JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

一つの足跡を残して RED SQUARE BLUE / Fred Hersch

2010-07-31 16:22:33 | 聞いてますCDいいと思う


フレッド・ハーシュのリーダー・アルバムは大体頭に入っていますが、このアルバムは知りませんでした。
レーべル“Angel”はクラシックの専門レーベルですが、ロシアの作曲家の曲をJAZZで聴かそうという企画で、ハーシュが編曲とピアノを担当したアルバムです。
他にミュージシャンとしてシールマンスやフィル・ウッズが参加です。

1曲目はムソルグスキーの「展覧会の絵」から“The Old Castle”でこれは良く知ったメロディをシールスマンの少し粘るラインが民族色もだして、これってクラシックファンを意識して出来たアルバムでしょう、ハーシュのアレンジがしっかりとしているのです。
2曲目、3曲目は続けて、ソリストがジェームス・ニュートンというフルートですが、これが結構懐かしい感じのアドリブが楽しめ、その後のハーシュのピアノはとても生き生きと華やかです。
4曲目はピアノソロ主体の演奏が、クラシックを特に気負わない、美しいJAZZになっているのです。
変に凝らない、曲の美しさをそのままジャズで演奏していて、この曲いい演奏です。
5曲目、チィコフスキーの曲だそうですが、シールスマンがストレートにラインを作るのがとても心地よいです。シールスマンって練れすぎる部分があるので、慣れすぎた曲より、普段は演奏しない曲のほうが魅力、感じます。
6曲目スクリャービンのエチュードはピアノ・トリオで、クラシックの曲ですが、まるでJAZZのオリジナルのようで曲の良さが出たジャズになっています。
7曲目は同じ作曲家のプレリュード、最初からフィル・ウッズが泣きのメロディを(これなどは、お仕事とはっきりわかるプレーです)これでもかと、このようなアルバムではこれもいいのでないでしょうか、ヴィーナス・レコードよりかはサッパリしています。
8曲目、ハーシュのピアノの音はさすがクラシックレーベル、驚くほど美しく採れています。それだけでハーシュのアルバムとして価値あるような気がします。この曲もフルートがなかなか活躍、美しい、これは生で聴いたら凄でしょう。
9曲目、実に力強いハーシュのピアノで素敵な演奏、記憶にとどめるべき演奏になっています。
11曲目美しいピアノの流れに、チェロ、とフルートが・・・、ハーシュの新しいアルバムを聴いた後にこちらを聴いていますから、ピアノ力ではこちらのほうが、とは思います。
でもハーシュの新作は別問題、このアルバムにめぐり合えたこと、かなりうれしいです。
ハーシュらしい魅力がしっかりとアレンジ、演奏に出ているのです。

ハーシュ・・をずっと応援しているのです。

久しぶりにパソコンの前で一枚アルバムを通して聴く事が出来ました。
という事でちょっと長くなったかも。

RED SQUARE BLUE / Fred Hersch

Toots Thielemans Harmonica
Phil Woods Sax (Alto)
Erik Friedlander Cello
Jeff Hirshfield Drums
James Newton flute
Steve LaSpina Bass
Fred Hersch Piano, Arranger, Composer

1 The Old Castle Modest Mussorgsky
2 Andante Reinhold Glière
3 Aria Reinhold Glière
4 Prelude Op. 11, No. 2 Alexander Scriabin
5 Canzona Pyotr Il'yich Tchaikovsky
6 Etude, Op. 8, No. 2 Alexander Scriabin
7 Prelude Op. 9, No. 1 Alexander Scriabin
8 The Young Prince and the Young Princess
9 Prelude Op. 11, Liadov
10 Arabian Dance Pyotr Il'yich Tchaikovsky
11 Adagio Tchaikovsky
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美薗で弾く  Whirl / Fred Hersch

2010-07-29 21:50:06 | 聞いてますCDいいと思う


記事のUPが随分出来ません。仕事のボリュームが影響しています。
乱暴に書いたような記事をそのままUPしてしまって、とても恥ずかしいものでした。
そして今でも、ビジネスは異常な状態なので、どうも上手く記事をかけません。
それでも何とかJAZZ最中を維持しようと思っていますで、ゆっくりと見てください。

そしてこれは待っていたのが、このアルバムです。
Fred herschの最新作だそうで、2010年1月の録音、とてもうれしい作品です。

なぜうれしいか、ハーシュのことをご存知の方なら理解いただけるでしょう。

私は輸入盤を買ったのですが、ショップで日本語解説を立ち読みしました。
弟子の日本のピアノストの方の文は、心がこもって、そして尚且つハーシュの音楽を捉えて、素晴らしいライナーノーツだと思いました。
私はそれを読んだ後にこれを書いているのです。

このアルバムをハーシュの人生の流れの中の一つだといってしまうことは出来ますが、ハーシュの現在の状況を思うと受ける感じは変わってきます。

ハーシュの曲がほとんどの10曲ですが、ファーストとしてはこれまでのアルバムと違う印象です。
1曲目より、これまでのアルバムにくらべタッチが柔らかく、タイム重視し、ピアノを優しく、上手く、鳴らせるように弾いている感じです。

ちょっと淡い感じ演奏が1曲目より6曲目まで続きます。
これまでのハーシュからは形のはっきりしたピアノ演奏という感じを受けていましたが、その形が溶けて淡く、その淡さの中にハーシュの存在が見えるような、それは霞の先で、そちらの世界に居るようなハーシュを感じるのです。
ハーシュは居る、でもすでにハーシュはこちらの側に居ないような、アルバムは素晴らしいと思いながら、悲しみを感じながら聴いているのです。

このアルバムは、ハーシュがピアノをどのように鳴らすか、それこそギリギリでみせていると感じるので、激しいフレーズの積み重ねは関係ありません。
ハーシュがここで表現したのは、ピアノを流れに乗って弾く、もっといえば、歌う様に弾くこと、その喜びをハーシュが残しいるように感じます。

7曲目表題曲は、その中では、従来の積み重ねられるフレーズが緊張を重ねる素晴らしい、演奏、このアルバムでは、この曲と、9曲目がシャープな切り口です。

ハーシュがこのあと、どのようなアルバムを残してくれるか解りません。
霞の中にハーシュが入ってしまったような、寂しさを感じながら聞いているアルバムですが、最後の10曲目ショーターに捧げた曲ですが“Still Here”はメッセージだと思います。

Whirl / Fred Hersch

Fred Hersch(p)
John Hebert(b)
Eric McPherson(ds)

1. You’re my everything
2. Snow is falling
3. Blue midnight
4. Skipping
5. Mandevilla
6. When your Lover has gone
7. Whirl
8. Sad Poet
9. Mrs. Parker of K.C.
10. Still Here

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久しぶりに彼女に声かけました I'm Old Fashioned / Bill Charlap

2010-07-21 23:05:20 | 聞いてますCDいいと思う


ひところVENUS RecordsのBill Charlapのピアノ・アルバムが好きで、それこそずっとかっていこうと思っていましたが、その意志も数枚で終わってしまって、それ以来チャーラップともご無沙汰でした。
新しいオクサンとのデュオで、もう一度接したら、ヴィーナスの新しいアルバムが気になりました。
これお値段で惹かれたのですが、ピアノレスのギターとのトリオ、チャーラップのジャケとしはこの程度ですが、いつも彼女の(ジャケの彼女、こんな生意気は嫌いで、前を行く女を蹴っ飛ばして、後ろのメードさんとお話したい。)好みは別として、Venusとしてとても内容を重視しているようで好感が持てます。
選曲だけでアルバムの勢いを作るような気配がこれまでありましたが、2曲目“I Can't Get Started”は前にあった、よかったころのVenusが感じられます。
そうすると3曲目のアップ・テンポの“Stella By Starlight ”が小気味良く、ここでPETER BERNSTEN のギターが少しジプシーも入れながら、アルバムの狙いだろうJ・パス、ピーターソン、N・ペデルセンのトリオの線が出ているのでしょう。
4曲目でそこを落ち着かせて“Ghost Of A Chance ”という曲も上手い配分です。
5曲目“Easy Livin”も8曲目“Angel Eyes”聴いていくうちにVenusらしいになっています。
でももう何年もVenusと面と向かっていないので、たまの一枚はなかなか良いのです。
このような昔ながらの音楽を今作っていることをどう考えるかを無視しての話になりますが、このアルバムは久しぶりに新鮮に聴こえます。
8曲目の“Angel Eyes”でのPETER BERNSTEN のギターソロなどは、時代を超えた今のミュージシャンの感性がしっかり出ていているのです。
チャーラップのフレーズにしても、ベース運びもそれは現代で、12曲目“Everything Happens To Me”に反映して、演奏曲の割りにそれはフレシュなのです。
Venusではそれはいつもなのか、特別なのかわかりません。
このアルバムは、その意味ふるい構成をとてもフレッシュに演奏した好アルバムだと思いました。
そして反面、少し古いアルバムは 今聞くとやはり一寸古いと思うのはまた今度。

I'm Old Fashioned / Bill Ckarlap

BILL CHARLSAP(PIANO)
PETER BERNSTEN (GUITAR)
PETER WASHINTON (DRUMS)

1.I'm Old Fashioned
2.I Can't Get Started  
3.Stella By Starlight
4.Ghost Of A Chance
5.All The Things You Are
6.Easy Livin
7.Darn That Dream
8.Angel Eyes
9.What Is This Thing Called Love
10.Body And Soul
11.Gone With The Wind
12.Everything Happens To Me
13.These Foolish Things


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又の機会になってしまって Imaginerie / alessandro Galati

2010-07-19 21:46:10 | 聞いてますCDおすすめ


私のBlogでJAZZアルバムを最初に紹介したのがAlessamdro Galatiの“All Alone”というアルバムで、今でも大好きな一枚です。
来日したガラティをモーション・ブルーに観にいったり、アルバムの発売元“ブルー・グレーム”プロデューサー神山さんにいろいろ情報もいただいています。
新しいアルバムが出て、あわせて来日という事、もちろん大好きなので発売日を待ってアルバム買って来ました。
あわせてライブ(モーション・ブルー)の申し込みをしようとしたのですが、残念ながら中止しました。
なんとライブの日は9/24、実は前日はキースのライブで、続けてはあまりよくない。
私の頭では、一つしかこなせないのです。
ところがちょっと戸惑うのは、録音日が2004年7月で一作目と同じなのですね。
次のアルバムが2005年なのでここら辺は少しおかしい。
レコード会社の事情があるとおもいますが、ウーム最新のガラティではないのですね。
そして聴くと、セカンドの“Cubicq”とはひとつ前のサウンドで、でも“Alone”が大好きなので、許せます。

1曲目まさに“Alone”から続いているような演奏ではじまります。
曲はすべてガラティのオリジナル、2005年に出た次が2010年は少し間が開きすぎです。
その間のガラティのアルバムが数枚、これと持っていって全部サインしてもらおうと思ったのに、とても残念です。
3曲目、モーションブルーでみたガラティーのピアノ演奏が目に浮かぶ曲です。
凄い勢いでべダルを踏んでピアノ鍵盤がゆれていたのを覚えています。
6曲目、曲調は“Alone”とほぼ同じ、最初に出たときから、いろんな人に薦めて、ハクエイも気に入ってくれた思い出が有ります。
では2枚並べたら、やっぱり一枚目を薦めるでしょう。そこが最初の衝撃だったのです。
でもこのアルバム出してくれてありがとうBlue Gleamさん。

返す返すもモーション・ブルーは残念です。でも又の機会ってJAZZでは結構あるので、夢をみていくことにします。


Imaginerie / alessandro Galati

Alessandro Galati piano
Ares Tavolazzi bass

1.Andre
2.Mr.Chaplin
3.Hotel ole
4.Evan-Grade
5.Trampin'
6.Le jeu du neuf
7.Chanson pour Elle
8.Tenco
9.Imaginerie
10.Taylor without Scissors

2004 July Rec
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Modern Romance / dave Peck

2010-07-18 22:39:11 | 聞いてますCDおすすめ


中国に行く前にかったアルバムが幾つかありましたが、その後何度も聞いてとても良いと思うようになったアルバムです。
Dave Peckは結構アルバムを題していますが、このメンバーでとても安定した演奏して、そのライブです。
ここのところJoe La Barberaが実にいろいろなところで叩いていて、この感じのピアノには引っ張りだこなのでしょうか。

1曲目、トラデショナルな曲のように始まり、バイバイ・ブラック・バードのメロディーにインリズムがらなるあたり、ピアノ・トリオを聴くこと自体の楽しみにきずく演奏です。
2曲組めスタンダードを弾くピアノのフレージングはオリジナリティがあって、とても驚くべき展開、興奮とか迫力とか違ってスタンダードのメロディーがこう流れていくのかという驚きがある演奏です。
3曲目“Lover Man”4曲目“They Say It's Wonderful”と演奏されつくしたようなスタンダードを新鮮に聴かしてくれるのです。スタンダードの曲の力と演奏者のセンスはそれぞれ不滅なのでしょうね。
実に曲のメロディーはしっかりとしながら、演奏は軽やかでありながら、落ち着いた曲がながれるのです。
このようなトリオ・演奏を選んで聴きに行くことが出来たら素晴らしいJazzライフだと思うところで、きっと在米の方にはあるのでしょうね。
5曲目“ If I Should Lose You ”のテーマに入るところも素晴らしい、気負いはないのに研ぎ澄まされたよフレーズ、独鈷にでもあるピアノ・トリオ・アルバムとは格を変えるアルバムだと、聴くほどに思います。

Modern Romanceというアルバム・タイトル、ジャケットは情熱的で、ちょっと現代の雰囲気と異なりますが、わたこの絵柄、懐かしい情念を感じます。
演奏はとても爽やか6曲目、スタンダードをこのように気化してくれるというの、うれしくなるような安定感です。

中国から帰ってどうも調子が出ませんが、そろそろUP始めます。





Modern Romance / Dave Pwck

Dave Peck piano
Jeff Johnson bass
Joe La Barbera drums

1. Bye Bye Blackbird
2. East Of The Sun
3. Lover Man
4. They Say It's Wonderful
5. If I Should Lose You
6. I Got It Bad and That Ain't Good

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日本にいるのに

2010-07-17 17:05:47 | その他
いつも少し長いと思う中国出張ですが、どうにかこなして、最後に大切な任務をおって日本に帰国です。
今回はとても良く晴れて、青空の毎日でした。



香港空港の空も晴れ渡っています。



空港のイミグレを通ってしまうとそこからはある意味自分の時間、そろそろ慣れてきたので過ごし方も予定通りです。
まず頼まれた品物を購入(前にも買ったXOジャン)し、気に入ったレストランに行き生ビールです。



昼食はココのところとは変えて、クラブハウス・サンド、まるで回復食みたいに日本に戻る準備です。



時間はたっぷりあるので、ビールのあとに、こんな事しながら1時間以上過ごします。



その後は着ないで楽しく過ごす準備をして、でも今回は随分出発が遅れています。
帰りは映画を観ながらかえりますが、行きに見た映画が「愛麗絲夢遊仙境」、なんでしょう。
ティム・バートン監督の「不思議な国のアリス」でした。
監督が監督ですから、ねじれた美意識の世界で、最初はなんだと思いながら、最後には引き込まれてしまいました。ジョニー・デップのダンスが素敵で、それだけでも良いと思ってしまいます。
帰りは日本映画「ライアー・ゲーム・ザ・ファイナル」というのを見ましたが、役者の演技が薄っぺらで、話しもどうでもいいし、でもする事がないので2時間みた感じです。
隣の外人が笑っている「The Gangaver」の方が良さそうです。

で日本に着いてみると遅れたぶん、バスはなくなっていて、京成の終電、上野からはタクシーに乗りました。
日本の首都高、とても安心できるのです。うれしくなるくらいホットしています。



そして翌日には赤坂にいってこんなものを食べたり



こんな人、お友達のニューヨーク在住のギタリスト、三浦さんのライブに行ったのです。



でも翌日には500Kmを走る仕事が控えていて、残念ながら楽しめず、途中で退席、悪いことをしました。
というわけで、日本に戻って1週間近くたってやっと、回復してきました。

本日からなんとお休みが続くのですね。信じられないながら、渋谷に行ってきました。
いつものように、これがいいのですが、いつものように新譜4枚中古を4枚、良いバランスで(そんなのないか)拾いました。



そしておなじみのお店でそれを見ながら一杯いただきます。
中国行く前に仕入れたアルバムも記事に出来ないまま(余裕ない私は出来ない)溜まってしまいましたが、回復基調、又だんだんとお目にかかれるよういたします。

日本にいることのご報告まで・・・。














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渋滞そして渋滞

2010-07-10 18:05:18 | その他
今日は出迎えで空港へ、といっても解らない人もいるかも知れません。
先日より仕事で中国へ来ています。



もう何度目にもなるので、なれてきて、運転手は付いているけど一人で空港に行ってきます。
まずは、宿泊中の街の一番庶民的な通りを通りぬけます。



こうゆうところや



このようなところでは、食事はしていません。



このようなところでも買い物はしていません。



スーパーでは買い物しました。

高速に乗ると例によって大渋滞、





一つ目の事故を通り越しても、まだまだ続きます。



中国人の運ちゃんと二人なのでiPodでChat Noierのアルバム“Difficult to see you”を聞きながらこれを書いています。
運ちゃんがかけているラジオから流れる中国語とChatのSF的な音楽が、不思議な世界に迷い込んだ気にさせます。
中国にいる間は、ずっといろいろな人と一緒ですから、このような時間も良いのですが、車はまるで動きません。
次のはトラックが一台、真ん中で止まっているだけでした。
走り始めると、反対車線が大渋滞、この道を戻るのです。中国語でも渋滞は渋滞、ああ気が重い。
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何年もだけど  TIMES SQUARE / Gary Burton

2010-07-04 16:32:11 | 聞いてますCDおすすめ


もう何年もJAZZを聞いているので、それほどアレッと思うことはありません。
もう何年も初夏のこの時期をすごしているのですが、いつもアッと思うことがありあす。
毎年山形から、出たてのさくらんぼを送っていただきます。




なくなった父親はそれを摘みながらビールを飲むのが好きでした。もはや同じような歳になりつつある私も、そうかなと思いながらも、取れたっての佐藤錦を摘みながら、お休みの時を楽しむのです。



毎年いただいているので、毎年そんなことしているのに、毎年アッと思うのです。
さくらんぼを噛んだ瞬間によみがえるみずみずしい時間、何年もだけど毎年思います。

もう何年もJAZZを聞いていて、そしてファンだと公言してはばからないG・バートンのアルバムでも聴いていないものがありました。
それを中古で拾って、アレッと思いました。
まず、バイブの音が大好きな頃のバートンの頃にそっくり、そしてRoy Haynesがドラムですから、しっかり思い切り良いリズムを叩いてくれています。1曲目、2曲目がキースの曲なのも、アトランテックでの共演アルバムを思い出してうれしくなります。
6曲目、S/スワローのベースソロもバートンと演る時のスワローのベース節まわしでこれも楽しい。
そしてアレッ、アレッと思ったのは、大好き曲“Come En Vietnam”が演奏されていること。
キーストの共演アルバムで演奏されたS・スワローのこの曲が大好きで何度も聞き返すのですが、ココに別のものがあったのですね。
もう何年もJAZZを聞いているのに、アレッなんです。
出だしのバイブのリズムで心の中に青々しさが広がるのです。
タイガー・大越のペットもメロディアスで好感持てます。
全く知らなかった演奏の存在に、いい年してさくらんぼみたいになりました。

一瞬の爽やか、明日からは又かの地へ行きます。

Times Square/Gary Burton

Gary Burton(vib)
Steve Swallow(B)
Roy Haynes(Ds)
Tiger Okoshi(Tp)

1. Semblence
2. Coral
3. Careful
4. Peau Douce
5. Midnight
6. Radio
7. True Or False
8. Como En Vietnam

Recorded January 1978.
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遡って PANAJAZZ / Vince Mendoza

2010-07-01 22:25:29 | 聞いてますCDいいと思う


チャノ・ドミンゲスの名前が在ったから買った「PANAJAZZⅡ」というアルバムがとても良く、時々聴いています。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20091210

Ⅱとあるので、Ⅰを調べたら、メンバーがかなり違う、ⅠとⅡの違いが良く解りませんが、たぶんⅠがとても評判が良く、賞などもとったので、Ⅱを出したのでしょう。
同じACTでプロデューサーが同じです。
後はマイケル・ブレッカーの参加と、スペイン楽団のリード奏者とエレベ奏者が同じです。
違うのはⅡがJAZZプレーヤーとフラメンコ奏者のグループ演奏なのに対し、Ⅰではヴィンス・メンドーサがアレンジしたWDRビックバンド・サウンドに大きくかかわって点です。
1曲目は大好きな“EL Vito Cante”をスペイン楽団の演奏から始まって、2曲目フラメンコ・ギターの音にビック・バンドの音がかぶさり、其の上にマイケル・ブレッカーのテナーが重なるという、かなり濃厚なスパニシュ・ジャズです。
Ⅰは1972年録音でデメオラなんかがエレキ・ギターをかぶせてと当時のフュージョン・サウンドも少し入っています。
ⅠとⅡの違いはここら辺で、これは好みの問題で、コンポ・サウンドが強いⅡの方が私は親しみやすく感じます。オーケストレーションとか、アレンジの妙を求めるならⅠではないでしょうか。
どちらにしてもスパニシュとJAZZをこれほど違和感なくまとめたアルバムは、めずらしく(いくつかとても素晴らしいアルバムあります。)久しぶりにこのジャンルに会って幸せです。



PANAJAZZ / Vince Mendoza

Ramon El Portugues - vocals
Al Di Meola, Steve Khan - guitar
Juan Manuel Canizares - flamenco guitar
Carles Benavent - mandola, bass guitar
Jorge Pardo - flute, soprano saxophone, tenor saxophone
Michael Brecker - saxophone
Dieter Ilg - bass
Peter Erskine - drums
WDR Big Band

Arrangers: Vince Mendoza; Arif Mardin.

Recording information: WDR Studio, Cologne, Germany July 1992

1 EL Vito Cante
2 Tangos
3 Entre Tinieblas
4 Tanguillo
5 Soy Gitano
6 Buleria
7 Suite Fraternidad
8 Suite Fraternidad: Second Movement Albacin
9 Vito en Gran Tamano
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