1曲目トランペットとテナーのユニゾンで始まって、テナーのソロも達者、ブルーノートのようなサウンドはアルバム・タイトルが4300だからもちろんブルーノート・レコードへのデヂュケートです。
実はブルーノートにそれほど親しんでいないから、収録曲をあまりしらない、ピアノのマティアス・ランディウスが聞きたくて拾いました。
3曲目哀愁あるメロディの“Idle moments”、ペットのIdle momentsのソロがうっとりとさせます。
リーダーはドラムスのJonas Holgersson、ピアノのジェイコブ・カールセンのところであっている人、ちょっと企画が好きそうな人みたいです。
4曲目はキースの“プリズム”だけれど、ブルーノートから出ていないから、これはブルーノート・サウンズへの思いということか、マティアスのソロがやっぱりいいから、マティアスの提案かもしれません。
7曲目“Infra-rae”は知っている、ウォーキング・ベースにテナーのアドリブ・ライン、続くトランペットのライン、実はBNよりずっと洗練されてたアンサンブル。そう思うと以後のサウンドの気持ちの良いこと、北欧の人バップとてもうまくこなします。
10曲目も知っているから楽しい、グルーヴ。「ROLL CALL」から2曲です。
最後はハンコックのリーダー・デヴュー作“Driftin´”とても快調です。
もうここまで来ると洗練されたアレンジと演奏でとても気持ちよくて、終わるのがもったいなくなっていました。
JONAS HOLGERSSON 4003
Jonas Holgersson (ds)
Gerard Presencer (tp,flh)
Hans Ulrik (ts)
Mathias Landaeus (p)
Johnny Aman (b)
rec 20-21 NOVEMBER 2012
1.Deciphering the message (Hank Mobley)
2.The thing to do (Blue Mitchell)
3.Idle moments (Grant Green)
4.Prism (Keith Jarrett)
5.Isotope (Joe Henderson)
6.Sonnet for Caesar (Duke Ellington)
7.Infra-rae (Hank Mobley)
8.Extempore (Clifford Jordan)
9.Una mas (Kenny Dorham)
10.My groove, your move (Hank Mobley)
11.Roll call (Hank Mobley)
12.Driftin´ (Herbie Hancock)