野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

国家による振り込め詐欺?

2017-01-11 06:20:47 | その他
10日の神戸新聞一面トップは、「駐韓大使が一時帰国」とあった。
韓国釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦被害を象徴すると思われる少女像が設置されたことに対する日本政府の対抗処置だとある。

その前段階の5日、菅官房長官が釜山少女像の早期撤去を要求し、極めて遺憾だと表明したことの受けての実処置だと言う。
外交上の問題が発生した際、その対抗処置として外務省や政府が発言する「極めて遺憾」という言葉こそ、何も実害の無い軽い言葉のキャッチボールだと、我々多くの国民はやるせない気持ちで何時も不満に思っていた。ところが、今回はどうも違う。駐韓国大使の召還も含め韓国に実害があるとされる経済処置も併せて実施すると発表された。やっと、ようやく、政府も反論ののろしを挙げてくれたと安堵した。でも、大使帰国期間は数日から1週間程度とあったので、その程度か!と、またもや落胆した。数日から1週間程度の帰国が、外交上の重み係数としてどの程度かはわかりようもないが、感覚的に、たったその程度かというのが最初の印象。

本件では、自衛隊出身の佐藤 正久参議員議員のFBに正論が投稿してあった。
「佐藤がアップした【もっと強いメッセージが韓国には必要だ!「外務省杉山次官、釜山日本総領事館前の少女像撤去を要求」】のコメントを見てもなお、また遺憾の意の申し入れだけで何もしないのではないかとの危惧した方も多かったのではないかと思う。日本政府も一般に相手が子供の対応しても大人の対応をする傾向があるが、やる時は目に見える形で思い切りやる。韓国だけでなく、国際社会へのメッセージにもなる。中韓関係が微妙な中、日韓経済交流や日韓通過交換協議の延期・中断は、韓国の経済・金融の安定上も影響が出る可能性も。ボールは韓国政府にある。深刻にメッセージを受け取り、約束を守り、しっかりと対応を取るべきだ。」とのコメントが投稿されると政府は、「韓国・釜山の慰安婦像設置に日本政府が対抗措置」として、①長嶺駐韓日本大使と森本在釜山日本総領事の一時帰国、②日韓通貨交換(スワップ)の取決め協議中断、③在釜山総領事館職員の釜山市関連行事への参加見合わせ、④日韓ハイレベル経済協議の延期の4項目を発表した。
すると、FB上に”いいね”が多数投稿され、「国家間の約束を守れないような国とは断交すべし」とか「それ以上の対抗処置をとるべし」と言う強固なコメントも多く投稿された。「日本側もとうとう我慢の限界」と言う多数意見に拍手が多く寄せられ、全く同感だ。

すると、今度は「国家による振り込め詐欺」だという、まさに「的を射た指摘」がネット上に投稿された。これにも納得。
2015年12月28日、日韓外相会談でいわゆる従軍慰安婦問題について、「元慰安婦を支援するため、韓国政府が財団を設立し、日本政府が10億円程度の資金を一括して拠出する」ということ、「韓国政府がソウルの日本大使館前の慰安婦像の撤去について、『関連団体と協議して適切な解決に向け努力する』」ということについて合意がなされ、これは日本と韓国の「最終的かつ不可逆的な解決」とされ、その後に行なわれた安倍首相と朴槿恵大統領の電話会談でも、合意を誠実に履行していく方針が確認された、と我々は理解している。お気に入りHPに入れている韓国のネット誌「聯合ニュース」や「中央日報」も時々読んでいるが、今度ばかりは、「韓国という国は本当に信用に値しうる国家か?がつく」と、当面は、疑問符を持ちながら韓国のニュースを読まねばならない。日本国内から「これじゃまるで振り込め詐欺じゃないか」との声が出ると、韓国サイドは「日本からの10億円拠出も返してしまえ」と言う暴言が韓国野党党首から発信されたと、韓国の新聞にある。問題の本質は10億ではなく、国家間の信用問題なのに、その本質を避けて問題をすり替える事は上手。

日本に帰化した韓国出身の呉善花等の共書、「日本人は中国人・韓国人と根本的に違う」と言う本に、韓国では、「日本帝国主義が韓国に対して如何に酷いことをしたかを徹底的に頭に叩き込まれる。強固な民族主義を背景にした教育制度で、国連から人種差別につながるから止めよと勧告をされる程徹底されているそうだ。何かといえば「日帝36年」がすぐ取り上げられ、我々の歴史は受難に耐え続けた恨(はん)の歴史だったと。その時代に教育が普及し、ハングルが定着し、生活水準も上がり人口が増えたことなど、併合されたことによる恩恵は何処かに消え、「日韓基本条約」で戦後処理は済んで、韓国の国内問題であるのも関わらず、そうした徹底した反日教育をしている」と書いてあった。この本を読んだ時の印象として、「日本が嫌いなら嫌いで良いのだが、好きであっても「嫌い」と言わないと、中・韓の世論から抹殺されると言う、これまた住み難い世界でもあるのも事実のようだ」と当ブログにも書いたものだ。国家間の合意事項を、しかも国家のトップがその内容を確認したにもかかわらず、世論に迎合して外交合意事項を簡単に破り、しかもそれを日本のせいにすり替えるとは、韓国とは信頼に値する国ではないことを自ら明らかにしたようなもので、日本人には到底まねできない芸当だろう。で、神戸新聞には「ショック療法だ。歴史問題に絡めば、日本にたいしては何をしてもよいと思い込んでいる韓国に、間違いを分かってもらわねばならない」と書いてあり、少し前のテレビにも「これを機会に、韓国は今変わらないと変われない」というコメントもあったが、執拗な日本たたきの徹底した反日教育が国是だから、そう簡単に変わることができるはずもなく、当面は「面倒な韓国」というレッテルが張られ、これからもごたごた続きに付き合わされると思う。本当に厄介な国だ。

連れて思いだした事だが、これは韓国特有の現象かというと、必ずしもそうではないような気がする。問題のねつ造やすり替え、はたまた問題を抱えた人物が、その火の粉が自分に飛び火する前に、他人の些細な現象を過大に取上げ、しかも大問題化することで、問題を他人にすり替えて保身を図る人は何処にもいる。でも、日本では、それらはごく一部の現象なので、本人が知らぬままに失笑を受けるだけだが、今回のように、大勢の民衆が騒ぎ、それを政府が正義だとして迎合し、国家間の約束を反故してまで国家の失態をモロだしするのはあまり見たことがない。







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2017、AMAスークロスレースが始まった。

2017-01-09 08:06:01 | モータースポーツ
  「第1戦優勝のHRCKen Roczen選手:Motocross Action」
2017年、米国AMAスーパークロスレースの第1戦Anaheim)が開幕した。
優勝はホンダHRCのKen Roczen選手。ホールショットを取った後、最後までトップを譲らず快勝。
Roczen選手の最速タイム1分01秒857で、2位との差を徐々に広げ、最後は16秒差で他ライダーの追従を許さず、優勝した。
第1戦のライブタイミングを見る範囲では、HRCのKen Roczenの実力が抜きんでている印象在り。
  
トップの Roczenを除けば、KTMとHusqvarna社が上位を占め、この結果を見ると、欧州モトクロッサーは日本車以上の実力ありと
考えざるを得ない。つい最近、二輪情報誌では全米No1の発行部数を誇る”Cycle News”誌が450㏄モトクロッサーの実走評価記事
2017 450 Motocross Shootout」を投稿していた。その結果は、
  〇1st place – KTM 450 SX-F
  〇2nd Place – Husqvarna FC 450
  〇3rd Place – Honda CRF450R

2017年モデルのモトクロスマシンの評価結果を勘案すると、今年のスーパークロスレースはホンダHRCのKen Roczenを中心に、
KTMとHusqvarnaマシンが取り囲む展開になるだろうとの予感。
 

大昔、NHKBS(BS放送開始当初頃)が毎日曜日の午後、AMAのスーパークロスレースを放送していた。
当時は、まだBS放送が普及していない時期だったので、近くの大型電気店でかじりついて見ていた。テレビの周りは同じく足を止めて観戦している人も多く、沸き立っていた。あるとき、当時の技術部長がUS出張された際、10万人収容の「ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム」で開催されたスーパークロスレースを観戦された。帰国後、トップ走行のカワサキライダーが聖火台への登り口右コーナーでホンダ車に抜かれ、その負けた原因の討議が忘れられない。その場面はリピートで何度も繰り返し放送されたが、カワサキの敗因を「立ち上がりパワーの不足」のマシンが悪いのか、それとも「ライダーのコーナーライン取りのまずさ」かで、数分議論となった。うまく言葉を選んでのらりくらり説明したら良かったのかもしれぬが、若気の至りもあって技術部長と相譲らずの議論をしてしまい、後から考えると破廉恥な言動だったと反省したものだった。当時の技術部長は、技術的論議には上下も無いと言うのが信念だったから良かったものの、自分の意見に固守する上司だったら、一歩間違ったら即飛ばされるところだった。同じような事例を、競合企業の担当者から直接聞いたことがある。NHKBSを見た、その会社の上司が、いちいちUS現地の担当者に即刻電話してきて、「あのサスの動きが良くない。即修正しろ」と指示されて困った困ったと言っていたと聞いた。日本で放送されるのも善し悪しだなと笑ってごまかした記憶がある。今はどうかは知らないが、当時は、こんな事など日常茶飯事だった。 何処のチームも、またその上位も、勝ちたかったのだ。湊川神社のお守りを車に付けて勝ったら、即刻数十個まとめて郵送してくれと米国からFAXが来た時はさすがに仰天したが、そんな大昔の時期もあったなーと、思いだした。
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いよいよAMA SX開幕

2017-01-08 07:53:25 | モータースポーツ
  「Anaheim球場:Motocross Action」
現地時間1月7日、華やかな二輪モータースポーツが開幕する。米国AMAのスーパークロス(SX)だ。
スタジアム内に造成されたコースでモトクロスレースを行う、スーパークロスレースはスポーツ大国アメリカでも第一級のスポーツ競技の一つで、テレビ放映されるのは勿論のこと、ネット上でも実況されるので、遠い日本でもレース動向を同時観戦できる。観客動員数はスタジアム容量にもよるが、8万人収容スタジアムを満席にした事を考慮すれば、スーパークロスはアメリカ二輪モータースポーツの頂点に立つ。

先日のMotocross Actionネットに、歴史あるSXの勝者リストTHE PAST, PRESENT AND FUTURE OF ANAHEIM 1が掲載されていた。
SXのメインクラスで、最も勝利を勝ち取ったメーカーはホンダ、2番目はヤマハ、3番目はカワサキとなる。一方、SXチャンピオンは、Jeremy McGrath、Ricky Carmichael、Ryan Villopoto 選手を掲載。いずれもカワサキのレースチームに長く所属経験ある選手で、Ryan VillopotoとJeremy McGrathはともにカワサキのプロモーション大使として今年も活躍している。
  
  

250㏄(125㏄)のライトクラスでは、1位はカワサキで、ついでホンダ、ヤマハとなっている。
  
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「花と緑の学習園 」に行ってみたが・・

2017-01-07 09:40:12 | 
 「正月過ぎの花と緑の学習園」
用のついでに近くにある、西明石の「花と緑の学習園」に寄って見た。
風もなく穏やかな日差しだが、やや寒さを感じる。冬休みの昼間過ぎだと言うのに近くの「上ケ池公園」はひっそり。
この時期、新聞紙上に「ロウバイ」の花が咲いたとあるので、学習園の「ロウバイ」の咲き加減を見に行った。
行くと、まだ固い蕾のままで、咲く気配なし。
  
ずっと園内を見て回ると、変わった花を見つけた。すぐ横に名前「マユミ」と書いてある。
濃紅の花は満開を過ぎてヤヤ薄め色に変わりつつ、今、果実が枝にぶら下がっているものも多い。
女子の名前がついていたので調べると、樹質が硬くて柔軟性があるため、昔は弓作りの材料に用いられたことから
「マユミ(真弓)」とされたあった。
    
    
その横に「寒咲きアヤメ」がひっそりと咲いている。
  




 
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「ローグワン」を見に行く

2017-01-06 06:43:07 | 映画
今年のスターウォーズ、昨年同様に今年も満席かと懸念し、ネット予約すべくワーナーマイカル明石のHPを覗くと、
なんと、数人しか予約していない。しかも上映時間が午後4:50からと出た。何となく不審に思って、予約するのを一日待った。
翌日、HPを覗くも予約数は変わらず、人気まるでなし。どうしようかと思ったが、一人暇なので昼前予約を入れた。
「ローグワン」の予告編を見たとき、今迄のスターウォーズⅠ、Ⅱ、Ⅲのインパクトの強烈さが頭に残っているだけに、
今一つ、強烈なインパクトもなかったが、まーええかと映画館に入ると、1/5ぐらいの入りで、前の方はがら空き。

そんな印象を始めに持っただけに期待感なしで見始める。
女性が主人公だと、どうしても迫力不足の出だし。しかも、スターウォーズのテーマと共に始まるオープニングロールが流れない。
え、この映画はスターウォーズと違うのか思いながらも、映画はいきなり宇宙空間から始まる。
映画の殆どが宇宙空間での戦闘シーンで、場面の移りが早い上に、星の名前の関連がピンと来ぬまま、前後の繋がりを十分に理解できず、
じっとを目を凝らしたままに見ていくだけ。ジェダイもライトセイバーも出て来ず、ヤンヤの喝采もないままの戦闘シーンが延々と続く。
この宇宙戦闘シーンを見ながらふと思ったが、太平洋戦争時、アメリカ人が嫌っていた「自己犠牲」の思想は、アメリカ人も基本的には
理解しているんだと感じられる場面があった。それでも、ジェダイやライトセイバーで切り崩すシーンが出てこないのは物足りない。
そうした中で抜けて素晴らしいと思えた登場人物は「チアルート・イムウェ」。
  
東洋系の人物で、盲目の僧侶(のように見える)。その動きたるや滑らかで確かな攻撃力を持っている。敵を次から次へと打ち倒す姿は、
まるでジェダイのようだがジェダイがもつライトセイバーを持たない。戦う前にフォースを信じて戦う姿は「ローグワン」の場面で
最も喝采を浴びる場面で素晴らしく感じた。この「チアルート・イムウェ」が縦横無尽に暴れまわるからこそ、「ローグワン」が
スターウォーズの番外編らしいと感じる場面でもあったなーと感じた。

敵の陣地に侵入してやっと手に入れたデス・スター設計図の電子情報をレイヤ姫が受信する場面で終わり。
何が何だか満足に理解できぬまま、なんとなくそうだろうと思いながら見てしまったが、最後近くの場面では「ダースベイダー」が現れ
ライトセイバーで反乱軍を切り刻んでいく。最後頃になってやっと、ダースベイダーが活躍する場面はスターウォーズらしくなる。
観客の少なさに加え遅い上映時間に期待してはいなかったが、終わって見れば結構楽しかった。



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2017年、正月

2017-01-04 07:32:40 | 日常生活
  「2017年、庭の万両」

今日(3日)の天候もよく晴れて暖かい。やや北風があるもさほどの寒さは感じずで、今年の正月、三が日ともよく晴れた。
今日から、女房は娘達孫たちと一緒に東京ディズニーランドに向け西明石駅発6時の新幹線で出発した。
朝早く4時過ぎに起きて、5時25分過ぎに車で出たが、この時間帯に走る車の数も少なく、6分強で西明石駅に到着。
この時間帯の西明石駅に来るのは初めてだったが、西明石新幹線待合が少々混雑している。
西明石駅始発”のぞみ号”の乗車待ちだと思うが、人の列が階段の上まで並んでいる。よく見ると新幹線口の改札が閉じたまま。
改札口が開くまでに相当の人が並び、キャリーバックを押す人、中には大きなスーツケースの乗客もあって、こんな光景を初めて見た。
見送った後、当方は西明石駅から家にトンボ帰りで、まだ暗かったので炬燵に入ってまた寝こんだ。

今年の正月一日、先日、西宮に行った際購入した日本酒を電子レンジでチーンし、一年ぶりに日本酒を飲んだ。
日本酒を飲むのは正月ぐらいなもんで、久し振りに燗を付けた日本酒を飲んだが甘くて美味しい。
結局、一日は昼過ぎまで酔って炬燵に寝てしまった。日本酒一升瓶2本はさすがに一度に飲めないので、当面は日本酒の日々。
この日、鹿児島のイモ焼酎「不二才」を一升瓶一本もらったが、日本酒を片付けてから飲むべく、今横に並べている。
二日目も良く晴れて快晴。庭から見える野々池の上空はあくまでも青空。
正月は野々池をジョギングする人は何時ものよりか少ないが、それでも暗い時間帯から何人か散歩している。
昼過ぎに、ユニクロが初売りで安いと言うので、家族を乗せて近くのイズミヤまで行った程度で後は家に籠る。

年賀状が届いた。
最近、「元気か、どうしている?」という文面の年賀状が多くなった。
「どうしてる?」と言われても、ブログに嫌味な文章を書けるぐらいだから、当方は至って元気。
さて、新聞やネット上には、今年の日本の景気はそんなに悪くないと書いてあった。
ただ、アメリカのトランプ次期大統領の出方次第という文面も多く、それでも5月までは日経平均もこのままとの解説が多い。
毎年、年初は、今年の景気は良くなると書いてあるが暫くすると日経が急落する年が続いただけに、どうなんだろうか。
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新年明けましておめでとうございます。

2017-01-01 08:03:06 | 日常生活
      新年明けましておめでとうございます。
  本年もどうぞ宜しくお付き合いのほどお願いします。

 



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