CTIレコードがA&Mレコード内に設立されたのが1967年、とにかく見開き紙ジャケットがしゃれ美しく、うぶな若者がドキドキするくらい他のものとは違っていました。
今でも脳裏に焼きついているジャケ写真がいくつもあります。
まず、最初は汚いタバコがこんなにかっこよくなってしまうウエスの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」「ロード・ソング」アントニオ・カルロス・ジョビンの「ウェーヴ」やTamba4,タレンタインの「シュガー」も忘れられません。
CTIのミュージシャンもウエスをはじめフレディー・ハバート、ヒューバート・ローズ、デオダート、クインシー・ジョーンズ、などレーベルとイメージがラップする人が多くいました。
アレッと思うのはビル・エバンスのアルバムが出ていたり、ミルト・ジャクソンがいましたが、それとてアルバムは良く知っていました。
おととい中古ショップにいったらば、CTIでまるで知らなかったアルバムがありました。それがこのアルバム、最近タンゴの映画音楽でも気に入ったラロ・シフリンのアルバムです。
考えてみればラロ・シフリン、CTIと組んだならば、凄いカラーを出せるような強力なチームではないか思って、とても聴きたくなりました。
もう一つセールをしていて5枚まとめると各200円引き、そんなんで300円で手に入れました。しかしこのアルバムは最初に手にとったもので値段ではありません。
あと4枚をどうしたかは聴きながら書いていきます。
1曲目CTIサウンドとラロ・シフリンのメロディ、ストリングスを加えてキシッとカッコよく始まります。
2曲目、打ち込みみたいな正確な、しかし生だと解るリズムで曲が“Flamingo”というのが面白い。
4曲目とてもカッコいいアルトソロ、誰かと思ったら、亡きジョー・ファレルでした、ここではアルトふいているのですね、彼のCTIの作品もよかったです。
5曲目は“Jaws”なぜシフリンがジョーズなのか解りませんが、1975年の大ヒット映画だからでしょうか。
9曲目黒いジャガー、シャフトのテーマのようにギターがリズムを刻んで、なんか時代を感じてこれもたのしい。
ということでシフリンとCTIの強いメンバーが組んでで、とても楽しいことを味わいました。
とても楽しい事といえば、昨日すでに関西に行ってしまって息子もいないのに、この時期毎年おこなわれる定期戦を見に行きました。
天気も持っているのでこれまでにないほど人が入って、なんと競技場についてビールを買っていたら座れる場所はこれまでにない端っこになりました。
での試合のほうは、応援するチームが逆転して、昨年につづいて連勝する事が出来ました。
強力なチームになっているようです。 めでたし
相手チームの応援の方、気を悪くしないように、また来年あいましょう。
BLACK WIDOW / LALO SCHIFRIN
Arranged By – Lalo Schifrin
Bass – Anthony Jackson
Conductor – Lalo Schifrin
Drums – Andy Newmark
Guitar – Eric Gale, John Tropea
Keyboards – Lalo Schifrin
Percussion – Don Alias
Producer – Creed Taylor
Saxophone [Alto] – Joe Farrell
Saxophone [Baritone] – Pepper Adams
Trumpet – Jon Faddis
Vocals – Patti Austin
1. Black widow
2. Flamingo
3. Quiet village
4. Moonglow/Theme from Picnic
5. Jaws
6. Baia
7. Turning point
8. Dragonfly
9. Frenesci
10. Tabu
11. Baia (alt. take)
12. Con alma