akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

サンシャイン劇場『晩餐』

2013-10-14 | 映画・芸術・エンターテインメント
池袋サンシャイン劇場で『晩餐』を観劇。

「東京セレソンデラックス」を主宰してきた宅間孝行が、2013年新たに「TAKUMA FESTIVAL JAPAN」を立ち上げ、旗揚げ公演にしたのがこちら。

今年映画化された『くちづけ』にBmapで音声ガイドをつけさせていただいたため、その「うーやん」役の印象が強く、時々どうしてもうーやんに見えてしまう瞬間が…

でも、物語は笑ってほろりと泣ける「ハートフルSFコメディ」で、いつしかすっかり引き込まれてほろほろしておりました。

田畑智子、中村梅雀、柴田理恵…さすがの面白さでした。

宅間さん演ずる純ちゃんに、柴田さん演ずるおばちゃんユミコが突っ込まれまくるシーン…あれはどうみてもアドリブ、冷や汗をかきまくりながら、なんとか話をつなぐ柴田さんが可笑しくて、一番の笑いがおきていました。
最後「なんとかまとめたね」の宅間さんの一言に、場内から柴田さんへの拍手が。

親子の愛、夫婦の愛、恋人どうしの愛、同志愛。
「その人のためなら命をかけられるか」というテーマに正面から向き合った、とても暖かな作品でした。

そうそう、物語は現在と未来の二つの時空をタイムスリップする形で描かれていて、未来のシーンは、サイレント映画にして映像で見せているのが、なるほど~という感じでした。
また、写真撮影タイムなるものもあり、その時ばかりは、会場内あちらこちらが携帯でピカピカ点滅。
ラストはなぜかお客も総立ちで一緒に踊って帰ってきました。

27日までです。
まだチケットがけっこうあるそうです。ぜひご覧くださいませ。

ホワイエには、10月11日に発売になった『くちづけ』のDVDも販売されておりました。



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