野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

「ローグワン」を見に行く

2017-01-06 06:43:07 | 映画
今年のスターウォーズ、昨年同様に今年も満席かと懸念し、ネット予約すべくワーナーマイカル明石のHPを覗くと、
なんと、数人しか予約していない。しかも上映時間が午後4:50からと出た。何となく不審に思って、予約するのを一日待った。
翌日、HPを覗くも予約数は変わらず、人気まるでなし。どうしようかと思ったが、一人暇なので昼前予約を入れた。
「ローグワン」の予告編を見たとき、今迄のスターウォーズⅠ、Ⅱ、Ⅲのインパクトの強烈さが頭に残っているだけに、
今一つ、強烈なインパクトもなかったが、まーええかと映画館に入ると、1/5ぐらいの入りで、前の方はがら空き。

そんな印象を始めに持っただけに期待感なしで見始める。
女性が主人公だと、どうしても迫力不足の出だし。しかも、スターウォーズのテーマと共に始まるオープニングロールが流れない。
え、この映画はスターウォーズと違うのか思いながらも、映画はいきなり宇宙空間から始まる。
映画の殆どが宇宙空間での戦闘シーンで、場面の移りが早い上に、星の名前の関連がピンと来ぬまま、前後の繋がりを十分に理解できず、
じっとを目を凝らしたままに見ていくだけ。ジェダイもライトセイバーも出て来ず、ヤンヤの喝采もないままの戦闘シーンが延々と続く。
この宇宙戦闘シーンを見ながらふと思ったが、太平洋戦争時、アメリカ人が嫌っていた「自己犠牲」の思想は、アメリカ人も基本的には
理解しているんだと感じられる場面があった。それでも、ジェダイやライトセイバーで切り崩すシーンが出てこないのは物足りない。
そうした中で抜けて素晴らしいと思えた登場人物は「チアルート・イムウェ」。
  
東洋系の人物で、盲目の僧侶(のように見える)。その動きたるや滑らかで確かな攻撃力を持っている。敵を次から次へと打ち倒す姿は、
まるでジェダイのようだがジェダイがもつライトセイバーを持たない。戦う前にフォースを信じて戦う姿は「ローグワン」の場面で
最も喝采を浴びる場面で素晴らしく感じた。この「チアルート・イムウェ」が縦横無尽に暴れまわるからこそ、「ローグワン」が
スターウォーズの番外編らしいと感じる場面でもあったなーと感じた。

敵の陣地に侵入してやっと手に入れたデス・スター設計図の電子情報をレイヤ姫が受信する場面で終わり。
何が何だか満足に理解できぬまま、なんとなくそうだろうと思いながら見てしまったが、最後近くの場面では「ダースベイダー」が現れ
ライトセイバーで反乱軍を切り刻んでいく。最後頃になってやっと、ダースベイダーが活躍する場面はスターウォーズらしくなる。
観客の少なさに加え遅い上映時間に期待してはいなかったが、終わって見れば結構楽しかった。



コメント
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