行雲流水

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ケガレの正体

2017年06月06日 | 仏の心
○誰でも死ぬのはイヤじゃ。

○そして、誰でも身近な人が死ぬのはイヤじゃ。

○日本人は、人が死んだら魂はその現実を受け入れられんと考えたんじゃ。

○死んだことの現実が受け入れられるまでは、荒御魂(あらみたま)として荒れ狂っておると考えたんじゃ。

○荒御魂は遺族が供養していくことで、穏やかになっていき、和御魂(にぎみたま)に変わっていくと考えたんじゃ。

○そして最終的には村の守り神になっていくと考えたんじゃ。

○荒御魂がおるうちは、気が枯れた状態なのでケガレておると考えたんじゃ。

○ケガレは日本人の死生観によるものなのじゃのう。