akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

感謝!バースデー活弁ライブ

2009-02-25 | 活弁
24日、○回目のバースデーパーティも兼ねて開催いただきましたShisui deux presents 佐々木亜希子活弁シネマライブvol.3、本当にありがとうございました。
皆さんにお祝いただき、本当に幸せです。

活動弁士を始めて丸8年になりますが、この間何度も公演しすでに1000人以上には観ていただいているであろう『子宝騒動』『チャップリンの勇敢』をあえて選ばせていただき、ご覧いただきました。
昨年11月に亡くなった祖母が、まだ故郷鶴岡に住んでいる時分にホールの1番前で観てくれたのがチャップリン映画と『子宝騒動』でした。貧乏人の子沢山のご主人が産婆を呼べずに金策に走り回るという、喜劇の神様斎藤寅次郎監督の傑作ナンセンスを、お産婆さんだった祖母が楽しそうに観てくれました。この秀逸な作品を、晩年祖母を看取った伯母たちや、新しく知り合って応援下さっている方々にも観てほしいという思いがありました。もう一本の『チャップリンの勇敢』は、私が最初に語ったチャップリン作品です。貧乏で職もないチャーリーが伝導教会の教えに触れ、希望を胸にお巡りさんとなって奮闘する短編喜劇。これも、ナイチンゲールに憧れて医者に奉公に入り死ぬまで聖書を手放さなかった祖母に観てほしかった作品の一つでした。
両作とも、現在のように大不況の時代下にあってそれを笑いにし人々を勇気づけた作品です。今回の活弁には、時事ネタや「おくりびと」ネタも加えてみました。笑って下さってありがとうございます。

誕生日は、生んでもらって、周りの方々に支えられ生きていることに感謝する日だとつくづく思います。また、両親だけでなく、自分に繋がる先祖たちの存在を改めて思える日でもあります。

同じ事務所の皆さんにもゲストとして歌やダンスを披露いただき、本当にありがたいライブでした。この歳になってもなお、周りの方々に世話になりっぱなしだなあと思う今日この頃。いつになったら恩返しができるのか…。

でもそういえば、先日の大津のイベントで、いつもお世話になっている視覚障害の大河内先生が『依存のススメ』という著書を出すとかで、東陽一監督はじめ皆で盛り上がったなあと。「誰もが周りに依存して生きているんだから」と。それはそのとおり。信頼を伴ういい依存関係がたくさんあるのが幸せなのかもしれません。
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2 コメント

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佐々木さん頑張ってますね (本間正幸)
2009-03-01 17:55:47
前略 本間正幸です。随分ご無沙汰しております。佐々木さんの庄内情報楽しみにしております。最近は、日々慌ただしくしており、佐々木さんの活弁ライブに行けなくて残念です。でも、やぐちひとり や、ブログなど楽しみに陰ながら。応援しております。お誕生日おめでとうございます。
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ありがとうございます (akiko)
2009-03-02 18:27:32
本間さん、庄内、懐かしいでしょう。
沸いていましたよ!またぜひご自身のルーツをたどって庄内へも足をお運びくださいね。
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