JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

1年間の感謝を込めてDedicate Dedications / Alan Pasqua

2008-12-30 23:32:36 | 聞いてますCDおすすめ


blogをやっていると、前に書いた記事がずっと残っているので見てみると、年の最後のアルバムは結構思いを込めているのが判ります。2006年の暮れがアラン・パスクアの「Live inn Rocco」で去年がラース・ヤンセン「Hope」でした。
今年はさて、困りました。この2人が続いたとなると、それなりの人、J・カルデラツォが最近新しいアルバムに出会わないから、呼び水として古いのをとも思いましたが、内容がとても良いパスクァに戻ることにしました。

アラン・パスクァのことを好きな人を沢山しっています。
エレクトリックな味わいが好きな方もいると思いますが、私は彼のアコーステックなピアノが大好きです。
特にその自分の曲と、その演奏のタッチは天下一品だと思っています。
エレピもきっと良いと思いますが、最新作あえて買っていません。
そんな中で中古屋さんで、古いものに出会いました、デビュー作「ミラグロ」に続く2作目で1995年作、D・ホランドとP・モチアンのトリオにゲーリー・バーツ、マイケル・ブレッカー、ランディー・ブレッカーが客演しています。

いつも聴くアルバムよりやはりだいぶも若々しく感じてしまいます。
さてこのアルバム通していえるのは、Dave Hollandのベースがすごく効いていること、ホランドは特に好みということはありませんが、このアルバム最初から終わりまで、とにかく芯が通ったベースでとても良い。
1曲目、ランディーがこんなにフレーズを持っていたかと思います。失礼のようですが、こんなに流れのいいブレッカーあまり知りません。
2曲目はもちろんマイケルがいいです、ちょっと懐かしい。
6曲目はRoccoでも再演される、生まれたてのちょっと硬質な“Taiowa”です。
9曲目“Grace”はとても残響音が美しいゆったりした曲、年の最後に聴くと、知り合った多くの人たちの応援と存在がじんわりとバックに感じるようです。

今年もいろいろお付き合いいただき、まあ応援いただき、ありがとうございました。
来年続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
1月のハクエイのあるライブを予約しました。応援するそちらも、どうぞよろしくお願いします。

追伸
パスクァのアルバム「スタンダーズ」が今年のグラミー賞ベスト・ジャズ・アルバムの候補に入ったことは彼のファンとしてはうれしい限りです。

追伸
フレディー・ハバートの訃報については残念です、ご冥福を祈ります。

Alan Pasqua "Dedications"
(Postcards POST 1012)

Alan Pasqua (piano)
Dave Holland (bass)
Paul Motian (drums)
Randy Brecker (trumpet) #1, 4, 5, 8
Michael Brecker (soprano sax, tenor sax) #2, 4
Gary Bartz (alto sax) #1, 5, 8

Recorded at Sound On Sound, NYC; September 12-13, 1995

01. Homage
02. San Michele
03. Mr. Softee
04. The Emergence
05. Ellingtonia
06. Taiowa
07. Dedicated To You
08. Sah' La Ko'
09. Grace
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たくさん会った Moncef's Mood / Moncef Genoud

2008-12-29 23:52:23 | 聞いてますCDいいと思う


いいなと思うJAZZピアニストを知って、その人のアルバムを中古で拾っている1年のような気がします。
そして、古くても、一枚一枚がとても重さがあり、それが積重なりました。
これは出会ってビックリのモンセフ・ジュヌのアルバムです。
昨年、ジュヌの演奏を知って、手に入るものを拾っていましたが、これでほぼ筋がみえたでしょか。
目に障害のあるピアニストですが、これほどまでに表現に独自の強さを持った人がいるのでしょか。
独特のフレェージングで、このプレーヤーは特別ではないかと思わせる演奏がいつもあります。
モンセフに関しては、出会うと拾う関係ですので、時間経緯があいまいですが、アメリカンの凄いトリオでの演奏がありながら5曲目、“Foncef”ではフォルマーの横弾きベースが凄い展開です。
まったく上手い展開から本筋に入って行くメロディは驚くし、その後の早弾きも又凄い。
モンセフがアメリカン・リズムと演ったアルバムは素晴らしいと思いましたが、このようにいつものメンバーで演奏するのも、安定してすばらしい。
どのような形態でも欲しくなるのがモンセフ・ジュヌです。

Moncef's Mood / Moncef Genoud

 Moncef Genoud (piano)
 Frederic Follmer (bass)
 Thierry Hochstatter(ds)

Recorded and mixed in Geneva,
April 8thand 9th 2004

1 Moncef's Mood
2 This Is For Fred
3 Louloutte
4 It's You
5 Foncef
6 Acqua
7 Lovely Vij




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モラヴァ川の岸辺 MORAVA / GEORGE MRAZ

2008-12-28 21:34:25 | 聞いてますCDいいと思う


N・H・O・Pがその技量を認めた、George・Mrazは今一番安心して効くことのできるベーシストだと思います。
色々なアルバムに参加していますが、リーダー作はあまり出ていない気がします。
中古屋さんで見ていたら、このアルバムに出会いました。
知らない人でvoccalとあるので、ちょっと躊躇しましたが、ジャケもECM風で、ムラーツなので拾ってみました。
ドラムスがBilly Hartでこれは問題なし、ピアノはチェコのEmil Viklickyという人で、と思ったら、この人のアルバム記事にしていました。
ピアノは大変よいとおもったのに、ベースが合わずさよならしてしまったアルバムのピアノでした。
そしてvocalもムラーツと同じチェコのひとで、JAZZというより、チェコのフォークみたいなものをアレンジしたもののようです。
スザナ・ラブチーコヴァという女性が弾くツインバルという楽器の音色から始まる1曲目、驚いたのはピアノのEmil Viklickyがとても美しい透明感のある音で、これならば人気あるはずです。印象かわりました。
曲はフォーク調の歌の部分と、トリオで演奏する東欧の雰囲気もでたピアノジャズを交互に聴く感じです。
アレッと思うジャッジーな始まりの曲もありますが、ベルギーの言葉か、そちらの方のものなので単語一つわからず、ちょっと12曲は辛くなります。
途中のムラーツのベースソロはアルコあり、ウォーキングありで、充分存在を堪能できますし、Viklickyとの駆け引きは上等な澄んだお酒を思わせます。
2007年にはIva Bittovaという女性とViklickyと同じようなアルバムを出しているので、この方向ムラーツの好みみたいで,このジャケットのような東欧の雰囲気がもっと判っていたら、たとえば東欧を流れるモラヴァ川の岸辺の風景を眺めながら聴くと良さも増すように思います。

JAZZ Vocalと違うので、ちょっと飽きがくるかもしれませんが,ムラーツのウッドを効くには良いと思う一枚です。

MORAVA / GEORGE MRAZ

George Mraz : double-bass
Zuzana Lapcikova : vocal and cymbalom
Emil Viklicky : piano
Billy Heart : drums

01.Aspen Leaf
02.Oh, Mountain
03.Gray Pigeon
04.Up in a Fir Tree
05.Myjava
06.She Walks in a Meadow
07.Little Black Swallow
08.Desire
09.Wine, Oh Wine
10.Gray Falcon
11.The Sun Goes Down
12.Jurenko, Jurenko

Recorded June 9-11, 2000
at The Studio, New York City.
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ソプラノの粧い Un Dio Clandestino / Roberto Ottaviano

2008-12-27 22:06:37 | 聞いてますCDおすすめ


エディット・ピアフの曲を歌ったアルバムのバックに、イタリアのサックス奏者たちが入っていて良かった。調べたらソプラノのロベルト・オッタリアーという人の新譜が出ていたので拾ってきました。
ソプラノサックスが中心でそこにアコーステック・ギターとベースにドラムスの組み合わせです。
1曲目、ボッサのリズムにソプラノのラインが静かに入ってくるとベースの低音が心地よい、個性が伝わるエグベルト・ジスモンチの曲、押さえているのにソプラノサックスの実力が伝わります。
2曲目に入ってビックリ、久しぶりに会った大好きな曲でした。「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」に「フラメンコ・ジャズ」で作曲者を少し悩んだ曲です。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060622

ここでは明解にスペインのトラデョナルとありました。
スパニシュな哀愁あるメロディを、テンポもリベレーションに似ながらはじめ、ストーレートなソプラノメロディが段々と高揚していく演奏は、3つ目の素晴らしい“EL Vito”を手に入れました。(もっとグシャグシャしてもよかった。)
3曲目、フォーク調のベースのメロディが“マイ・バック・ページ”みたいで好き、ソプラノは「オレゴン」のポール・マッキャンドレスを力強くした感じで、こちらの方が好みです。
ソプラノの音がとても力強い、そしてフレーズも多様、自信に満ちたプレーです。
5曲目はフォーク調のスウェーデン、7曲目はスパニシュなマケドニアのトラッド6曲目はブラジルのH・Pascoalの曲です。
8曲目、美しいアコギターのメロディから始まる、ボッサに哀愁あるソプラノのラインが引かれる演奏でアコギターのソロも秀逸です。
9曲目はペルシャ風と思ったらマケドニアのトラッドで、土着風のベースソロからソプラノの中近東風のテーマ、それがどんどんとグシャグシャにしていってくれて、これが気持ち良い。
10曲目は可憐なイングランドのトラッド風かと思えばスペインの子守唄でした。
ギターもベースもドラムスも控えめですが要所で美しく、ワールド・ミュージック
系がずっと横を流れているので、オレゴンがやはり近いサウンドには感じます。
ところがソプラノサックスの技量と線ははっきりと濃く、オレゴンよりかリズム陣は抑え目なので、トータルサウンドを目指すオレゴンと違ってジャズの線の化粧をしっかりしたような、ソプラノの魅力が強いアルバムです。
ジャケの写真で見ると残念ながら、high five見たいなヴィジュアルとは言い難い(あえて写真は載せません)けど、ブルーノートにきたら絶対応援するけどな。


Un Dio Clandestino / Roberto Ottaviano

Roberto Ottaviano(ss)
Nando Di Modugno(ag,classical g)
Giorgio Vendola(double b)
Pippo 'Ark' D'ambrosio(ds,per)

Recorded December 2007-Janury 2008 at International Sound Studios,Conversano(BA),Italy


1.Cafe
2.El Vitocante
3.Song For Everyone
4.Ethnic Covenant
5.Nu Hoppar Haren Kroka
6.Bebe
7.Pajduska
8.Beja Flor
9.Munte Munte
10.El Noy De La Mare


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今年記事にしたベスト10

2008-12-26 21:10:54 | その他
その年聴いたもので私にとってベスト10を選ぶことをblogを書くようになってはじめました。
記事を書いているので、それを見直す事で選びます。
去年も、一昨年も見てみたら、暮れの26日にUPしているので、今年もこの日を選びました。
記事にした日ち題を書いておきますので、お暇ならばお越しください。
これは一番グループとこれも決まりだなグループの二つを決めると、残りの数がわずかになって、そこを選ぶのはちょっと大変ですが微妙に無理やりえらびます。


最初の3つがこれです。



 
Myrlam Alter “Where is There” 「山路を登りながらこう考えた」  2/2
Hakuei kim “Shadow of Time” 「ありがとう、宝物にします」   1/29
Joe Zawinul “Last Summer”    「去年の夏 かなしみの」  8/3

そして次が4枚です。



 Givanni Mirrbassi “Out of Track”  「トリオの本領」 12/16
Brad Mehldau “Live in Village”「休みを満たす」    6/8
High Five “Five For Fun”  「暑くてもいい」 8/10
Cristian Jacob “Live in Japan”  「届いたプレゼントのような」 5/4

そして残り3つの枠に選びました。



Oliver Antunes “Alice in Wonderland” 「水の中の絵の具が」   10/6
Chat noir “decourage” 「頑張れ若者」             1/6 
Ulf Wakenius “Love Real”   「新緑に溶けて」         5/20  

残念だったのはAldo Romanoさん、Trio Olamarさん、s.m.vさん、Jhon Taylorさん、Tom Scottさんたちでした。

 
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イブは教会で PLAYS LENNON-McCARTNEY / LOUIS VAN DYKE

2008-12-24 21:50:55 | 聞いてますCDいいと思う


クリスマス・イブを敬虔な気持ちで過ごしたことがありません。
幼稚園がクリスチャンだったので、この時期劇をやらされて、私にまわされた役は、イエスの誕生にお祝いを持っていく羊飼のおじいさんで、昔から年寄りみたいだったトラウマが出来てしまいました。
こうやって日記みたいに書いているので昔を振返ることができますが、昨年はオクサンと六本木に行ったのでした。その前は自宅でミラーボールの夢を見ました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061224

今年は自宅で過ごします。

ミラーボールではなく、少しクリスマスらしい気持ちにと教会の音を選びました。(実際教会に行ったわけではありません。クリスチャンの方申し訳ありません。)
企画物でしょうがテクニシャンのLouis Van Dykeが教会のパイプ・オルガンを弾いたアルバムを聴きました。
横浜JAZZで会ったDykeはショパンの曲を軽々とJAZZにするテクニシャンでしたが、ここでも見事にビートルズの曲をクラシカルに、POPに演奏しています。(JAZZではありません。)
1曲目知ったメロディがやさしく、ゆっくりとこの日を祝うように傍らに歩み寄ります。フーガの技法とビートルズが私の中でいっしょだったことを思い出します。
昔JまだJAZZにはまらない頃バッハのオルガン曲が好きでした。そんなことを思い出させる2曲目です。
3曲目。アレンジは基本は教会音楽ですからとても今夜のような日にはあっていて、変な派手を排して、クラシックの好きな人も納得するのでないでしょうか。
次の“ELENOR RIGBBY”も素晴らしいアレンジです、オランダの修道院のオルガンとはわかるのですが、誰がアレンジしたかはわかりません。DYKEでしょうか。
5曲目は、大好きな曲“LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS”この始まりは本歌と同じだったような感じで、私このイブに大空に飛んでいるような気分になりました。
知ったビートルズと教会とオルガンが頭の中をぐるぐるまわって、これはワインのせいでした。
7曲目、出だしの和音のつながり、これほど優しい気持ちに導いてくれる流れがあるのかと驚いてしまう曲、ビートルズとダイクに感謝の気持ちがおきます。
最後の“NOWHERE MAN”は全くそれと解らない、完全な重厚な教会音楽です。
とてもクリスマス・イブの夜にあたたかい、ゆったりした気持ちになるアルバムです。

Louis Van Dyke Plays Lennon-McCartney / Louis Van Dyke

1 GOLDEN SKUMBERS AND CARRY THAT WEIGHT
2 SHE'S LEAVING HOME
3 FOR NO ONE
4 ELENOR RIGBBY
5 LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS
6 HEY JUDE
7 GOODNIGHT
8 BLACKBIRD
9 NOWHERE MAN
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もう終わると思うけど monakaのお掃除日記  BETWEEN US B・V・D・brink

2008-12-23 22:49:40 | 聞いてますCDいいと思う




12月の暮れにある天皇誕生日はとてもうれしい一日で、年末に向けて有意義な一日です。
筋肉は以前痛いけど、色々なところ掃除があらかた済んできて何処をしようかと考えす変わり目みたいな日です。
台所の換気扇が残っているしレンジ周りも残って言います。
換気扇にうんざりしているとリビングの棚を拭いてということで、それから始めました。
ここには、昔の写真とか、亡くなった親たちの写真、旅したところで買った思い出の品とか、好きな本まで納まっていてはじめるとつい時間がかかるのです。
今回はこれ好きですの紹介です。
棚を1つ1つ拭いていくと、このようなものをどけていくわけですが、これ好きです。


四つのカップを納めて、旅行のときに、ウィスキーをショットで飲むのでしょうかカッコいいけど使っていません。



さて必要な買い物にいって、正月のおせちに挑戦することにしました。
オクサンがかまぼこをつくってというのです。
スズキの刺身を買ってきて、なんか午後をずっと叩いて、それからすり鉢を使って形にしました。



出来上がったのはこちらです。美味しそうでしょう。




残念ながら、つなぎの山芋が多かったみたいで柔らかく、芋の味が強くなり失敗でした。写真では美味しそうですがね。
二つ作ったのに(3時間もかけて)明日には、おでんみたいに煮られる運命のようです。(残念。)

さて、一通りが済んで、換気扇など済むとずいぶん楽な気持ちになります。
後残っているのはといわれると、思い出すことはあるのですが、黙っています。
週末は仕事で、ということはもう終わりにしたい気分です。
かまぼこの残念気分の食後ですが、カワハギでもう一度挑戦してみようかと密かに考えます。

今日は元気の元の音楽はなかなか鳴らせませんでした。
そして今、随分前のアルバムですが、聴いています。
2曲目の“Naima”出だしのアレンジ面白いですんね。
応援するピアニストに先日、この曲を弾いて欲しいと、いろいろな人の演奏をコンピにして渡したのですが、これコピーわすれてました。
とてもライブとは思えない素晴らしい録音です。
このアルバムblog仲間のcrissさんから、ベース含みでご紹介いただいたもので、聴きたくて購入しました。
ドラムスとベースがとても品格を持ち、とてもヨーロッパのトリオという情緒を持って凄い演奏だとおもいます。
4曲目“Landscapes”の出だし、ハーモニーと単音の美しさ、充分な満足感がみちてきます。そこでcrissさんお薦めのベースソロ、とても広がりのある重量感で満たされます。
5曲目のオリジナルもいかにも直球JAZZピアニストの曲のようで好感持てます。
そしてこの曲“I Fall In Love Too Easy”キースだったり多くの人が取り上げる曲、ちょっと地味な仕上がりですがこの人の個性なのでしょう。
7曲目もとても良いピアノです。ただし凄い個性の主張というのが薄くとても良いのに記事には(記事にはですよ)しずらくて悩みました。
これだとはっきりときった表現が出来ませんが良いアルバムでした。

BETWEEN US live at the bimhuis

BERT VAN DEN BRINK(p)
HEIN VAN DE GEYN(b)
HANS VAN OOSTERHOUT(ds)


1 Between Us
2 Naima
3 Valse Cliche
4 Landscapes
5 Sound Check
6 I Fall In Love Too Easy
7 For Horace




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なんでだ a bossa brasileira / OS CARIOCAS

2008-12-22 23:43:58 | 聞いてますCDいいと思う


bossaのアルバムはほとんど買わないし、ミュージシャンもまるで知りません。
ボサノバでクリスマスソングを演っているのが良かったので、普段は見ないそちらの棚をのぞいて見ました。無事に(影響でていたか。)ボーナスもでたにで、少し無駄遣い感覚で1枚仕入れました。
ジャケからみるとピアノにウッドベース、ギター、スティックを持った4人が写っているので、JAZZに近いかと思いました。
ところが流してみると、これが男性ボーカルグループのボサノバ・コーラスものでした。聴きやすい、まさしくボサノバ・コーラスですが、悪くない。
甘い感じで、まあ、バックに流れていても気にならない、ところが、何だこれはが1曲目にありました。
“Moshi Moshi”という曲で、モシモシ何とか、かんとかで始まります。
どうやら恋人を歌った曲のようですが、この始まりは特に驚きません。
愕然としたのは2番ので出し、「Kuzukiri」と始まります。
何だこれは、ブラジルでクズキリって何なんだ。
kuzukiri
Eu vou comer por ai
Ate voce descobrir
Toda minha paixao
とこんな感じです。(伝わらないか。)
これはブラジルと日本の関係をハッキリさせるためにも解明しなければいけません。
ネット検索って素晴らしい、

作曲者のマルコス・ヴァーリさんがが鎌倉に行った時、「くずきり」を気に入り、この単語も覚えたそうです。

やれやれ、先駆者の方、ありがとうございました。



a bossa brasileira / OS CARIOCAS

1 Moshi, Moshi
2 Brisa do Mar
3 Diz Que Fui Por A?
4 Copacabana de Sempre
5 Choro da Bossa
6 O Descobridor Dos Sete Mares
7 Cordas de A?o
8 Brasil Precisa Balan?as
9 Haja F?lego
10 Pressentimento
11 Eu te Amo Pode Ir
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筋肉痛~い monakaのお掃除日記 Live / The Rosenberg Trio

2008-12-21 21:24:10 | 聞いてますCDいいと思う


今日はとても暖かく水を使っても寒くありません。
昨日はごちゃごちゃになっている本棚を眺めてはため息をついていました。
いくら片付けようとしても、全体量が溢れているのですから片付くはずがない。決心していくらか処分することにしました。小説のハードカバーは最近あまりかわないのですが、村上龍の「半島を出よ」などや文庫本を紙手提げ1つ分少なくなりました。
今図書館から借りている本に「本棚」という作家の本棚を写真にしたものがありますが、どれもきれいです。本当なのか疑問です。(きれいにした後だと思う。)私もこのようにしたい。(とてもきれいと思えるようになったら写真とってもいいな。)
昨日、風呂場の掃除用の洗剤が途中でなくなったので、半分でやめました。
午前中は洗剤と照明器具と花と牛乳を買いに、息子が置いていった文庫本ダンボール1箱も持ってでかけました。
まずは照明器具を買って、次はBOOK OFFに、査定の間にJAZZ CDの棚をあさってみたらこの一枚を見つけました。Rosenberg Trioは一定期間ごとに欲しくなるグループで、今日の元気が出そうなので950円で買いました。
本のほうは2,700円で売れたので、財布の中には1,750円残りました。
そのお金で洗剤とボデーシャンプーと花と牛乳を買いました。
さていくら残ったのでしょう。(憶えていません。)
まずは玄関先に花を植えて、寝室の照明を換えて、残しっていた風呂場のタイルを洗っていきます。



昨日から始めているので、半分ですむのですが、風呂場では音楽なしで、一生懸命タイルの目地の黒いところをブラシでこすっていました。
昨日からの続きで、ということは筋肉の痛さが昨日の分もあり、筋肉痛~い。
あごが出てこれでおわりと決めてガンバを応援そして今このアルバムをききはじめています。
Rosenbergは聴いていて体が揺れだす哀愁あるメロディが大好きです。
1992年The North Sea Jazz FestivalでのLiveです。
2曲目ステファン・グラッペリの“Minor Swing”で哀愁ある雰囲気を出すと3曲トラッドの“Yeux Noirs”で高速ジプシギター、もうlive会場にいるような雰囲気になります。(疲れが飛んでいく。)
6曲目“Bossa Dorado”この哀愁メロディとリズム、そして高速プレー、肩と腕の筋肉が揉み解されていくのです。
高速のリズムが筋肉をもみ、哀愁あるメロディがゆっくりと緊張をほぐしていきます。
このライブ面白いと思ったのは2曲がチック・コリアの曲まず12曲目“Armando's Rumba”はまるでジプシーの曲です。
Rosenberg Trioのアルバムはヴァーヴにデビューしたアルバムが一番好きですが、それについで良い感じです。
14曲目Dizzy Gillespieの“Swing de Paris”の小唄で疲れが完全にぬけました。
15曲目の“枯葉”もとても洒落ていて暮れのパリを歩いている雰囲気です。(私行ったことないか。)
そして16曲目アランフェスのイントロからコリアの「Spain」これが素晴らしい、アル・デメオラもいるだろうけれで、彼はちょっと荒い。この高速ソロ凄い、参りました。「スペイン」のベストのいくつかです。
そして“Sweet Georgia Brown”のラストになだれ込んで、これは元気が戻ってきました。
もう一度、風呂掃除ができるぜ。



LIVE AT THE NORTH SEA JAZZ FESTIVAL / THE ROSENBERG TRIO

Stochelo Rosenberg sologuitar
Nous'che Rosenberg Rhymguitar
Nonnie Rosenberg acoustiv bass

1 For Sephora
2 Minor Swing
3 Yeux Noirs
4 Chega de Saudade
5 Bebop
6 Bossa Dorado
7 Pent-Up House
8 Avalon
9 Nuages
10 Honeysuckle Rose
11 Gitana
12 Armando's Rumba
13 Blue Bossa
14 Swing de Paris
15 Feuilles Mortes
16 Spain
17 Sweet Georgia Brown

1992 6 12
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若い時の写真 BLUESOLOGY / DADO MORONI

2008-12-20 20:58:30 | 聞いてますCDおすすめ


ダド・モロニは最近トム・ハレルと共演しているものは押さえが効いていてすきなのですが、多くのアルバムは華美で饒舌なようでいまいち合いません。
このアルバムは1曲目、オーソドックスなバップの演奏で好感がもてます。それに作曲もモロニ、バップの有名作みたい、なんと19歳の時の演奏です。
これを聴けば神童、注目される事はあたりまえで、その後があるのでしょうか。
ペデルセンとアンブロゼッティの名前で拾いましたがピアノが凄い、ペデルセンがK・ドリューと日本企画を始める前の、ヨーロッパで多くの若手と演奏して支援していた1981年の録音です。
2曲目はしっとり落ち着いたバラード“A CHILD IS BORN”ペデルセンのベースの音がなつかしい。
3曲目でアンブロゼッティが入って“ALL BLUES”、マイルスのロングトーンを意識しながらメロディアスに吹きます。アンブロゼッティはこれと最後の“酒バラ”の参加、これも良い加減です。
5曲目はモロニのピアノソロ、エリントンの“PRELUDE TO A KISS”エリントンからモンクのピアノの流れを研究しているようなとても若者らしい演奏です。
6曲目はペットが入って“THE DAYS OF WINE AND ROSES ”モロニは珍しくエレピを弾いてこの音がいい、ベースソロとか華やいで最後の曲にふさわしい演奏です。
ピアノスタイルが確立されているわけでなく、才能がキラキラ見える、今とはずいぶん違う演奏です。
とても若い時の写真を人に見せると、これがあなたなのと驚かれた事ありませんか。
昔々ロングヘアーだったころの姿を思い出すだけでおぞましくなりますが、このジャケの写真も合わせて、これほど見事な才能が写っている写真であれば、恥ずかしくないだろうな。

BLUESOLOGY / DADO MORONI

DADO MORONI(p)
NIELS-HENING ORSTED PEDERSEN(b)
TULLIO DE PISCOPO(ds)
FRANCO AMBROSETTI(flh on 3,6)

1981.10 Italy

1 CHARLIE'S MOMENT
2 A CHILD IS BORN
3 ALL BLUES
4 BLUESOLOGY
5 PRELUDE TO A KISS
6 THE DAYS OF WINE AND ROSES
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