JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

パリで買ったCD 3 Duo BOUSSAGUET - MIRABASSI

2024-07-22 15:05:18 | 聞いてますCDいいと思う


2024年の新しいアルバムミラバッシはおなじみだけれど、ベースのピエール・ブサゲは知らなかった。
ピエール・ブサゲ、1962年フランス・タルヌ県アルビ生まれ。9歳でアコーデイオンを学び肇、13歳で自分のグループを作った。レイ・ブラウンのコンサートを聴いて衝撃を受けてじゃっず・ベーシストに転向したベテラン。
実は、かえって調べたら、どうやら覚えのあるアルバムが一枚いつ買ったけど現在手元にはなし。
フランスではピアノとベースのデュオの好きパターンなので買った。かえって調べたら日本でも手に入るみたい。ミラバッジの人気なら売れるだろう。

どちらも巧者なので、実に軽やかなデュオが続く。軽やかなところは軽やかに、美しいところは美しく。レイ・ブラウン系のベースをもう少し音を重くして、メロディアスなパターンにしてくれたら嬉しいのだけど、これはしょうがない。
とても気持ちよく聞くことのできるデュオだと思う。ミラバッジがプサゲを立てているような感じがするのも悪くない。
6曲目”My funny Valentine”をミラバッシがエレピで演るのがとても良い。エレピの音色のメロディーに触発されて、プサゲがメロディアスなベースを聞かせて、エレピ1曲だけだけど光っていて素晴らしい。
内容を知っていたら日本では買わないような気もするけれど、パリ、シャンゼリゼで出会って日本に来たアルバムだからそこがプラス。

Duo BOUSSAGUET - MIRABASSI

Pierre Boussaguet (b)
Giovanni Mirabassi (p)
2024年作品

1 Portrait de famille
2 Red for Fred
3 Villa Bys
4 Sur les quais du vieux Paris
5 My secret love
6 My funny Valentine
7 Specchio con Giovanni
8 Madisiana
9 Without a song
10 La vie en rose
2024年作品
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パリで買ったCD 2 moog project / THIERRY MAILLAD

2024-07-06 09:00:14 | 聞いてますCDいいと思う


このアルバムは日本にいるときに既に知っていたのだけれど買っていなかった。 MAILLADがmoogというのはどうかと思って買っていなかったけれど、パリの棚で出会ったのだから買うことにした。 MAILLADのアルバムはこれ一枚しか見つからず。(知らないアルバムを期待していたのに)
ところで声を買ったフナックというのは大型電気チェーン店、でもCDはあまりなく棚1ケぐらいで20分もあれば観る音が出来る。
わざわざ知っているアルバムをかったけれど、 MAILLADがmoogは不思議な感じもするけれど、そこは才人、難なくそのサウンドを作り上げている。聞き出すとドラムスは打ち込みではなくYoann Schmidt という人が叩いていてそれ以外にAmaury Fayeがキーボードであとはmoogで作っているのだろう。MAILLADの幅広い音楽視野でmoogでの表現も演りたかったのだろう。さうんどから嬉々とした感じが伝わってくる。



sy心を観てもわかるととおり多くのmoogを使っているのがわかる。



それにしても5曲目、何でmoogになると、ロケットの発射場面が出てくるのだろう。
今回のこれで THIERRY MAILLADほぼすべてかな。いずれにしてもパリで THIERRY MAILLADを買ってきた。

moog project / THIERRY MAILLAD

Thierry Maillard : keyboards and xurlitzer
Yoann Schmidt : drums anf PAD Roland SPD
Amaury Faye : piano, Fender Rhodes et keyboards

1.It's Raining Again
2.Breakfast in America
3.Cannonball
4.Kristelle
5.Towards The Moon
6.Free As An Eagle
7.Dreamer
8.The Logical Song
9.All The Things You Are
10.Private Joke
11.Goodbye Stranger
12.Le Bagne
13.Do Not Disturb
14.Take The Long Way Home
15.Moog To The Moon (edit radio)
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ただいまです IVRESSE / Jean-Philippe Viret

2024-06-22 13:48:17 | 聞いてますCDいいと思う


パリから昨日無事戻ってきた。もちろん問題が発生しなかったわけではないけれど、大きな失敗もなくほっとしている。
写真をパソコンに移したら1,000枚以上あったから(そのうち半分近くはダメだろうけど)そちらはえにっきとしてだんだんと旅の記録にしていきたい。
旅の途中でショップに行く時間もとれたので、まずはパリで仕入れたアルバムから紹介。
買ったのは全部で4枚、ちょっと危ない(持っているかもしれない)のが1枚、日本でも手に入るけれど持ってないからと買ったのが1枚、知ってる人だけどこの組み合わせ好きで買った1枚、そしてまるで知らない人のアルバム、カンでエイヤが1枚の4枚。まずは危ないかなと思いながら買ったものから。

Jean-Philippe Viretのアルバムがあって、知らないジャケだけど、ジャケだけ変わっているというのがよくある。2019年アルバムだけど、マッ良いかで購入、日本に帰ってみてみたら持っていなかったので大正解。
Jean-Philippe Viretはステファン・グラッペリが来日した時にバックで来ていたベーシストで、まえには六人のベーシスト集団「オルケストラ・ド・コントラバス」の一人。



日本では澤野さんのところからピアノのEdouard Ferletとのトリオ・アルバムがででいて買っている。並べてみた彼のアルバムはこうなっていた。


AUTREMENT DIT」  Rec 2002/11 ATELIER SAWANO


LE TEMPS QU'IL FAUT」 Rec 2008/3 ATELIER SAWANO

写真の感じがにていたのでこのアルバムとかぶっているかと心配した。


「POUR」 2010/6 ATELIER SAWANO

この後はmellssというところからアルバムがでている。


L'ineffable」 2014 mellss


Les idees heureuses」 2016 mellss

そして今回のアルバムですが録音が2019年2月22,23日 コンサートを録音したもので、mellssでの次のアルバムになるのでしょう。

ベースのリーダー作でピアノのEdouard Ferletも自分のアルバムを多く出している実力者だし、3者が完全にインプロを作り上げる完成された演奏となっています。
ベースがリーダーですから、ベースの比率が高いく、それっをうまい具合に引き立てるピアノとドラムスが聴けるというベースずきには良いアルバムです。
この後に「in vivo」というアルバムが2022年にリリースしてますが、そちらはパリの店にはなかった。アマゾンで聞けるのでそれでよしです。

IVRESSE / Jean-Philippe Viret

Jean-Philippe Viret bass
Edouard Ferlet  piano
Fabrice Moreau  drums

1 Saint Awawa
2 Cest ainsi
3 Entre deux reves
4 Pessoa
5 Indissocuable
6 Contre toute attente
7 A ta place
8 For Emile




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ゲイリー・バートンとパット・メセニーのアルバムを並べてみよう。

2024-06-10 15:39:56 | 聞いてますCDいいと思う
パット・メセニーがゲイリー・バートンのバンドに参加しているころの発掘アルバムをきいたけれど、二人の関係は面白いので並べてみよう。
まずバートンの自伝に書かれていることだけど、メセニーとの出会いから。
それは1973年」カンサス州ウイチタの地元大学バンドへの客演に出向いていたゲイリーはスタッフから凄いギター・プレーヤの存在を聴いた。共演を進められたが気の乗らないゲイリーに、あったその男は「僕はあなたの曲はすべて覚えている。一緒に演らして欲しい」と頼む。そして挙げたのが”ウォルターL”その演奏を聴いてゲイリ―は驚嘆する。
しかしバンドにはミック・グッドリックという、」この地域で最高のレベルのギタリストがいて、ミックが脱退しない限り、パットが加入できる見込みはなかった。
 「そんなある日解決策が突然現れる。その日、パットは地元の楽器店で買ったという12弦のエレキギターを持ってきた―奇妙な楽器としか言いようがない代物だ。~だがこのエレキバージョンは、普通の6弦ギターとまったく違う独特の音をだす。からかくしてゲイリー・バートン・クインテットとなり、続く2年間パットは12弦のエレキギターを演奏しつつ。6弦のギターを弾くミックとのあいだでソロを分け合った。」

そしてこのグループになって最初に録音したのが、エバーハルド・ウエーバーをゲストにしたこのアルバム。まだなじみが出来ていなくてちょっと地味な演奏になっている。


「RING」 WITH EBERHARD WEBER 1974年6月23,24日

それがブートだけれどライヴで、コリアの”Sea Jurney”やキースとも演った”Como En Vietnam”などのびのびとした演奏になある。バートン自身「僕のグループで人生で最高のグループである。」と書いている。


Amazing Grace 1975」 1975年3月4日

「クインテットとして活動中、これも僕の人生で最高のレコードが生まれた。カーラ・ブレーの音楽をフューチャーした2枚目のプロジェクト『ドリーム・ソー・リアル』である。


「DEWAMS SO REAL」 1975年

そして再びエバーハルド・ウエーバーが参加したライヴ演奏。ここでの個性ある二人のエレベが何とも刺激的で、この組み合わせでもう一つぐらい出て欲しいものだ。


LIVE IN OLYMPIA,WASHINGTON 1976」 1976年3月4日

その後、ミック・グッドリックとドラムスのボビー・モーゼスが抜けたメンバーで(ドラムスはパットの同僚壇・ゴットリーヴ)でECMへの録音。


「PASSENGER」 1976年11月15日

そして今回入手のアルバムとなる。12弦ギターだけだったことに不満なところがあったのが、縦横にギターを弾けるようになったパットがいい。


「OSLO 1976」 1976年11月25日 クラブ7」

ここでもう一度バートンの自伝を引用しよう。

 「1977年のあるとき、僕はパットのバンド脱退が近づいている予兆を感じ取った。そろ演奏の時間があまりに延び、音量もときどき大きくなり過ぎることに気づいたのだ。また一部の曲をどう扱うか僕が本雄少しアドバイスしただけで、口論となることもあった。~つまりスタン・ゲッツの基を離れる直前の体験とおなじであり、~パットが次の段階に移らなければならないことを、僕は(おそらく彼自身より早く)理解した。」
「ドラマーのダニー・ゴットリーブもパットのバンド結成を助けるべく。(僕の祝福を受けて)カルテットをさった。二人はマイアミ大学に通っていたころからの知り合いで、ともに活動を続けたがっていることは僕緒知っていた。そして僕の予想通り、パット・メセニーグループはほぼ一夜にして国際的な名声を勝ち取ったのである。

次の今日お延は12年後になる。そのこともちょっと自伝から。

 「僕はモントリオール・ジャズフェスティバルでようやくパットとの再会をはたした。~ある日、デイレクターかのひとりから僕の自宅に電話があり、パットを僕のバンドにいれて演奏させてみないかと提案を受ける。『面白そうだと』と僕は感じた。しかしモントリオールに入ってみると、どうしても不安が湧き上げる。長いことパットに合ってないし、どうゆうことになるか見当もつかない。しかしヴィブラフォンの準備をしていると、「やあ、チーフ」という聴き奈良田声が耳に入った。そして突然、ともに演奏したのが昨日のように感じられた。その夜、二人のパフォーマンスはこのうえなく素晴らしい出来だった。僕らはすぐ、レコーディングの計画と立て始める。」
そしてできたのがGRPからのこのアルバム。


「REUNION」 1989年5月6-10日

そしてそれが素晴らしいメンバーでの最高と言える演奏となるこのアルバムが生まれる。


LIKE MINDS」 1997年5月

そして時を経て再びカルテットでのライブ、ここで”ウオルターL”を演奏するのはパットの提案だと確信する。


QUARTET LIVE」 2007年6月10,11日 ヨシズ

そしてECMの主催のエバーハルド・ウエーバーの誕生日の祝賀演奏での共演になる。


「HOMMAGE EBERHARD WEBER」 2015年2月

これが二人の共演になるけれど、ほかにもあるのか知らない。
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大分久しぶり Small Stories / Moncef Genoud

2024-06-01 12:42:30 | 聞いてますCDいいと思う




気にしているピアニストをリストにして時々一回りするのだけれど、今回アラッ新しいのがリリースされていると思ったのがこの一枚。
スイスのジュネーヴを拠点に1980年代から活動しているモンセフ・ジュヌ。2023年にリリースされていたようだけど、CDは出ていないのか日本での情報はなかった。
1曲目フェンダーなのかエレピなのかを使ったちょっとカッコいい曲、と思ったらどうやらアルバムの1曲目が流れたのではないみたい。
1曲目”Easy Groove”はピアノでの軽いフルーヴのある曲、ベースはエレベを使っている。クレジットはちゃんとエレベと書いてほしい。
最初に良いかなと思ったのはどうやら”Zumbador”とい3曲目の曲目みたい。
CDでの入手ではなく、ネットで聞いているのでどうもかってが違って、うまく書けない。1曲1曲はかなり落ち着いた良い演奏と思うけれどそこら辺が残念。
これからも活動するだろうから、見落とさないようにしたいピアニストである。

とりあえずこれまでのアルバムは並べておこう。

まずはデヴュー作


It's You」 1977年

この作品で出会っての付き合いになった。


TOGETHER」 2003年


TIME IN CAROUGE」 2003年


MONCEF'S MOOD」 2004年


STRANGE EXPRIENCE」 2005年


AQUA」 2005年


「Metissage」 2011年


pop songs」 2014年


「Walk with me」 2017年


Conecrt de Valere」 2019年

そして今作「Small Stories」だから大久しぶりになったわけだ。

Small stories

Moncef Genoud (piano)
Tim Verdesca (bass)
Cyril Regamey (drums)

1.Easy Groove 04:07
2.Another Wednesday 06:21
3.Zumbador 04:54
4.Just Play the Blues 04:35
5.Small Stories 05:56
6.Waltz for Juju 04:31
7.Strange Experience 05:30
8.Special Day 05:30
9.Meditative Journey 06:26
10.Waltz for Juju (One-Man Band Edit) 04:32
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90のトランペット・バラッド HEATFUL JAZZ TRUMPET

2024-05-10 17:36:43 | 聞いてますCDいいと思う


2016 年タワー企画・選曲による"泣けるジャズ・コンピレーション"としてリリースされた、全曲トランペットのジャズ・バラード名演ばかりを集めた3枚組で1600円ぐらいで45曲が収納されているというお得なものだった。
どうこう悩まずにターンテーブルにのせると、ペットのバラッドが流れてくるという、私的にはこれ楽で楽しいというアルバムだった。
そうしたら2集が出たようで、こちらも1300円ちょっとというので買ってみた。8年をはさんで二つを並べてみた。
それぞれの収録曲をすべてならべたのが下記になります。
まず聞いたというか、間奏から言うと、第1集のアルバムでは演奏メンバーが曲ごとにわかるように表記されているけれど、2集ではそれがない。これが結構つらっくって、おっとこのピアノはケリーだねと思ってもてお手では確かめられない。
そこが大きく残念なところではあるが、この値段でただただ聞いているアルバムとしてはいいものを作ってくれたとおもっている。
私的には一つの記事でこれほどまでの曲名を挙げたのは初めて。(実はそれが一番目的だったりして)

せっかくだからいくつか面白いとおもった点を選ぶと、第1集のアルバム1も2集のアルバム2も最初はリー・モーガンで始まるのは好みが出てしまったのだろう。
1集の1曲目がモーガンの”.I Remember Clifford ”で2曲目がマイルスの”.My Funny Valentine ”というのは王道を歩くように、聞いていて安心する。
1集と2集でどのアルバムも一枚15曲、全部で90曲のペットでのバラード演奏が聴けるというのは結構凄いものだと思う。
1集、2集がすべて違う曲ではなく、いくつかはかっぶって収録される。例えば1-1の”.I Remember Clifford ”は2ではアート・ファーマーとベニー・ゴルソンの演奏になる。(この選曲にも異存ははいが)

ということで2つのアルバムCD6枚で計90曲のトランペット・バラード演奏が並べられるというのは、なかなか普通にはできないと思う。
そして選定したという意思が伝わってくる。

HEARTFUL JAZZ TRUMPET

1CD
1.I Remember Clifford / Lee Morgan
2.My Funny Valentine / Miles Davis
3.But Beautiful / Freddie Hubbard
4.Laura / Clifford Brown
5.Polka Dots and Moonbeams / Chet Baker
6.I'll Close My Eyes / Blue Mitchell
7.I'll Remember April / Thad Jones
8.Everything Happens to Me / Donald Byrd
9.Wisteria / Art Farmer
10.Trust in Me / Clark Terry
11.Moonlight Becomes You / Booker Little
12.There Is No Greater Love / Dizzy Gillespie
13.I Married an Angel / Nat Adderley
14.I'll Be Seeing You / Tony Fruscella
15.Stardust / Louis Smith

2.[CD]
1.Weaver of Dreams / Freddie Hubbard
2.My Ideal / Kenny Dorham
3.Autumn Nocturne / Art Farmer
4.Since I Fell for You / Lee Morgan
5.Smoke Gets in Your Eyes / Clifford Brown
6.Once in a While / Dizzy Reece
7.I See Your Face Before Me / Miles Davis
8.Missing You / Blue Mitchell
9.Time on My Hands (You in My Arms) / Chet Baker
10.Out in the Cold Again / Clark Terry
11.I'm a Fool to Want You / Donald Byrd
12.Prelude To A Kiss / Joe Wilder
13.Moonglow / Dizzy Gillespie
14.P.S. I Love You / Lee Morgan
15.I Wish I Knew / Blue Mitchell

3.[CD]
1.When I Fall in Love / Miles Davis
2.All the Way / Lee Morgan
3.If I Should Lose You / Booker Little
4.I Don't Stand a Ghost of a Chance with You / Clifford Brown
5.I had the craziest dream / Kenny Dorham
6.The Touch Of Your Lips / Art Farmer
7.It Never Entered My Mind / Miles Davis
8.Heleen / Joe Gordon
9.Moon Love (10' LP take) / Chet Baker
10.Lover Man / Lee Morgan
11.Flamingo / Conte Candoli
12.You Don't Know What Love Is / Thad Jones
13.Darn That Dream / Joe Wilder
14.Argentina / Clark Terry
15.When Your Lover Has Gone / Art Farmer

The Sweetest Momennto

DISC1
1.The Lady/Lee Morgan 
『Indeed!』Blue Note Rec. 1957
2.Tenderly/Chet Baker
『Chet Baker Quartet』Barclay Rec. 1956
3.Can't Help Lovin' Dat Man/Kenny Dorham
『Showboat』Time Rec. 1961
4.I Thought About You/Miles Davis
『Someday My Prince Will Come』 Columbia Rec.1961
5.I Wished I Knew/Freddie Hubbard
『Goin' Up』Blue Note Rec. 1960
6.My Funny Valentine/Art Farmer
『The Jazztet Big City Sounds』Argo Rec. 1961
7.Stardust/Clifford Brown
『Clifford Brown With Strings』EmArcy Rec.1955
8.Michelle/Clark Terry
『Everything's Mellow』Moodsville Rec. 1961
9.Don't Blame Me/Howard McGhee
『The Return Of Howard McGhee』Bethlehem Rec. 1955
10.To Rigmor/Joe Newman
『Good 'n' Groovy』Swingville Rec. 1960
11.I'Ve Got A Crush On You/Nat Adderley
『Work Song』Riverside Rec. 1960
12.What's New/The Jazz Brothers
『Spring Fever』Riverside Rec. 1961
13.A Ghost Of A Chance/Dizzy Reece
『Soundin' Off』Blue Note Rec. 1960
14.I Remember Clifford/Art Farmer & Benny Golson
『Meet The Jazztet』Argo Rec. 1960
15.Dorham's Epitaph/Kenny Dorham
『Whistle Stop』Blue Note Rec. 1961

DISC2
1.I Waited For You/Miles Davis
『Volume Two』Blue Note Rec. 1953
2.If Someone Had Told Me/Thad Jones
『The Magnificent Thad Jones』Blue Note Rec. 1956
3.Lotus Flower/Kenny Dorham
『Afro-Cuban』Blue Note Rec. 1955
4.Autumn In New York/Joe Wilder
『The Pretty Sound』Columbia Rec. 1959
5.Don't Worry 'Bout Me/Clark Terry
『Back In Bean's Bag』Columbia Rec. 1962
6.Reminiscing/Art Farmer
『Farmers Market』New Jazz Rec. 1956
7.With Malice Towards None/Howard McGhee
『Dusty Blue』Bethlehem Rec. 1960
8.'Round Midnight/Donald Byrd
『2 Trumpets』Prestige Rec. 1956
9.Body And Soul/Joe Gordon
『Introducing Joe Gordon』EmArcy Rec. 1954
10.Warm Blue Stream/Nat Adderley Quintet
『Branching Out』Riverside Rec. 1958
11.Enigma/Miles Davis
『Volume Two』Blue Note Rec. 1953
12.Park Avenue Petite/Blue Mitchell
『Blue Soul』Riverside Rec. 1959
13.These Foolish Things (Remind Me Of You) /Chet Baker
『Chet Baker Quartet』Barclay Rec. 1956
14.It Might As Well Be Spring/Clifford Brown
『Clifford Brown Quartet』Vogue Rec. 1953
15.Old Folks/The Jazz Brothers
『Hey Baby』Riverside Rec. 1961

DISC3
1.When I Fall In Love/Blue Mitchell
『Blue's Moods』Riverside Rec. 1960
2.You're Mine You/Lee Morgan
『City Lights』Blue Note Rec. 1957
3.Among My Souvenirs/Clark Terry
『Everything's Mellow』Moodsville Rec. 1961
4.Once In A While/Art Blakey Quintet(Clifford Brown)
『A Night At Birdland, Vol. 1』Blue Note Rec. 1954
5.Goodbye, Old Girl/Art Farmer
『Art』Argo Rec. 1960
6.You Go To My Head/Chet Baker
『Chet Baker Quartet』Barclay Rec. 1956
7.Fallen Feathers/Joe Harris, Ake Persson, Benny Bailey
『Quincy - Here We Come』Metronome Rec. 1959
8.A Cottage For Sale/Howard McGhee
『Dusty Blue』Bethlehem Rec. 1960
9.Lover Man/Conte Candoli
『West Coast Wailers』Atlantic Rec.1955
10.Alone Together/Kenny Dorham
『Quiet Kenny』New Jazz Rec. 1959
11.You Better Go Now/Red Rodney
『Borrowed Time』Signal Rec. 1957
12.Mad About The Boy/Joe Wilder
『Wilder 'N' Wilder』Savoy Rec. 1956
13.This Is Always/Dizzy Reece
『London Jazz』Imperial Rec. 1957
14.Polka Dots And Moonbeams/Donald Byrd
『Byrd Blows On Beacon Hill』Transition Rec. 1956
15.Drad Dog/Miles Davis
『Someday My Prince Will Come』Columbia Rec. 1961

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穏やかな響き The Sky Will still Be There Tomorrow / CHALES LLOYD

2024-04-23 10:10:10 | 聞いてますCDいいと思う


チャールス・ロイドも御年86歳、最初に出会った頃から60年近くなるのだから、普通の人間関係でも珍しいことだし、それがこちらより年上というのはもはや存在自体凄いと思う。
もちろん亡くなっていないサックスの巨匠はいる。ソニー・ロリンズはまだ尊命で1930年うまれだから93歳、こちらも素晴らしいけれど、最後のリリースが2008年だから77歳のときで、引退されている。御年86歳が現役ということにはまず、なにをおいても敬意を表したい。
で、現役のロイドだけれど、1938年生まれの86歳、彼を知ったのは「Dorarm weaver」というアルバムで1966年,なんと58年も昔にになる。
という落ちはその後60年近いお付き合いになるなで、今回のアルバムはどうであろう。
まずはその2枚組の量に迫力に敬意を称したい。
アルバムの内容になると、まずはピアノのJason Moranの素晴らしさを挙げておきたい。長老に寄り添う演奏というのを、そして技量を感じる。
アルバムは2枚組で、これも、ロイドの今となっては文句なく、良いのだろう。
フルートとテナーを持ち換えるセンスとか、フレージングが素晴らしい。ある意味枯れた、主張を素直に表しているように思う。
しかし長いあいだきいてきたロイドだから、このアルバムで凄く驚いたということはなかった。
なんとも調和がとれたサウンドを作ってくれてたと思う。
このアルバム聞いていて感じるのは、日本の高僧が経を唱えているような、その響きだけで、回りが落ち着いてしまうという感じがする。
ということでアルバムはCD、2枚組になっているが(それも凄いけど)こちらはロイドの祈りの声の様で、ある意味素晴らしいアルバムだと思う。

The Sky Will still Be There Tomorrow / CHALES LLOYD

Charles Lloyd - saxophone
Jason Moran - piano
Larry Grenadier - bass
Brian Blade - drums

01. Defiant, Tender Warrior
02. The Lonely One
03. Monk's Dance
04. The Water Is Rising
05. Late Bloom
06. Booker's Garden
07. The Ghost of Lady Day
08. The Sky Will Still Be There Tomorrow
09. Beyond Darkness
10. Sky Valley, Spirit of the Forest
11. Balm in Gilead
12. Lift Every Voice and Sing
13. When the Sun Comes Up, Darkness Is Gone
14. Cape to Cairo
15. Definat, Reprise; Homeward Dove
コメント (2)
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アリスを並べる

2024-04-21 08:42:20 | 聞いてますCDいいと思う
アリス・コルトレーンのアルバムをきいたら、彼女が真のコルトレーンのパートナーだったと確信したけれど、実は最初は何でと思っていた。
マッコイ・タイナーの後にアリスが入って、なんだか強いメロディのラインがなくなってしまったような感じをうけ、なんだこれはと思ったような気がする。
当時アリス・コルトレーンの実績も少ないし、なんかハープとかをピラピラ弾いているようで批判的だった。
コルトレーンがなくなった後、発掘されたアルバムが並ぶようになり、そして今回アリス・コルトレーンの当時のアルバムをきいて、彼女が真のパートナーだったと確信したわけです。

今回アリスのアルバムを始めて手に入れたわけで実はよくしらない。コルトレーン死後にリリースされたアルバムがいくつかあって、それで徐々にアリルを納得していったように覆う。アリスの参加の演奏を並べてみるのも面白いかもしれない。(演奏された日とリリースされた時の違いも理解に影響する)

アリス・コルトレーンの参加作を並べるということではまず最初はこのアルバム。
1966年3月28日のヴィレッジ・バンガードでのアルバム。これはまだジョンが生きている頃のリリース、二人のリリースされたライヴの初めての演奏、さほどアグレッシヴにピアノを弾いていないじゃないかと当時思った。


「coltrane lve at the village vanguard again!」 1966年5月28日録音  1966年12月リリース

そして当時遺作とされたアルバムが発売された。実はこのころからジャズを聴き始めていて、コルトレーンの死の記事がほぼ初期の大事になっている。


「EXPRESSION」 1967年2月15日3月17日録音 1967年リリース

ということでこの後のリリースは死後の発売になっていく。(と言ってもすべてのアルバムをモーラすることは出来ず、持っているアルバムを並べるだけなのは勘弁願いたい)

日本でのライヴのアルバムが出ているがこちらは持っていない。
やらり録音順に並べていくのがいいので死後の発表にもどすと、1966年6月2日にニューポートで演奏している。(2009年リリース)



この後、日本公演後、「エクスプレッション」になるわけだが、一部同日に録音されたのがこちら。(”オグンデ”、”エクスプレッション”はそのあと3月に録音)


「STELLAR REGIONS」 1967年2月15日 録音 1995年10月リリース

そしてコルトレーンのコンサートの最後のライヴになる。


1967年4月23日 録音 2001年リリース

ということでリリースが順番を前後するので、感覚がぶれていくのだけれど、私的にはこうやって発掘してくれたおかげで、アリスのことを段々と認めていけたと思う。

そして先般のアルバムになるわけで、ある意味しっかりと結論付けられたと思う。









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カーネギーへの道 House of Culture / GARY BURTON

2024-04-17 15:58:45 | 聞いてますCDいいと思う


熱帯のサブスクで聞いていると、アレッこれ何、というアルバムに出会う。これが出ていれば入手するはずだけれど、どうやらここだけのものらしい。これまで集めていたものに係るので記事にすることにした。

ゲイリー・バートンの初期の演奏、RCA時代が、何とも前に進む演奏で大好きだった。だからそのころの演奏はあつめているのだけれど、どうやらこのアルバムはその時期のものだ。
メンバーはバートンにスワロー、ギターがラリー・コリエルでドラムスがボビー・モーゼス、彼の歴史的一枚、カーネギー・コンサートとの同一メンバーということで、こんなのがあったのかとびっくりした。

演奏の方は1967年、ヘルシンキでのコンサートの録音になっている。
演奏はというと、カーネギーのような良い録音状態ではないし、ロック音楽との融合というのも、積み上げ段階のものとなっている。
だから、このアルバムの演奏に興奮するかというとそうでもないけれど、今新しい記録が手に入るそれはそれで、とても嬉しい。
曲目はだすたーから2
曲、アナグラムから3曲、それに”フォーリン・グレース”になっている。
バートンの自伝の記述と集めたアルバムから当時を振り返っていきたい。

スタン・ゲッツのバンドをやめたバートンの1966年の記述。
「1966年11月、ニューヨークのアパートに戻った僕は金も底をつき、次にどうすべきかけんとうもつかない状態いあった。」
そんな中で、ラリー・コリエルに出会い、ステーヴ・スワローが一緒にやることになり、ロイ・ヘインズがドラムスになった。
そこで出来上がったのが、ゲイリー・バートン・カルテットの初アルバム「Duster]1967年4月録音。



自伝にはニューポート。ジャズへの参加のことは書いていあいけれど、このアルバムが1967年6月1日の録音。ドラムスはヘインズに変わってSTU MARTINが叩いている。



そこで自伝には「来るべきギグにむけ、ぼくはラリー・コリエルのフリー・スピリッツ時代からの友人、ボブ・モージズをドラマーとして雇い入れた。当時まだ19歳ながら、並外れて才能豊かな人間だった。(もちろん今もそおうだ)彼は次の10年かんで脱退と再加入を三度繰り返したが、グループにいるときは必ず創造性に満ちた貢献をしてくれた。」
そして「『ロフティ・ファイク・アナグラム』は1968年に発売されている。にもかかわらず、僕の生活は苦しかった。それまでは常に誰かの下で活動していたけれど、いまや逆の立場になったわけだ。バンドリーダーとしての経費を支払うと、僕の収入はサイドマン時代のそれを下回っていた。」というこのアルバムの録音は1967年8月15-17日



では今度見つけた演奏はいつのものかというと自伝ではこういう記述がある。

「ラリー、スワロー、そしてモージズの三人ともすっかりグループに慣れ、ジャズとロックを融合させる試みに全霊を打ち込んでいた。~
 秋を迎えるころ、ヨーロッパカウチで演奏する手はずをウエイン(ジョージ・ウエイン)が整えてくれた。ヨーロッパに行ったのはスタンとのツアーだけだったのでーそれも苦い記憶ばかりだー新しいメンバーと演奏できるのが待ち遠しくて仕方なかった。まずはロンドンにおけるジャズのメッカ~」

録音日の記載はないが、このヨーロッパ・ツアーに一日がこのヘルシンキに演奏だろう。ということは秋にはいってからというのが録音の順番になる。



そしてこのメンバーで翌年1968年2月23日に録音されたのがカーネギー・ホール・コンサートになる。



House of Culture / GARY BURTON

1 June the 15 th 1967
2 Mother Of The Dead Man
3 General Mojo's Well Laid Plan
4 Falling Grace
5 Lines
6 Portsmouth Figuration
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リチャード・ガリアーノを並べる

2024-04-15 15:15:43 | 聞いてますCDいいと思う
リチャード・ガリアーノの古いアルバムを2度買いしたので、棚にあるガリアーノ参加のアルバムを並べてみた。
タンゴはもちろん、ジャズメンからの参加依頼もあるし、自分でも共演するし、最近ではクラシックの作曲家の作品の録音もおこなうなど、アルバムの多い人。

これが一番古くてほとんど覚えていない。


「New Musette」 1991年

次が今回の2度買い、チェロが登場するからまあいいか。


「BLUES SUR SEINE」 1992年

ビリー・ラグレーンもこれからづい分と共演。


「Viaggio」 1993年

このアルバムで”estate"をきにいった。このあたりからジャズ・メンとの共演が多い。


「ESTATE」 MATTHEU MICEL 1995年

ベースがパレ・ダニエルソンでドラムスがジョイ・バロン、ポルタルのクラ。


「Lauita」  1995年

これはラグレーンとアル・フォスターのドラムス、ジョージ・ムラーツのベースとどれも1流が相手をしてくれている。


「NEW YORK TANGO」 1996年

アコーデオンの3人のトリオ・アルバム。


「AZZOLA-GALLIANO-SALIS」 1996年

ポルタルとのデュオ・アルバム。ここからドレフェス・ジャズからリリースおおくなって7枚続く。


「Blow UP」 GALLIANO PORTAL 1996年


「french touch」 1998年


「passatori」 1999年


「ace to face」 eddy louiss galliano 2001年


「PIAZZOLLA FOREVER」 2003年



「concerts」 2004年


「Ruby,My Dear」 2005年

milanmusicというところから、オケをバックにいれたライヴ。リベルタンゴやオブリヴィオンなど真向勝負で気持ちがいい。ピアソラ6曲のガリアーノ3曲も良い。

「Tango live forever」 2005年


「LUZ NEGER」  2006年

アクトからちょっと驚くメンバーでの発売。声が良くって2019年まで3作が出る名人のあ集まり。


「MARE NOSTRUM」 Poaolo FRESE Richard GALLIANO Jan LUNDGREN 2007年

ピアソラとの共演歴のあるゲーリー・バートン参加のアルバム。バートンの棚でないところで保管で忘れていた。


「L'HYMNE a l'amour」 2007年

Gonzalo Rubalcaba,Charlie Haden,Mino Cineluとのロスでの録音。どうしてガリアーノってこう一流を集められるのだろう。


「Love Day」 2008年

このアルバムはグラムフォンからで、クラシック作曲家作品にも挑戦で、この後ヴィバルディ、モーツアルトの曲集もだす。


「Bach」 2010年

こちらは東京JAZZ2011での手合い尚子との共演。


「LIBERTANGO IN TOKYO」  Naoko Terai 2011年


「Vivaldi」 2013年

3月13日に亡くなあった、Silvain Lucとの共演。Lucが先に亡くなるとは思わなかった。追憶をこめてこちらは最後に聴こう。


「LA VIE EN ROSE」 RICHARD GALLIANO SYLVAIN LUC 2015年


「Mare Nostrum Ⅱ」  2016年

こちらもSYLVAIN LUCとの共演でドラムスはアンドレ・セカレリ。


「NEW JAZZ MUSETTE」 2016年


「Mare Nostrum Ⅲ」   2019年

並べてみたら結構な数で、ジャレット、バートン、マイルス、ヘイデンについで多いのには驚いた。
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