり前なことですが、まるで同じでした。残念。
久しぶりですで演奏は良いので、心は和みました。

ちなみにPETER ROSENDALの新しいアルバム「TIDE」を待っているところです。

WONDERING / PETER ROSENDAL

Peter Rosenda (p)
Morten Lund (ds)
Mads Vinding (b)

1 Altanen
2 Natsvaermeren
3 Ballade
4 Sweets For Georgia
5 Wondering
6 Moon River
7 Hu Hej Vilde Dyr
8 Fine Fornemmelser/Ellingen
9 It Could Happen To You
10 Godnatsang
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8マン 走る  BEDROCK / URI CAINE

2008-03-23 20:33:11 | 聞いてますCDいいと思う
土曜と日曜日を会議するということてで年に一度出かけてまいりました。順調に議題も済んで返ってまいりましたが、だいぶつかれています。名古屋に2日いました。
疲れを取ってくれるのはやはり音楽です。キースのアルバムを聴きながら、安らいでいるところです。名古屋にいく日からわずか一日なのに私の家の近く大好きな桜が咲いていました。とても色の綺麗な清楚な桜です。つかれて返ってきたのですが、うれしくて写真を撮りました。もっと時間をかけてとればいいのでしょうがこちらでです。私の春を決めてくれる木です。










昔8マンという人気マンガがありました。1963年の事です。桑田二郎が書いたスーパーロボット刑事で、ピストルの弾よりも速く走り、変奏と言うよりか外観を完全に変える事が出きる優れものです。





電子頭脳のオーバーヒートを抑えるために、たタバコの形をした抑制剤を定期的にとらなければいけないというのが弱点でした。
そのもう一つ昔、1960年には別の刑事がいました。“多羅尾伴内”「七つの顔の男だぜ」です。片岡千恵蔵が演じた刑事はいくら変装しても全て同じ人でした。





このアルバムを聴きながら思っているのは“8マン”です。決して“多羅尾伴内”ではありません。
Uri Caineはアコーステックピアノのトリオをメイン聴いてきて、とても良いと思っています。最近エレピを弾いているのアルバムを聴いて驚きました。
そしてそのラインがしっかりと、強力に出ているのがこのアルバムです。アコとまるで違う顔、“8マン”です。
ヒップホップやファンク、ドラムンベースやギミックなサウンドを入れた一筋縄ではいかないアルバムです。
初期のエレクトリックマイルスのサウンドみたいにはじまる演奏は連なって続きます。
3曲目ドラムンベースの後に続くエレピの疾走感、4曲目につながるとエレピの音を把握したダイナミックな展開です。
下手なエレピですと装飾音にしか聞こえませんが、音に曲がぴったりです。
5曲目エレピから途中急にアコーステックに変わるところが凄い、アコの存在感、音の美しさ、まるで別の人みたい。
リズムの2人はドラムスはタイトできっちりと叩いてサウンドにぴったりです。
7曲目から後半ボッサのリズムになるのに、クラにいるようなザワザワ感のサウンドが重なっていたり、8曲目かなりノイジィーにしたり挑戦的です。
11曲目などはDJやvocalが入り乱れて、グシャグシャとどこかに走り去ってしまいました。「8マンだ!」




BEDROCK / URI CAINE

Uri Caine piano,Fender Rhodes,electric piano
Tim Lefebvre bass
Zach Danziger drums,additional sounds

1 Our Hour
2 Nymphomania
3 Fang
4 Skins
5 Homphrey Pass My Way
6 Flagrant Fragrant
7 Toe Jam
8 Red Eye
9 Lobby Daze
10 J.Edger Hoover in a Dress
11 Root Canal
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長い午後の日射し / songs From Spain & Argentina

2008-03-21 21:34:38 | 聞いてますCDいいと思う




blogを見ていたらECMから「songs From Spain & Argentina」というアルバムがでています。JAZZと出会うとわくわくする2大音楽、スパニシュとタンゴの国、これは聴かないわけにいきません。
ショップの棚を探すのですがありません。店員さんに聴いてみると一つ上のクラシックのフロアーにありました。
ヴィオラとピアノのDUOで2人ともクラシックの人でした。
作曲者も演奏者もまるで知りませんし、解説読んでもたぶん解らない。聴くだけですので、お安い輸入盤にしました。
内容はスペインとアルゼンチンの作曲家の曲を2人演奏しているものです。なぜスペインとアルゼンチンなのかもわかりません。同じスペイン語を話す国、支配と独立の中で悲しみとドラマを味わった国、共に哀愁深いものがそこに残るためにそうなったのでしょうか。
奏者と曲についてはまるでわからないので聴いてみての感想をイメージで表現します。

  長い 午後の 日射し
  影が 見えない石段に
  蓄積された悲嘆の陰影
  おかすものの時を超え
  それよりもながい背反
  祖父の残した焦げた斧
  短い夜の燭台のゆらぎ
  夜半の激しい雨の覚え
  之からも出せない恋文

明日の朝からは土日なのに仕事です。日曜の夜に帰ることになるので、明日からはここはお休みです。疲れ果てるような内容なので再生が大変です。






Songs From Spain & Argentina / Kashkashian & R.levin

Kim Kashkashian viola
Robert Levin piano

1 De Falla: Asturiana
2 Granados: El Mirar de la Maja
3 El Majo Olvidado
4 La Maja Dolorosa
5 El Majo Discreto
6 Guastivino: La rosa y el sauce
7 Ginastera:Triste
8 Montsalvatge: Canción de cuna para dormir a un negrito
9 Chévere
10 Cuba dentor de un piano
11Punto de habanera Falla: Siete canciones populares españolas
12 El paño moruno
13 Seguidilla murciana
14 Asturiana
15 Jota
16 Nana
17 Canción
18 Polo
19 Ginastera: Triste
20 Guastivino: Se equivocó la paloma
21 Abismo de sed
22 Pampamapa
23 Bonita rama de sauce
24 La rosa y el sauce
25 Buchardo: Prendiditos la mano
26 Oye mi llanto
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