10日の神戸新聞一面トップは、「駐韓大使が一時帰国」とあった。
韓国釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦被害を象徴すると思われる少女像が設置されたことに対する日本政府の対抗処置だとある。
その前段階の5日、菅官房長官が釜山少女像の早期撤去を要求し、極めて遺憾だと表明したことの受けての実処置だと言う。
外交上の問題が発生した際、その対抗処置として外務省や政府が発言する「極めて遺憾」という言葉こそ、何も実害の無い軽い言葉のキャッチボールだと、我々多くの国民はやるせない気持ちで何時も不満に思っていた。ところが、今回はどうも違う。駐韓国大使の召還も含め韓国に実害があるとされる経済処置も併せて実施すると発表された。やっと、ようやく、政府も反論ののろしを挙げてくれたと安堵した。でも、大使帰国期間は数日から1週間程度とあったので、その程度か!と、またもや落胆した。数日から1週間程度の帰国が、外交上の重み係数としてどの程度かはわかりようもないが、感覚的に、たったその程度かというのが最初の印象。
本件では、自衛隊出身の佐藤 正久参議員議員のFBに正論が投稿してあった。
「佐藤がアップした【もっと強いメッセージが韓国には必要だ!「外務省杉山次官、釜山日本総領事館前の少女像撤去を要求」】のコメントを見てもなお、また遺憾の意の申し入れだけで何もしないのではないかとの危惧した方も多かったのではないかと思う。日本政府も一般に相手が子供の対応しても大人の対応をする傾向があるが、やる時は目に見える形で思い切りやる。韓国だけでなく、国際社会へのメッセージにもなる。中韓関係が微妙な中、日韓経済交流や日韓通過交換協議の延期・中断は、韓国の経済・金融の安定上も影響が出る可能性も。ボールは韓国政府にある。深刻にメッセージを受け取り、約束を守り、しっかりと対応を取るべきだ。」とのコメントが投稿されると政府は、「韓国・釜山の慰安婦像設置に日本政府が対抗措置」として、①長嶺駐韓日本大使と森本在釜山日本総領事の一時帰国、②日韓通貨交換(スワップ)の取決め協議中断、③在釜山総領事館職員の釜山市関連行事への参加見合わせ、④日韓ハイレベル経済協議の延期の4項目を発表した。
すると、FB上に”いいね”が多数投稿され、「国家間の約束を守れないような国とは断交すべし」とか「それ以上の対抗処置をとるべし」と言う強固なコメントも多く投稿された。「日本側もとうとう我慢の限界」と言う多数意見に拍手が多く寄せられ、全く同感だ。
すると、今度は「国家による振り込め詐欺」だという、まさに「的を射た指摘」がネット上に投稿された。これにも納得。
2015年12月28日、日韓外相会談でいわゆる従軍慰安婦問題について、「元慰安婦を支援するため、韓国政府が財団を設立し、日本政府が10億円程度の資金を一括して拠出する」ということ、「韓国政府がソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去について、『関連団体と協議して適切な解決に向け努力する』」ということについて合意がなされ、これは日本と韓国の「最終的かつ不可逆的な解決」とされ、その後に行なわれた安倍首相と朴槿恵大統領の電話会談でも、合意を誠実に履行していく方針が確認された、と我々は理解している。お気に入りHPに入れている韓国のネット誌「聯合ニュース」や「中央日報」も時々読んでいるが、今度ばかりは、「韓国という国は本当に信用に値しうる国家か?がつく」と、当面は、疑問符を持ちながら韓国のニュースを読まねばならない。日本国内から「これじゃまるで振り込め詐欺じゃないか」との声が出ると、韓国サイドは「日本からの10億円拠出も返してしまえ」と言う暴言が韓国野党党首から発信されたと、韓国の新聞にある。問題の本質は10億ではなく、国家間の信用問題なのに、その本質を避けて問題をすり替える事は上手。
日本に帰化した韓国出身の呉善花等の共書、「日本人は中国人・韓国人と根本的に違う」と言う本に、韓国では、「日本帝国主義が韓国に対して如何に酷いことをしたかを徹底的に頭に叩き込まれる。強固な民族主義を背景にした教育制度で、国連から人種差別につながるから止めよと勧告をされる程徹底されているそうだ。何かといえば「日帝36年」がすぐ取り上げられ、我々の歴史は受難に耐え続けた恨(はん)の歴史だったと。その時代に教育が普及し、ハングルが定着し、生活水準も上がり人口が増えたことなど、併合されたことによる恩恵は何処かに消え、「日韓基本条約」で戦後処理は済んで、韓国の国内問題であるのも関わらず、そうした徹底した反日教育をしている」と書いてあった。この本を読んだ時の印象として、「日本が嫌いなら嫌いで良いのだが、好きであっても「嫌い」と言わないと、中・韓の世論から抹殺されると言う、これまた住み難い世界でもあるのも事実のようだ」と当ブログにも書いたものだ。国家間の合意事項を、しかも国家のトップがその内容を確認したにもかかわらず、世論に迎合して外交合意事項を簡単に破り、しかもそれを日本のせいにすり替えるとは、韓国とは信頼に値する国ではないことを自ら明らかにしたようなもので、日本人には到底まねできない芸当だろう。で、神戸新聞には「ショック療法だ。歴史問題に絡めば、日本にたいしては何をしてもよいと思い込んでいる韓国に、間違いを分かってもらわねばならない」と書いてあり、少し前のテレビにも「これを機会に、韓国は今変わらないと変われない」というコメントもあったが、執拗な日本たたきの徹底した反日教育が国是だから、そう簡単に変わることができるはずもなく、当面は「面倒な韓国」というレッテルが張られ、これからもごたごた続きに付き合わされると思う。本当に厄介な国だ。
連れて思いだした事だが、これは韓国特有の現象かというと、必ずしもそうではないような気がする。問題のねつ造やすり替え、はたまた問題を抱えた人物が、その火の粉が自分に飛び火する前に、他人の些細な現象を過大に取上げ、しかも大問題化することで、問題を他人にすり替えて保身を図る人は何処にもいる。でも、日本では、それらはごく一部の現象なので、本人が知らぬままに失笑を受けるだけだが、今回のように、大勢の民衆が騒ぎ、それを政府が正義だとして迎合し、国家間の約束を反故してまで国家の失態をモロだしするのはあまり見たことがない。
韓国釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦被害を象徴すると思われる少女像が設置されたことに対する日本政府の対抗処置だとある。
その前段階の5日、菅官房長官が釜山少女像の早期撤去を要求し、極めて遺憾だと表明したことの受けての実処置だと言う。
外交上の問題が発生した際、その対抗処置として外務省や政府が発言する「極めて遺憾」という言葉こそ、何も実害の無い軽い言葉のキャッチボールだと、我々多くの国民はやるせない気持ちで何時も不満に思っていた。ところが、今回はどうも違う。駐韓国大使の召還も含め韓国に実害があるとされる経済処置も併せて実施すると発表された。やっと、ようやく、政府も反論ののろしを挙げてくれたと安堵した。でも、大使帰国期間は数日から1週間程度とあったので、その程度か!と、またもや落胆した。数日から1週間程度の帰国が、外交上の重み係数としてどの程度かはわかりようもないが、感覚的に、たったその程度かというのが最初の印象。
本件では、自衛隊出身の佐藤 正久参議員議員のFBに正論が投稿してあった。
「佐藤がアップした【もっと強いメッセージが韓国には必要だ!「外務省杉山次官、釜山日本総領事館前の少女像撤去を要求」】のコメントを見てもなお、また遺憾の意の申し入れだけで何もしないのではないかとの危惧した方も多かったのではないかと思う。日本政府も一般に相手が子供の対応しても大人の対応をする傾向があるが、やる時は目に見える形で思い切りやる。韓国だけでなく、国際社会へのメッセージにもなる。中韓関係が微妙な中、日韓経済交流や日韓通過交換協議の延期・中断は、韓国の経済・金融の安定上も影響が出る可能性も。ボールは韓国政府にある。深刻にメッセージを受け取り、約束を守り、しっかりと対応を取るべきだ。」とのコメントが投稿されると政府は、「韓国・釜山の慰安婦像設置に日本政府が対抗措置」として、①長嶺駐韓日本大使と森本在釜山日本総領事の一時帰国、②日韓通貨交換(スワップ)の取決め協議中断、③在釜山総領事館職員の釜山市関連行事への参加見合わせ、④日韓ハイレベル経済協議の延期の4項目を発表した。
すると、FB上に”いいね”が多数投稿され、「国家間の約束を守れないような国とは断交すべし」とか「それ以上の対抗処置をとるべし」と言う強固なコメントも多く投稿された。「日本側もとうとう我慢の限界」と言う多数意見に拍手が多く寄せられ、全く同感だ。
すると、今度は「国家による振り込め詐欺」だという、まさに「的を射た指摘」がネット上に投稿された。これにも納得。
2015年12月28日、日韓外相会談でいわゆる従軍慰安婦問題について、「元慰安婦を支援するため、韓国政府が財団を設立し、日本政府が10億円程度の資金を一括して拠出する」ということ、「韓国政府がソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去について、『関連団体と協議して適切な解決に向け努力する』」ということについて合意がなされ、これは日本と韓国の「最終的かつ不可逆的な解決」とされ、その後に行なわれた安倍首相と朴槿恵大統領の電話会談でも、合意を誠実に履行していく方針が確認された、と我々は理解している。お気に入りHPに入れている韓国のネット誌「聯合ニュース」や「中央日報」も時々読んでいるが、今度ばかりは、「韓国という国は本当に信用に値しうる国家か?がつく」と、当面は、疑問符を持ちながら韓国のニュースを読まねばならない。日本国内から「これじゃまるで振り込め詐欺じゃないか」との声が出ると、韓国サイドは「日本からの10億円拠出も返してしまえ」と言う暴言が韓国野党党首から発信されたと、韓国の新聞にある。問題の本質は10億ではなく、国家間の信用問題なのに、その本質を避けて問題をすり替える事は上手。
日本に帰化した韓国出身の呉善花等の共書、「日本人は中国人・韓国人と根本的に違う」と言う本に、韓国では、「日本帝国主義が韓国に対して如何に酷いことをしたかを徹底的に頭に叩き込まれる。強固な民族主義を背景にした教育制度で、国連から人種差別につながるから止めよと勧告をされる程徹底されているそうだ。何かといえば「日帝36年」がすぐ取り上げられ、我々の歴史は受難に耐え続けた恨(はん)の歴史だったと。その時代に教育が普及し、ハングルが定着し、生活水準も上がり人口が増えたことなど、併合されたことによる恩恵は何処かに消え、「日韓基本条約」で戦後処理は済んで、韓国の国内問題であるのも関わらず、そうした徹底した反日教育をしている」と書いてあった。この本を読んだ時の印象として、「日本が嫌いなら嫌いで良いのだが、好きであっても「嫌い」と言わないと、中・韓の世論から抹殺されると言う、これまた住み難い世界でもあるのも事実のようだ」と当ブログにも書いたものだ。国家間の合意事項を、しかも国家のトップがその内容を確認したにもかかわらず、世論に迎合して外交合意事項を簡単に破り、しかもそれを日本のせいにすり替えるとは、韓国とは信頼に値する国ではないことを自ら明らかにしたようなもので、日本人には到底まねできない芸当だろう。で、神戸新聞には「ショック療法だ。歴史問題に絡めば、日本にたいしては何をしてもよいと思い込んでいる韓国に、間違いを分かってもらわねばならない」と書いてあり、少し前のテレビにも「これを機会に、韓国は今変わらないと変われない」というコメントもあったが、執拗な日本たたきの徹底した反日教育が国是だから、そう簡単に変わることができるはずもなく、当面は「面倒な韓国」というレッテルが張られ、これからもごたごた続きに付き合わされると思う。本当に厄介な国だ。
連れて思いだした事だが、これは韓国特有の現象かというと、必ずしもそうではないような気がする。問題のねつ造やすり替え、はたまた問題を抱えた人物が、その火の粉が自分に飛び火する前に、他人の些細な現象を過大に取上げ、しかも大問題化することで、問題を他人にすり替えて保身を図る人は何処にもいる。でも、日本では、それらはごく一部の現象なので、本人が知らぬままに失笑を受けるだけだが、今回のように、大勢の民衆が騒ぎ、それを政府が正義だとして迎合し、国家間の約束を反故してまで国家の失態をモロだしするのはあまり見たことがない。