akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

第二回「うたあそび~源氏物語」

2006-05-19 | 映画・芸術・エンターテインメント
第二回「うたあそび~源氏物語」、いらして下さった方々、ありがとうございました。

アンケートの感想に「原文でも話の流れがわかりますね」とか「当時のゆるやかな時を感じられるようで、古語でとてもよかった」「原文のままやって正解!!古語の響きの美しさを再確認しました」などをいただき、原文朗読にしてよかった、とほっとしました。

桐壷更衣が亡くなり、帝が悲しむシーンは矢澤公子さんの琵琶語り。現代の琵琶は五弦ですが(これは明治以降のもの)、古代の四弦琵琶での語りも印象的だったことと思います。

ピアノと、笙、琵琶、琴、能管のつくり出す音世界のおかげで、雰囲気もあいまって源氏の物語を古文でゆったり味わっていただくことができた気がします(だといいんですが)。
音楽、私がいうのもなんですけど、とても素敵でした。和楽器と洋楽器、合わせるの難しいんですよね。お互い、音をさぐって、調和させていく。本番の集中した状態だからできる演奏がたまらないよね、と終わったあとの笙の橋本さんもほっとして笑っていました。

私事ですが、5ページにわたる現代語の手引き、けっこうつくるのたいへんでした(笑)。始まる前や休憩時間だけでなく、照らし合わせながら聞かれる方がけっこういるかなと思っていましたが、語りの最中はほとんどの方がしっかり耳をすまして下さって。
後から、また読み返しなどして楽しんでいただけたら幸いに思います。
いや、でも、古文に私もはまりそうです。古語辞典、面白いし…

後半は、笙のお話や実演、琵琶語り「大楠公」、童謡わらべうたと、それぞれの出演者と楽器の個性が出ていたかと思います。

スタッフの皆さん、お客さま本当にありがとうございました。
次回「うたあそび」は秋の予定です。(知的?でありながらかしこまらない)「御遊び」エンターテインメントとしてのさらなるレベルアップをはかっていきたいと思います。

ピアニスト新藤理恵さんと、また6月2日(金)に「佐々木亜希子のすろ~しねまナイト『熱砂の舞』」共演します。活弁です。

矢澤さんとも夏くらいに日本ものの活弁公演を一緒にやる予定です。

その前に明日のすろ~しねまナイトパッションです…頭もしねましナイト
※ちなみに、すろ~しねまのand Zoneの地図、四谷三丁目交差点になっていますが、四丁目の間違いです。

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