akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

感動の『飛べ!ダコタ』バリアフリー上映

2024-04-11 | バリアフリー映画、福祉
『飛べ!ダコタ』バリアフリー上映、二日間4回上映、皆様感動を持ち帰って下さいました✨
私も何度観たかわからないのに、涙…
夜の回は、ライブ音声ガイドを務めました。
会場からも男泣きが。
 
二日目の今日は、エグゼクティブプロデューサーの伊与木敏郎さんがいらして下さり、
配給の平野氏とアフタートークを展開してくれました。
昼夜いずれもたっぷり30分を超えるアフタートーク。
会場からもたくさんの質問や感想が出て、本当に有意義な時間でした。 
 
終戦5ヶ月の佐渡で実際にこんなことがあったのかと、感心し考えさせられます。
公開当時ご覧になった方もいらして、字幕とライブ音声ガイドで、より楽しんでくださいました✨
 
非常に面白い製作裏話が伺え、ご苦労を感じるとともに、ずっと見られ続けてほしい、もっと多くの方に見てほしい作品だと感じました。
 
敵国だったイギリス兵の飛行機不時着に際し、村あげて滑走路を作って帰してあげた佐渡高千村の人々。
「おれっちは佐渡もんら。困った人を見たら助けて当然ら」
それは、日本人の姿であり、その日本人の誇りを描きたかったと。
 
製作公開から10年以上経ちましたが、世界の各地で戦争紛争が絶えない今、製作当時以上に、この映画の人物たちの言葉が沁みてきます。
 
「(もう戦場にいかなくてすむと)大事な人が足をなくしたことを喜ぶような、そんな時代に戻ってほしくない」
「戦争を始めたのは俺たちだ、おれも、あんたも。誰かにだまされたと思ったままじゃ、次の戦争も止められん」
 
またバリアフリー上映の機会をつくれたら…と思います。
いらして下さった皆様、本当にありがとうございました。
 
▲今回も一番前でご覧くださった極度の弱視の方。「字幕と音声ガイドを頼りに素晴らしい作品を鑑賞でき、本当に感謝です」と。
映画そのものへの感動もたっぷりお話くださいました。
 
▲平野さんと伊与木プロデューサーのトーク。会場から質問と感想もたくさん。
 笑いも、感嘆の声も!
 
▲佐渡の地図をお持ち下さり、高千村や記念碑の場所をお教えくださった方も。
 
▲伊与木さん、平野さん、本当にありがとうございました!
 
次回6月4日(火)5日(水)は、昨年日本で初めて上映されたウクライナのアニメ『ストールンプリンセス』をバリアフリー上映します!
字幕と音声ガイドも鋭意制作中…。頑張ってます。
 
粉川なつみプロデューサーにもトークにいらしていただく予定。
ぜひご予定くださいませ。
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